「サクラ大戦シリーズの登場人物」の版間の差分
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<div class="references-small"></div>'''サクラ大戦シリーズの登場人物'''は、[[セガ]]の[[コンピュータゲーム]]『'''[[サクラ大戦シリーズ]]'''』と、それに関連する[[メディアミックス]]作品に登場する主要な人物の一覧である。 |
<div class="references-small"></div>'''サクラ大戦シリーズの登場人物'''は、[[セガ]]の[[コンピュータゲーム]]『'''[[サクラ大戦シリーズ]]'''』と、それに関連する[[メディアミックス]]作品に登場する主要な人物の一覧である。 |
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== 主人公 == |
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;大神一郎(おおがみ いちろう、声優:[[陶山章央]]) |
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:『[[サクラ大戦]]』-『[[サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~]]』の主人公。帝国[[海軍]][[少尉]](入隊時)→[[中尉]](2終了時(13話突入時))→[[大尉]](4終了時、24歳) |
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:帝国華撃団花組隊長・[[パリ|巴里]]華撃団花組隊長(1-4)・帝国華撃団総司令 (V) であり、隊長時代は帝国歌劇団及び巴里歌劇団の[[入場券|もぎり]]。[[舞台]]の演出等も行っており、主な演出作品に『[[夏の夜の夢|真夏の夢の夜]]』、『奇跡の鐘』、『[[ああ無情]]』等がある。 |
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:剣術に優れ、流儀名・[[二天一流]]の二刀流の使い手。銃もかなりの腕前である。海軍士官学校<ref>現実では海軍士官を養成する機関は[[海軍兵学校]]であり、日本においては海軍士官学校なる機関は存在しない</ref>を首席で卒業した後、男性としては珍しく霊力が非常に高い事もあり、花組の触媒となる事を期待されて入隊。帝都及び巴里の平和を守るという強い使命感を持つ熱血漢の好青年である。 |
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:基本的には真面目だが少しエッチな所もあり、女性が風呂に入っていると身体が勝手に風呂場へ動いてしまう。それは入浴中の相手が上官のあやめでも、目の前に米田がいても動いてしまうほど。エリカ曰く「のぞきのプロ」。とはいえ行動はプレイヤー次第なので、操作する人によってはエッチじゃなかったり軟派だったりする(3ではやはりプレイヤーしだいでネズミが苦手ということになったりもする)。 |
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:年の離れた姉の双葉(大河新次郎の母)がいる。 |
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:[[ピアノ]]が弾けるという意外な特技を持つ(コントラバスを弾いていた事もある)。 |
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:驚いた時の口癖は「いいっ!」。 |
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:どのシリーズでも一話目の出撃前には「花見の準備をせよ!」という選択肢がある。 |
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:名前は[[オオカミ]]と野球選手の[[イチロー]]から(『[[昭和枯れすすき]]』で有名な[[演歌歌手]]、[[さくらと一郎]]から取られたという説もあるが、あかほりさとるは否定している)。 |
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:必殺技は、「狼虎滅却(ろうこめっきゃく)」に続いて、光武「快刀乱麻(かいとうらんま)」→神武「無双天威(むそうてんい)」→光武・改「天地一矢(てんちいっし)」→天武「三刃成虎(さんじんせいこ)」→光武・改(弐)「天狼転化(てんろうてんげ)」→光武F「刀光剣影(とうこうけんえい)」→光武二式「天地神明(てんちしんめい)」。 |
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:[[1903年]][[1月3日]]生まれ(初登場時・20歳→2・22歳→3・23歳→4・24歳)。身長176cm、体重65kg。A型。[[栃木県]]出身。 |
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;大河新次郎(たいが しんじろう、声優:[[菅沼久義]]) |
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:『[[サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~]]』の主人公。 |
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:大神一郎の[[甥]]。紐育華撃団星組隊長・海軍[[少尉]]。 |
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:大神譲りの[[二刀流]](但し、新次郎の場合は右手に一本の[[太刀]]、左手に一本の[[小太刀]]を逆手に持つという独特のスタイル)の使い手で[[柔道]]有段者。海軍士官学校を飛び級した上に首席で卒業し、紐育華撃団星組に配属。当初は「隊長見習い」として戦闘の最前線を指揮していたが、後に隊長に任命される。 |
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:戦闘中の負傷がきっかけで6人目の「五輪の戦士」であることが発覚、五輪のアザは胸にある。 |
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:ラチェット等自分より背が高いキャラクターが多数登場する為か、背が低い事を気にしていると思われる素振りを見せる事がある。キャラクターとしては、やや固めの青年男性といった感じの大神に対し、ナイーブな少年と青年の間の男の子という感じに描かれており、年上の女性をパートナーに出来るという点も見逃せない点ではある。 |
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:'''プチミント'''というステージネームで女装をして舞台に立つ事もある。滅多に姿を見せない事や、その愛らしい姿から一部のファンやシアター関係者から高い人気があり、「幻のスター」とも呼ばれている。月組隊長、加山雄一も熱狂的なファンの一人である(正体が大河新次郎だという事は一部のシアター関係者しか知らない)。主な出演作は『ビバ!ハーレム』『[[クレオパトラ]](主演)』。 |
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:叔父の大神同様、「身体が勝手に動く」という性質を備えている(紐育の自由な一日では身体が勝手に女装してしまうので、大神より重症だと言える)。 |
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:驚いたときの口癖は「わひゃあ!」 |
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:名前は[[トラ]](タイガー)と野球選手の[[新庄剛志]](シンジョー)から。 |
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:[[1908年]][[8月20日]]生まれ(初登場時(Ⅴ)19歳)。身長165cm、体重59kg。A型。[[栃木県]] [[宇都宮市]]出身。 |
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== 帝国華撃団([[日本]]・[[東京|帝都東京]]) == |
== 帝国華撃団([[日本]]・[[東京|帝都東京]]) == |
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[[帝国華撃団]]参照 |
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帝都を魔の力から守るために設けられた秘密防衛組織であり、日本政府直属のため陸海軍のどちらにも属さない。前身は、米田中将を主として[[1912年]]に創設された「帝国陸軍対降魔部隊」。 |
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== 巴里華撃団([[フランス|仏]]・[[パリ]]) == |
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本部は、[[大日本帝国]]・[[東京]]の[[銀座]]に位置する「大帝国劇場」。その他、[[浅草]][[花やしき]]・[[北海道]]などに支部を持つ。 |
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[[巴里華撃団]]参照 |
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;米田一基(よねだ いっき、声優:[[池田勝]]) |
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:大帝国劇場の支配人にして、帝国華撃団の総司令(1-4)。帝国[[陸軍]]の[[中将]]で、帝国華撃団の創始者でもある。 |
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:普段は酒びたりの支配人だが、いざ戦いとなると率先して指揮をとる。実は酒に酔う事など無い豪傑。おちゃらけた態度は、殆ど演技であるといってよい。 |
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:帝国華撃団のメンバーを我が子の様に思い、逆にメンバーからも慕われている。 |
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:特技は[[浪曲]]で、宴席がある度に披露しようとするが、毎回必ず邪魔が入り作中で一回も謡えた事が無い(コラムスの米田ED除く)。 |
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:かつては『陸軍対降魔部隊』の一員であった。愛刀は神刀滅却(しんとうめっきゃく)。その後、総司令と支配人の座と神刀滅却を大神に託し、前線を退く。 |
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:[[1861年]][[4月1日]]生まれ(初登場時62歳→2・64歳→4・66歳)。身長162cm、体重55kg。O型。[[東京都]]出身。 |
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;藤枝あやめ(ふじえだ あやめ、声優:[[折笠愛]]) |
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:米田の秘書にして副司令(サクラ大戦)。さらには花やしき支部長でもある。帝国陸軍の[[中尉]]。 |
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:かつては、若干15歳にして『陸軍対降魔部隊』の一員だった。愛刀は神剣白羽鳥(しんけんしらはどり)。合気道を得意とし、生け花は免許皆伝の腕前。アニメ版では語学に精通しており、数ヶ国語を話すことが出来る。 |
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:新米隊長であった大神を時に厳しく、時に優しくサポートする。大神の憧れの人であった。 |
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:葵叉丹により、対降魔部隊の頃に植えつけられていた「種」を発芽させられ降魔・殺女(こうま・あやめ)と化し大神達と戦う事になる。この事は葵叉丹の正体、そして彼と彼女の因縁に深い関係がある。 |
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:大神の手により、その身は滅び、殺女はミカエルへとなる。ただ、あやめはあくまで「あやめ」であり、内包する二つの存在を最期まで認識してはいない。その為「あやめ」は「赤い月の夜」に死亡したとするのが正しい。 |
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:2以降では「戦死」して物故者であるという事以外は触れられない。享年24。 |
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:TVアニメ版では葵叉丹と決別、殺女には変化せず最後まで存命でありゲームとは大きく運命が異なる。階級は少佐。 |
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:自室の内装は和風だが、[[クリスチャン]]である為(そうでないとする媒体もある)壁に十字架が飾ってある。 |
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:[[1899年]][[7月31日]]生まれ(初登場時23歳)。身長163cm、体重46kg。スリーサイズは84/58/83。AB型。東京都出身。名前は[[アヤメ|菖蒲(あやめ)]]から。 |
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;藤枝かえで(ふじえだ かえで、声優:[[折笠愛]]) |
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:あやめの後継として帝国華撃団に配属された副司令(2以降)。藤枝あやめの妹で帝国陸軍中尉。 |
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:それより以前は賢人機関の霊能エージェントをしており、レニを救出したのは彼女。また、欧州星組の司令でもあった。 |
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:あやめとは髪型、性格、部屋や服装の装いなど様々な点が対比している(洋風好みのようだ)。また、2以降あやめの愛刀であった神剣白羽鳥は彼女が所有。 |
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:姉を失ってしまったことが元になっているのか、自己犠牲的な行動を否定している。 |
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:[[1901年]][[10月21日]]生まれ(初登場時23歳→4・25歳)。身長161cm、体重45kg。A型。東京都出身。名前は[[カエデ|楓]]から。 |
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=== 花組 === |
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対降魔迎撃部隊。平時は大帝国劇場にて帝国歌劇団として舞台を中心に活躍する。 |
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;真宮寺さくら(しんぐうじ さくら、声優:[[横山智佐]]) |
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:1~2のメインヒロイン。元陸軍対降魔部隊の真宮寺一馬の一人娘で、父と同じ「破邪の血」を受け継いでいる。伯父の真宮寺鉄馬は[[刀匠]]にして荒鷹神社の[[宮司]]。 |
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:[[剣術]]に長け、[[北辰一刀流]]免許皆伝の腕前。特に[[居合い]]を得意とし日々鍛錬を欠かさない。愛刀は父の形見でもある霊剣荒鷹(れいけんあらたか)。 |
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:普段着はピンク色の[[和服]]に赤い[[袴]]、紫の[[帯]]という袴姿のアレンジ。履物は革靴を愛用しており、着こなしは和洋折衷の所謂「ハイカラさん」。 |
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:長い黒髪を大ぶりの赤いリボンで[[ポニーテール]]にしている。他に、ピンクのサンドレスに白いサンダルを着用することがある。 |
