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「八戸ニュータウン」の版間の差分

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{{Pathnav|日本|東北地方|青森県|八戸市|frame=1}}
'''八戸ニュータウン'''(はちのへにゅーたうん)は、[[青森県]][[八戸市]]にあるニュータウンの一つ。[[地域振興整備公団]](現[[UR都市機構]])が整備した新興住宅地である。[[住居表示]]は、東白山台1丁目から4丁目、西白山台1丁目から6丁目、北白山台1丁目から6丁目である。
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'''八戸ニュータウン'''(はちのへニュータウン)は、[[青森県]][[八戸市]]にあるニュータウンの一つ。[[地域振興整備公団]](現:[[独立行政法人]][[都市再生機構]]<UR都市機構>)が整備した新興住宅地である。


== 概要 ==
<!---当地域の人口は、 人(2007年月日現在、住民基本台帳による。八戸市調べ)-->
[[八戸市役所]]から、南西に3.5kmの高台に位置し<ref>[[八戸市役所]]から八戸市立白山台小学校までの直線距離</ref>馬淵川右岸の標高90m~130m程度の丘陵地帯にある。[[1982年]]に建設が着工し330haが開発された。2017年4月現在、3,938世帯、10,317人が居住している。


八戸ニュータウンは、北に[[根城 (八戸市)|根城]]、東に[[沢里 (八戸市)|沢里]]、南に飛び地で[[根城]]の小字の笹子、飛び地の田面木、西に[[坂牛]]、[[田面木]]、[[八幡 (八戸市)|八幡]]が面している。鉄道の駅は無いが、北西4kmに[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)・[[青い森鉄道]][[八戸駅]]がある。幹線道路は [[八戸自動車道]][[八戸インターチェンジ]]、 [[青森県道29号八戸環状線]]。市道3・3・10街路(通称けやき通り:根城6丁目から八戸ニュータウンへ向かう4車線道路)、市道3・4・10街路(通称ニュータウン南通り:田面木小学校から八戸ニュータウンへ向かう2車線道路)などに面している。
== 地理 ==
八戸市の中央部からやや南側に位置し、北に[[根城]]、南に笹子、東に二ツ家、中居林、西に田面木、八幡に接する。
鉄道の駅は無いが、高速道の[[八戸自動車道]][[八戸インターチェンジ]]があり、幹線道路は、[[青森県道29号八戸環状線]]。市道3・3・10街路(根城6丁目から八戸ニュータウンへ向かう4車線道路)に面している。八戸ニュータウン内には市営バスと南部バスの路線が多数ある。


[[1992年]]から[[八戸市営バス]]がニュータウンと運行を開始し、後に[[南部バス]]が市内路線を新設した。また、八戸インターチェンジには[[東北自動車道]]を経由して仙台・東京方面へ向かう[[高速バス]]路線の停留所が設置されている。
商業地区はニュータウン中央に位置するタウンセンター内にあり、日用品店のユニバースやダイソー、東奥日報社八戸ビル
などが立地している。


[[2002年]]に[[住居表示]]が実施され、北白山台(1丁目から4丁目)、東白山台(1丁目から4丁目)、南白山台(1丁目から3丁目)の西白山台(1丁目から6丁目)の4町に分けられている。それ以前はそれぞれ根城、沢里、坂牛、田面木の一部に含まれていた。
開発前は牧場や養鶏場、りんご畑などがあったが、{{和暦|1987}}に当時の地域振興整備公団がニュータウン建設を着工し、{{和暦|1990}}に街開きがされた。2008年4月現在、約2847戸、7804人が居住している。<ref>[http://www.hachinohe-nt.com/w_new/200804.htm 八戸ニュータウン人口動向]</ref>

