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{{Pathnav|マリオシリーズ|[[マリオシリーズのキャラクター一覧|キャラクター]]|frame=1}} |
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{{告知|議論|差し戻しについて|date=2024年10月}} |
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{{出典の明記|date=2019年7月6日 (土) 04:21 (UTC)}} |
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{{コンピュータゲームキャラクター |
{{コンピュータゲームキャラクター |
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| name |
| name = ワルイージ |
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| series |
| series = [[マリオシリーズ]] |
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| firstgame |
| firstgame = [[マリオテニス64]] |
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| creator |
| creator = 青木文秀 |
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| voiceactor |
| voiceactor = [[チャールズ・マーティネー]](2000年 – 2023年)<br />[[ケビン・アフガニ]](2024年 – ) |
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| motionactor = |
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| liveactor = |
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| inuniverse = |
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'''ワルイージ''' |
'''ワルイージ'''({{Lang-en-short|Waluigi}})は、[[任天堂]]のコンピュータゲームである『[[マリオシリーズ|マリオ]]』シリーズに登場するキャラクター。高身長で痩せており、紫色の衣服と、黄色の「[[Γ]]」が描かれた紫色の帽子を身に着けている。相棒である[[ワリオ]]と共謀していたずらを行うことが多い。 |
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ワルイージはワリオのテニスのパートナーとしてゲーム会社の[[キャメロット (ゲーム会社)|キャメロット]]によって制作され、2000年の[[NINTENDO64]]のゲーム『[[マリオテニス64]]』で初登場した。『マリオ』シリーズのスポーツゲーム、『[[マリオパーティシリーズ|マリオパーティ]]』シリーズ、『[[マリオカートシリーズ|マリオカート]]』シリーズの多くにプレイアブルキャラクターとして登場する。『[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ|大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズなど、その他のゲームに登場することもある。 |
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担当[[声優]]は『[[マリオテニス64]]』から『[[マリオストライカーズ バトルリーグ]]』まで[[チャールズ・マーティネー]]。『[[スーパー マリオパーティ ジャンボリー]]』以降は[[ケビン・アフガニ]]。 |
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メディアからは長年にわたって賛否両論の評価を受けている。ワルイージに対する扱いは[[インターネット・ミーム]]となっており、多くのファンを獲得している。 |
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== 登場の背景 == |
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元々彼は純粋な任天堂キャラクターではなく、2000年7月21日発売の[[NINTENDO64]]用ソフト『[[マリオテニス64]]』開発元の[[キャメロット (ゲーム会社)|キャメロット]]によって新たに作り出された経緯がある。デザインはキャメロット所属のグラフィックスタッフである青木文秀が担当した。 |
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== デザインと設定 == |
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当時は[[テニス]]というゲームの特性から、[[ヒト|人]]型またはそれに近いキャラクターを大量に必要としており、それまでのマリオシリーズの主要人物だけでは到底足りず、[[デイジー (ゲームキャラクター)|デイジー]]や[[ドンキーコングJr. (ゲームキャラクター)|ドンキーコングJr.]]等、長期にわたって出番のなかった懐かしいキャラクターまで引っ張り出された。 |
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[[File:Waluigi emblem.svg|upright|150px|thumb|right|alt=紫と白の背景に黄色のガンマ記号|ワルイージの帽子にある「[[Γ]]」(上下が反転したL)のマーク]] |
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ワルイージは紫色のシャツ<ref name="srmemes" />、オーバーオール<ref name="srworst" />、黄色の「[[Γ]]」(上下が反転したL)が描かれた紫色の帽子<ref name=":1" />、白色の手袋<ref name="useless">{{Cite web |url=https://www.ign.com/articles/2018/08/18/useless-waluigi-garbage-you-can-buy-to-fill-the-waluigi-shaped-hole-in-your-smash-heart |title=Useless Waluigi Garbage You Can Buy to Fill the Waluigi-Shaped Hole in Your Smash Heart |website=[[IGN]] |language=en |last=Macy |first=Seth G. |date=2018-08-19 |access-date=2024-09-03 |archive-url=https://web.archive.org/web/20180923195415/http://www.ign.com/articles/2018/08/18/useless-waluigi-garbage-you-can-buy-to-fill-the-waluigi-shaped-hole-in-your-smash-heart |archive-date=2018-09-23 |url-status=live |url-status-date=2024-09-10}}</ref>、先端が尖った靴を身に着けている<ref name="srmemes" />。高身長で痩せた体型であり<ref name="Waluigi2022" />、長い手足を活かしてスポーツで活躍することがある<ref name="portal">{{Cite web |和書 |url=https://www.nintendo.com/jp/character/mario/characters/index.html |title=キャラクター {{!}} マリオポータル {{!}} Nintendo |website=[[任天堂]] |access-date=2024-09-04 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240816081939/https://www.nintendo.com/jp/character/mario/characters/index.html |archive-date=2024-08-16 |url-status=live |url-status-date=2024-09-04}}</ref>。面長であり<ref name="n64" />、大きなピンク色の鼻<ref name=":1" />、尖った長い耳<ref name="walker" />、「L」の形の口髭<ref name="ndw" />、尖った顎をもつ<ref name="srmemes">{{Cite web |url=https://screenrant.com/funny-waluigi-memes-jokes/ |title=10 Hilarious Waluigi Memes That Will Have You Saying "Wah!" |website=[[スクリーン・ラント|Screen Rant]] |language=en |last=Lillejord |first=Kacie |date=2019-04-22 |access-date=2024-09-03 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230714101629/https://screenrant.com/funny-waluigi-memes-jokes/#waluigi-and-dick-dastardly |archive-date=2023-07-14 |url-status=live |url-status-date=2024-09-10}}</ref>。自己憐憫が強く<ref name="nerdist">{{Cite web |url=https://nerdist.com/article/waluigi-mini-documentary/ |title=This Waluigi Mini-Documentary Is All About the Evil Doppelganger |website=Nerdist |language=en |last=Marnell |first=Blair |date=2018-06-30 |access-date=2024-08-29 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240829174817/https://nerdist.com/article/waluigi-mini-documentary/ |archive-date=2024-08-29 |url-status=live |url-status-date=2024-09-10}}</ref>、[[ルイージ (ゲームキャラクター)|ルイージ]]を密かにライバル視している<ref name="ndw">{{Cite web |date=2022-10-21 |title=ワルイージ誕生秘話(2008年 9月号より) |url=https://www.ndw.jp/waluigi-interview-221021/ |access-date=2024-01-15 |website=[[ニンテンドードリーム|Nintendo DREAM WEB]] |archive-date=2023-12-05 |archive-url=https://web.archive.org/web/20231205215921/https://www.ndw.jp/waluigi-interview-221021/ |url-status=live}}</ref><ref name="nom">{{Cite web |和書 |url=https://www.nintendo.co.jp/nom/0008/m_tennis/page02.html/ |title=マリオテニス64/開発者インタビュー |website=[[任天堂]] |access-date=2024-08-28 |archive-url=https://web.archive.org/web/20221026135307/https://www.nintendo.co.jp/nom/0008/m_tennis/page02.html/ |archive-date=2022-10-26 |url-status=dead |url-status-date=2024-08-28}}</ref>。