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「帝国華撃団」の版間の差分

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サクラ大戦シリーズの登場人物 2008年2月23日 (土) 09:30 (UTC) から分割
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2008年3月1日 (土) 10:08時点における版

帝国華撃団(帝国歌劇団、ていこくかげきだん)は、セガコンピュータゲームサクラ大戦シリーズ』と、それに関連するメディアミックス作品に登場する機関、またはその声優陣である。

帝国華撃団(日本帝都東京

帝都を魔の力から守るために設けられた秘密防衛組織であり、日本政府直属のため陸海軍のどちらにも属さない。前身は、米田中将を主として1912年に創設された「帝国陸軍対降魔部隊」。

本部は、大日本帝国東京銀座に位置する「大帝国劇場」。その他、浅草花やしき北海道などに支部を持つ。

大神一郎(おおがみ いちろう、声優:陶山章央
サクラ大戦』-『サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~』の主人公。帝国海軍少尉(入隊時)→中尉(2終了時(13話突入時))→大尉(4終了時、24歳)
帝国華撃団花組隊長・巴里華撃団花組隊長(1-4)・帝国華撃団総司令 (V) であり、隊長時代は帝国歌劇団及び巴里歌劇団のもぎり舞台の演出等も行っており、主な演出作品に『真夏の夢の夜』、『奇跡の鐘』、『ああ無情』等がある。
剣術に優れ、流儀名・二天一流の二刀流の使い手。銃もかなりの腕前である。海軍士官学校[1]を首席で卒業した後、男性としては珍しく霊力が非常に高い事もあり、花組の触媒となる事を期待されて入隊。帝都及び巴里の平和を守るという強い使命感を持つ熱血漢の好青年である。
基本的には真面目だが少しエッチな所もあり、女性が風呂に入っていると身体が勝手に風呂場へ動いてしまう。それは入浴中の相手が上官のあやめでも、目の前に米田がいても動いてしまうほど。エリカ曰く「のぞきのプロ」。とはいえ行動はプレイヤー次第なので、操作する人によってはエッチじゃなかったり軟派だったりする(3ではやはりプレイヤーしだいでネズミが苦手ということになったりもする)。
年の離れた姉の双葉(大河新次郎の母)がいる。
ピアノが弾けるという意外な特技を持つ(コントラバスを弾いていた事もある)。
驚いた時の口癖は「いいっ!」。
どのシリーズでも一話目の出撃前には「花見の準備をせよ!」という選択肢がある。
名前はオオカミと野球選手のイチローから(『昭和枯れすすき』で有名な演歌歌手さくらと一郎から取られたという説もあるが、あかほりさとるは否定している)。
必殺技は、「狼虎滅却(ろうこめっきゃく)」に続いて、光武「快刀乱麻(かいとうらんま)」→神武「無双天威(むそうてんい)」→光武・改「天地一矢(てんちいっし)」→天武「三刃成虎(さんじんせいこ)」→光武・改(弐)「天狼転化(てんろうてんげ)」→光武F「刀光剣影(とうこうけんえい)」→光武二式「天地神明(てんちしんめい)」。
1903年1月3日生まれ(初登場時・20歳→2・22歳→3・23歳→4・24歳)。身長176cm、体重65kg。A型。栃木県出身。