'''北白山台'''は、ニュータウン北部の地域で、2017年現在583世帯、1,397人が居住している。八戸インターチェンジへ接続する道路が地区の中央を南北に通り、その北西に商業業務地区の八戸流通センターがある。総面積は207,103m²で46社が立地し、約1,000人の労働者が就労している。<ref>[http://www.ryutsu-hachinohe.or.jp/center.html#center02 八戸流通センター]</ref>
地区南部にはタウンセンターがあり、[[ユニバース (スーパーマーケット)|ユニバース]]、[[大創産業|ダイソー]]、[[サンドラッグ]]、[[大戸屋]]、[[しまむら]]、[[東奥日報|東奥日報社]]八戸ビル、[[八戸消防署]]根城分遣所が立地している。近隣には、2haの面積を持つ地区公園の長者森公園が隣接しているほか、地区南西には白山台公園が設置されている。公園面積は16.7haで、ニュータウン内で最も大きい地区公園である。

'''東白山台'''は、ニュータウン東部の地域で2017年現在1,195世帯、3,080人が居住している。
[[1995年]]に、八戸市内で当時としては、最も新しい小学校である[[八戸市立白山台小学校]]が開校した。2017年までは市内最大規模の小学校であったが、[[八戸市立西白山台小学校]]の分離・新設により、生徒数は半減した。
[[1998年]]には、地内北東の東白山台一丁目に[[リゾート]]施設の[[厚生年金休暇センター]]ウェルサンピア八戸('''現グランドサンピア八戸''')が開設された。敷地面積は17.6ha。延べ床面積15,000m<sup>2</sup>。鉄筋コンクリート地上9階、地下1階の構造で、ホテル、温泉、結婚式場、テニスコート、ゴルフ練習場などがあり、市街地に立地する利便性から市民に親しまれている。年金健康保険・福祉施設整理機構によると、2002年から2007年までの平均利用者数は、年間約50万人で、約5000万円程度の黒字を計上している<ref> [http://www.rfo.go.jp/data/info/10501.pdf 独立行政法人年金健康保険・福祉施設整理機構 青森厚生年金休暇センター]</ref>。
また、[[TSUTAYA]]白山台店や[[ホーマック]]白山台店がある。

'''南白山台'''はニュータウンの南東、八戸自動車道の東側に位置している。当地区には2017年現在794世帯、1,985人が居住している。地内中央には[[八戸圏域水道企業団]]事業所と、隣接した[[白山浄水場]]があり、八戸地域を含めた周辺自治体の約33万人に水道を供給している。地内には八戸ニュータウン[[郵便局]]、[[ミニストップ]]が営業している。このほか、地内東部に隣接する根城字丹後平では[[丹後平古墳群]]が発掘され、7世紀後半から9世紀前半の円墳古墳を中心に70以上が確認され、7,000m<sup>2</sup>が国史指定されている。

'''西白山台'''はニュータウンの南西、八戸自動車道の西側に位置している。当地区には、1,366世帯、3,855人が居住している。地内南部には市営住宅白山台ヒルズ18棟57戸が立地している。地区中央部には[[2007年]]に開校した[[八戸市立白山台中学校]]が立地している。2008年度の八戸市の報告書<ref>[http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/12,19725,42,217,html 市立小・中学校の適正配置について 八戸市HP #平成20年度の小・中学校の学級数] </ref>によると現在、生徒数は351人、教職員数は26人で11学級をもつ市内で最も新しい中学校で、八戸ニュータウンと南[[田面木]]を中心とした学区を形成している。さらに、ニュータウンの人口増加による児童数増加で、白山台小学校が手狭になったため、[[2017年]][[4月]]、白山台中学校近くに[[八戸市立西白山台小学校]]が開校した。公園施設も充実しており、面積2.0haの地区公園の「とりのき沢公園」や、地区西部には面積6.3haの [[都市緑地]]である「とくらくぼ緑地」があり、ニュータウン開発以前の自然が残っている。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
[[Image:Hachinohe Newtown1.png|thumb|right|250px|グランドサンピア八戸]]
*[[和暦|1978]] 八戸ニュータウン建設の予算採択
[[Image:Hachinohe Newtown Central Area2.png|thumb|right|250px|八戸ニュータウン タウンセンター]]
*[[和暦|1982]] ニュータウン建設着工
*[[和暦|1990]] 街開き
*[[和暦|1995]] 白山台小学校開校
*[[和暦|1998]] 厚生年金休暇センター(ウェルサンピア八戸)がオープン
*[[和暦|2007]] 白山台小学校開校