卑劣でずる賢いトラブルメーカーとして描かれることが多いが<ref name="Waluigi2022" />、[[マリオ (ゲームキャラクター)|マリオ]]とルイージの活躍を見て、2人に対抗できる力を得るために下積みを続けるという努力家な一面もある<ref name="portal" /><ref name="n64">{{Cite web |和書 |url=https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nm8j/chara/walu.html |title=マリオテニス64 キャラクター ワルイージ |website=[[任天堂]] |access-date=2024-08-30 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240105012100/https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nm8j/chara/walu.html |archive-date=2024-01-05 |url-status=live |url-status-date=2024-08-31}}</ref>。 |
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ワルイージは[[ワリオ]]と共謀していたずらを行うことが多い<ref name="srmemes" />。ワリオとの関係は「良き相棒」であると明言されている<ref name="ndw" />。アメリカでは当初、ワリオの弟と紹介されていたが<ref name="NintendoOfAmerica">{{Cite web |title=Mario Tennis 64: Introducing Waluigi |language=en |date=2000-06-20 |access-date=2024-08-23 |url=http://www.nintendo.com/n64/mariotennis/waluigi.html |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20000620005215/http://www.nintendo.com/n64/mariotennis/waluigi.html |archive-date=2000-06-20 |publisher=Nintendo of America|quote=His name is Waluigi, and the only person who's pleased to meet him is his big brother, Wario.}}</ref>、それ以降の2人の関係は曖昧になっており<ref name="nerdist" /><ref name="sr25" />、[[キャメロット (ゲーム会社)|キャメロット]]副社長の[[高橋秀五]]は「相棒だけど仲間じゃない、 助け合っていない間柄」であると答えている<ref name="ndw" />。 |
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しかし、[[ワリオ]]とダブルスを組むのにふさわしい人物が見当たらず、キャラクター選考に難航していた事から、ある社員が挙げた「[[ルイージ (ゲームキャラクター)|ルイージ]]の[[ライバル]]キャラクターを作ったらどうか?」という案が、任天堂の[[宮本茂]]との相談を経て採用された。当初は「ワイージ」という名やアメリカ側のスタッフからは「ジェロージ」や「ジナニー」などの名前が提案されたが、言いやすさやインパクトから「ワルイージ」となった<ref name=":0">{{Cite web|和書|url=https://www.ndw.jp/waluigi-interview-221021/|title=ワルイージ誕生秘話(2008年 9月号より)|publisher=Nintendo DREAM WEB|accessdate=2023-2-27}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20221026135307/https://www.nintendo.co.jp/nom/0008/m_tennis/page02.html/|title=マリオテニス64開発者インタビュー|publisher=任天堂おんらいんまがじん。|accessdate=2023-5-26}}</ref>。ちなみに、ワリオのガールフレンドかつ[[ピーチ (ゲームキャラクター)|ピーチ]]のライバルとして「ワルピーチ」というキャラクター案も候補に挙がったが、こちらは「かわいくなさそう」「どうせ[[ヤッターマン#ドロンジョ|ドロンジョ]]みたいなんでしょ」ということで却下された<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.camelot.co.jp/gimon/gimon13.html|title=あなたのギモン その13|publisher=キャメロット|accessdate=2020-8-15}}</ref>。マリオを強調したワリオと同様に、体格はルイージを強調した長身のガリガリ体型となり、帽子には「'''M'''」を上下反転させて「'''W'''」としたワリオに倣い、「'''L'''」を上下反転させた「'''Γ'''」(ギリシャ文字の「ガンマ」の様な文字)のマークを付けた。当初、帽子のマークが「W」と「L」を重ねたデザインとなっていたが、当時の任天堂でキャラクター監修を担当していた[[小田部羊一]]から「ワリオのWはマリオのMの逆さまなんですよ」と助言を受けて「Γ」マークに変更された。髭の形は「L」をモチーフにしている。衣装の色は、マリオの[[赤]]、ルイージの[[緑]]、ワリオの[[黄色|黄]]に加え、ピーチの[[ピンク]]やデイジーの[[オレンジ色|オレンジ]]を外した色の中で印象的なもの、それらが並んだ時の色見のバランスを考えた際に[[紫]]が相応しいと制作スタッフ達が判断したため紫が採用された。<ref name=":0" /> |
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== 制作 == |
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ワルイージは[[NINTENDO64]]のゲーム『[[マリオテニス64]]』の開発の際に、開発元の[[キャメロット (ゲーム会社)|キャメロット]]によって制作された<ref name="ndw" />。『[[マリオシリーズ|マリオ]]』シリーズには非人間型のキャラクターが多いため、テニスを題材とした『マリオテニス64』に登場できるキャラクターは限られていた<ref name="camelot">{{Cite web |和書 |url=https://www.camelot.co.jp/gimon/gimon13.html |title=あなたのギモン その13 |website=[[キャメロット (ゲーム会社)|キャメロット]] |date=2000-10-28 |access-date=2024-08-29 |archive-url=https://web.archive.org/web/20180618164222/https://www.camelot.co.jp/gimon/gimon13.html |archive-date=2018-06-18 |url-status=dead |url-status-date=2024-08-29}}</ref>。また、[[ダブルス]]ではマリオとルイージのように対となるキャラクターでチームを分ける必要があったが、ワリオのパートナーとしてふさわしいキャラクターが存在しなかった<ref name="ndw" />。当初、キャメロットは[[任天堂]]に新しいキャラクターの制作を依頼したが断られたため、ワリオと対となるような悪いルイージのキャラクターをキャメロット側で考案することになった<ref name="ndw" />。「ワルイージ」という名前は、ルイージの名前と「悪い」を組み合わせた[[かばん語]]で、「悪いルイージ」を表している<ref name="srworst">{{Cite web |url=https://screenrant.com/super-mario-waluigi-just-the-worst/ |title=When Waluigi Was Just The Worst |website=[[スクリーン・ラント|Screen Rant]] |language=en |last=Kurland |first=Daniel |date=2017-04-07 |access-date=2024-09-02 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230502224327/https://screenrant.com/super-mario-waluigi-just-the-worst/#the-mass-destruction-he-causes-in-toadstoal-tour-s-intro |archive-date=2023-05-02 |url-status=live |url-status-date=2024-09-11}}</ref>。この名前は語呂の良さや意味、インパクトを考慮して、デザインが完成する前に決まった<ref name="ndw" /><ref name="nom" />。その他の案として、ワリオと同様にルイージから1文字を変えた「ワイージ」や<ref name="ndw" />、アメリカ側のスタッフが提案した「ジェロージ」や「ジナニー」があった<ref name="nom" />。 |
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ルイージと同い年であり彼を一方的にライバル視している(スマブラDXフィギュア名鑑より)。ルイージより長身で、かなり痩せ細った体型をしている。[[一人称]]は「オレ様」または「オレ」である。顔は、ギョロ目で[[顎]]が長く、ワリオと同様とがっている耳、[[赤]]く長い[[鼻]]を持っており、[[紫]]色をベースとした服装や[[髭|カイゼル髭]]も合わせて不気味なイメージのキャラとなった。なお、ワリオとの関係については「良き相棒」としか発表されていない。マリオ、ルイージ、ワリオ達同様、初登場から『[[マリオストライカーズ バトルリーグ]]』までの間は[[チャールズ・マーティネー]]が声優を務めており、マリオ同様に高い声を発する事が多い(むしろ、彼より高い声を発しているゲームもある)。主な登場作品は[[マリオカートシリーズ]]、[[マリオパーティシリーズ]]等のレースゲームとスポーツゲーム、パーティゲーム作品でプレイヤーキャラクターとして登場するのがメインであり、[[スーパーマリオシリーズ]]等のアクションゲームや[[ペーパーマリオシリーズ]]等のRPG、アドベンチャー系の作品にワルイージ本人が直接登場したことは無い。但し、彼に関係する要素として『[[ペーパーマリオRPG]]』や『[[スーパーマリオオデッセイ]]』ではマリオの服を彼の服と同じ色に変えることが可能であり、『[[スーパーマリオメーカー]]』ではキャラマリオの一種としてワルイージの姿に変身することが可能である。 |