米田一基(よねだ いっき、声優:池田勝
大帝国劇場の支配人にして、帝国華撃団の総司令(1-4)。帝国陸軍中将で、帝国華撃団の創始者でもある。
普段は酒びたりの支配人だが、いざ戦いとなると率先して指揮をとる。実は酒に酔う事など無い豪傑。おちゃらけた態度は、殆ど演技であるといってよい。
帝国華撃団のメンバーを我が子の様に思い、逆にメンバーからも慕われている。
特技は浪曲で、宴席がある度に披露しようとするが、毎回必ず邪魔が入り作中で一回も謡えた事が無い(コラムスの米田ED除く)。
かつては『陸軍対降魔部隊』の一員であった。愛刀は神刀滅却(しんとうめっきゃく)。その後、総司令と支配人の座と神刀滅却を大神に託し、前線を退く。
1861年4月1日生まれ(初登場時62歳→2・64歳→4・66歳)。身長162cm、体重55kg。O型。東京都出身。
藤枝あやめ(ふじえだ あやめ、声優:折笠愛
米田の秘書にして副司令(サクラ大戦)。さらには花やしき支部長でもある。帝国陸軍の中尉
かつては、若干15歳にして『陸軍対降魔部隊』の一員だった。愛刀は神剣白羽鳥(しんけんしらはどり)。合気道を得意とし、生け花は免許皆伝の腕前。アニメ版では語学に精通しており、数ヶ国語を話すことが出来る。
新米隊長であった大神を時に厳しく、時に優しくサポートする。大神の憧れの人であった。
葵叉丹により、対降魔部隊の頃に植えつけられていた「種」を発芽させられ降魔・殺女(こうま・あやめ)と化し大神達と戦う事になる。この事は葵叉丹の正体、そして彼と彼女の因縁に深い関係がある。
大神の手により、その身は滅び、殺女はミカエルへとなる。ただ、あやめはあくまで「あやめ」であり、内包する二つの存在を最期まで認識してはいない。その為「あやめ」は「赤い月の夜」に死亡したとするのが正しい。
2以降では「戦死」して物故者であるという事以外は触れられない。享年24。
TVアニメ版では葵叉丹と決別、殺女には変化せず最後まで存命でありゲームとは大きく運命が異なる。階級は少佐。
自室の内装は和風だが、クリスチャンである為(そうでないとする媒体もある)壁に十字架が飾ってある。
1899年7月31日生まれ(初登場時23歳)。身長163cm、体重46kg。スリーサイズは84/58/83。AB型。東京都出身。名前は菖蒲(あやめ)から。
藤枝かえで(ふじえだ かえで、声優:折笠愛
あやめの後継として帝国華撃団に配属された副司令(2以降)。藤枝あやめの妹で帝国陸軍中尉。
それより以前は賢人機関の霊能エージェントをしており、レニを救出したのは彼女。また、欧州星組の司令でもあった。
あやめとは髪型、性格、部屋や服装の装いなど様々な点が対比している(洋風好みのようだ)。また、2以降あやめの愛刀であった神剣白羽鳥は彼女が所有。
姉を失ってしまったことが元になっているのか、自己犠牲的な行動を否定している。
1901年10月21日生まれ(初登場時23歳→4・25歳)。身長161cm、体重45kg。A型。東京都出身。名前はから。