* [[1978年]](昭和53年) 八戸ニュータウン建設の予算採択
== 教育 ==
* [[1982年]](昭和57年) ニュータウン建設着工
*[[八戸市立白山台小学校]]
* [[1990年]](平成2年) 街開き
**{{和暦|1995}} 八戸市東白山台に開校。八戸市立根城小学校から分離。
* [[1990年]](平成2年) [[八戸市営バス]] 八戸ニュータウン線運行開始
*[[八戸市立白山台中学校]]
* [[1996年]](平成8年) 白山台小学校開校
**{{和暦|2007}} 八戸市西白山台に開校。八戸市立根城中学校から分離。
* [[1998年]](平成10年) [[厚生年金休暇センター]](グランドサンピア八戸)がオープン
* [[2007年]](平成19年) 白山台中学校開校
* [[2017年]](平成29年) 西白山台小学校開校


== 世帯数と人口 ==
==開発データ==
[[2017年]](平成29年)[[4月30日]]現在の世帯数と人口は以下の通りである<ref name="pop"></ref>。
;開発目的
産業・物流機能の導入、公共支援施設の立地誘導により新たな雇用の場の創出、所得の増加、地域産業の高度化、物流の効率化に貢献
*開発面積・約330ha
*計画人口・約15,000人
*事業期間・{{和暦|1982}}からおおむね21箇年
*概算事業費・約710億円
*土地利用計画
 住宅用地/約140ha・流通業務用地/約20ha・誘致施設用地/約20ha・公益施設等用地/約60ha
 道路/約50ha・河川/約10ha・公園・緑地/約30ha
<ref>[http://www.hachinohe-nt.com/ 八戸ニュータウン]</ref>
<ref>[http://www.ur-net.go.jp/press/jrdc/010830.html 八戸新都市開発整備事業の再評価調書]


=== 東白山台 ===
{| class="wikitable"
![[丁目]]!![[世帯|世帯数]]!![[人口]]
|-
|東白山台二丁目||style="text-align:right"|341世帯||style="text-align:right"|834人
|-
|東白山台三丁目||style="text-align:right"|452世帯||style="text-align:right"|1,095人
|-
|東白山台四丁目||style="text-align:right"|402世帯||style="text-align:right"|1,151人
|-
|style="text-align:center"|計||style="text-align:right"|1,195世帯||style="text-align:right"|3,080人
|}


=== 西白山台 ===
==出典==
{| class="wikitable"
<references />
![[丁目]]!![[世帯|世帯数]]!![[人口]]
|-
|西白山台一丁目||style="text-align:right"|260世帯||style="text-align:right"|611人
|-
|西白山台二丁目||style="text-align:right"|181世帯||style="text-align:right"|570人
|-
|西白山台三丁目||style="text-align:right"|357世帯||style="text-align:right"|976人
|-
|西白山台四丁目||style="text-align:right"|266世帯||style="text-align:right"|812人
|-
|西白山台五丁目||style="text-align:right"|192世帯||style="text-align:right"|586人
|-
|西白山台六丁目||style="text-align:right"|110世帯||style="text-align:right"|300人
|-
|style="text-align:center"|計||style="text-align:right"|1,366世帯||style="text-align:right"|3,855人
|}


=== 南白山台 ===
{| class="wikitable"
![[丁目]]!![[世帯|世帯数]]!![[人口]]
|-
|南白山台一丁目||style="text-align:right"|205世帯||style="text-align:right"|500人
|-
|南白山台二丁目||style="text-align:right"|284世帯||style="text-align:right"|696人
|-
|南白山台三丁目||style="text-align:right"|305世帯||style="text-align:right"|789人
|-
|style="text-align:center"|計||style="text-align:right"|794世帯||style="text-align:right"|1,985人
|}