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キャラクターデザインはキャメロットのデザイナーである青木文秀が担当した<ref name="gault" /><ref>{{Cite web |和書 |url=https://jp.ign.com/mario-power-tennis/72188/news/ |title=ワルイージのデザイナー、かつて却下された「ワルピーチ」のデザインを公開 |website=[[IGN|IGN Japan]] |last=Stedman |first=Alex |date=2023-12-02 |access-date=2024-09-09 |archive-url=https://web.archive.org/web/20231202151534/https://jp.ign.com/mario-power-tennis/72188/news/ |archive-date=2023-12-02 |url-status=live |url-status-date=2024-09-11}}</ref>。『[[ヤッターマン]]』に登場するドロンボー一味のトンズラーとボヤッキーに着想を得て、背が低く太った体型のワリオと見た目や能力でバランスをとるため、背が高く痩せた体型になった<ref name="ndw" />。衣服の色は、既存のキャラクターとの配色のバランスを考慮して紫色が選ばれた<ref name="ndw" />。帽子のマークは変遷しており、当初は頭文字をとった「W」であったが、ワリオの帽子のマークと重複するため、WとLを重ねたマークに変更された<ref name="ndw" />。その後、当時任天堂でキャラクターの監修を担当していた[[小田部羊一]]から、ワリオの「W」はマリオの頭文字「M」を反転させたものであるという助言を受け、最終的にルイージの頭文字「L」を反転させたマークにすることが決まった<ref name="ndw" />。デザインの一部は小田部が手直ししたものの、最終的にキャメロットによるデザインがほぼそのまま採用された<ref name="ndw" /><ref name="nom" />。 |
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性格設定に関する詳しい発表は無いが、長い手足によるトリッキーなプレイスタイルや「パワフルさ」が自慢であるワリオの相棒ということもあり、「ずる賢さが自慢、頭脳派」と描写される傾向が強い。ゲーム中では非常に自信たっぷりで高飛車な言動を見せ、[[ナルシスト]]と思われる面を時折覗かせており、『[[マリオパーティ8]]』では、スター獲得時とゲーム勝利時は[[バラ]]を片手に、もう片方の手で帽子の鍔を掴むキザなポーズを見せた。そのほか同ゲームのおじゃまボイスでは「Waluigi No.1!」と発言している。『[[マリオテニス エース]]』ではムーンウォークを披露したり、スペシャルショットではバラを口に咥え、指を鳴らす仕草を見せる等、ナルシストなキャラクターが強調されている。 |
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ワルイージの声は初登場の『マリオテニス64』から[[チャールズ・マーティネー]]が担当した<ref>{{Cite web |last=Winslow |first=Levi |date=2023-08-21 |title=Longtime Mario Voice Actor Charles Martinet 'Stepping Back' From Role |url=https://www.kotaku.com.au/2023/08/longtime-mario-voice-actor-charles-martinent-stepping-back-from-role/ |access-date=2024-01-18 |website=[[Kotaku|Kotaku Australia]] |language=en-AU |archive-date=2024-01-18 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240118134825/https://www.kotaku.com.au/2023/08/longtime-mario-voice-actor-charles-martinent-stepping-back-from-role/ |url-status=live}}</ref>。マーティネーは2023年に「マリオの親善大使」に就任したことに伴い降板した<ref>{{Cite web |和書 |url=https://www.famitsu.com/news/202308/21313975.html |title=マリオの声優が交代に。『スーパーマリオ64』以降マリオの声を務めていたチャールズ・マーティネーが勇退。“マリオの親善大使”就任へ |website=[[ファミ通]] |date=2023-08-21 |access-date=2024-08-30 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230821152842/https://www.famitsu.com/news/202308/21313975.html |archive-date=2023-08-21 |url-status=live |url-status-date=2024-09-11}}</ref>。2024年発売の『[[スーパー マリオパーティ ジャンボリー]]』からは[[ケビン・アフガニ]]がワルイージ役を引き継いだ<ref>{{Cite web |url=https://www.nintendolife.com/news/2024/10/random-marios-new-voice-actor-says-its-surreal-to-hear-his-voice-in-mario-party |title=Random: Mario's New Voice Actor Says It's "Surreal" To Hear His Voice In Mario Party |website=Nintendo Life |language=en |last=Doolan |first=Liam |date=2024-10-19 |access-date=2024-10-29}}</ref>。 |
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マリオの弟であるルイージを強くライバル視しているが、彼にとってはマリオブラザーズそのものを超えることも興味深いようである。『[[Dance Dance Revolution with MARIO]]』では単独での悪役として登場しており、マリオ(或いはルイージ)とダンスで対決をしている。『マリオテニス64』での初登場時には「大活躍をしているマリオブラザーズに対抗出来る力を備えるまで、下積みを続けてきた苦労人」という設定がなされている。また、目が光る演出を見せることもある(『[[マリオテニス オープン]]』ほか)。スポーツゲームにおいては身長や手足の長さを活かしたプレイをする(ただし、[[野球]]では投手能力が高いのみ。なお、[[サウスポー]]である)。『[[マリオテニスGC]]』以降体が非常に柔らかいという設定が追加された。ゲーム中でも[[ビールマンスピン]]や[[イナバウアー]]を見せたり、『[[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]]』のフィギュアスケートでは、体の柔らかさを利用して実際のプロ選手並の華麗な演出を見せている。また、同ゲームでは競技中に[[水色]]の眼鏡をかけていることがある。 |
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== ゲームにおける扱い == |
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相棒のワリオが重量級やパワータイプとして扱われるのに対し、ワルイージはテクニックタイプの場合が多くワリオとは差別化されることが多い。例外として『[[マリオカートシリーズ]]』では身長の関係で[[マリオ (ゲームキャラクター)|マリオ]]を上回る重量が設定され、『[[マリオカートWii]]』以降では重量級として扱われている。 |
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ワルイージは2000年に初登場して以降、2022年まで毎年少なくとも1つのゲームに登場していたが、2023年にこの記録は途切れた<ref name="Waluigi2022">{{Cite web |last=Zwiezen |first=Zack |date=2024-01-03 |title=2023 Was The First Waluigi-Less Year Since 2000 |url=https://kotaku.com/waluigi-nintendo-switch-wario-luigi-mario-1851136988 |access-date=2024-01-19 |website=[[Kotaku]] |language=en |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115235156/https://kotaku.com/waluigi-nintendo-switch-wario-luigi-mario-1851136988 |url-status=live}}</ref>。ワルイージは『[[マリオシリーズ|マリオ]]』シリーズの多くの作品に登場しているが、ワルイージを主役としたゲームは存在せず<ref>{{Cite web |date=2018-06-25 |last=Purdom |first=Clayton |title=Get to know Waluigi, the Nintendo character everyone loves to shit on |url=https://www.avclub.com/get-to-know-waluigi-the-nintendo-character-everyone-lo-1827112973 |access-date=2024-01-19 |website=The A.V. Club |language=en |archive-date=2024-01-19 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240119180121/https://www.avclub.com/get-to-know-waluigi-the-nintendo-character-everyone-lo-1827112973 |url-status=live}}</ref>、主要シリーズである『[[スーパーマリオシリーズ|スーパーマリオ]]』シリーズや<ref>{{Cite web |url=https://gamerant.com/waluigi-mario-unknown-facts/ |title=10 Things You Didn't Know About Waluigi |website=Game Rant |language=en |last=Archer |first=Callum |date=2020-06-04 |access-date=2024-09-03 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240828194830/https://gamerant.com/waluigi-mario-unknown-facts/ |archive-date=2024-08-28 |url-status=live |url-status-date=2024-09-10}}</ref>、ワリオを主役とする『[[ワリオシリーズ|ワリオ]]』シリーズには一度も登場していない<ref name="thegamer15">{{Cite web |title=15 Facts You Didn't Know About Waluigi |url=https://www.thegamer.com/creepy-brother-facts-you-didnt-know-about-waluigi/ |website=TheGamer |language=en |last=Strauss |first=Daniel |date=2017-09-30 |access-date=2024-08-23 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240621205947/https://www.thegamer.com/creepy-brother-facts-you-didnt-know-about-waluigi/ |archive-date=2024-06-21 |url-status=live |url-status-date=2024-09-10}}</ref>。 |