花組

対降魔迎撃部隊。平時は大帝国劇場にて帝国歌劇団として舞台を中心に活躍する。

真宮寺さくら(しんぐうじ さくら、声優:横山智佐
1~2のメインヒロイン。元陸軍対降魔部隊の真宮寺一馬の一人娘で、父と同じ「破邪の血」を受け継いでいる。伯父の真宮寺鉄馬は刀匠にして荒鷹神社の宮司
剣術に長け、北辰一刀流免許皆伝の腕前。特に居合いを得意とし日々鍛錬を欠かさない。愛刀は父の形見でもある霊剣荒鷹(れいけんあらたか)。
普段着はピンク色の和服に赤い、紫のという袴姿のアレンジ。履物は革靴を愛用しており、着こなしは和洋折衷の所謂「ハイカラさん」。
長い黒髪を大ぶりの赤いリボンでポニーテールにしている。他に、ピンクのサンドレスに白いサンダルを着用することがある。
性格は明るく朗らかで、正義感が強く人に好かれる。ただし嫉妬深い一面もあり、大神が他の女性と仲良くしているのを見てヤキモチを焼くことが多い。
過去に自分の不注意のため友人が雷で大怪我をしたことがあり、以来雷が苦手。また漫画版においてはネズミも苦手なようである。
すみれ引退後は娘役トップとなるが、舞台に立つ事が純粋に大好きである彼女は驕らずに日々練習を重ねている。
必殺技は、「破邪剣征」に続いて、光武「桜花放神」→神武「百花繚乱」→光武・改「桜花霧翔」→天武「百花斉放」→光武・改(弐)「桜花爛漫」→光武二式「桜花天昇」。
1905年7月28日生まれ(初登場時17歳→2・19歳→4・21歳)。身長155cm、体重44kg。スリーサイズは82/56/81。A型。宮城県仙台市出身。名前はから。
テーマソング 1「さくら」2以降「春が来る」
神崎すみれ(かんざき すみれ、声優:富沢美智恵
神崎財閥の総帥・神崎忠義の孫娘であり跡取り。父は神崎重工社長の神崎重樹、母は銀幕スタァの冴木ひな(本名:雛子)。
長刀の使い手で、神崎風塵流免許皆伝の腕前。また洋風ダンスの免許皆伝でもある。
胸元が広く開くように着付けた紫色の着物に膝上まである西洋足袋、そして革靴という和洋折衷のいでたち。
装飾品はヘアバンドとチョーカー。懐には折りたたみ式長刀を常備している。他に、やはり胸元の広く開いたドレスを着用。
高飛車でプライドが高く、「~ですわ」などの気取った話し方をする。人の名前を覚えようとしないなど傲慢な態度をとるが、実は淋しがり屋で根は優しく仲間想い。
独特の美学を持ち、常に女優であることを意識している。『帝劇のトップスタァ』を自称するほどの自信家だが、その自信は日々の弛まぬ努力によるもの。
英才教育を施されているが、家事全般(特に料理)が下手、甘酒で泥酔するほど酒に弱いなどの弱点も。また、幼少の辛い思い出から蜘蛛が苦手。
カンナとは「喧嘩するほど仲がいい」の関係。
長安との戦いの後、霊力減少のため華撃団を引退。引退公演を最後に女優としても帝劇を去った(「サクラ大戦 神崎すみれ 引退記念 す・み・れ」)。
その後は神崎重工の取締役に就任した模様(2004年の歌謡ショウより)。
必殺技は、「神崎風塵流」に続いて、光武「胡蝶の舞」→神武「鳳凰の舞」→光武・改「連雀の舞」→天武「飛竜の舞」→光武・改(弐)「不死鳥の舞」→光武二式「孔雀の舞」。
1907年1月8日生まれ(初登場時16歳→2・18歳→4・20歳)。身長161cm、体重50kg。スリーサイズは83/57/84。B型。神奈川県出身。名前は菫(すみれ)から。
テーマソング 1「なやましマンボ」2以降「絶対運命のタンゴ」
マリア・タチバナ(Maria Tachibana、声優:高乃麗
父はロシア人外交官のブリューソフ=ワリー・ドミートリエビッチ、母は日本人の橘須磨。
橘姓を名乗っているのは、両親が宗教の違いにより正式に結婚できなかったため。
プラチナブロンドの髪を、左目を隠すような形のボブカットにしている。瞳はグリーン。飾り気のない洋服の上に厚手のロングコートを纏い、懐に愛銃「エンフィールドNo.1MkIスター・改」(中折れ式6連発リボルバー)を常備している。2以降は黒地に白ストライプのスーツを着用。
幼少の頃、母親が日本人であったためスパイ容疑をかけられ、一家でシベリア流刑となりその地で両親を失う。その後9歳にしてレジスタンスグループに身を投じ、天性の射撃力と苛烈な戦いぶりから「クワッサリー(火喰い鳥)」の通り名で知られるようになる。1917年のロシア革命では革命軍に参加。隊長ユーリー=ミハイル・ニコラーエビッチを兄としても恋人としても慕っていたが、自分の過失により眼前で死なせてしまい心に深い闇を抱えることとなる。
その後渡米し紐育でマフィアの用心棒をしていたが、あやめにスカウトされ帝国華撃団隊長に就任した。大神就任後は副隊長に就任。
非常に真面目で厳しい性格だが、帝劇メンバーと関わっていくことにより優しい面が前面に出てくるようになった。料理が得意で趣味。他に読書を好み、博識である。
少なくとも日本語・ロシア語・英語の3ヶ国語を話すことができ、TV版ではアイリス宛のフランス語の手紙を読んでみせている。
自分に向けて放たれた弾に自分が発射した弾をぶつけ、同時に二つの標的を撃ち抜く技「乾杯」を成功させるなど、超人的な銃の名手。またビリヤードの腕もプロ並。
未成年から酒を嗜み、強い酒でも酔うことはあまりない。ロシア育ちのため水泳は苦手。
帝劇の男役トップで、その長身と凛然とした美貌で多くの女性ファンの人気を集めている。
必殺技は、光武「スネグーラチカ」→神武「パールクヴィチノィ」→光武・改「ピーカヴァヤ・ダーマ」→天武「トロイーツァ」→光武・改(弐)「シェルクーンチク」→光武二式「リディニーク」。
1903年6月19日生まれ(初登場時19歳→2・21歳→4・23歳)。身長186cm、体重65kg。スリーサイズは88/60/90。O型。ウクライナキエフ出身。名前はから。
テーマソング 1「オンリー・マン」2以降「生きてる喜び」