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:性格は明るく朗らかで、正義感が強く人に好かれる。ただし嫉妬深い一面もあり、大神が他の女性と仲良くしているのを見てヤキモチを焼くことが多い。 |
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:過去に自分の不注意のため友人が雷で大怪我をしたことがあり、以来雷が苦手。また漫画版においてはネズミも苦手なようである。 |
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:すみれ引退後は娘役トップとなるが、舞台に立つ事が純粋に大好きである彼女は驕らずに日々練習を重ねている。 |
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:必殺技は、「破邪剣征」に続いて、光武「桜花放神」→神武「百花繚乱」→光武・改「桜花霧翔」→天武「百花斉放」→光武・改(弐)「桜花爛漫」→光武二式「桜花天昇」。 |
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:[[1905年]][[7月28日]]生まれ(初登場時17歳→2・19歳→4・21歳)。身長155cm、体重44kg。スリーサイズは82/56/81。A型。[[宮城県]][[仙台市]]出身。名前は[[サクラ|桜]]から。 |
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:テーマソング 1「さくら」2以降「春が来る」 |
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;神崎すみれ(かんざき すみれ、声優:[[富沢美智恵]]) |
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:神崎財閥の総帥・神崎忠義の孫娘であり跡取り。父は神崎重工社長の神崎重樹、母は銀幕スタァの冴木ひな(本名:雛子)。 |
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:[[長刀]]の使い手で、神崎風塵流免許皆伝の腕前。また洋風ダンスの免許皆伝でもある。 |
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:胸元が広く開くように着付けた紫色の着物に膝上まである西洋足袋、そして革靴という和洋折衷のいでたち。 |
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:装飾品はヘアバンドとチョーカー。懐には折りたたみ式長刀を常備している。他に、やはり胸元の広く開いたドレスを着用。 |
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:高飛車でプライドが高く、「~ですわ」などの気取った話し方をする。人の名前を覚えようとしないなど傲慢な態度をとるが、実は淋しがり屋で根は優しく仲間想い。 |
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:独特の美学を持ち、常に女優であることを意識している。『帝劇のトップスタァ』を自称するほどの自信家だが、その自信は日々の弛まぬ努力によるもの。 |
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:英才教育を施されているが、家事全般(特に料理)が下手、[[甘酒]]で泥酔するほど酒に弱いなどの弱点も。また、幼少の辛い思い出から[[クモ|蜘蛛]]が苦手。 |
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:カンナとは「[[喧嘩するほど仲がいい]]」の関係。 |
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:長安との戦いの後、霊力減少のため華撃団を引退。引退公演を最後に女優としても帝劇を去った(「[[サクラ大戦 神崎すみれ 引退記念 す・み・れ]]」)。 |
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:その後は神崎重工の取締役に就任した模様(2004年の歌謡ショウより)。 |
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:必殺技は、「神崎風塵流」に続いて、光武「胡蝶の舞」→神武「鳳凰の舞」→光武・改「連雀の舞」→天武「飛竜の舞」→光武・改(弐)「不死鳥の舞」→光武二式「孔雀の舞」。 |
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:[[1907年]][[1月8日]]生まれ(初登場時16歳→2・18歳→4・20歳)。身長161cm、体重50kg。スリーサイズは83/57/84。B型。[[神奈川県]]出身。名前は[[スミレ|菫(すみれ)]]から。 |
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:テーマソング 1「なやましマンボ」2以降「絶対運命のタンゴ」 |
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;マリア・タチバナ(Maria Tachibana、声優:[[高乃麗]]) |
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:父は[[ロシア]]人外交官のブリューソフ=ワリー・ドミートリエビッチ、母は日本人の橘須磨。 |
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:橘姓を名乗っているのは、両親が宗教の違いにより正式に結婚できなかったため。 |
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:プラチナブロンドの髪を、左目を隠すような形の[[おかっぱ|ボブカット]]にしている。瞳はグリーン。飾り気のない洋服の上に厚手のロングコートを纏い、懐に愛銃「エンフィールドNo.1MkIスター・改」([[拳銃#中折れ式拳銃|中折れ式]]6連発[[リボルバー]])を常備している。2以降は黒地に白ストライプのスーツを着用。 |
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:幼少の頃、母親が日本人であったため[[スパイ]]容疑をかけられ、一家で[[シベリア]]へ[[流刑]]となりその地で両親を失う。その後9歳にして[[レジスタンス運動|レジスタンスグループ]]に身を投じ、天性の射撃力と苛烈な戦いぶりから「クワッサリー(火喰い鳥)」の通り名で知られるようになる。1917年のロシア革命では革命軍に参加。隊長ユーリー=ミハイル・ニコラーエビッチを兄としても恋人としても慕っていたが、自分の過失により眼前で死なせてしまい心に深い闇を抱えることとなる。 |
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:その後渡米し紐育で[[マフィア]]の用心棒をしていたが、あやめにスカウトされ帝国華撃団隊長に就任した。大神就任後は副隊長に就任。 |
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:非常に真面目で厳しい性格だが、帝劇メンバーと関わっていくことにより優しい面が前面に出てくるようになった。料理が得意で趣味。他に読書を好み、博識である。 |
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:少なくとも日本語・ロシア語・英語の3ヶ国語を話すことができ、TV版ではアイリス宛のフランス語の手紙を読んでみせている。 |
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:自分に向けて放たれた弾に自分が発射した弾をぶつけ、同時に二つの標的を撃ち抜く技「乾杯」を成功させるなど、超人的な銃の名手。また[[ビリヤード]]の腕もプロ並。 |
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:未成年から酒を嗜み、強い酒でも酔うことはあまりない。ロシア育ちのため水泳は苦手。 |
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:帝劇の男役トップで、その長身と凛然とした美貌で多くの女性ファンの人気を集めている。 |
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:必殺技は、光武「[[雪女|スネグーラチカ]]」→神武「パールクヴィチノィ」→光武・改「[[スペードの女王|ピーカヴァヤ・ダーマ]]」→天武「トロイーツァ」→光武・改(弐)「[[くるみ割り人形|シェルクーンチク]]」→光武二式「[[氷河|リディニーク]]」。 |
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:[[1903年]][[6月19日]]生まれ(初登場時19歳→2・21歳→4・23歳)。身長186cm、体重65kg。スリーサイズは88/60/90。O型。[[ウクライナ]]・[[キエフ]]出身。名前は[[タチバナ|橘]]から。 |
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:テーマソング 1「オンリー・マン」2以降「生きてる喜び」 |
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;イリス・シャトーブリアン(Iris Chateaubriand、通称:アイリス、声優:[[西原久美子]]) |
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:フランスの大富豪シャトーブリアン伯爵家の一人娘。父はロベール、母はマルグリット。 |
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:普段着はミントグリーンのワンピースに白いエプロンという、19世紀的な子女の装い。髪はブロンドで、ピンク色の大ぶりなリボンをつけている。瞳はブルー。 |
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:大親友のクマのぬいぐるみ「ジャンポール」をいつも抱いている(このぬいぐるみはオスで、持ち主によると意思がある)。2以降は黄色いワンピースを着用。 |
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:最年少ながら花組一の霊力を誇り、帝都防御陣の核として働く(劇場版)。性格は天真爛漫で、年相応の愛くるしさに満ち溢れる。 |
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:しかしその一方、娘を世間の好奇の目に晒すことを嫌い、また強すぎる霊力を制御できない危険性を案じた両親により幽閉されていた辛い過去を持つ。成長とともに力を制御できるようになったが、ときに癇癪で暴走することがある。誘拐事件に巻き込まれた際、あやめにスカウトされ渡日。 |
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:大神を「お兄ちゃん」と呼び慕い『お兄ちゃんのコイビト』を自称。自分は一人前のレディだと思っており、子供扱いされることを嫌う。 |
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:日本語を短期間で習得したり[[テレパシー|人の心を読む]]など驚くべき描写があるが、近作ではそれらの設定は抹消されている(特にテレパシーはスタッフに不評だった)。 |
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:歳が近いせいか、2以降はレニと特に仲が良くいつも一緒にいる。またレニもアイリスには特別親しくしているようである。 |
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:必殺技は、「イリス」に続いて、光武「マリオネット」→神武「シャルダン」→光武・改「プティ・ジャンポール」→天武「ポワット・ド・スクール」→光武・改(弐)「グラン・ジャンポール」→光武二式「プロディージュ・ジャンポール」。 |
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:[[1913年]][[7月5日]]生まれ(初登場時9歳→2・11歳→4・13歳)。身長106cm→115cm→121cm、体重18kg→20kg→26kg。スリーサイズは記録なし。AB型。 |
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:[[フランス]]・[[シャンパーニュ]]出身。名前はアヤメ科の[[アヤメ|アイリス]]から。 |
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:テーマソング 1「エチュード」2以降「愛しのジャンポール」 |
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;李紅蘭(り こうらん、声優:[[渕崎ゆり子]]) |
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:[[北京語]]での名前の読みは「Li Honglan(リー・ホンラン)」。 |
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:父は策杏、母は香燕。裕福な貿易商の家に生まれるが、両親は[[辛亥革命]]時に死去。二人の姉容蘭・芳蘭は行方不明。 |
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:[[メガネ]]・[[そばかす]]・[[ロングヘア#編みこむ場合|三つ編み]]が特徴的な[[チャイナドレス]]姿の少女。発明が大好きで、[[つなぎ#作業服として|つなぎ]]姿でいることも多い。 |
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:霊力は花組で一番低いが、新兵器の開発でそれを補っている。だが失敗して爆発を起こすこともしばしば。信念は「発明はバクハツや!」。 |
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:辛亥革命後、[[難民]]生活の末に農家に拾われ使用人同然の[[養子]]として育てられた。その後あやめにスカウトされ渡日、 |
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:[[神戸市|神戸]]で日本通のパーシー・ホワードに育てられたため奇妙な[[関西弁]]を話すようになった。ちなみに発明への情熱もホワードの影響である。 |
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:おおらかで細かいことを気にしない性格だが、周囲に気を配る一面も。「さん付け」で呼ばれるのが苦手で、大神のことも「大神はん」と呼ぶ。 |
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:明るい性格の反面非常に脆く危うい一面も持っており、一度ショックを受けるとマイナス思考に走りやすく、パニックになってしまうことがある。 |
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:火事を見て、家族を失った記憶が甦り死を選ぼうとしたり、自分の光武が制御不能の暴走状態に陥った際、自爆を決意したこともある。 |
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:また「熱き血潮に」で追加されたシナリオでは、花組の仲間より機械を心の拠り所にするような描写がある。嘘と[[納豆]]をとても嫌う。 |
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:舞台では男役も女役もこなすが、お笑い好きで[[コント]]を好む傾向がある。巴里華撃団のエリカを[[漫才#ボケとツッコミ|ボケ]]として気に入っている。 |
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:身長はさくらより高いが、ほとんどの場合紅蘭の方が低く描かれる。また初期設定には「胸がないのを気にしている」という一文があった。 |
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:名前の由来はプロデューサー[[広井王子]]の従姉・李紅蘭氏とされているが、[[満州映画協会]]のトップアイドル[[李香蘭]]とする説もある。 |
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:必殺技は、光武「チビロボ」→神武「聖獣ロボ」→光武・改「雀牌ロボ」→天武「球電ロボ」光武・改(弐)→「聖獣ロボ・改」→光武二式「チビロボ二式」。 |