=== 北白山台 ===
{{八戸市の町名}}
{| class="wikitable"
![[丁目]]!![[世帯|世帯数]]!![[人口]]
|-
|北白山台一丁目||style="text-align:right"|172世帯||style="text-align:right"|422人
|-
|北白山台二丁目||style="text-align:right"|1世帯||style="text-align:right"|3人
|-
|北白山台三丁目||style="text-align:right"|164世帯||style="text-align:right"|340人
|-
|北白山台四丁目||style="text-align:right"|246世帯||style="text-align:right"|632人
|-
|style="text-align:center"|計||style="text-align:right"|583世帯||style="text-align:right"|1,397人
|}


== 教育 ==
{{DEFAULTSORT:はちのへにゅーたうん}}
* [[八戸市立白山台小学校]]
** [[1996年]](平成8年) 八戸市東白山台に開校。[[八戸市立根城小学校]]から分離。
* [[八戸市立西白山台小学校]]
** [[2017年]](平成29年) 八戸市西白山台に開校。八戸市立白山台小学校から分離。
* [[八戸市立白山台中学校]]
** [[2007年]](平成19年) 八戸市西白山台に開校。[[八戸市立根城中学校]]から分離。
== 施設 ==
=== 福祉 ===
* [[社会福祉法人東幸会|特別養護老人ホームサンシャイン]]
** 2021年以降高齢者への虐待が複数回通報され2023年(令和5年)に改善勧告、再度虐待の通報を受け2024年(令和6年)に行政処分が行われた<ref name=":0">{{Cite news |title=特養職員が入所者虐待/八戸市、東幸会に改善命令|行政・政治|青森ニュース|Web東奥 |url=https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1843553 |work=Web東奥 |access-date=2024-08-29 |language=ja-JP}}</ref><ref name=":2">{{Cite web |title=改善勧告後にも虐待行為 八戸市の社会福祉法人に改善命令 {{!}} ABAニュース |url=https://www.aba-net.com/news/news-122102.html |website=www.aba-net.com |access-date=2024-08-29 |language=ja}}</ref><ref name=":1">{{Cite web |title=八戸の特養で虐待行為 市が改善命令の行政処分 |url=https://www.daily-tohoku.news/archives/253234 |website=デーリー東北デジタル |access-date=2024-08-29 |language=ja |date=2024年8月21日}}</ref>。



[[Category:八戸市の地理]]
== 開発データ ==
[[Category:日本のニュータウン]]
; 開発目的
産業・物流機能の導入、公共支援施設の立地誘導により新たな雇用の場の創出、所得の増加、地域産業の高度化、物流の効率化に貢献
* 開発面積・約330ha
* 計画人口・約15,000人
* 事業期間・[[1982年]](昭和57年)からおおむね21箇年
* 概算事業費・約710億円
* 土地利用計画
**住宅用地/約140ha
**流通業務用地/約20ha
**誘致施設用地/約20ha
**公益施設等用地/約60ha
**道路/約50ha
**河川/約10ha
**公園・緑地/約30ha
<ref>[http://www.hachinohe-nt.com/ 八戸ニュータウン]</ref>
<ref>[http://www.ur-net.go.jp/press/jrdc/010830.html 八戸新都市開発整備事業の再評価調書]</ref>


== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

{{八戸市の町・字}}


{{Pref-stub|pref=青森県}}
{{Pref-stub|pref=青森県}}
{{DEFAULTSORT:はちのへにゆうたうん}}
[[Category:八戸市の地理]]
[[Category:青森県のニュータウン]]