イリス・シャトーブリアン(Iris Chateaubriand、通称:アイリス、声優:西原久美子
フランスの大富豪シャトーブリアン伯爵家の一人娘。父はロベール、母はマルグリット。
普段着はミントグリーンのワンピースに白いエプロンという、19世紀的な子女の装い。髪はブロンドで、ピンク色の大ぶりなリボンをつけている。瞳はブルー。
大親友のクマのぬいぐるみ「ジャンポール」をいつも抱いている(このぬいぐるみはオスで、持ち主によると意思がある)。2以降は黄色いワンピースを着用。
最年少ながら花組一の霊力を誇り、帝都防御陣の核として働く(劇場版)。性格は天真爛漫で、年相応の愛くるしさに満ち溢れる。
しかしその一方、娘を世間の好奇の目に晒すことを嫌い、また強すぎる霊力を制御できない危険性を案じた両親により幽閉されていた辛い過去を持つ。成長とともに力を制御できるようになったが、ときに癇癪で暴走することがある。誘拐事件に巻き込まれた際、あやめにスカウトされ渡日。
大神を「お兄ちゃん」と呼び慕い『お兄ちゃんのコイビト』を自称。自分は一人前のレディだと思っており、子供扱いされることを嫌う。
日本語を短期間で習得したり人の心を読むなど驚くべき描写があるが、近作ではそれらの設定は抹消されている(特にテレパシーはスタッフに不評だった)。
歳が近いせいか、2以降はレニと特に仲が良くいつも一緒にいる。またレニもアイリスには特別親しくしているようである。
必殺技は、「イリス」に続いて、光武「マリオネット」→神武「シャルダン」→光武・改「プティ・ジャンポール」→天武「ポワット・ド・スクール」→光武・改(弐)「グラン・ジャンポール」→光武二式「プロディージュ・ジャンポール」。
1913年7月5日生まれ(初登場時9歳→2・11歳→4・13歳)。身長106cm→115cm→121cm、体重18kg→20kg→26kg。スリーサイズは記録なし。AB型。
フランスシャンパーニュ出身。名前はアヤメ科のアイリスから。
テーマソング 1「エチュード」2以降「愛しのジャンポール」
李紅蘭(り こうらん、声優:渕崎ゆり子
北京語での名前の読みは「Li Honglan(リー・ホンラン)」。
父は策杏、母は香燕。裕福な貿易商の家に生まれるが、両親は辛亥革命時に死去。二人の姉容蘭・芳蘭は行方不明。
メガネそばかす三つ編みが特徴的なチャイナドレス姿の少女。発明が大好きで、つなぎ姿でいることも多い。
霊力は花組で一番低いが、新兵器の開発でそれを補っている。だが失敗して爆発を起こすこともしばしば。信念は「発明はバクハツや!」。
辛亥革命後、難民生活の末に農家に拾われ使用人同然の養子として育てられた。その後あやめにスカウトされ渡日、
神戸で日本通のパーシー・ホワードに育てられたため奇妙な関西弁を話すようになった。ちなみに発明への情熱もホワードの影響である。
おおらかで細かいことを気にしない性格だが、周囲に気を配る一面も。「さん付け」で呼ばれるのが苦手で、大神のことも「大神はん」と呼ぶ。
明るい性格の反面非常に脆く危うい一面も持っており、一度ショックを受けるとマイナス思考に走りやすく、パニックになってしまうことがある。
火事を見て、家族を失った記憶が甦り死を選ぼうとしたり、自分の光武が制御不能の暴走状態に陥った際、自爆を決意したこともある。
また「熱き血潮に」で追加されたシナリオでは、花組の仲間より機械を心の拠り所にするような描写がある。嘘と納豆をとても嫌う。
舞台では男役も女役もこなすが、お笑い好きでコントを好む傾向がある。巴里華撃団のエリカをボケとして気に入っている。
身長はさくらより高いが、ほとんどの場合紅蘭の方が低く描かれる。また初期設定には「胸がないのを気にしている」という一文があった。
名前の由来はプロデューサー広井王子の従姉・李紅蘭氏とされているが、満州映画協会のトップアイドル李香蘭とする説もある。
必殺技は、光武「チビロボ」→神武「聖獣ロボ」→光武・改「雀牌ロボ」→天武「球電ロボ」光武・改(弐)→「聖獣ロボ・改」→光武二式「チビロボ二式」。
1906年3月3日生まれ(初登場時17歳→2・19歳→4・21歳)。身長156cm、体重42kg。スリーサイズは78/55/81。B型。中国北京出身。名前はに由来。
テーマソング 1「東京的休日」2以降「メトロで行こう」
桐島カンナ(きりしま かんな、声優:田中真弓
琉球空手桐島流第二十八代継承者。父は琢磨、母はアイカナ。
スパッツに空道着という戦闘的なスタイルと、筋骨たくましい長身が男性的な印象を与える。近作ではジャケットとズボンを着用するがやはり男性的。
琉球空手の達人で、沖縄で沈没した船から泳いで帝都に戻ってくるなど人間離れした体力を持つ。作中で牛殺しも達成(血潮では虎殺し)。
姉御肌で竹を割ったような性格だが、女性として扱われないことを嫌う。食事と鍛錬を趣味とし、「食堂の主」と呼ばれるほどの大食。幼少の思い出から蛇が苦手。
父の仇を探しているところであやめにスカウトされ花組に入隊。その後仇を追って中国へ渡るが、罪を悔い改めていた仇を彼女は倒すことなく帰国している。
マリアとは同期で親友。すみれとは「喧嘩するほど仲がいい」の関係。一級航海士の免許を所持しており、あやめの死亡後は翔鯨丸の操縦を担当している。
舞台ではもっぱら男役を演じ、そのパワフルな演技で子供からの人気を博している。また本人も子供好き。
必殺技は、光武「一百林牌(すうぱありんぱい)」→神武「四方攻相君(しほうこうそうくん)」→光武・改「三進転掌(さんちんてんしょう)」→天武「鷲牌五段(ろうはいごだん)」→光武・改(弐)「三十六掌(さんせいるうしょう)」→光武二式「公相君(こうそうくん)」。
1903年9月7日生まれ(初登場時19歳→2・21歳→4・23歳)。身長197cm、体重78kg。スリーサイズは93/70/98。B型。沖縄県出身。名前はカンナから。
テーマソング 1「灼熱ブギ」2以降「南風GOGO」