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:[[1906年]][[3月3日]]生まれ(初登場時17歳→2・19歳→4・21歳)。身長156cm、体重42kg。スリーサイズは78/55/81。B型。[[中華人民共和国|中国]]・[[北京]]出身。名前は[[ラン科|蘭]]に由来。 |
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:テーマソング 1「東京的休日」2以降「メトロで行こう」 |
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;桐島カンナ(きりしま かんな、声優:[[田中真弓]]) |
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:[[琉球空手]]桐島流第二十八代継承者。父は琢磨、母はアイカナ。 |
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:スパッツに空道着という戦闘的なスタイルと、筋骨たくましい長身が男性的な印象を与える。近作ではジャケットとズボンを着用するがやはり男性的。 |
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:琉球空手の達人で、[[沖縄]]で沈没した船から泳いで帝都に戻ってくるなど人間離れした体力を持つ。作中で牛殺しも達成(血潮では虎殺し)。 |
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:姉御肌で竹を割ったような性格だが、女性として扱われないことを嫌う。食事と鍛錬を趣味とし、「食堂の主」と呼ばれるほどの大食。幼少の思い出から蛇が苦手。 |
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:父の仇を探しているところであやめにスカウトされ花組に入隊。その後仇を追って中国へ渡るが、罪を悔い改めていた仇を彼女は倒すことなく帰国している。 |
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:マリアとは同期で親友。すみれとは「[[喧嘩するほど仲がいい]]」の関係。[[海技士 (航海)|一級航海士]]の免許を所持しており、あやめの死亡後は翔鯨丸の操縦を担当している。 |
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:舞台ではもっぱら男役を演じ、そのパワフルな演技で子供からの人気を博している。また本人も子供好き。 |
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:必殺技は、光武「一百林牌(すうぱありんぱい)」→神武「四方攻相君(しほうこうそうくん)」→光武・改「三進転掌(さんちんてんしょう)」→天武「鷲牌五段(ろうはいごだん)」→光武・改(弐)「三十六掌(さんせいるうしょう)」→光武二式「公相君(こうそうくん)」。 |
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:[[1903年]][[9月7日]]生まれ(初登場時19歳→2・21歳→4・23歳)。身長197cm、体重78kg。スリーサイズは93/70/98。B型。[[沖縄県]]出身。名前は[[カンナ]]から。 |
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:テーマソング 1「灼熱ブギ」2以降「南風GOGO」 |
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以下の2名は『サクラ大戦2』で加入 |
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;ソレッタ・織姫(Soletta Orihime、声優:[[岡本麻弥]]) |
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:父は日本人の緒方星也、母はイタリア人のカリーノ・ソレッタ。ソレッタ家は「赤い[[貴族]]」と呼ばれるイタリアの名門。 |
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:褐色の肌に黒髪、赤いドレスという派手な外見。瞳はグリーン。[[バラ|薔薇]]を好み、ドレスにも薔薇があしらわれている。 |
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:「でーす」と語尾を伸ばす独特の話し方をし、日本語をよく間違える。慣用句などをわざわざ横文字に直すこともある(例:水臭い→ウォーター臭い)。 |
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:しかし感情が高ぶったときなどに流暢な日本語を話していることから、あえてそのようなキャラクターを演じているという見方もできる。 |
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:父親が母親を残して日本に戻ったことを恨み、日本人の男を毛嫌いしていが、後にそれは緒方とカリーノの仲をソレッタ家が妨害したためと判明した。 |
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:演奏・舞踏・歌唱共に優れた女優であり、イタリア演劇界では「太陽の娘」と呼ばれている。ただし日本での目立った活躍はなし。 |
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:過去に実験的に組織された欧州星組の元隊員で、レニとは同期。紐育華撃団のラチェット、昴と面識がある。 |
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:帝国華撃団配属直後は花組を戦闘面でも演技面でも馬鹿にしていたが、その想いに触れるにつれ徐々に打ち解けていった。 |
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:性格は陽気で、相手をおちょくることが大好き。同じ貴族である巴里華撃団のグリシーヌに対しては特に挑発めいた言動、行動をとる。 |
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:長安との戦いの後イタリアに帰国し、女優として再び脚光を浴びている模様(歌謡ショウファイナル公演での帝劇メンバーの台詞より)。 |
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:必殺技は、アイゼンクライト「[[四季 (ヴィヴァルディ)|クアットロ・スタジオーニ]]」→天武「[[魔笛|イル・フラウト・マジコ]]」→光武・改(弐)「ヴィアッジョ・ローズ」→光武二式「[[:en:'O Sole Mio|オーソレミオ]]」。 |
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:[[1907年]][[7月7日]]生まれ(初登場時(2)17歳→4・19歳)。身長158cm、体重47kg。スリーサイズは84/56/83。B型。[[イタリア]]出身。名前は織姫星([[こと座|琴座]]のα星・[[ベガ]])から。 |
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:テーマソング 「もしも…」 |
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;レニ・ミルヒシュトラーセ(Reni Milchstraße、声優:[[伊倉一恵]]) |
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:[[ドイツ人]]。父母は不明。 |
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:銀髪を短く切り、男子の服を着ているため少年のような印象を与える。瞳はブルー。 |
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:一人称は「ボク」([[ボク少女]])で、帝国華撃団配属後しばらくは花組全員が彼女を少年だと思っていた(2の発売時もあえて彼女は少年であると宣伝されていた。) |
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:欧州大戦時にドイツの秘密結社ブルーメンブラットが霊力兵士養成を目的として行った「ヴァックストゥーム計画」の被験者になっていたところをかえでに救出される。 |
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:ヴァックストゥーム計画は非人道的なものであったため、人間離れした頭脳・戦闘力とひきかえに豊かな感情を失ってしまった。 |
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:過去に実験的に組織された欧州星組の元隊員で、織姫とは同期。紐育華撃団のラチェット、昴と面識がある。 |
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:花組のメンバーと触れ合うことで人間らしい感情を取り戻す。特に年齢の近いアイリスとは仲が良い。 |
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:天才的な[[バレエ]]の踊り手で、舞台ではマリア、カンナ同様に主に男役(特に少年役)を務める。 |
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:劇場で飼われている犬(2は名前を決めることができるが4では名前を呼ばれない。5ではフント)に懐かれている。 |
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:必殺技は、アイゼンクライト「[[ラインの黄金|ダス・ラインゴルト]]」→天武「[[ワルキューレ (楽劇)|ディ・ワリキューレ]]」→光武・改(弐)「[[ジークフリート (楽劇)|ジークフリード]]」→光武二式「[[青い鳥 (童話)|ブラウアー・フォーゲル]]」。 |
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:[[1909年]][[12月24日]]生まれ(初登場時(2)15歳→4・17歳)。身長147cm→152cm、体重38kg→41kg。スリーサイズは不明。O型。[[ドイツ]]出身。名前は[[天の川]]より。 |
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:テーマソング 「イカルスの星」 |
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=== 風組 === |
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輸送空挺部隊。平時はかすみと由里が大帝国劇場の事務室、椿が同ロビーの売店で働く。帝劇3人娘とも呼ばれる。 |
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;藤井かすみ(ふじい かすみ、声優:[[岡村明美]]) |
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:普段は劇場事務所で働いている。 |
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:由里と椿の姉さん的存在。落ち着いた性格で、大神のよき相談相手である。意外にもすみれと仲が良い模様。伯母が仲人の達人であり、毎度見合い写真を送られている。整理整頓好きで、嫌いなものはねずみ。 |
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:衣装は、由里がデザインしたものである。 |
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:[[1900年]][[4月14日]]生まれ(初登場時22歳→2・24歳→4・26歳)。身長165cm、体重51kg。スリーサイズは85/60/86。A型。[[茨城県]]出身。名前は[[カスミソウ|かすみ草]]から。 |
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;榊原由里(さかきばら ゆり、声優:[[増田ゆき]]) |
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:普段は劇場玄関で受付嬢をしている。 |
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:三人の中で唯一、モダンガール風の格好をしている。噂好きであり、劇場内の噂の発信源は大抵彼女である。 |
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:「銀座モダンガール友の会」の会長(会員はかすみと椿の2人のみ)で、観光名所や流行等に詳しい。紅蘭とは帝撃の同期である。 |
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:[[1902年]][[5月20日]]生まれ(初登場時20歳→2・22歳→4・24歳)。身長157cm、体重47kg。スリーサイズは84/57/83。O型。[[静岡県]]出身。名前は[[ユリ|百合]]から。 |
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;高村椿(たかむら つばき、声優:[[氷上恭子]]) |
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:普段は劇場の売店で働く。 |
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:風組最年少。ちゃきちゃきの江戸っ子で、実家は[[せんべい]]屋を営む。 |
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:大神からは「椿ちゃん」と、唯一ちゃん付けで呼ばれている。明るい性格で、常に笑顔を絶やさない。マリアの熱烈なファンで、やや百合的描写も見られるが、少女のやや過剰な憧れに留まる。 |
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:[[1907年]][[12月25日]]生まれ(初登場時15歳→2・17歳→4・19歳)。身長150cm、体重42kg。スリーサイズは77/54/80。B型。[[東京都]] [[浅草]]出身。名前は[[ツバキ|椿]]から。 |
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=== 月組 === |
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隠密行動部隊。他の部隊とは異なり、演劇活動はしていない模様である。現在は、世界中各地に月組のメンバーが散らばって様々な情報収集や諜報活動を行っており、世界中に存在する華撃団のバックアップを行っている。 |
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;加山雄一(かやま ゆういち、声優:[[子安武人]]) |
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:月組の隊長であり、[[アメリカ合衆国|米国]][[外交官]](V)・ROMANDO店主(V)。[[加山雄三]]を意識した派手なキャラクターだが、一応諜報員。愛刀は妖刀狗肉(ようとうくにく)。 |
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:由緒ある[[忍者]]の家系の生まれで(巴里のサーカスではコクリコに「ニンジャマスター」と紹介された)、幼少より鍛えられた身体能力はかなり高い。 |
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:おちゃらけているが、漫画版では蒸気戦車を一人で倒す等、実はかなり優秀。どこからともなく[[ギター]]を持ち出し弾きながら大神に助言をしたりする(紐育では[[ウクレレ]]に変わっている)。口癖は「幸せだな~ァ」。また、度々「故人曰く~」と忠告じみた格言を残して去って行く。 |
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:大神とは海軍士官学校時代からの親友だが、それと同時にライバル視している様子。大神の部屋の天井に秘密の入口を作り、勝手に出入りしてる。 |
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:TVアニメシリーズによると、霊力は大神より加山の方が勝っており、花組隊長は彼になる予定であったようだ。しかし、実際の戦闘で発揮する潜在能力は大神には敵わない。 |