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=== プレイアブルキャラクター === |
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『[[マリオテニスアドバンス]]』では初めてワリオが未登場のゲーム作品に出演した。ストーリーでは一言だけ喋る場面があり、語尾には「ザンス」をつけている。 |
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ワルイージは『[[マリオテニス]]』シリーズ、『[[マリオゴルフ]]』シリーズ、『[[マリオストライカーズ]]』シリーズ、『[[マリオパーティシリーズ|マリオパーティ]]』シリーズ、『[[マリオカートシリーズ|マリオカート]]』シリーズの多くにプレイアブルキャラクターとして登場している<ref name="owen">{{Cite web |last=Owen |first=Nicholas |date=2023-10-03 |title=5 Best Mario Games With Playable Waluigi |url=https://gamerant.com/best-mario-games-playable-waluigi/ |access-date=2024-01-22 |website=Game Rant |language=en |archive-url=https://web.archive.org/web/20240911095309/https://gamerant.com/best-mario-games-playable-waluigi/ |archive-date=2024-09-11 |url-status=live |url-status-date=2024-09-11}}</ref>。『[[スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール]]』(2005年)ではメインキャラクターの1人<ref>{{Cite web |和書 |url=https://www.nintendo.co.jp/ngc/gyqj/technique/index.html |title=キャラクター紹介【テクニックタイプ】 |website=[[任天堂]] |access-date=2024-09-05 |archive-url=https://web.archive.org/web/20050725235700/https://www.nintendo.co.jp/ngc/gyqj/technique/index.html |archive-date=2005-07-25 |url-status=live |url-status-date=2024-09-05}}</ref>、『[[スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール]]』(2008年)ではキャプテンの1人として登場する<ref name="thegamerbest">{{Cite web |url=https://www.thegamer.com/best-mario-waluigi-games/ |title=The Best Games Where You Can Play As Waluigi |website=TheGamer |language=en |last=Conlin |first=Dan |date=2024-09-01 |access-date=2024-09-02 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240902204051/https://www.thegamer.com/best-mario-waluigi-games/ |archive-date=2024-09-02 |url-status=live |url-status-date=2024-09-11}}</ref>。そのほか、[[スポーツゲーム]]では『[[マリオ&ソニック]]』シリーズの全作品<ref name="thegamerbest" />、『[[マリオバスケ 3on3]]』(2006年)<ref>{{Cite web |last=Burman |first=Rob |date=2007-02-09 |title=Mario Slam Basketball UK Review – Nintendo DS Review at IGN |url=http://ds.ign.com/articles/763/763087p1.html |url-status=live |archive-url=https://web.archive.org/web/20101212015651/http://ds.ign.com/articles/763/763087p1.html |archive-date=2010-12-12 |access-date=2010-06-12 |website=[[IGN]] |language=en}}</ref>、『[[MARIO SPORTS MIX]]』(2010年)<ref>{{Cite web |last=Dutton |first=Fred |date=2010-11-11 |title=Final Fantasy invades Mario Sports Mix |url=https://www.eurogamer.net/final-fantasy-invades-mario-sports-mix |access-date=2024-01-29 |website=[[Eurogamer|Eurogamer.net]] |language=en |archive-date=2024-01-29 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240129191520/https://www.eurogamer.net/final-fantasy-invades-mario-sports-mix |url-status=live}}</ref>、『[[マリオスポーツ スーパースターズ]]』(2017年)<ref>{{Cite web |last=Sarkar |first=Samit |date=2016-09-01 |title=Mario Sports Superstars coming to 3DS next spring |url=https://www.polygon.com/2016/9/1/12749854/mario-sports-superstars-3ds |access-date=2024-01-29 |website=[[Polygon]] |language=en-US |archive-date=2023-05-30 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230530105139/https://www.polygon.com/2016/9/1/12749854/mario-sports-superstars-3ds |url-status=live}}</ref>にもプレイアブルキャラクターとして登場する。『[[ドクターマリオ ワールド]]』(2019年)では「ドクターワルイージ」の名前でドクターとして登場する<ref>{{Cite web |last=Kamen |first=Matt |date=2021-07-28 |title=Nintendo is shutting down the 'Dr. Mario World' mobile game |url=https://www.nme.com/news/gaming-news/nintendo-is-shutting-down-the-dr-mario-world-mobile-game-3005124 |access-date=2024-01-24 |website=[[ニュー・ミュージカル・エクスプレス|NME]] |language=en-GB |archive-date=2024-01-24 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240124203416/https://www.nme.com/news/gaming-news/nintendo-is-shutting-down-the-dr-mario-world-mobile-game-3005124 |url-status=live}}</ref>。 |
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ワルイージはワリオのテニスのパートナーとして『[[マリオテニス64]]』(2000年)で初めて登場した<ref>{{Cite web |last=Thomas |first=Lucas M. |date=2010-06-30 |title=Mario Tennis Review |url=https://www.ign.com/articles/2010/06/30/mario-tennis-review |access-date=2024-01-20 |website=[[IGN]] |language=en |archive-date=2022-12-20 |archive-url=https://web.archive.org/web/20221220201059/https://www.ign.com/articles/2010/06/30/mario-tennis-review |url-status=live}}</ref>。その後の『マリオテニス』シリーズでもワリオのパートナーとして登場したが、『[[マリオテニスアドバンス]]』(2005年)ではワルイージが単独で登場した<ref name="screenrant">{{Cite web |last=Williamson |first=James |date=2021-02-23 |title=What Waluigi's First Mario Game Was |url=https://screenrant.com/waluigi-meme-mario-tennis-smash-bros-sports-games/ |access-date=2024-01-20 |website=[[スクリーン・ラント|Screen Rant]] |language=en |archive-url=https://web.archive.org/web/20220621142930/https://screenrant.com/waluigi-meme-mario-tennis-smash-bros-sports-games/ |archive-date=2022-06-21 |url-status=live |url-status-date=2024-09-11}}</ref>。