2024年8月29日 (木) 12:19時点における最新版

日本 > 東北地方 > 青森県 > 八戸市 > 八戸ニュータウン
東白山台
東白山台の位置(青森県内)
東白山台
東白山台
東白山台の位置
北緯40度28分59.13秒 東経141度27分44.2秒 / 北緯40.4830917度 東経141.462278度 / 40.4830917; 141.462278
日本の旗 日本
都道府県 青森県
市町村 八戸市
人口
2017年(平成29年)4月30日現在)[1]
 • 合計 3,080人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
039-1111
市外局番 0178[2]
ナンバープレート 八戸
西白山台
北緯40度28分40.32秒 東経141度27分8.98秒 / 北緯40.4778667度 東経141.4524944度 / 40.4778667; 141.4524944
人口
2017年(平成29年)4月30日現在)[1]
 • 合計 3,855人
郵便番号
039-1113
南白山台
北緯40度28分52.96秒 東経141度27分40.49秒 / 北緯40.4813778度 東経141.4612472度 / 40.4813778; 141.4612472
人口
2017年(平成29年)4月30日現在)[1]
 • 合計 1,985人
郵便番号
039-1112
北白山台
北緯40度29分20.75秒 東経141度27分57.03秒 / 北緯40.4890972度 東経141.4658417度 / 40.4890972; 141.4658417
人口
2017年(平成29年)4月30日現在)[1]
 • 合計 1,397人
郵便番号
039-1114

八戸ニュータウン(はちのへニュータウン)は、青森県八戸市にあるニュータウンの一つ。地域振興整備公団(現:独立行政法人都市再生機構<UR都市機構>)が整備した新興住宅地である。

概要

[編集]

八戸市役所から、南西に3.5kmの高台に位置し[3]馬淵川右岸の標高90m~130m程度の丘陵地帯にある。1982年に建設が着工し330haが開発された。2017年4月現在、3,938世帯、10,317人が居住している。

八戸ニュータウンは、北に根城、東に沢里、南に飛び地で根城の小字の笹子、飛び地の田面木、西に坂牛田面木八幡が面している。鉄道の駅は無いが、北西4kmに東日本旅客鉄道(JR東日本)・青い森鉄道八戸駅がある。幹線道路は 八戸自動車道八戸インターチェンジ青森県道29号八戸環状線。市道3・3・10街路(通称けやき通り:根城6丁目から八戸ニュータウンへ向かう4車線道路)、市道3・4・10街路(通称ニュータウン南通り:田面木小学校から八戸ニュータウンへ向かう2車線道路)などに面している。

1992年から八戸市営バスがニュータウンと運行を開始し、後に南部バスが市内路線を新設した。また、八戸インターチェンジには東北自動車道を経由して仙台・東京方面へ向かう高速バス路線の停留所が設置されている。

2002年住居表示が実施され、北白山台(1丁目から4丁目)、東白山台(1丁目から4丁目)、南白山台(1丁目から3丁目)の西白山台(1丁目から6丁目)の4町に分けられている。それ以前はそれぞれ根城、沢里、坂牛、田面木の一部に含まれていた。

北白山台は、ニュータウン北部の地域で、2017年現在583世帯、1,397人が居住している。八戸インターチェンジへ接続する道路が地区の中央を南北に通り、その北西に商業業務地区の八戸流通センターがある。総面積は207,103m²で46社が立地し、約1,000人の労働者が就労している。[4] 地区南部にはタウンセンターがあり、ユニバースダイソーサンドラッグ大戸屋しまむら東奥日報社八戸ビル、八戸消防署根城分遣所が立地している。近隣には、2haの面積を持つ地区公園の長者森公園が隣接しているほか、地区南西には白山台公園が設置されている。公園面積は16.7haで、ニュータウン内で最も大きい地区公園である。