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:「活動写真」ではブレント・ファーロング率いるダグラス・スチュワート社に拉致された米田と花小路を救出した。 |
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:紐育では、輸入雑貨店「ROMANDO」を隠れ蓑に諜報活動を行っている。しかし、ふざけた理由で閉店していたり、店内の商品全て持って行かれてもまだ在庫があったり、給料が現物支給(主に[[こけし]])など明らかに経営に問題がある。 |
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:隊長見習いになりたての新次郎と掃除人の頃のジェミニを博物館に連れて行きアメリカという国について説くなど広い視野を持ち、時にアニキ分として、時に反面教師として新次郎を導く。ちなみに「プチミント(正体は新次郎)」の熱狂的大ファン。 |
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:学生時代は大神と一緒に大河双葉に剣術を教わっていたが、その時の経験からか双葉を異常に怖がる。 |
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:[[1902年]][[11月11日]]生まれ(初登場時(2)22歳→3・23歳→4・24歳→Ⅴ・25歳)。身長172cm、体重66kg。A型。[[和歌山県]]出身。 |
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=== 夢組 === |
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霊能部隊。[[霊能者]][[女性]]数十名による霊的支援部隊。設定としては存在するが、ゲームには未登場(テレビアニメ、劇場版、旧レッドカンパニーのサイト掲載のweb小説には登場した)。 |
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=== 雪組 === |
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局地戦闘部隊。メディアに登場したことが無く、詳細不明。 |
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=== 薔薇組 === |
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魔神器防衛部隊(勝手に自称してるだけで正規部隊ではない)。構成員はエリートであるが、全員[[性的指向|オカマ]]である為、所属してた陸軍から爪弾きにされていた所を米田に拾われた。以来、大帝国劇場地下に住み着く。3人の名前の由来は、「[[犬神家の一族]]」に登場する犬神家の家宝“斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)”から。 |
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;清流院琴音(せいりゅういん ことね、声優:[[矢尾一樹]]) |
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:薔薇組隊長。階級は陸軍大尉。黄色い服に[[眼鏡]]という格好。 |
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:「いかに美しくあるべきか」がモットーらしい。薔薇組のメンバーの中では一番まともに戦える。 |
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:[[1895年]][[12月4日]]生まれ(初登場時(2)29歳→4・31歳)。身長175cm、体重58kg。A型。[[千葉県]]出身。 |
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;丘菊之丞(おか きくのじょう、声優:[[松野太紀]]) |
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:女性用の陸軍制服(タイトスカート)を着ている。階級は陸軍少尉。 |
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:一見女の子のような少年。実際に4で花火に女性と間違えられた事も。大神に憧れている。 |
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:[[1906年]][[2月14日]]生まれ(初登場時(2)19歳→4・21歳)。身長153cm、体重44kg。AB型。[[群馬県]]出身。 |
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;太田斧彦(おおた よきひこ、声優:[[郷里大輔]]) |
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:階級は陸軍軍曹。 |
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:いかつい身体に野太い声の持ち主だが、女言葉でくねくねとした身のこなし。キス魔であり、大神のことを「一郎ちゃん」と呼ぶ。 |
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:[[1888年]][[8月8日]]生まれ(初登場時(2)36歳→4・38歳)。身長199cm、体重142kg。O型。[[長野県]]出身。 |
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=== 乙女組 === |
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未来の花組隊員を育てるべく米田一基が設立した帝国華撃団員養成学校乙女学園。ゲームで在籍が確認されるのは現在野々村つぼみのみだが、生徒は大勢いる(ミュージカル・花咲く乙女)。 |
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;野々村つぼみ(ののむら つぼみ、声優:[[野村佑香]]) |
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:2のみ登場。 |
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:椿がとある任務で大帝国劇場を離れた時、代わりに売店の売り子を務めていた女の子。椿が戻ってきた後は食堂にいる。 |
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:元気いっぱいでおっちょこちょい。成績は優秀。姉(野々村春香)がいて、彼女も同じく乙女組。 |
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;野々村春香(ののむら はるか、声優:[[千葉紗子]]) |
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:ミュージカル『花咲く乙女』の主人公。 |
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:乙女組一期生で、乙女組のまとめ役的存在。野々村つぼみの姉。 |
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== 巴里華撃団(仏・パリ) == |
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欧州を霊的な脅威から守る為、帝国華撃団に倣って創られた。有事の際はメル、シーも状況分析や機器の運転等で戦闘に参加。 |
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本部は、[[フランス]]・[[巴里]]の[[モンマルトル]]に位置する「テアトル・シャノワール」。その他、[[凱旋門]]に支部がある。 |
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;グラン・マ(Grand Mere、イザベル・ライラック[[伯爵]]夫人、声優:[[相沢恵子]]) |
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:劇場シャノワールの総支配人であり、巴里花組の総司令。フランス政界にも発言出来る程、地位は高い。 |
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:落ち着いた大人な女性だが、かなり毒舌で狡猾。 |
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:若い頃はダンサーだった経歴もある。店名の「シャノワ-ル」(黒猫)はその頃の彼女のステージネーム。 |
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:巴里に着いたばかりの大神に紳士としての振る舞い、生き方を教える内に次第に自分の夫と大神を重ねる様になり、信頼度が高いと過去に夫と死別した事を告白する。 |
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:ナポレオンという名前の猫を飼っている。 |
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:[[1879年]][[10月25日]]生まれ(初登場時(3)46歳→4・47歳)。身長162cm、体重64kg。A型。フランス出身。 |
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;メル・レゾン(Mell Raison、声優:[[小島幸子]]) |
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:グラン・マの秘書、シャノワールで行われる[[レヴュー (演芸)|レヴュー]]の司会をシーと共に担当。名家の出身。 |
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:真面目で几帳面な性格だが、人見知りが激しく、自分で何とかしようとする場面がある。趣味は刺繍と詩集を読む事。 |
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:大学生の時にグラン・マにスカウトされ、卒業に必要な単位は取得しながらも名門大学を中退している。 |
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:内気で人見知りな性格なので、社交的な姉やシーを羨ましく思っている。 |
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:苗字のレゾンはフランス語で「理性・理屈」の意味 |
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:[[1906年]][[6月1日]]生まれ(初登場時(3)19歳→4・20歳)。身長158cm、体重47kg。A型。フランス出身。 |
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;シー・カプリス(Ci Caprise、声優:[[かないみか]]) |
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:テアトル・シャノワールの売店で働きながら、シャノワールで行われるレヴューの司会をメルと共に担当。 |
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:おっとりした喋り方をし、メルとは対象的に接客業に向いた性格。 |
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:お菓子づくりが好きで、[[パティシエ]]になる為巴里へやってきたが、当時はスキルもコネも無かった為叶わなかった。 |
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:メルとは大学で知り合う。その後シャノワールで働く事に。「メルとお似合いのカップルだな」とからかうと信頼度が上がる。 |
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:苗字のカプリスはフランス語で「気まぐれ」。名前は二人合わせて「メルシー(フランス語で「ありがとう・お礼」)」になる。 |
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:[[1909年]][[2月4日]]生まれ(初登場時(3)17歳→4・18歳)。身長154cm、体重48kg。O型。フランス出身。 |
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;ジャン・レオ(Jean Leo、声優:[[斎藤志郎]]) |
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:整備班長。仕事に対しては厳しい頑固職人で、よく自分の部下を怒鳴っていたりする。 |
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:酒とギャンブルが好き。 |
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:[[1882年]][[3月24日]]生まれ。身長160cm、体重80kg。O型。フランス出身。 |
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;迫水典通(さこみず のりみち、声優:[[中丸新将]]) |
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:巴里華撃団[[凱旋門]]支部長・[[日本]][[大使]](駐在武官)。 |
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:巴里では大神の上司となる人物で、大神を巴里華撃団へと導いた。日本にいた時は政治戦略で右に出る者が無く「鉄壁の迫水」と呼ばれていた。その狡猾な政治手腕で[[欧州大戦]]時にグリシーヌの父、ブルーメール公爵に取入り、密かに山崎真之介少佐の開発した日本製二足歩行人型蒸機「菖武」の実戦テストをしていた。 |
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:よく街で女性に声を掛けたりしているが、そのストライクゾーンはかなり広く、コクリコや、終いにはブルーメール邸のメイド服を着ていた大神にまで及ぶが、頭の上がらない女性秘書がいる。 |
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:大神をシャノワールのモギリにした張本人。 |
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:元々童顔で少しでも年相応に見られる為に若い頃から髭を生やしていた。 |
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:余談だが、「ミステリアス巴里」でミキの写真を喜ぶ |
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:[[1869年]][[1月28日]]生まれ。身長171cm、体重58kg。A型。日本出身。 |
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=== 花組 === |
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平時はテアトル・シャノワールの踊り子として活躍する。 |
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;エリカ・フォンティーヌ(Erica Fontaine、声優:[[日高のり子]]) |
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:3のメインヒロイン。大神が欧州博覧会を見学中に偶然出会うことになる[[シスター]]の見習い。 |
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:ミステリアス巴里や4ではシスターになったが、それ以前に一度そのドジのおかげで職を失ったことがある。 |
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:やる気はあるが行動が空回りしがちで、助けられた人物は大体は報われる事が無い。しかし本人は至って真面目である。[[ドジっ娘]]。そして自分の夢や妄想を現実のものと勘違いし暴走する場面もある。看板によく頭をぶつけている。 |