『[[マリオゴルフ ファミリーツアー]]』(2003年)は、悪役として登場したワルイージとワリオが[[クッパ (ゲームキャラクター)|クッパ]]とのトラブルに巻き込まれる場面で始まり<ref>{{Cite web |last1=Frank |first1=Allegra |last2=Gill |first2=Patrick |date=2017-05-12 |title=Every Mario sports game intro, ranked |url=https://www.polygon.com/2017/5/12/15631666/mario-sports-games-intros-ranked |access-date=2024-01-24 |website=[[Polygon]] |language=en-US |archive-date=2024-01-24 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240124160753/https://www.polygon.com/2017/5/12/15631666/mario-sports-games-intros-ranked |url-status=live}}</ref>、『[[マリオテニスGC]]』(2009年)は、テニスのトーナメントで敗北したワルイージとワリオがクッパと協力してマリオとルイージに復讐を企てる場面で始まる<ref>{{Cite web |last=Bowskill |first=Thomas |date=2009-03-14 |title=Review: New Play Control! Mario Power Tennis (Wii) |url=https://www.nintendolife.com/reviews/2009/03/new_play_control_mario_power_tennis_wii |access-date=2024-01-21 |website=Nintendo Life |language=en-GB |archive-date=2022-07-07 |archive-url=https://web.archive.org/web/20220707234712/https://www.nintendolife.com/reviews/2009/03/new_play_control_mario_power_tennis_wii |url-status=live}}</ref>。『[[マリオテニス エース]]』(2018年)のストーリーモードでは、ワルイージとワリオが持ち込んだラケットが重要な役割を果たす<ref>{{Cite web |last=Borger |first=Will |title=Mario Tennis Aces Review – Grand Slam |url=https://gamingbolt.com/mario-tennis-aces-review |date=2018-07-19 |access-date=2024-01-21 |website=GamingBolt |language=en-US |archive-url=https://web.archive.org/web/20240822151644/https://gamingbolt.com/mario-tennis-aces-review |archive-date=2024-08-22 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。『[[マリオゴルフ スーパーラッシュ]]』(2021年)では、ワルイージはアドベンチャーモードにおける重要キャラクターとしても登場する<ref> {{Cite web |url=https://monstervine.com/2021/07/mario-golf-super-rush-review-lets-a-golf/ |title=Mario Golf: Super Rush Review - Let's-a Golf |website=MonsterVine |language=en |last=Legacy |first=Spencer |date=2021-07-21 |access-date=2024-09-04 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240805050218/https://monstervine.com/2021/07/mario-golf-super-rush-review-lets-a-golf/ |archive-date=2024-08-05 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。 |
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== 関連人物 == |
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; [[ルイージ (ゲームキャラクター)|ルイージ]] |
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: ルイージ自身は「兄(マリオ)を抜く」という目標を持っているために、普段ワルイージの事はあまり気に留めていないようである。しかし、『[[マリオパーティ5]]』以降のタッグマッチでのコンビ名が「うんめいライバルズ」であり、『マリオパーティ3』の公式イラストで彼らが火花を散らし合っているなど、時としてワルイージに強烈なライバル心を持っている。『[[ゲームボーイギャラリー4]]』ではボクシングで対決している。『マリオテニス64』でコントローラを差していない状態で電源を入れると、64の本体を持って逃げるワルイージと、コントローラを持って追いかけるルイージを見ることができる。また『いただきストリートDS』ではルイージに見下されている場面が多い。 |
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; [[マリオ (ゲームキャラクター)|マリオ]] |
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: ルイージの兄で当シリーズの主役キャラ。ワルイージとの接点はほとんどないがワルイージ自身は打倒マリオブラザーズという目標があるためルイージと同様にマリオも一方的にライバル視することがある。 |
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; [[ワリオ]] |
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: ワルイージの兄貴分または親友にあたり、非常に相性の良いコンビであり、2人一組で悪事を働く事が多いが、『[[マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック]]』の3DS版のエピソードモードでの2人の会話によると、お互いに損得勘定でコンビを組んでいる様であり、自分が得にならない事に関してはお互い組むつもりはないらしい。前述の通り詳しい関係は不明であり、マリオ・ルイージと違い、2人が兄弟という設定はないが、任天堂ゲーム機専門雑誌『[[ニンテンドードリーム|Nintendo DREAM]]』の2008年9月号でのインタビューにて、2人の関係を尋ねられたキャメロット副社長の[[高橋秀五]]が「(ワリオとワルイージは)相棒だけど仲間じゃない、助け合っていない間柄」と返答している。<ref name=":0" /> |
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: また、ワリオが主役となる『[[ワリオランド]]』や『[[メイド イン ワリオシリーズ|メイド イン ワリオ]]』にワルイージは登場した事がない。但し、『[[メイド イン ワリオ ゴージャス]]』の「ワリオのamiiboスケッチ」にて、ワリオが描いたイラストとして間接的に姿を現している。 |
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; [[デイジー (ゲームキャラクター)|デイジー]] |
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: サラサ・ランドの姫。『マリオパーティ3』でパーティシリーズに共に初登場した。なお『マリオパーティ』シリーズで2人がコンビを組むと「イージーズ」(『マリオパーティ5』より)、「ふらわるズ」(『マリオパーティ8』より)というコンビ名になる。 |
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: 『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』では相性が悪いという設定になっている。『[[いただきストリートDS]]』でもデイジーが彼を見下していたり、ワルイージ自身も対抗心を燃やしていたりしている発言がある。 |
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; [[クッパ (ゲームキャラクター)|クッパ]] |
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: マリオのライバル。基本的にはマリオやルイージ、ワリオと同様に敵対している場面が多いが、『[[マリオテニスGC]]』のOPにおいては、利害関係が一致したことでワリオとクッパの3人で「打倒マリオ兄弟」の下、共同戦線を張っている。 |
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: 『[[マリオパーティ3]]』のストーリーモードにおいて、クッパの乱入でミレニアムスターがうっかり放り投げてしまった「『わるさ』のスタンプ」をワルイージが自分のものにした際、実力行使で奪おうとしてきたクッパを返り討ちにしている。 |
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: [[沢田ユキオ]]の漫画『[[スーパーマリオくん (沢田ユキオの漫画)|スーパーマリオくん]]』のマリオテニス編ではクッパの仕向けた刺客としてテレサとタッグを組んで[[マリオ (ゲームキャラクター)|マリオ]]・[[ヨッシー]]組と対戦している。 |
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; [[パタパタ (ゲームキャラクター)|パタパタ]] |
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: 『マリオテニス64』のダブルスのトーナメントで、ワルイージをプレイヤーキャラとして使用した場合に、パートナーとして登場するキャラ。『マリオテニスGC』ではパタパタのトロフィー授賞式の際にワリオと共に意地悪をしていた。 |
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; [[パックンフラワー]] |
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: 『[[マリオパーティ3]]』のデュエルマップで、ワルイージの初期お助けキャラとして登場。彼をモチーフにしたボードマップ「ワルイージとう」のイメージキャラにもなっている。『[[マリオパーティ4]]』ではワルイージのプレゼントとして「パックンシャワー」というアイテムがある。 |
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; [[カメック]] |
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: 『[[スーパーマリオスタジアム (ゲームソフト)|スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール]]』で相性が良いキャラの一人。 |
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; ブワルイージ |