以下の2名は『サクラ大戦2』で加入

ソレッタ・織姫(Soletta Orihime、声優:岡本麻弥
父は日本人の緒方星也、母はイタリア人のカリーノ・ソレッタ。ソレッタ家は「赤い貴族」と呼ばれるイタリアの名門。
褐色の肌に黒髪、赤いドレスという派手な外見。瞳はグリーン。薔薇を好み、ドレスにも薔薇があしらわれている。
「でーす」と語尾を伸ばす独特の話し方をし、日本語をよく間違える。慣用句などをわざわざ横文字に直すこともある(例:水臭い→ウォーター臭い)。
しかし感情が高ぶったときなどに流暢な日本語を話していることから、あえてそのようなキャラクターを演じているという見方もできる。
父親が母親を残して日本に戻ったことを恨み、日本人の男を毛嫌いしていが、後にそれは緒方とカリーノの仲をソレッタ家が妨害したためと判明した。
演奏・舞踏・歌唱共に優れた女優であり、イタリア演劇界では「太陽の娘」と呼ばれている。ただし日本での目立った活躍はなし。
過去に実験的に組織された欧州星組の元隊員で、レニとは同期。紐育華撃団のラチェット、昴と面識がある。
帝国華撃団配属直後は花組を戦闘面でも演技面でも馬鹿にしていたが、その想いに触れるにつれ徐々に打ち解けていった。
性格は陽気で、相手をおちょくることが大好き。同じ貴族である巴里華撃団のグリシーヌに対しては特に挑発めいた言動、行動をとる。
長安との戦いの後イタリアに帰国し、女優として再び脚光を浴びている模様(歌謡ショウファイナル公演での帝劇メンバーの台詞より)。
必殺技は、アイゼンクライト「クアットロ・スタジオーニ」→天武「イル・フラウト・マジコ」→光武・改(弐)「ヴィアッジョ・ローズ」→光武二式「オーソレミオ」。
1907年7月7日生まれ(初登場時(2)17歳→4・19歳)。身長158cm、体重47kg。スリーサイズは84/56/83。B型。イタリア出身。名前は織姫星(琴座のα星・ベガ)から。
テーマソング 「もしも…」
レニ・ミルヒシュトラーセ(Reni Milchstraße、声優:伊倉一恵
ドイツ人。父母は不明。
銀髪を短く切り、男子の服を着ているため少年のような印象を与える。瞳はブルー。
一人称は「ボク」(ボク少女)で、帝国華撃団配属後しばらくは花組全員が彼女を少年だと思っていた(2の発売時もあえて彼女は少年であると宣伝されていた。)
欧州大戦時にドイツの秘密結社ブルーメンブラットが霊力兵士養成を目的として行った「ヴァックストゥーム計画」の被験者になっていたところをかえでに救出される。
ヴァックストゥーム計画は非人道的なものであったため、人間離れした頭脳・戦闘力とひきかえに豊かな感情を失ってしまった。
過去に実験的に組織された欧州星組の元隊員で、織姫とは同期。紐育華撃団のラチェット、昴と面識がある。
花組のメンバーと触れ合うことで人間らしい感情を取り戻す。特に年齢の近いアイリスとは仲が良い。
天才的なバレエの踊り手で、舞台ではマリア、カンナ同様に主に男役(特に少年役)を務める。
劇場で飼われている犬(2は名前を決めることができるが4では名前を呼ばれない。5ではフント)に懐かれている。
必殺技は、アイゼンクライト「ダス・ラインゴルト」→天武「ディ・ワリキューレ」→光武・改(弐)「ジークフリード」→光武二式「ブラウアー・フォーゲル」。
1909年12月24日生まれ(初登場時(2)15歳→4・17歳)。身長147cm→152cm、体重38kg→41kg。スリーサイズは不明。O型。ドイツ出身。名前は天の川より。
テーマソング 「イカルスの星」