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:敬虔な[[クリスチャン]]。霊力の覚醒に伴い、一度とんでもなく真面目になった事も……。 |
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:捨て子であったが、子供のいなかったフォンティーヌ夫妻に拾われ育てられる。しかし、自分の霊力が両親の迷惑になると考え、自ら[[修道院]]に入る。 |
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:日本に憧れていて、大神に何度も日本の事を聞いてくる(と言っても大体は間違った日本文化の事)。好物はプリン。[[マラカス]]や[[タンバリン]]を持っておはようダンスを踊る。 |
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:趣味は聖書の朗読と神への祈りと人助け、マシンガン射撃である。スカートの下にいつもマシンガン2丁を隠し持っている。マシンガンの名は「ラファエル」と「ガブリエル」。光武も十字架状のマシンガンを使用する。 |
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:夜になるとシャノワールで『黒猫のワルツ』と言う題目で踊り子として活躍。だが、自分のドジの所為で最後まで踊った事が無い(LIPSの選択次第では大神の手助けにより踊りきる事が一度だけある)。 |
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:必殺技は、光武F「サクレ・デ・リュミエール」→光武F2「エヴァンジル」。 |
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:[[1909年]][[8月15日]]生まれ(初登場時(3)16歳→4・17歳)。身長156cm、体重45kg。A型。フランス出身。 |
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:名前の由来は[[エリカ属|エリカ草]]、テーマソング 「祈り」 |
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;グリシーヌ・ブルーメール(Glycine Bleumer、声優:[[島津冴子]]) |
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:[[ノルマンディー公|ノルマンディー公爵]]家の血を汲むフランスの名門ブルーメール公爵家の一人娘。[[北ヨーロッパ|北欧]]人特有の金髪碧眼で容姿端麗。その大[[貴族]]の血筋から、プライドが高く、勝ち気で誇り高いが、実は穏やかで決して目下の者を見下したりはしない人徳の高さを併せ持つ。プライド相応の高い能力を持ち、それを持つ為に必要な努力を惜しまない。小動物が大好きで弱者を守ろうとする無償の優しさの持ち主(6話でのデートイベントでそれが分かる)。 |
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:[[ノブレス・オブリージュ|ノーブル・オブリッジ]]を体現するような性格なので真面目な気質故かロベリアと仲が悪い。 |
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:戦斧の名手で、日常からもどこからともなく[[戦斧]]を持ち出してくる事もしばしばある危険人物。これは血脈が[[バイキング]]と言う所が関係している。光武の武器も斧だが、こちらは両方に刃の付いた片手持ち用。 |
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:幼い頃[[欧州大戦]]で憧れていた叔父を亡くす。その時宛てられた手紙と壮絶な最期の勇姿で貴族としての大切な物を受け継ぐ。 |
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:花火の親友。異国人である大神が、巴里の平和を守れる訳が無いと初めの頃は大神の事を全く認めていなかったが、真摯な大神の姿を見てその考え方を変えて行く。以来「和の心」に興味を持ち始め、「サムライ」や「[[道]]」について深く知りたいと願う様になる。 |
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:夜になると'''ブルーアイ'''と名を変え、『海』の題目でダンスをする。ダンスの方はエリカとダンスの練習に付き合っていたので上手い。観覧客にはブルーアイの正体は謎とされている。 |
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:ブルーメール家には「婿入り検定試験」があり「[[知能]]」、「[[武芸]]」、「家柄」など厳しい審査を受けなければならない。この試験をパスしたものは「完全無欠の花婿」としてブルーメール家に婿入りを許される(しかし、その姿は「婿入り」というよりも、どう見ても「[[生贄]]」にしか見えない。尚、大神は合格とのこと)。 |
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:必殺技は、光武F「グロース・ヴァーク」→光武F2「ゲール・サント」。 |
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:[[1909年]][[4月18日]]生まれ(初登場時(3)18歳→4・17歳)。身長161cm、体重46kg。B型。フランス出身。 |
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:名前の由来は[[フジ|藤]]、テーマソング 「エロイカ/英雄伝説」 |
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;コクリコ(Coquelicot、声優:[[小桜エツ子]]) |
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:市場に暴れ馬が迷い込んだ際、たった一人で宥めた[[サーカス]]団員。[[ボク少女|一人称は『ボク』]]で帽子を被っていると一見男の子に見えるが、れっきとした女の子。[[ベトナム]]人(父)と[[フランス]]人(母)のハーフ。 |
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:巴里花組最年少で、アイリスの一つ年下にあたる。大神のことを『イチロー』と呼んでいる。 |
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:常に明るく元気。極めて身が軽く、屋根の上を伝ったり暴れ馬に飛び乗ったりもお手の物。又手品が得意。 |
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:比較的誰とでも仲良くなれる。動物が好きでどんな動物でも仲良くできる(但し、ねずみが大の苦手)。猫が大好きで自分の光武に描いたりもする(この猫には「ニャンニャン」という名前がある)。 |
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:夜になると『マジカルエンジェル・コクリコ』として活躍。『[[魔法使いの弟子]]』と言う題目で得意の手品を披露する。 |
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:必殺技は、光武F「マジーク・ボンボン」→光武F2「マルシュ・シャトン」。 |
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:[[1914年]][[10月10日]]生まれ(初登場時(3)11歳→4・12歳)。身長142cm→148cm、体重36kg→39㎏。A型。ベトナム出身。 |
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:名前の由来は[[ヒナゲシ|雛罌粟(ひなげし)]]、テーマソング「いっしょに歩こう」 |
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;ロベリア・カルリーニ(Lobelia Carlini、声優:[[井上喜久子]]) |
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:数々の犯罪に手を染め、これまでの罪状を並べると[[懲役]]1000年にもなる大悪党。目的の為なら手段を選ばず、持ち前の霊力を使い悪事を働いていた。[[ルーマニア]]人(母)と[[イタリア]]人(父)のハーフ。 |
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:両親が亡くなってからは[[ジプシー]]([[ロマ]])に育てられるが、ここから巴里華撃団に入団するまでの経緯は一切不明。 |
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:人との馴れ合い等は決してせず、あえて突き放すような言動や不真面目そうな言動を取り、距離を置きたがる。しかし天然故かそれらが全く通じず、親しく寄って来るエリカだけは苦手。 |
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:しかし、エリカの誕生日に[[ケーキ]]を焼いてあげたといった意外な一面もあり、今の巴里や仲間にそれなりに愛着がある。 |
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:趣味はギャンブル。[[ウイスキー]]、[[ワイン]]に詳しい。 |
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:武器は腕の内側に仕込まれたチェーンを鞭の様に使う。又思念により炎を実体化できる。光武Fは大きい爪を装備。 |
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:牢獄に入っていたが、光武に乗って戦えば減刑と多額の報酬を与える(断れば牢獄送り)という条件で戦う。 |
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:夜になると'''サフィール'''と言う名前で『ラ・ボヘミエンヌ』と言う題目で踊る。かなりの腕前で、捕まえる立場であるエビアン警部もファンの1人となっている。 |
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:必殺技は、光武F「フィアンマ・ウンギア」→光武F2「カルド・プリジオーネ」。 |
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:[[1905年]][[11月13日]]生まれ(初登場時(3)20歳→4・21歳)。身長179cm、体重64kg。AB型。[[トランシルバニア]]出身。 |
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:名前の由来はそのまま[[ロベリア]]、テーマソング 「192455631」 |
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;北大路花火(きたおおじ はなび、声優:[[鷹森淑乃]]) |
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:日本の男爵家である北大路家の令嬢。祖母が[[フランス]]人のスリークォーター[[日本]]人。 |
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:フランス在住が長い為日本の事はよく知らないが、日本に強く憧れている。その知識は正しいが、純粋な日本らしさのみで構成されている為、性格含めて日本の花組メンバーより純日本的。奥ゆかしく、物静かで殿方の言葉に絶対服従する典型的な[[大和撫子]]。 |
|||
:結婚式当日にフィリップという名の婚約者を[[海上事故]]で失った過去があり、そのトラウマで水に入る事を異常に怖がる。そして、死んだ彼の為に常に黒い喪服で身を包み、お墓参りをしている。 |
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:北大路家は古くからブルーメール家と親交が深く、居候中。その為に一つ年下のグリシーヌとは親友。 |
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:[[弓道]]が得意で、シャノワールで練習している事もある。七段相当の腕前であり、50m先の扇子を射抜くことができるらしい。光武Fもクロスボウ、F2は大弓状の砲を装備。 |
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:黄色が好き。口癖は「ぽっ」で如何にも、大和撫子の性格である彼女らしい。 |
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:夜になると'''タタミゼ・ジュンヌ'''と言う名前で舞台に立つ。題目は『タタミゼ・ダンス』で、日本舞踊を用いて観客を魅了させる。尚、タタミゼ・ジュンヌとは日本語に意訳すると大和撫子という意味らしい。 |
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:必殺技は、光武F「金枝玉葉(きんしぎょくよう)」→光武F2「雪月風花」。 |
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:[[1908年]][[5月22日]]生まれ(初登場時(3)17歳→4・18歳)。身長158cm、体重46kg。O型。日本出身。 |
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:名前の由来は[[ハゼラン|花火草]]、(愛称であり正式な和名は異なる)、テーマソング 「心の傘は」 |
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== 紐育華撃団([[アメリカ合衆国|米]]・[[ニューヨーク]]) == |
== 紐育華撃団([[アメリカ合衆国|米]]・[[ニューヨーク]]) == |
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[[紐育華撃団]]参照 |
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帝都・巴里に次いで、魔の力に対抗するため創設された都市防衛組織。 |
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本部は、[[アメリカ合衆国]]・[[ニューヨーク州]]の[[マンハッタン]]に位置する「リトルリップ・シアター」。 |
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;マイケル・サニーサイド(Michael Sunnyside、声優:[[内田直哉]]) |
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:リトルリップ・シアターのオーナーであり紐育華撃団総司令。 |
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:「人生は[[エンターテイメント]]」をモットーとする[[セントラルパーク]]に大邸宅を構える実業家。普段は飄々としているが、紐育への思い入れや愛着心は人一倍強い。 |
|||
:日本贔屓の一面があるが、かなり間違った日本観を持っている。 |
|||
:彼の影響力は多大で、紐育市長はおろか合衆国大統領にも直言出来る程。ちなみに、大統領とは友人らしく、作中でも電話で直接交渉する場面が描かれている。彼に戦術を教えたのも大統領である。 |
|||
:尚、司令の中で唯一隊員に殴られた人物である。 |
|||
:[[1893年]][[10月18日]]生まれ(初登場時(Ⅴ)34歳)。身長185cm、体重74kg。B型。[[ニューヨーク州]]出身。 |
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;ラチェット・アルタイル(Ratchet Altair、声優:[[久野綾希子]]) |
|||
:紐育華撃団副司令、元元欧州星組隊長、元帝国華撃団花組隊員、元紐育華撃団星組隊長。また、リトルリップ・シアターが完成する以前からのブロードウェイの人気スターであった。 |
|||
:幼少時より人並み外れた霊力と運動能力を持ち、さらには若干十歳で大学修士課程を卒業した天才。12歳の時に星組計画に参加し、計画凍結後はニューヨークに戻り女優活動を行った。 |
|||
:「活動写真」においては帝国華撃団に研修として来日したが、ダグラス・スチュワート社副社長ブレント・ファーロングとの密約により拙い指揮をとって花組を失墜、崩壊させ、最後は陸軍に出向してヤフキエル部隊の隊長に就任する腹づもりだったが、本性を現したブレントより用済みと言わんばかりの攻撃を受け、再起不能となった。その後、自らが裏切り行為を舞台「海神別荘」劇中内で述べて、共演した花組のメンバーに許しを受ける(小説版では大神に真実を話し、大神の許しを受けて慟哭するシーンがある)が、事実上、サクラ大戦シリーズ初の裏切り者として描かれた。 |