東白山台は、ニュータウン東部の地域で2017年現在1,195世帯、3,080人が居住している。 1995年に、八戸市内で当時としては、最も新しい小学校である八戸市立白山台小学校が開校した。2017年までは市内最大規模の小学校であったが、八戸市立西白山台小学校の分離・新設により、生徒数は半減した。 1998年には、地内北東の東白山台一丁目にリゾート施設の厚生年金休暇センターウェルサンピア八戸(現グランドサンピア八戸)が開設された。敷地面積は17.6ha。延べ床面積15,000m2。鉄筋コンクリート地上9階、地下1階の構造で、ホテル、温泉、結婚式場、テニスコート、ゴルフ練習場などがあり、市街地に立地する利便性から市民に親しまれている。年金健康保険・福祉施設整理機構によると、2002年から2007年までの平均利用者数は、年間約50万人で、約5000万円程度の黒字を計上している[5]。 また、TSUTAYA白山台店やホーマック白山台店がある。

南白山台はニュータウンの南東、八戸自動車道の東側に位置している。当地区には2017年現在794世帯、1,985人が居住している。地内中央には八戸圏域水道企業団事業所と、隣接した白山浄水場があり、八戸地域を含めた周辺自治体の約33万人に水道を供給している。地内には八戸ニュータウン郵便局ミニストップが営業している。このほか、地内東部に隣接する根城字丹後平では丹後平古墳群が発掘され、7世紀後半から9世紀前半の円墳古墳を中心に70以上が確認され、7,000m2が国史指定されている。

西白山台はニュータウンの南西、八戸自動車道の西側に位置している。当地区には、1,366世帯、3,855人が居住している。地内南部には市営住宅白山台ヒルズ18棟57戸が立地している。地区中央部には2007年に開校した八戸市立白山台中学校が立地している。2008年度の八戸市の報告書[6]によると現在、生徒数は351人、教職員数は26人で11学級をもつ市内で最も新しい中学校で、八戸ニュータウンと南田面木を中心とした学区を形成している。さらに、ニュータウンの人口増加による児童数増加で、白山台小学校が手狭になったため、2017年4月、白山台中学校近くに八戸市立西白山台小学校が開校した。公園施設も充実しており、面積2.0haの地区公園の「とりのき沢公園」や、地区西部には面積6.3haの 都市緑地である「とくらくぼ緑地」があり、ニュータウン開発以前の自然が残っている。

歴史

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グランドサンピア八戸
八戸ニュータウン タウンセンター

世帯数と人口

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2017年(平成29年)4月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

東白山台

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丁目 世帯数 人口
東白山台二丁目 341世帯 834人
東白山台三丁目 452世帯 1,095人
東白山台四丁目 402世帯 1,151人
1,195世帯 3,080人

西白山台

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丁目 世帯数 人口
西白山台一丁目 260世帯 611人
西白山台二丁目 181世帯 570人
西白山台三丁目 357世帯 976人
西白山台四丁目 266世帯 812人
西白山台五丁目 192世帯 586人
西白山台六丁目 110世帯 300人
1,366世帯 3,855人

南白山台

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丁目 世帯数 人口
南白山台一丁目 205世帯 500人
南白山台二丁目 284世帯 696人
南白山台三丁目 305世帯 789人
794世帯 1,985人

北白山台

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丁目 世帯数 人口
北白山台一丁目 172世帯 422人
北白山台二丁目 1世帯 3人
北白山台三丁目 164世帯 340人
北白山台四丁目 246世帯 632人
583世帯 1,397人

教育

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施設

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福祉

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開発データ

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開発目的

産業・物流機能の導入、公共支援施設の立地誘導により新たな雇用の場の創出、所得の増加、地域産業の高度化、物流の効率化に貢献

  • 開発面積・約330ha
  • 計画人口・約15,000人
  • 事業期間・1982年(昭和57年)からおおむね21箇年
  • 概算事業費・約710億円
  • 土地利用計画
    • 住宅用地/約140ha
    • 流通業務用地/約20ha
    • 誘致施設用地/約20ha
    • 公益施設等用地/約60ha
    • 道路/約50ha
    • 河川/約10ha
    • 公園・緑地/約30ha

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出典

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