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風組

輸送空挺部隊。平時はかすみと由里が大帝国劇場の事務室、椿が同ロビーの売店で働く。帝劇3人娘とも呼ばれる。

藤井かすみ(ふじい かすみ、声優:岡村明美
普段は劇場事務所で働いている。
由里と椿の姉さん的存在。落ち着いた性格で、大神のよき相談相手である。意外にもすみれと仲が良い模様。伯母が仲人の達人であり、毎度見合い写真を送られている。整理整頓好きで、嫌いなものはねずみ。
衣装は、由里がデザインしたものである。
1900年4月14日生まれ(初登場時22歳→2・24歳→4・26歳)。身長165cm、体重51kg。スリーサイズは85/60/86。A型。茨城県出身。名前はかすみ草から。
榊原由里(さかきばら ゆり、声優:増田ゆき
普段は劇場玄関で受付嬢をしている。
三人の中で唯一、モダンガール風の格好をしている。噂好きであり、劇場内の噂の発信源は大抵彼女である。
「銀座モダンガール友の会」の会長(会員はかすみと椿の2人のみ)で、観光名所や流行等に詳しい。紅蘭とは帝撃の同期である。
1902年5月20日生まれ(初登場時20歳→2・22歳→4・24歳)。身長157cm、体重47kg。スリーサイズは84/57/83。O型。静岡県出身。名前は百合から。
高村椿(たかむら つばき、声優:氷上恭子
普段は劇場の売店で働く。
風組最年少。ちゃきちゃきの江戸っ子で、実家はせんべい屋を営む。
大神からは「椿ちゃん」と、唯一ちゃん付けで呼ばれている。明るい性格で、常に笑顔を絶やさない。マリアの熱烈なファンで、やや百合的描写も見られるが、少女のやや過剰な憧れに留まる。
1907年12月25日生まれ(初登場時15歳→2・17歳→4・19歳)。身長150cm、体重42kg。スリーサイズは77/54/80。B型。東京都 浅草出身。名前は椿から。

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月組

隠密行動部隊。他の部隊とは異なり、演劇活動はしていない模様である。現在は、世界中各地に月組のメンバーが散らばって様々な情報収集や諜報活動を行っており、世界中に存在する華撃団のバックアップを行っている。