|||
:米国帰国後は紐育華撃団隊長に就任したが、霊力の低下により力を失い、隊長のポジションを新次郎に譲って以降は副司令に就任、又リトルリップ・シアターの支配人として隊員たちを見守る立場になった。 |
|||
:危険を冒してまで自分を救ってくれた新次郎に対して他人には無い「[[サムシングエルス]]」を見出す。 |
|||
:生まれた時から、「家族」との縁が希薄だった為、家事等があまり得意ではない。それ故、主な武器は[[ナイフ]]だが、余り上手く[[リンゴ]]を剥けないという可愛らしい一面もある。 |
|||
:サクラ大戦Vではある条件を満たすと終盤で他の紐育華撃団星組メンバー同様新次郎のパートナーに選択出来る事もある。 |
|||
:歴とした妙齢の女性であるが、彼女の命令に対する星組メンバーの応答は何故か「イェッサー!」である(Sirは男性に対する尊称)。 |
|||
:[[1906年]][[6月23日]]生まれ(初登場時(活動写真)20歳→(Ⅴ)21歳)。身長162cm→168cm、体重48㎏→49kg。A型。[[ワシントンD.C.]]出身。名前は[[アルタイル]]([[わし座|鷲座]]のα星・彦星)より。 |
|||
:テーマソング「Try」 |
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;王行智(おう ぎょうち、声優:[[後藤哲夫]]) |
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:参謀・整備班長。霊子甲冑「スター」や武装飛行船「エイハブ」の開発に携わっている。また東洋医学にも非常に詳しく、ベイエリアのチャイナタウン内に鍼灸や漢方を扱う治療院を開業している。 |
|||
:[[1868年]][[2月11日]]生まれ。身長157cm、体重52kg。O型。[[中華人民共和国|中国]]出身。 |
|||
=== 星組 === |
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平時はリトルリップ・シアター所属のミュージカル俳優として活躍する。隊員はラチェット以外は「五輪の戦士」で構成されており、全員身体のどこかに「五輪のアザ」がある。 |
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なお、各隊員の名前は基本的に星座に関係したものである。 |
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;ジェミニ・サンライズ(Gemini Sunrise、声優:[[小林沙苗]]) |
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:「五輪の戦士」の一人。五輪のアザはお尻にある。 |
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:カウガールにしてミフネ流剣法の使い手。リトルシップ・シアターの掃除係だったが、五輪の戦士である事が発覚し、星組に入隊する。 |
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:サムライや日本文化をこよなく愛し、加山雄一の経営する「ROMANDO」の常連客である。 |
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:[[双生児|双子]]として生まれる筈だったが、実際にはジェミニしか生まれなかった。しかし、ジェミニの中に「ジェミニン」という名前の姉の人格が存在していた。その為かジェミニには二つの[[心臓]]がある(しかし二つ目の心臓は小さすぎて機能していない)。 |
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:ミフネの遺言でジェミニが紐育に来た時にジェミニンが覚醒してジェミニの体を乗っ取ろうとしたが、新次郎が説得してその後ジェミニンは眠りにつき、以後は覚醒しなくなった。 |
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:かなりの[[妄想]]癖があり自分で何役もの役回りを演じ、他人を巻き込みながら自分が満足するまで演じきる。主に[[時代劇]]や、[[ラブコメ]]の主人公になりきってしまう(その際、「なんちて、なんちてー」という決まり文句で妄想は終了する)。 |
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:料理の腕前はかなり高く、自分の焼く[[ステーキ]]はテキサス一だと豪語するほど。また、[[ぬか漬け]]や[[日本茶]]が家にあり、[[梅干]]や[[高野豆腐]]を知っている等日本料理にも高い知識がある。 |
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:かなりの[[ダジャレ]]好き |
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:相棒に[[馬]]のラリーがいる。 |
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:[[1911年]][[6月21日]]生まれ(初登場時(Ⅴ)16歳)。身長155cm、体重48kg。O型。[[テキサス州]]出身。名前は[[ジェミニ]]([[ふたご座|双子座]])より。 |
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:テーマソング「ボクノユメ」 |
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;サジータ・ワインバーグ(Sagiitta Weinberg、声優:[[皆川純子]]) |
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:「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは腹にある。 |
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:アフリカ系アメリカ人。元はハーレムの[[暴走族]]「ケンタウロス」のリーダーで[[姉御肌]]。 |
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:無実の罪を着せられた仲間を救えなかった無念さから[[弁護士]]になる。一時期、「法」に縛られ本来の目的を見失いかけていたが、新次郎の説得によりそれを取り戻した。 |
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:リトルリップ・シアター完成時から舞台に立っている。 |
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:家事全般が苦手で、片付けようとすると余計に散らかってしまう。 |
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:弁護士らしい理論的な話し方もするが、すぐ感情を爆発させる(本人曰く「堪忍袋の緒は切れるためにある。」)。 |
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:大の猫好きであるが、猫からは嫌われてしまう。そして、大の犬嫌いであるが犬からは好かれている。 |
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:[[1906年]][[12月6日]]生まれ(初登場時(Ⅴ)21歳)。身長180cm、体重68kg。B型。[[ニューヨーク州]][[ニューヨーク市]]出身。名前は[[サジタリウス|サジタリアス]]([[いて座|射手座]])より。 |
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:テーマソング「ダウンタウン・ハート」 |
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;リカリッタ・アリエス(Rikaritta Aries、声優:[[齋藤彩夏]]) |
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:「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは腕にある。 |
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:星組最年少であるが銃の腕は超一流。名うてのバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)として活躍。その為かマフィアからは「お嬢」と呼ばれ、一目置かれる存在でもある。 |
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:元々は父親と曲撃ちの旅芸人として旅をしていたが、ある事から父親が行方不明となり、それ以降一人で旅をしていた。 |
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:最初は字もろくに読めなかったが学習能力は高く、紐育華撃団に来てから勉強するようになり、サジータの作った[[テスト]]でいつも百点満点を獲ったり、[[クロスワードパズル]]で遊ぶ等その成長は目を見張るものがある。 |
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:相棒で「もしものごはん([[非常食]])」の[[フェレット]]のノコがいつも一緒にいる。 |
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:[[1917年]][[4月2日]]生まれ(初登場時(Ⅴ)11歳)。身長120cm、体重21kg。O型。[[メキシコ]]出身。名前は[[アリエス]]([[おひつじ座|牡羊座]])より。 |
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:テーマソング「バウンティハンター・リカ」 |
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;ダイアナ・カプリス(Diana Caprice、声優:[[松谷彼哉]]) |
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:「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは太ももにある。 |
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:病人だが[[研修医]]でもある。星組唯一の[[菜食主義者]]。 |
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:鳥や花などの自然を愛する女性。 |
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:余りにも強い霊力に精神力が耐えられず、余命1年を宣告されている。自力で歩く事も出来ない、ただ死を待つ生活をしていたが、新次郎の働きによって生きる事に希望を見出し、歩けるようにもなる。更にヒロインとしてエンディングを迎えると、手術に成功して寿命が延び、人としての日常を取り戻す描写がある。 |
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:サニーサイドのことを「おじさま」と呼び慕っている。 |
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:気持ちが昂揚すると何故か[[土佐弁]]が出てしまう事がある。 |
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:[[シェイクスピア]]の[[詩]]や[[戯曲]]が好きで自分でも詩を書いている。 |
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:男性同士の[[同性愛]]に関心があるなどの同人少女的([[腐女子]])な一面がある。 |
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:女装っ娘(主にプチミント)、メガネ萌え。 |
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:シー・カプリスとは遠いイトコという設定があったがVでは入りきらなかったらしい(あかほり氏談)。 |
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:[[1909年]][[1月12日]]生まれ(初登場時(Ⅴ)19歳)。身長162cm、体重42kg。AB型。[[マサチューセッツ州]][[ボストン]]出身。名前は[[カプリコーン]]([[やぎ座|山羊座]])より。 |
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:テーマソング「ある日青空を見上げて」 |
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;九条昴(くじょう すばる、声優:[[園崎未恵]]) |
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:「五輪の戦士」の一人。五輪のアザは背中にある。 |
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:日本の[[華族]]出身、元欧州星組隊員である事以外は年齢や性別等全てが謎に包まれており、サニーサイドやラチェットでさえ全てを把握出来ていない。 |
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:[[能]]や[[日本舞踊]]に通じているらしく、オープニングでは[[着物]]姿で踊っているのを見る事が出来る。 |
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:「昴は思った~」、「昴はこう考える~」といった具合に、自分自身が第三者であるかの様に、英文を日本語訳した様な喋り方をする。 |
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:性格は言わば究極の[[個人主義者]]であり、型にはめられて自分を見られる事を快く思っていない。 |
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:昴にとっては自身の性別すらも自分を縛る「型」であり、自分は「男」でも「女」でもなく、あくまで「昴」という固有の存在として見て貰うことを望んでいる様である。 |
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:「自分らしさ」に拘る余り、新次郎との触れ合いで変わっていく自分を受け入れる事が出来ず、星組のメンバーと衝突する事もあったが、最終的には変わっていく自分を受け入れる。 |
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:十年前の欧州星組の時代から外見がほとんど変わっていない。 |
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:[[5月9日]]生まれ。身長142cm、体重34kg。AB型。[[京都府]]出身。名前は[[昴]]=[[プレアデス星団]]([[おうし座|牡牛座]]の散開星団)より。 |
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:テーマソング「輝く星座」 |
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=== 虹組 === |
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;プラム・スパニエル(Plum Spaniel、声優:[[麻生かほ里]]) |
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:リトルリップ・シアターのドリンクバーのウェイトレス。数学のスペシャリストという一面も兼ね備える才媛。自身の手製であるフルーツジュースは、客達から屈指の人気を誇る。 |
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:新次郎の事を、苗字にちなんで『[[トラ|タイガー]]』と呼ぶ。 |
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:[[1906年]][[11月24日]]生まれ。身長178cm、体重68kg。B型。[[カリフォルニア州]][[サンフランシスコ]]出身。 |
