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2007年11月24日 (土) 15:31時点における版
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おくたまとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が新宿駅~奥多摩駅間を中央本線(中央快速線)・青梅線経由で運行するホリデー快速の名称である。
なお、本項では以下の関連列車についても記す。
- 「あきがわ」:新宿駅~五日市線武蔵五日市駅間運行
- 「みたけ」:新宿駅~御嶽駅間運行(1997年まで運行)
- 「おくたまハイキング」:千葉駅~奥多摩駅間運行
- 「あきがわハイキング」:千葉駅~五日市線武蔵五日市駅間運行
運行概況
1988年12月より「ホリデー快速」の一員として休日に運行される列車となり、基本的には「ホリデー快速おくたま・あきがわ」と表記されている。
運転本数としては各列車で3往復運行されている。運用上の種別は「特別快速」であり、駅の接近・案内放送やホーム上の発車標においても「特別快速(ホリデー快速)「あきがわ」「おくたま」」と案内される。また、新宿駅~拝島駅間は併結して運行されるため、列車名は「ホリデー快速おくたま・あきがわ」となる。
なお、同時期には千葉駅から「ホリデー快速おくたまハイキング」「ホリデー快速あきがわハイキング」という列車も存在していたが、こちらは秋の休日を中心に運転していた。
使用車両
- 原則として、E233系を使用する(場合により201系が使用される場合あり〈後述〉)。
- E233系使用開始前は201系が運用に就いていた。2007年3月18日から6月24日まではE233系との共通運用があったが、この時はE233系に合わせて4+6両に組み替えて運用に就いていた。なお、201系の前面種別幕には「おくたま」「あきがわ」用の幕が入っており、運用時に使用していた(種別幕設置までは専用の種別板を特快表示枠に差し込んで対応していた)。現在では名目上同系列は既にこの列車からは引退していることになっているが、車両数と運用の関係で時折同系列が使用されることがあり、翌7月以降も2週間に1度の割合で3本のうち1本が同系列で運行されている。
- 「おくたまハイキング」「あきがわハイキング」は、運転開始当初は165系を使用していたが、後に201系に移行した。但し、その時も「おくたま」「あきがわ」の種別幕を使用していた。その後も2007年8月18日と19日に臨時列車「みたけ・おくたま探訪号」を千葉~奥多摩間で運転していた(使用車両は189系)。
停車駅
- 青梅線内は青梅特快は各駅に停車するが、本列車は上記の駅に停車する。
- また、沿線のイベント開催時には以下の駅にも停車することがある。
- 「あきがわ」
- (新宿駅 - 中野駅 - 三鷹駅 - 国分寺駅 - 立川駅 - 西立川駅 - )拝島駅~武蔵五日市駅間各駅停車
- 「あきがわ」の新宿駅~拝島駅間は「おくたま」に併結して運転するため、同一である。
沿革
- 1986年11月 - 「おくたま」の本数を増加させるとともに、「みたけ」が上りのみ1本の運行となる。
- 1988年12月1日 - 青梅特快の運行開始により、「ホリデー快速」の称を愛称として冠するようになる。この頃から千葉駅発着の「おくたまハイキング」「あきがわハイキング」が運行を開始する。千葉~御茶ノ水間の停車駅は稲毛駅・津田沼駅・船橋駅・市川駅・新小岩駅・錦糸町駅・秋葉原駅で、千葉~錦糸町間は総武快速線の線路を走っていた。
- 1994年 - この年より冬季運行中止を取りやめ通年運行とする。
- 1997年 - 「みたけ」の運行を終了するとともに「おくたま」「あきがわ」の運行本数も3往復に減少。
- 2005年 - 連結側へのヘッドマークの取り付けを廃止し、前面と後面のみの装着となった(4号車が電照式マークとなっているH9〈→T108〉編成に限り4号車も表示)。
- 2007年3月18日 - E233系の使用を開始。
- 2007年6月24日 - 201系の使用を終了(名目上)。
- 2007年8月18日・19日 - 「おくたまハイキング」の復活扱いとして、千葉~奥多摩間に臨時列車「みたけ・おくたま探訪号」が運転される(使用車両は189系)。
その他
101系・103系時代、下り列車の新宿への送り込み、上り列車の新宿到着後は共に回送列車だったが、201系になって以降、現在は通常の東京発着の快速列車をサポートする形で、新宿~武蔵小金井間を営業運転している。
特に朝の送り込み新宿行きは、中央線の通勤型車両において数少ない「新宿」の行先を表示する列車となっている。