加山雄一(かやま ゆういち、声優:子安武人
月組の隊長であり、米国外交官(V)・ROMANDO店主(V)。加山雄三を意識した派手なキャラクターだが、一応諜報員。愛刀は妖刀狗肉(ようとうくにく)。
由緒ある忍者の家系の生まれで(巴里のサーカスではコクリコに「ニンジャマスター」と紹介された)、幼少より鍛えられた身体能力はかなり高い。
おちゃらけているが、漫画版では蒸気戦車を一人で倒す等、実はかなり優秀。どこからともなくギターを持ち出し弾きながら大神に助言をしたりする(紐育ではウクレレに変わっている)。口癖は「幸せだな~ァ」。また、度々「故人曰く~」と忠告じみた格言を残して去って行く。
大神とは海軍士官学校時代からの親友だが、それと同時にライバル視している様子。大神の部屋の天井に秘密の入口を作り、勝手に出入りしてる。
TVアニメシリーズによると、霊力は大神より加山の方が勝っており、花組隊長は彼になる予定であったようだ。しかし、実際の戦闘で発揮する潜在能力は大神には敵わない。
「活動写真」ではブレント・ファーロング率いるダグラス・スチュワート社に拉致された米田と花小路を救出した。
紐育では、輸入雑貨店「ROMANDO」を隠れ蓑に諜報活動を行っている。しかし、ふざけた理由で閉店していたり、店内の商品全て持って行かれてもまだ在庫があったり、給料が現物支給(主にこけし)など明らかに経営に問題がある。
隊長見習いになりたての新次郎と掃除人の頃のジェミニを博物館に連れて行きアメリカという国について説くなど広い視野を持ち、時にアニキ分として、時に反面教師として新次郎を導く。ちなみに「プチミント(正体は新次郎)」の熱狂的大ファン。
学生時代は大神と一緒に大河双葉に剣術を教わっていたが、その時の経験からか双葉を異常に怖がる。
1902年11月11日生まれ(初登場時(2)22歳→3・23歳→4・24歳→Ⅴ・25歳)。身長172cm、体重66kg。A型。和歌山県出身。

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夢組

霊能部隊。霊能者女性数十名による霊的支援部隊。設定としては存在するが、ゲームには未登場(テレビアニメ、劇場版、旧レッドカンパニーのサイト掲載のweb小説には登場した)。

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雪組

局地戦闘部隊。メディアに登場したことが無く、詳細不明。

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薔薇組

魔神器防衛部隊(勝手に自称してるだけで正規部隊ではない)。構成員はエリートであるが、全員オカマである為、所属してた陸軍から爪弾きにされていた所を米田に拾われた。以来、大帝国劇場地下に住み着く。3人の名前の由来は、「犬神家の一族」に登場する犬神家の家宝“斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)”から。

清流院琴音(せいりゅういん ことね、声優:矢尾一樹
薔薇組隊長。階級は陸軍大尉。黄色い服に眼鏡という格好。
「いかに美しくあるべきか」がモットーらしい。薔薇組のメンバーの中では一番まともに戦える。
1895年12月4日生まれ(初登場時(2)29歳→4・31歳)。身長175cm、体重58kg。A型。千葉県出身。
丘菊之丞(おか きくのじょう、声優:松野太紀
女性用の陸軍制服(タイトスカート)を着ている。階級は陸軍少尉。
一見女の子のような少年。実際に4で花火に女性と間違えられた事も。大神に憧れている。
1906年2月14日生まれ(初登場時(2)19歳→4・21歳)。身長153cm、体重44kg。AB型。群馬県出身。
太田斧彦(おおた よきひこ、声優:郷里大輔
階級は陸軍軍曹。
いかつい身体に野太い声の持ち主だが、女言葉でくねくねとした身のこなし。キス魔であり、大神のことを「一郎ちゃん」と呼ぶ。
1888年8月8日生まれ(初登場時(2)36歳→4・38歳)。身長199cm、体重142kg。O型。長野県出身。

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乙女組

未来の花組隊員を育てるべく米田一基が設立した帝国華撃団員養成学校乙女学園。ゲームで在籍が確認されるのは現在野々村つぼみのみだが、生徒は大勢いる(ミュージカル・花咲く乙女)。

野々村つぼみ(ののむら つぼみ、声優:野村佑香
2のみ登場。
椿がとある任務で大帝国劇場を離れた時、代わりに売店の売り子を務めていた女の子。椿が戻ってきた後は食堂にいる。
元気いっぱいでおっちょこちょい。成績は優秀。姉(野々村春香)がいて、彼女も同じく乙女組。
野々村春香(ののむら はるか、声優:千葉紗子
ミュージカル『花咲く乙女』の主人公。
乙女組一期生で、乙女組のまとめ役的存在。野々村つぼみの姉。
  1. ^ 現実では海軍士官を養成する機関は海軍兵学校であり、日本においては海軍士官学校なる機関は存在しない