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;吉野杏里(よしの あんり、声優:[[本名陽子]]) |
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:[[日系アメリカ人|日系]]三世。リトルリップ・シアターでは売店担当。又、舞台衣装の制作を担当している。 |
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:新次郎に対しては、初対面よりやたらに冷たい態度しかとらず、素直に気持ちを現さない[[ツンデレ]]だが、彼が女の子と仲良くしているのを見るとヤキモチを焼く一面も。 |
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:実家は寿司屋。[[ガリ]](生姜)が好物。サクラ大戦Vでは唯一新次郎が「君」付けで呼ぶ女の子。 |
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:[[1911年]][[4月27日]]生まれ。身長145cm、体重36kg。B型。[[ワシントン州]][[シアトル]]出身。 |
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== 伯林華撃団([[ドイツ|独]]・[[ベルリン]]) == |
== 伯林華撃団([[ドイツ|独]]・[[ベルリン]]) == |
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かつて帝国陸軍に設けられた、霊力を持つ軍人を集めた特殊部隊。降魔戦争を真宮寺一馬の犠牲によって辛くも勝利した。帝国華撃団のルーツというべき組織。 |
かつて帝国陸軍に設けられた、霊力を持つ軍人を集めた特殊部隊。降魔戦争を真宮寺一馬の犠牲によって辛くも勝利した。帝国華撃団のルーツというべき組織。 |
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;米田一基(よねだ いっき、声優:[[池田勝]]) |
;米田一基(よねだ いっき、声優:[[池田勝]]) |
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:[[陸軍]]の[[中将]]。愛刀は神刀滅却(しんとうめっきゃく)。[[ |
:[[陸軍]]の[[中将]]。愛刀は神刀滅却(しんとうめっきゃく)。[[帝国華撃団]]参照。 |
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;真宮寺一馬(しんぐうじ かずま、声優:[[野沢那智]]) |
;真宮寺一馬(しんぐうじ かずま、声優:[[野沢那智]]) |
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:陸軍の[[大佐]]。真宮寺さくらの実の父親で剣の師匠。真宮寺家は代々破邪の血統であり、北辰一刀流の使い手。降魔戦争の際自分の破邪の力をもって魔神器を使い降魔戦争を終わらせた。だが、その力は強大で自らの命も落とすことになる。愛刀は霊剣荒鷹(れいけんあらたか)。享年38。 |
:陸軍の[[大佐]]。真宮寺さくらの実の父親で剣の師匠。真宮寺家は代々破邪の血統であり、北辰一刀流の使い手。降魔戦争の際自分の破邪の力をもって魔神器を使い降魔戦争を終わらせた。だが、その力は強大で自らの命も落とすことになる。愛刀は霊剣荒鷹(れいけんあらたか)。享年38。 |
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:陸軍の[[少佐]]。異常なまでの秀才ぶりで光武等の花組の主戦力となる兵器の設計者。降魔戦争の際消息不明となる。後の葵叉丹である。愛刀は光刀無形(こうとうむけい)。 |
:陸軍の[[少佐]]。異常なまでの秀才ぶりで光武等の花組の主戦力となる兵器の設計者。降魔戦争の際消息不明となる。後の葵叉丹である。愛刀は光刀無形(こうとうむけい)。 |
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;藤枝あやめ(ふじえだ あやめ、声優:[[折笠愛]]) |
;藤枝あやめ(ふじえだ あやめ、声優:[[折笠愛]]) |
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:陸軍の[[特務少尉]](後に[[中尉]])でアニメ版では陸軍[[少佐]]。当時、山崎真之介と恋仲にあった。愛刀は真剣白羽鳥(しんけんしらはどり)。ちなみに当時はポニーテール。[[ |
:陸軍の[[特務少尉]](後に[[中尉]])でアニメ版では陸軍[[少佐]]。当時、山崎真之介と恋仲にあった。愛刀は真剣白羽鳥(しんけんしらはどり)。ちなみに当時はポニーテール。[[帝国華撃団]]参照。 |
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== 関連項目 == |
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*『[[魔弾戦記リュウケンドー]]』([[松竹]]):同じく広井王子が原作を手がけた特撮ヒーロー物で、真宮寺さくらそっくりのキャラクター西園寺海が登場する。 |
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{{SakuraWars |
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[[Category:サクラ大戦|*とうじょうじんぶつ]] |
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2008年3月1日 (土) 10:07時点における版
サクラ大戦シリーズの登場人物は、セガのコンピュータゲーム『サクラ大戦シリーズ』と、それに関連するメディアミックス作品に登場する主要な人物の一覧である。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
帝国華撃団参照
巴里華撃団参照
紐育華撃団参照
『ニューヨーク・紐育』において、設定のみが登場。現在はドイツのベルリンにて創設中であり、ラチェット・アルタイルが創設活動に参加している。
対降魔部隊
かつて帝国陸軍に設けられた、霊力を持つ軍人を集めた特殊部隊。降魔戦争を真宮寺一馬の犠牲によって辛くも勝利した。帝国華撃団のルーツというべき組織。
- 米田一基(よねだ いっき、声優:池田勝)
- 陸軍の中将。愛刀は神刀滅却(しんとうめっきゃく)。帝国華撃団参照。
- 真宮寺一馬(しんぐうじ かずま、声優:野沢那智)
- 陸軍の大佐。真宮寺さくらの実の父親で剣の師匠。真宮寺家は代々破邪の血統であり、北辰一刀流の使い手。降魔戦争の際自分の破邪の力をもって魔神器を使い降魔戦争を終わらせた。だが、その力は強大で自らの命も落とすことになる。愛刀は霊剣荒鷹(れいけんあらたか)。享年38。
- 山崎真之介(やまざき しんのすけ、声優:家中宏)
- 陸軍の少佐。異常なまでの秀才ぶりで光武等の花組の主戦力となる兵器の設計者。降魔戦争の際消息不明となる。後の葵叉丹である。愛刀は光刀無形(こうとうむけい)。
- 藤枝あやめ(ふじえだ あやめ、声優:折笠愛)
- 陸軍の特務少尉(後に中尉)でアニメ版では陸軍少佐。当時、山崎真之介と恋仲にあった。愛刀は真剣白羽鳥(しんけんしらはどり)。ちなみに当時はポニーテール。帝国華撃団参照。
黒之巣会(1、血潮)
- 天海(てんかい、声優:宝亀克寿)
- 黒之巣会の総帥。かつて徳川に仕えていた事がある蘆名天海その人。江戸幕府復活を企んでいる。使用機体は金色の魔装機兵『天照(あまてらす)』
- 葵叉丹(あおい さたん、声優:家中宏)
- 別名「黒き叉丹」。死天王の一人だが、天海すらも操っていた黒幕である。自ら聖魔城を復活させ、世界を滅ぼそうとした。その正体は魔界に落とされた魔王サタン。そして降魔戦争の時に活躍した山崎真之介本人だが、何故この様になってしまったのか不明。
- 本作のラスボスであり正体を明かし世界を災厄に陥れるシーンがあるが、災厄映像の中に「凱旋門が破壊されパリが廃墟と化す」というシーンがあり、3作目のストーリーと矛盾していると当時話題になった。
- 使用機体は刀を装備した漆黒の魔装機兵『神威(かむい)』。熱き血潮では最終決戦時に翼が装備されるなど強化されて出てくる。
- 紅のミロク(細川ミロク)(声優:引田有美)
- 死天王唯一の人間の女性。大帝国劇場の地下まで進入し花組を苦しめた。唯一黒之巣会の中で戦闘後の生死が分かっていない人物。式神を使役する能力を持つ。使用機体は花魁の様な真紅の魔装機兵『孔雀(孔雀)』で親衛隊脇侍『紅蜂隊』との連携攻撃を得意とする。
- 白銀の羅刹(はくぎんのらせつ、SS版・DC版・アニメ版:小野英昭/PS2版:江川央生)
- 死天王の一人。蒼き刹那の双子の弟。チェンソーを振り回し腕っ節があるが頭の方は悪い。兄の刹那に心酔しており、自分がこの世に生を受けたのは兄の邪魔者を排除する為と信じている。SS版とDC版では運命を左右する重要な選択肢をふっかけてくる。使用機体は両腕に鉄球を装備した『銀角(ぎんかく)』。『熱き血潮』の追加シナリオでは兄の刹那とともにゾンビのような姿になって復活する。
- 蒼き刹那(あおきせつな、声優:石田彰)
- 死天王の一人。白銀の羅刹の双子の兄。子供の様な外見とは裏腹に性格は狡猾で残虐。策略を得意とし、自分が仕掛けた罠にかかった獲物が苦しむのを見るのが楽しみと言う外道。マリアの過去を知り、それを利用して彼女を苦しめるが油断したのが災いして花組の介入を許し、倒される。使用機体は銀角の同系機である『蒼角(そうかく)』でこちらは機動性重視のセッティングがされている。『熱き血潮に』の追加シナリオではゾンビのような姿になり復活する。
- 猪(いのしし、声優:辻親八)
- 叉丹が呼び出した黄昏の三騎士の一人。炎を操り、力任せの戦いを好む。単純な所があり、おだてられると隙が出来易い反面馬鹿にされると怒りのあまり尋常ではない力を見せる。使用機体は炎攻撃を得意とする魔装機兵『火輪不動(かりんふどう)』
- 鹿(しか、声優:大川透)
- 叉丹が呼び出した黄昏の三騎士の一人。氷を操る。大の自信家でおだてられると調子に乗り実力以上の力を発揮するが、馬鹿にされると怒りのあまり周りが見えなくなる。使用機体は氷を使った攻撃を得意とする魔装機兵『氷刃不動(ひょうじんふどう)』
- 蝶(ちょう、声優:石田彰)
- 叉丹が呼び出した黄昏の三騎士の一人。雷を操る。男だが叉丹に恋心を抱いている。その為、殺女に敵対心を燃やしている。ちなみに米田指令も好みの男らしい。使用機体は電撃攻撃を得意とする『紫電不動(しでんふどう)』
- 降魔殺女(こうまあやめ、声優:折笠愛)
- 藤枝あやめが叉丹によって降魔に変身した姿。あやめの時とは大幅に性格が異なり残虐性を秘めた性格をしている。その後大天使ミカエルとなる。使用機体はあやめ色に塗装された叉丹の使う『神威(後半戦仕様)』の同系機。
黒鬼会(2)
- 京極慶吾(きょうごく けいご、声優:神谷明)
- 黒鬼会の黒幕で陸軍大臣。そして『2』のラスボス。「戦神」と呼ばれていた戦略家で、前線を退いた後は驚異的な出世を果たした。軍部による武力統治の為クーデター(「太正維新」、モデルは二・二六事件)を決行する裏側で、帝都を魔都とし自らが王として君臨するべく降魔兵器「武蔵」復活を企んでいる。又、山崎真之介や真宮寺一馬を反魂の術で蘇らせ、花組と戦わせるという卑劣さも併せ持つ。
- 最終決戦では、武蔵最深部に封印された超巨大魔装機兵「新皇(しんおう)」に搭乗し、花組に挑んで来る。
- 歴代サクラ大戦のラスボスは亡霊(『3』、『4』、『5』)や悪魔(『1』)が出る中、この京極のみが唯一の『邪心を抱く人間』として描かれている。
- 鬼王(おにおう、声優:野沢那智)
- 黒鬼会の幹部で、名前通り鬼の仮面を被っている。その正体は京極慶吾の反魂の術で蘇らされた真宮寺さくらの父、真宮寺一馬。その実力は高く、強力な妖気で五行衆の技を使いこなす事が出来、北辰一刀流を使いこなす。叉丹殺害後は、彼の愛刀である『光刀無形』を奪い取り、それを使用武器とする。
- 使用機は叉丹と同じ『闇神威』だが、こちらは銅色(叉丹機は黒)で北辰一刀流の技に加え最終戦では五行衆5人の機体の特殊能力をターンごとに使用してくる。
- 金剛(こんごう、声優:立木文彦)
- 五行衆の一人。自称「五行衆筆頭」。体育会系で小細工を使わない真正面からの力押しを好む。水狐に惚れている節があり、彼女の死には一番感情的になっていた。
- 使用機体はパワー重視の魔装機兵『大日剣(だいにちけん)』。毎回『黄童子』と言う取り巻きを連れている上最終決戦では行動回数を1つ減らす『金剛金縛り』なる技も使用してくる。
- 水狐(すいこ、(声優:佐久間レイ)
- 五行衆の一人。京極の命令により米田の秘書、影山サキ(かげやま サキ)として帝国華撃団のスパイ活動を行い、米田を陸軍省からの帰りにおいて狙撃した。人の心を惑わし帝国華劇団を苦しめる。仲間というものを信じない性格だが、熱海においての作戦ではしっかりと金剛と共同作戦を実行した。最後は米田殺害など数々の失敗の為、京極に見放され、花組に討ち取られた。
- 使用機体は鉄扇を使用する魔装機兵『宝形(ほうぎょう)』。最後の戦いでは複数に分身して花組を翻弄する。
- 火車(かしゃ、声優:関俊彦)
- 五行衆の一人。五行衆の中で一番残忍。人をゴミとしか思わず、自分の放った火で逃げ惑う人間を見て楽しむ。最後は自分が炎に巻かれて死ぬ事となる。
- 使用機体は火炎放射器を搭載した魔装機兵『五胡(ごこ)』。最後の戦いでは自爆兵器『火乱(からん)』を射出してくる。
- 木喰(もくじき、声優:八奈見乗児)
- 五行衆の一人。戦略家で五行衆の魔操機兵の設計等を行う老科学者。相手の動きを計算して相手を罠に嵌めて戦う。計算に頼り切っている為か、計算外の事態に陥ると弱い。
- 使用機体は砲撃重視の魔装機兵『智拳(ちけん)』。歴代のボス機体の中で唯一必殺技が攻撃ではなく補助系という珍しい機体で補助兵器の『円空(えんくう)』を必殺攻撃ができるようにしてくる。
- 土蜘蛛(つちぐも、声優:渡辺美佐)
- 五行衆の一人。腕が六本という異様な体の持ち主だが元は人間である。その異形さから魔物として迫害されたため人間であることをやめてしまったらしい。性別は女性だが自分を女性扱いされる事を嫌う。戦いを狩りとして考えている。恐らく、五行衆の中では最も戦略と実戦のバランスが取れている人物。
- 使用機体は4本の腕が特徴的な魔装騎兵『八葉(はちよう)』。終盤はターンごとに機体色を変え特殊能力を付加して迫ってくる。また、この機体のみ敵機の移動妨害を無視して進むことができる能力を持つ。
- 葵叉丹(あおい さたん、声優:家中宏)
- 前回の黒幕。鬼王の反魂の術によって蘇った。米田の言葉でここで初めて葵叉丹が『山崎真之介』という事が判明する。前作では魔王サタンだった筈だが、今作では力を失ったのかその辺りの一面は見せておらず、前座的扱いされている。米田との再会後、鬼王によって殺害される。
- 使用機は前作の使用機だった『神威』の改良型と思われる魔装機兵『闇神威(やみかむい)』。
パリシィ怪人(3)
- サリュ(声優:高山みなみ)
- 大神の夢の中で謎の警告をしてくるピエロ。怪人とは別の存在で大いなる古の意思を伝える者で、ずっと昔に存在し、滅ぼされた都市パリシィの怨念による「オーク巨樹」を怪人の魂で復活させパリシィの無念を晴らそうとする。使用する蒸気獣は『ハエ型蒸気獣オバド』。ダメージ後の分身や全範囲攻撃など強力な能力を持つ。
- カルマール(声優:大平透)
- 怪人たちの長で公爵と呼ばれているイカの怪人。その力は絶大で一度倒された怪人を復活させてしまう程。空中砲台オプスキュールを使い巴里の町を火の海にしようとする。イカと呼ばれる事は好きでは無いらしい。使用蒸気獣は8本の足でこちらの機体を捕獲しようとする『イカ型蒸気獣サンフォニー』。
- シゾー(声優:高木渉)
- 常に巨大な鋏を持つウサギの怪人。弱者を自分の鋏で切り裂く事を趣味としている。ウサギを操り巴里を襲っていた。自分自身の弱点をばらす程かなり単純な怪人。エリカとの絡みは少ない。使用蒸気獣は強力なバネによるジャンプと耳の部分が変形した大型のハサミが武器の『ウサギ型蒸気獣プレリュード』。再戦時には前部からの攻撃を無効化する能力がついている。
- ミステリアス巴里、ドラマCD第4期「シャンゼリゼの怪人?!」にも登場。
- ピトン(声優:田中敦子)
- 宝石盗難事件の張本人でヘビの怪人。実際は宝石を飲み込む事を好み、時には宝石の持ち主ごと丸呑みしてしまう事もある。外見が蛇の様な感じだが、人間の姿にも変わる事が出来、カルチェラと名乗っていた。親の愛に飢えていたコクリコを惑わした。しかし正体と所業がばれて討たれる。使用蒸気獣は蛇のような両腕を持つ『ヘビ型蒸気獣ベルスーズ』。地面に仕込まれた腕に掴まれると数ターン毒状態となりダメージが減る。
- レオン(声優:坂口芳貞)
- 貴族連続失踪事件を起こしたライオンの怪人。自分自身が真の貴族だと考えており人間の貴族を嫌い、消し去るつもりで拉致していた。その一環で、ブルーメール家に潜入する為に、さらったリッシュ伯爵になりすましていた。一対一の勝負を挑んできたりするが、人質をとったりするという意外に卑怯な場面もある。強者であるが傲慢であり、貴族だが選民思想、常に勝利すべしだが劣勢になると卑怯者の面を表す。その姿を見てグリシーヌは真の貴族の誇りを強く意識する。使用蒸気獣は両腕を使った格闘攻撃を得意とする『ライオン型蒸気獣マルシェ』。
- ナーデル(声優:天野由梨)