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: 『[[マリオ+ラビッツ キングダムバトル]]』で登場する種族「ラビッツ」のうちの一体。ワルイージのような姿をしたキャラクター。「ブワリオ」と手を組み「メガドラゴン」の部下となる。 |
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『[[マリオパーティ3]]』(2000年)のストーリーモードでは敵として現れる<ref name="sr25">{{Cite web |url=https://screenrant.com/super-mario-things-waluigi-can-mario-cant/ |title=Super Mario: 25 Things Waluigi Can Do That Mario Can’t |website=[[スクリーン・ラント|Screen Rant]] |language=en |last=DeRuyter |first=Lucas |date=2019-02-11 |access-date=2024-09-02 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230924031539/https://screenrant.com/super-mario-things-waluigi-can-mario-cant/#fight-for-his-honor |archive-date=2023-09-24 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。このゲームには、様々な仕掛けが設定されたマップ「ワルイージとう」が存在する<ref>{{Cite web |last=Yin-Poole |first=Wesley |date=2023-10-25 |title=Switch Online's Nintendo 64 Library Gets Another Game This Week |url=https://www.ign.com/articles/switch-onlines-nintendo-64-library-gets-another-game-this-week |access-date=2024-01-22 |website=[[IGN]] |language=en |archive-date=2023-11-22 |archive-url=https://web.archive.org/web/20231122102454/https://www.ign.com/articles/switch-onlines-nintendo-64-library-gets-another-game-this-week |url-status=live}}</ref>。『[[マリオカート ダブルダッシュ!!]]』(2003年)では自身の名前を冠した「ワルイージスタジアム」というコースが存在する<ref>{{Cite web |last=Shapiro |first=Jake |date=2014-05-06 |title=Mario Kart Month: Mario Kart 8 Character Profiles: Mo' Babies, Mo' Problems |url=https://www.nintendolife.com/news/2014/05/mario_kart_month_mario_kart_8_character_profiles_mo_babies_mo_problems |access-date=2024-01-19 |website=Nintendo Life |language=en-GB |archive-date=2019-09-09 |archive-url=https://web.archive.org/web/20190909220513/http://www.nintendolife.com/news/2014/05/mario_kart_month_mario_kart_8_character_profiles_mo_babies_mo_problems |url-status=live}}</ref>。『[[マリオカートDS]]』(2005年)には「ワルイージピンボール」というコースが存在し<ref name=":5" />、このコースはビジュアルやBGMの質により多くのファンに支持されている<ref>{{Cite web |url=https://gamingbolt.com/mario-kart-series-15-best-tracks-of-all-time/13 |title=Mario Kart Series – 15 Best Tracks of All Time |website=GamingBolt |language=en |last=Parijat |first=Shubhankar |date=2021-03-26 |access-date=2024-09-05 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240912090000/https://gamingbolt.com/mario-kart-series-15-best-tracks-of-all-time/13 |archive-date=2024-09-12 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。ワルイージは『[[マリオカート7]]』(2011年)にはプレイアブルキャラクターとして登場しなかったが<ref name="random" />、『[[マリオカート8]]』(2014年)で再登場した<ref name="random">{{Cite web |last=Craddock |first=Ryan |date=2018-04-05 |title=Random: This Mario Kart 7 Hack Lets You Play As Waluigi |url=https://www.nintendolife.com/news/2018/04/random_this_mario_kart_7_hack_lets_you_play_as_waluigi |access-date=2024-01-19 |website=Nintendo Life |language=en-GB |archive-date=2024-01-17 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240117183821/https://www.nintendolife.com/news/2018/04/random_this_mario_kart_7_hack_lets_you_play_as_waluigi |url-status=live}}</ref>。 |
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== 登場作品 == |
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* [[マリオテニス]]シリーズ |
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* [[マリオパーティシリーズ]](『[[マリオパーティ3|3]]』以降、『[[マリオパーティ アドバンス|アドバンス]]』を除く) |
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* [[マリオカートシリーズ]](『[[マリオカート ダブルダッシュ!!|ダブルダッシュ!!]]』以降、『[[マリオカート ライブ ホームサーキット|ライブ ホームサーキット]]』除く) (『[[マリオカート7|7]]』ではコースの一つ「ワルイージピンボール」の背景としてのみ登場) |
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* [[マリオゴルフ]]シリーズ(『ファミリーツアー』以降) |
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* [[ゲームボーイギャラリー4]] |
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* [[マリオストライカーズ]]シリーズ |
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* [[スーパーマリオスタジアム (ゲームソフト)|スーパーマリオスタジアム]]シリーズ |
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* [[マリオバスケ 3on3]] |
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* [[Dance Dance Revolution with MARIO]](ボスとして登場) |
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* [[役満DS]] |
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** [[Wi-Fi対応 役満DS]] |
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* [[いただきストリートDS]] |
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* [[いただきストリートWii]] |
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* [[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]] |
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** [[大乱闘スマッシュブラザーズX]](援護アイテム「アシストフィギュア」で登場するキャラの1体として登場) |
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** [[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]](同上) |
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** [[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]] (同上) |
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* [[マリオ&ソニック]]シリーズ |
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** [[マリオ&ソニック AT 北京オリンピック]] |
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** [[マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック]] |
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** [[マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック]] |
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** [[マリオ&ソニック AT ソチオリンピック]] |
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** [[マリオ&ソニック AT リオオリンピック]] |
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** [[マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック]] |
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* [[MARIO SPORTS MIX]] |
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* [[マリオスポーツ スーパースターズ]] |
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* [[スーパーマリオメーカー]](「キャラマリオ」の一種として登場) |
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* [[ドクターマリオワールド]] |
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=== 非プレイアブルキャラクター === |
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== 脚注 == |
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ワルイージは『[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ|大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズにプレイアブルキャラクターとして登場したことはない<ref name="automaton" />。『[[大乱闘スマッシュブラザーズX]]』(2008年)では、アイテム「アシストフィギュア」を使用した際に短時間現れるキャラクターとして初めて登場した<ref>{{Cite web |last=Good |first=Owen S. |date=2018-11-01 |title=Super Smash Bros. roster set without Waluigi, majorly bumming out his fan |url=https://www.polygon.com/2018/11/1/18050390/waluigi-super-smash-bros-ultimate-roster |access-date=2024-01-18 |website=[[Polygon]] |language=en-US |archive-date=2024-01-18 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240118223009/https://www.polygon.com/2018/11/1/18050390/waluigi-super-smash-bros-ultimate-roster |url-status=live}}</ref>。2014年2月、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのディレクターの[[桜井政博]]は、ワルイージは『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]』(2014年)でもアシストフィギュアとしては登場するものの、プレイアブルキャラクターとしては登場しないことを明らかにし、「頑張ったからといって戦いに勝てるとは限らない」と述べた<ref>{{Cite web |last=Doolan |first=Liam |date=2014-02-28 |title=It's Not Waluigi Time In The New Super Smash Bros. For 3DS And Wii U |url=https://www.nintendolife.com/news/2014/02/its_not_waluigi_time_in_the_new_super_smash_bros_for_3ds_and_wii_u |access-date=2024-01-18 |website=Nintendo Life |language=en-GB |archive-date=2024-01-18 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240118201248/https://www.nintendolife.com/news/2014/02/its_not_waluigi_time_in_the_new_super_smash_bros_for_3ds_and_wii_u |url-status=live}}</ref>。ワルイージは『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』(2018年)でも同様にプレイアブルキャラクターとしては登場しなかったが、[[Electronic Entertainment Expo|E3]]ではアシストフィギュアを倒すという新要素の紹介の際にワルイージが倒される場面が公開された<ref>{{Cite web |last=Winkle |first=Dan Van |date=2018-06-13 |title=Waluigi Has Become the Unlikely King of E3 2018 |url=https://www.themarysue.com/waluigi-king-of-e3-2018-nintendo-smash-bros-ultimate/ |access-date=2024-01-18 |website=The Mary Sue |language=en |archive-date=2024-01-18 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240118203348/https://www.themarysue.com/waluigi-king-of-e3-2018-nintendo-smash-bros-ultimate/ |url-status=live}}</ref>。 |
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=== 出典 === |
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<references /> |
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『[[ゲームボーイギャラリー4]]』(2002年)では、ボクシングのミニゲームでルイージの対戦相手として登場する<ref>{{Cite web |last=Pallesen |first=Lasse |date=2002-11-16 |title=Game & Watch Gallery 4 Review - Review |url=http://www.nintendoworldreport.com/review/3993/game-namp-watch-gallery-4-game-boy-advance |access-date=2024-01-24 |website=Nintendo World Report |language=en |archive-date=2024-01-24 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240124125525/http://www.nintendoworldreport.com/review/3993/game-namp-watch-gallery-4-game-boy-advance |url-status=live}}</ref>。『[[Dance Dance Revolution with MARIO]]』(2005年)では悪役の1人として登場する<ref name=":0" />。 |
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=== 参考文献 === |
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* [https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nm8j/chara/walu.html 「マリオテニス64」公式サイトの解説] |
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『[[ペーパーマリオRPG]]』(2004年)や『[[スーパーマリオ オデッセイ]]』(2017年)では、マリオがワルイージの衣装を着用することができる<ref>{{Cite web |url=https://www.thegamer.com/paper-mario-the-thousand-year-door-ttyd-best-easter-eggs-hidden-details/ |title=8 Best Easter Eggs And Hidden Details In Paper Mario: The Thousand-Year Door |website=TheGamer |language=en |date=2024-06-05 |access-date=2024-08-24}}</ref><ref>{{Cite web |last=Frank |first=Allegra |date=2017-10-26 |title=Super Mario Odyssey lets you cosplay as the best villain |url=https://www.polygon.com/2017/10/26/16553672/super-mario-odyssey-unlockable-amiibo-costumes |access-date=2024-01-19 |website=[[Polygon]] |language=en-US |archive-date=2024-01-19 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240119085809/https://www.polygon.com/2017/10/26/16553672/super-mario-odyssey-unlockable-amiibo-costumes |url-status=live}}</ref>。『[[スーパーマリオメーカー]]』(2015年)では、マリオがアイテムをとることでワルイージの姿に変身することができる<ref>{{Cite web |last=Hilliard |first=Kyle |title=Disturbing Super Mario Maker Level Asks Waluigi To Question His Purpose |url=https://www.gameinformer.com/b/news/archive/2015/09/15/disturbing-mario-maker-level-asks-waliugi-to-question-his-purpose.aspx |access-date=2024-01-19 |website=[[ゲーム・インフォーマー|Game Informer]] |language=en |archive-date=2024-01-19 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240119133809/https://www.gameinformer.com/b/news/archive/2015/09/15/disturbing-mario-maker-level-asks-waliugi-to-question-his-purpose.aspx |url-status=dead}}</ref>。