- 名画切り裂き事件を起こすサソリの怪人。飾ってある美術品を自分の美的感覚で引き裂いてきた。ロベリアの挑発に簡単に引っかかったりする事もある。自らの主観だけで犯罪だろうが何だろうが行い、高額なものを狙う点ではロベリアに似ている。しかし怪人の中で捨て駒にされたりと扱いは酷い。使用蒸気獣は電撃攻撃を得意とし、機体を麻痺させる『サソリ型蒸気獣ノクティリュヌ』で専用護衛機『ルージュ』との連携を得意とする。
- マスク・ド・コルボー(声優:三ツ矢雄二)
- 演劇の様に人間達を操り、惑わすカラスの怪人。詩的な言葉を発し美しい者を愛する。人の心理に付け入るのが上手く、婚約者が死んだ花火の悲しみを抉り込み、幸せだった頃の思い出に閉じこもる様罠に嵌めた。しかし大神により逆に過去の束縛から開放し、霊力を開放させる結果となってしまう。又、幻術が得意で巴里華撃団を同士討ちさせる場面もある。使用する蒸気獣は上空からの攻撃を得意とする『カラス型蒸気獣セレナーデ』。大神などの格闘戦の機体からは攻撃できないが、花火のような遠距離射撃武器の攻撃には当たる。なお、蒸気獣の翼を破壊すると陸戦となり、大神の機体でも攻撃が可能となる。
帝都の闇(4)
- 大久保長安(おおくぼ ながやす、声優:広井王子)
- 銀座に封印されていた怨霊。天才と迄言われた金春流の能楽師。だが呪術師でもあり反魂の術を使え、山崎や京極も長安の反魂の術を学んでいた可能性がある。かつて鉱山開発を行い江戸幕府を繁栄させたが、幕府に裏切られ天海に殺される。その際民にも見放されることになり、怨念となり復活する。金色の蒸気で蒸気機械を暴走させ街を混乱させた。自分が操っている大型魔操機兵には名残からか能面が付いている。
ダグラス・スチュワート社(映画)
- ブレント・ファーロング(声優:山寺宏一)
- ダグラス・スチュワート社社長。合理主義者であり、自ら世界の王になろうと欲し、その障害となる存在である帝国華撃團を壊滅するべく、日本に乗り込む。培養した降魔を利用した無人霊子甲冑ヤフキエルを自作自演の芝居と、田沼晴義の政治力をもって陸軍に売り込む。謎の魔術師であるパトリックを従えている他、帝国華撃團に研修に赴くラチェット・アルタイルに帝国華撃團関連のデータ譲渡を求め、手駒として取り込んだ。
- パトリック・ハミルトン(声優:難波圭一)
- 二体の人形を従える謎の人形師。ブレントに付き従っているが、その目的や行動には謎が多い。ヤフキエルの正体を掴むべくダグラス・スチュワート社の工場に潜入したマリア・タチバナを大いに苦しめたが、最終的にはマリアに倒される。尚、その遺体は密かに本国に送られて復活を果たす。
パトリック&黙示録の三騎士(V-0)
- パトリック・ハミルトン(声優:難波圭一)
- 南北戦争の恨みを晴らす為、蘇った男。南北戦争で死亡した三騎士を再誕の術で蘇らせ従えた。「活動写真」にて死亡したものの、三騎士によって遺体を回収され本国にて復活した。フワニータを「奇跡の娘」と呼び狙っている。その目的は、エデンの力によってアメリカを自らの望む姿にする事である。後に自らを「ザ・キングダム」へと変貌させジェミニに立ちはだかる。
- レオニダス・ヴァンドーン(声優:廣田行生)
- 黒騎士。南軍の将兵で「巨岩のレオニダス」と呼ばれる大男。南北戦争の時は最も味方に被害を出さない旅団長として活躍した。三騎士は皆、パトリックの魔術で戦闘形態に変化する事が出来る。レオニダスの戦闘形態はザ・エグザイルと言う。
- シンクレア・ガードナー(声優:幸田夏穂)
- 赤騎士。南北戦争時には「カラミティ・シンクレア」といわれた将兵。彼女の機体を見た者は全身から血を流すという。ブレッドの第7騎兵隊の他、数々の騎兵隊を壊滅させた。ブレッドによって顔に傷を受けた以降はブレッドを憎んでいたが、死の間際にブレッドに何らかのシンパシーを感じたのか、彼女を殺さないでくれというブレッドに抱かれながら自決した。戦闘形態はザ・ブラッドサッカー。
- チェサナ・サイクルズ(声優:津村まこと)
- 白騎士。元々北軍の将兵であったが、裏切り南軍に転向する。奇襲や夜間戦闘を得意とした。少年の姿をしているが、騎兵隊の生き残りのフリをしてジェミニに騙し、騎兵隊の補給所の場所を見つけ出して全滅させようとする等、三騎士の中では最も残虐な性格をしている。戦闘形態のザ・ハイランダーが飛行出来るのは、空から敵を一方的に痛めつけられる様にと彼が望んだ為である。
安土城(V)
- 織田信長(声優:小杉十郎太)
- 第六天魔王。モデルは、戦国時代に活躍し、本能寺の変で死んだ織田信長。
- その昔、日本において五輪の戦士達に封印されたが、蘭丸により現世の紐育に甦り、第六天を呼び寄せる。
- 蘭丸(声優:浅井清己)
- ウサギの耳に黒いドレスを着た信長の家臣。モデルは信長に仕え、本能寺の変で死んだとされる森蘭丸。
- 見た目は少女(少年?)の様だが、相手をいたぶって楽しむ等かなり残酷な性格。しかし信長には忠誠を誓っており信長の為なら、死をも厭わない。信長を紐育の地に復活させようと暗躍する。余談だが、死に方と死に際のセリフはるろうに剣心に登場する駒形由美とほぼ100%一致している。
- 黒龍姫(声優:朴璐美)
- 黒甲冑に身を包んだ金髪で大柄な女性。「姫」とついているがどちらかといえば戦士の方が合っている。容姿から見るとおそらく外国人。
- 髑髏坊(声優:江川大輔)
- 髑髏のような面を付けた大柄な男性。必然的に頭が悪い。「汚名返上」を「汚名挽回」と言い、昴につっ込まれる場面も。戦闘時には体長が4倍に巨大化する。他の仲間が悪念将機に乗りこむのに対し、髑髏坊の悪念将機は、自身が砲台を被っただけという簡素なものである。
- 夢殿(声優:雨蘭咲木子)
- 剣をぶら下げた笠を被り、高貴な言葉を使う女性。蟲を操る。又、それを使って、野鳥を操った。功名心が非常に高い。
- 東日流火(声優:鉄野正豊)
- 眼を帯の様な物で覆っている東洋人の男。女嫌い。人間の霊力を吸い取り、石化させてしまう能力や、その名の通り紫色の炎を操る能力を持つ。
その他 主な登場人物
1、2、血潮、OVA、映画
- 花小路頼恒(はなこうじ よりつね、声優:北村弘一)
- 貴族院議員の伯爵、賢人機関のメンバー。米田、神崎忠義らと共に帝国華撃団を結成させた人物。大神一郎を帝国華撃団に配属させた。
- マリアの身元引受人でもある。
- 田沼晴義とはしばしば対立し、それ故にダグラス・スチュワート社に拉致される。
- 1849年9月15日生まれ。身長164cm、体重59kg。O型。神奈川県出身。
2
- 真宮寺若菜(しんぐうじ わかな、声優:池田昌子)
- 真宮寺さくらの母。
- 一馬亡き後の仙台の実家で暮らしている。さくらによく似て芯の強いしっかりとした女性。さくらは彼女から家事等の花嫁修業を教わっている。
- 神崎忠義(かんざき ただよし、声優:大塚周夫)
- 神崎すみれの祖父。神崎財閥を一代で築いた事業家で会長である。
- 帝国華撃団のスポンサーで、彼がいなかったら霊子甲冑が出来なかった程影響は大きい。同時に陸軍のスポンサーでもあった為、「2」では陸相の京極慶吾の恫喝の為、帝国華撃団の出資を停止せざるを得なかったが、この陰で新型霊子甲冑・天武の開発を急いだ。
- 神崎重樹(かんざき しげき、声優:江原正士)
- 神崎すみれの父。神崎財閥の現代表。
- 忠義の影に隠れがちだが、洗練された礼式と鮮やかな弁術で社交界の寵児であり続ける。だが、忠義には頭が上がらない。すみれを心配している。
- 神崎雛子(かんざき ひなこ、声優:一柳みる)
- 神崎すみれの母。旧名冴木雛子、かつて活動写真スタアとして活躍していた。すみれを産んだ後もずっと芸能活動は続けている。
- ロベール・シャトーブリアン(声優:池田秀一)
- アイリスの父。シャトーブリアン家の当主で大富豪。
- かつて愛が故にアイリスを城の中に幽閉した事もある(実際はロベールの父親の命令により、アイリスを幽閉せざるを得なかった事情もあった)。
- マルグリット・シャトーブリアン(声優:島本須美)
- アイリスの母。
- ロベール同様にアイリスを愛しているが、その反面、力を恐れている。アイリスをそのまま大きくしたような美しい女性。
- パーシー・ホワード(声優:堀川亮(現:堀川りょう)
- 人型蒸気と霊子機関を専門とするイギリスの技巧技師。
- 帝劇や米田とも親交が深い。紅蘭を日本で世話していた人物。神戸在住で変な関西弁を使う。紅蘭の日本語や怪しい発明品も彼の影響。
- 緒方星也(おがた せいや、声優:大塚明夫)
- ソレッタ・織姫の父。
- 絵画修行の為にイタリア修行の折りに出会ったカリーノと恋に落ちる。だがカリーノとの仲を引き裂かれイタリアから入国禁止をくらい、以後一流画家の道を捨て街角の絵描きとして生活する事になる。
- 秋祭りの際偶然織姫と出会う事になる。その後織姫と和解し、自らも画家として再起した。
- カリーノ・ソレッタ(声優:榊原良子)
- ソレッタ・織姫の母。
- かつて緒方星也と恋に落ちるが仲を引き裂かれる事になる。しかしその後もずっと緒方が自分を迎えに来る事を願い、織姫に会いに来日した際、緒方と再会。愛を再確認し合った。
- 山口和豊(やまぐち かずとよ、声優:羽佐間道夫)
- 海軍大臣。
- 深川の料亭で襲われた際、帝国華撃団に助けられた。その時は酒を飲んで酔っ払っていて威厳も無かったが、実際はとても真面目な人物。
- 米田が狙撃された時には、自ら密かに入院した米田を見舞っている。その後、陸軍大臣の京極慶吾が米田狙撃等の陰謀に関わっている等、行動に不信感を持ち、以後密かに帝国華撃団をバックアップしている。
- 「活動写真」でもダグラス・スチュワート社の秘密工場への艦砲射撃の為、軍艦も貸している。
- 天笠士郎(あまかさ しろう、声優:三木眞一郎)
- 京極慶吾の部下・太正維新軍、陸軍少佐。
- 京極に心酔しており「太正維新計画」に自らも維新軍の指揮官として参戦する。
- 反乱軍将校の一人として逮捕され、その後年明けを待たず獄死した。
- 深川の千葉助(声優:千葉繁)
- 紙芝居屋。本編に関係ない人物。
- 名前は声優から来ていると思われる。OVA版では緒方と同じ長屋の住人である事が明かされている。
- 松本たけし
- さくらの幼馴染。
- 幼少の頃、雷に打たれて重傷を負った(さくらの雷嫌いはそこから来ている)。現在は東北帝国大学(現:東北大学)の医学生。
3
- ジム・エビヤン(声優:塩屋浩三)
- 巴里市警警部。怪人が事件を起こすたびに、市内をパトロールするほど正義感が強い。犯罪者であるロベリアの裏の姿、サフィールに惚れている。独身である。
- タレブー(声優:森ひろ子)
- ブルメール家のメイド長。ブルーメールに昔から仕えており、グリシーヌにとって育て親の存在。グリシーヌが巴里華撃団として戦っていると知りながら見て見ぬふりをしている。彼女は家事をする際、非常に強い霊力(光武を操縦できるほど)を発する。
- ルネ・レノ(声優:石波義人)
- シャノワール近くのエリカが働いている教会の神父。優しいが気の弱い性格で、エリカのドジで騒動を起こすたびに頭を抱えている。
- ロランス・ロラン(声優:岩田安生)
- 巴里の宝石商。市場やサーカスなどに行き、コクリコとよく話している。コクリコからは「おひげのおじさん」と呼ばれている。
- ロランス卿と敬称付きで呼ばれることから何かしらの爵位を持つものと思われるが、詳細は不明。
- ジャック・ドニクール(声優:滝口順平)
- サーカス団シルク・ド・ユーロ団長。弟の作ったシルク・ド・ユーロを乗っ取り団長にまでなった男。動物を蹴ったり、コクリコを殴ろうとしたりする。宝石のせいでピトンに襲われ行方不明に。劇中ではその件について追求される事もなく、コクリコも意に留めていない事から人望のなさが伺える。ドニクール亡き後のシルク・ド・ユーロは、元々の団長であった弟が団長を勤めている。
- ダニエル・ベルモンド(声優:納谷六朗)
- 中級貴族。大神に対して、貴族ではないことと日本人であることを理由によく突っかかってくる。一人称は「ミー」。だが最後は大神の熱意を理解したのか、素直な態度をとっている。
映画
- 田沼晴義(たぬま はるよし、声優:藤原啓治)
- 政治家・政護会総裁・賢人機関メンバー。ダグラス・スチュワート社と癒着し、その兵器を軍部に採用させようと目論む。花小路とは長らくにわたって対立関係にあり、ブレントの帝国華撃團壊滅に手を貸すこととなる。小説版によるとこの事件の直後、今回の責任を問われ警察に逮捕された。
TV
- 真宮寺鉄馬(しんぐうじ てつま、声優:内田直哉)
- 真宮寺一馬の兄。刀匠にして荒鷹神社宮司。戦いを重ねてぼろぼろになった霊剣荒鷹を見て、さくらの労をねぎらい、荒鷹を修復するため200年振りに「カヌチの儀」を行った。
ミステリアス巴里
- 明智小次郎(あけち こじろう、声優:浪川大輔)
- ミステリアス巴里の主人公。私立探偵。千葉助の紙芝居や花組の舞台に登場する同名の探偵のモデルとされている。エリカとはじめてあったときはタックルされた。
- 明智ミキ(あけち みき、声優:川澄綾子)
- 明智小次郎の妹。もう一人の主人公であり、彼女の視線で物語が進むときもある。
- エルザ・フローベール(声優:笠原留美)
- ミキの親友。シャノワールの踊り子。舞台初日に失踪する。
- モルガン・カミュ(声優:石川英郎)
- フランス内務省調査局特別捜査官。行く先行き先に現れる。
- ベルナデッド・シモンズ(声優:折笠富美子)
- モンマルトで手製の詩集を販売しながら生活してる少女。無口。
- グエン・テュ・アイン(声優:沢海陽子)
- 理化学研究所研究員。ベトナム人。
- 赤城三郎(あかぎさぶろう)
- 本編を一度クリアすると出現する特典ルートの主人公。大神一郎の遠縁にあたる。
V-0
- ジェミニ・サンライズ(声優:小林沙苗)
- 『サクラ大戦V EPISODE 0~荒野のサムライ娘~』の主人公で、Vのメインヒロイン。師匠ミフネの遺言により、愛馬ラリーと愛剣レッド・サンを手に紐育を目指す。テキサスを旅立ち紐育を目指していたはずが、なぜか正反対のサンフランシスコにたどり着いたほどの方向音痴。パトリックたちからフワニータを守るために戦った。V時代については上記を参照。
- ラリー
- ジェミニの愛馬。ジェミニとは子供の頃から一緒で、兄弟のように育てられた。
- 音にうるさく、使う馬具にはこだわっている。
- 母馬は「テキサスの暴君」と称えられた程の名馬。
- 肉やハムを好んで食べるなど草食動物とは思えない行動をとる。
- フワニータ・カッシング(声優:大谷育江)
- パトリックたちから「奇跡の娘」と呼ばれ追われている少女。ジェミニに助けられ、紐育への道を知っていたため共に旅をすることになる。少女のように見えるが、実は60年前の南北戦争の時代から生きている人物。その不老の力をエデンに目をつけられ、イブとしてパトリックに狙われることになるが、エデン復活を前に無事ジェミニ等により救出される。
- ブレッドに恋心を抱いている。
- ブレッド・バシレウス(声優:岸祐二)
- 全滅した第7騎兵隊の生き残り。ジェミニたちにハムステーキを食べられたり、仇と勘違いして襲いかかったとところを逆にジェミニに返り討ちにされたりと何かと不運な男。ジェミニへの誤解(というか勘違い)を解いた後は、共に旅をすることになる。第7騎兵隊全滅の際にはシンクレアの前から逃げ出したが、再度遭遇した際には、町を焼き払おうとするシンクレアと勇敢に戦い、その顔に傷をつけるほどに成長した。フワニータの秘密を知った時には彼女を怪物呼ばわりし拒絶したが、己の間違いに気付き彼女を救うためエデンに向かう。エデン復活を防ぐため、自らがアダムとなりパトリックの野望を防いだ。
- 戦いの後は、不老の体を元に戻すためフワニータと共に旅をしている。
- チェンバー・ウェストウッド(声優:坂東尚樹)
- ジェミニの昔馴染みでテキサス騎兵隊の隊長。9人の子供がおり、将来の夢はその子供たちの野球チームの監督になること。何かとジェミニのお尻を誉める。
- 戦いの後は、大統領になるべく奮闘中。
V
- 大河双葉(たいがふたば、声優:笠原留美)
- 新次郎の母で、大神一郎の実の姉でもある。大神にとっては親代わりの存在でもあった。
- 『V』の時には手紙を送ってきた形で登場していた為、上品な淑女の印象があったが、実際は見た目と裏腹に豪胆な女傑である。二刀流の使い手であり、大神や新次郎、加山の剣術の指南を行っており、相当しごいていたのか、加山にとっては恐怖の存在でもある。多少強引な部分はあるが、男を上回る彼女の力強さは常に新次郎を導いている。
- OVAの『ニューヨーク・紐育』にて、実際に登場。新次郎のいるニューヨークに連絡もなく突然来米。ジェミニやリカ、サジータを上回る実力を発揮し、プチミント姿になった新次郎を見て、新次郎が女に目覚めてしまったと勘違いし騒動を起こすが、実際は真実に気付いていた。その実力はジェミニやリカが弟子入りを志願するほどである。
- 現在は、新次郎の嫁について心配しているらしい。
- ミフネ(声優:浦山迅)
- ジェミニの師匠。素晴らしい剣の腕の持ち主だが、セクハラまがいの修行でジェミニを鍛えるなど、スケベな面がある人物。ただし、ジェミニには慕われている。ジェミニを星組としてサニーに推薦した人物でもある。ジェミニのいいところを書いたとして「尻」(五輪のアザのことを指している)と書かれた掛け軸を贈った。ジェミニに五輪の書を託して蘭丸と相打った為、本編中では既に故人となった。
- カルロス(声優:木村雅史)
- ケンタウロスメンバー。
- ソルト(声優:佐々木省三)
- 紐育市警警部。いつも捜査をラチェットや加山に邪魔され、イライラしている。華撃団についても、当初はまったく信用していなかった。
- マザーキャロル(声優:二宮弘子)
- ハーレムの教会のシスター。
- ジンジン(声優:戸田亜紀子)
- ケンタウロスメンバー
- バーバラ(声優:倉持良子)
- ケンタウロスメンバー
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