『[[Minecraft]]: Wii U Edition』(2015年)では、DLC「スーパーマリオ マッシュアップパック」にワルイージのスキンが含まれている<ref>{{Cite web |last=Kamen |first=Matt |date=2016-05-09 |title=Mario is coming to Minecraft (but only on Wii U) |url=https://www.wired.co.uk/article/mario-minecraft-wii-u |access-date=2024-02-02 |website=[[WIRED (雑誌)|Wired UK]] |language=en-GB |issn=1357-0978 |archive-date=2024-02-02 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240202142700/https://www.wired.co.uk/article/mario-minecraft-wii-u |url-status=live}}</ref>。『{{仮リンク|ラビッツシリーズ|en|Rabbids|label=ラビッツ}}』シリーズとのコラボ作品『[[マリオ+ラビッツ キングダムバトル]]』(2017年)では、ワルイージをモデルにしたラビッツである「ブワルイージ」がワリオをモデルにした「ブワリオ」とともにボスとして登場する<ref>{{Cite web |last=Valentine |first=Rebekah |date=2022-09-22 |title=Mario + Rabbids: Sparks of Hope's Rayman DLC Is a Decades-Long Dream Come True for Creative Director |url=https://za.ign.com/mario-rabbids-sparks-of-hope/169240/news/mario-rabbids-sparks-of-hopes-rayman-dlc-is-a-decades-long-dream-come-true-for-creative-director |access-date=2024-01-19 |website=[[IGN]] |language=en-za |archive-date=2024-01-19 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240119090844/https://za.ign.com/mario-rabbids-sparks-of-hope/169240/news/mario-rabbids-sparks-of-hopes-rayman-dlc-is-a-decades-long-dream-come-true-for-creative-director |url-status=live}}</ref>。 |
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{{mario character}} |
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== 評価 == |
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ワルイージは長年にわたって賛否両論の評価を受けている<ref name=":4">{{Cite web |last=Craddock |first=Ryan |date=2020-07-22 |title=Waluigi First Graced Us With His Presence 20 Years Ago |url=https://www.nintendolife.com/news/2020/07/waluigi_first_graced_us_with_his_presence_20_years_ago |access-date=2024-01-16 |website=Nintendo Life |language=en-GB |archive-date=2024-01-16 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240116182243/https://www.nintendolife.com/news/2020/07/waluigi_first_graced_us_with_his_presence_20_years_ago |url-status=live}}</ref>。 |
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=== 肯定的な評価 === |
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『ニンテンドー・ライフ』のライアン・クラドックは、ワルイージのいない任天堂のスポーツゲームは想像できないと述べた<ref name=":4" />。『{{仮リンク|ナーディスト|en|Nerdist}}』のブレア・マーネルは「ワルイージとワリオは悪者だが、その悪さが派手であるため、とても面白い。だからこそ、彼ら自身のファンが生まれているのだ」と述べた<ref name="nerdist" />。『[[IGN]]』の{{仮リンク|マット・カサマッシナ|en|Matt Casamassina}}は、多くの人が知っているマスコットであり、任天堂のファンに愛されていると表現した<ref name=":0">{{Cite web |last=Casamassina |first=Matt |date=2005-10-26 |title=Dance Dance Revolution Mario Mix – GameCube Review at IGN |url=http://cube.ign.com/articles/661/661908p1.html |url-status=dead |archive-url=https://web.archive.org/web/20110818021951/http://cube.ign.com/articles/661/661908p1.html |archive-date=2011-08-18 |access-date=2010-06-12 |website=[[IGN]] |language=en}}</ref>。『[[Kotaku]]』のイアン・ウォーカーはワルイージに敬意を表し、マリオ、ルイージ、ワリオがいずれも共感できる可能性があるキャラクターであるのに対して「ワルイージは真に救いようのない悪党であるという点ではっきり異なっている」と強調し、ワルイージの性格の一面は誰しも持ち合わせていると言及した<ref name="walker">{{Cite web |last=Walker |first=Ian |date=2020-07-21 |title=Waluigi Debuted 20 Years Ago Today, And I Respect Him A Lot |url=https://kotaku.com/waluigi-debuted-20-years-ago-today-and-i-respect-him-a-1844460557 |access-date=2024-01-17 |website=[[Kotaku]] |language=en |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115235154/https://kotaku.com/waluigi-debuted-20-years-ago-today-and-i-respect-him-a-1844460557 |url-status=live}}</ref>。また、ウォーカーは青紫色の[[Nintendo Switch]]を宣伝する公式イラストでワルイージが見せたポーズが神秘的でセクシーであると評価した<ref>{{Cite web |last=Walker |first=Ian |date=2021-05-11 |title=Nintendo's New Waluigi Art Is Mysterious, Erotic |url=https://kotaku.com/nintendo-s-new-waluigi-art-is-mysterious-erotic-1846864665 |access-date=2024-01-16 |website=[[Kotaku]] |language=en |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115205407/https://kotaku.com/nintendo-s-new-waluigi-art-is-mysterious-erotic-1846864665 |url-status=live}}</ref>。『ザ・メアリー・スー』のブリアナ・ローレンスは、ワルイージは「任天堂の究極の[[セックスシンボル]]」であり、神秘的で興味深い個性があると評価した<ref>{{Cite web |last=Lawrence |first=Briana |date=2021-05-11 |title=Nintendo Reveals What We Already Knew: Waluigi Is Full Of Raw, Sexual Energy |url=https://www.themarysue.com/nintendo-waluigi-thirst-trap/ |access-date=2024-01-26 |website=The Mary Sue |language=en |archive-date=2024-01-26 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240126171602/https://www.themarysue.com/nintendo-waluigi-thirst-trap/ |url-status=live}}</ref>。[[S・T・ヨシ]]は[[オルター・エゴ]]の例としてワリオとワルイージを挙げた<ref>{{Cite book |last=Joshi |first=S. T. |author-link=S・T・ヨシ |url=https://archive.org/details/IconsOfHorrorAndSupernatural/ |title=Icons of Horror and the Supernatural: An Encyclopedia of Our Worst Nightmares, Volume 1 |publisher=Greenwood Press |year=2007 |page=[https://archive.org/details/IconsOfHorrorAndSupernatural/page/n219/mode/2up 210] |isbn=978-0-313-33781-9 |access-date=2024-09-30}}</ref>。 |
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『[[ゲーム・インフォーマー]]』のダン・ライカートは、ワルイージはワリオよりも見た目や声、走る際の脚の動きが面白いと評価し、ワルイージを主役としたゲームがあるべきであると述べた<ref>{{Cite web |last=Ryckert |first=Dan |title=We Need A Super Waluigi World |url=https://www.gameinformer.com/b/features/archive/2011/09/05/we-need-a-super-waluigi-world.aspx |date=2011-09-05 |access-date=2024-01-17 |website=[[ゲーム・インフォーマー|Game Informer]] |language=en |archive-date=2024-01-17 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240117161102/https://www.gameinformer.com/b/features/archive/2011/09/05/we-need-a-super-waluigi-world.aspx |url-status=dead}}</ref>。『Kotaku』のザック・ツヴィーツェンは、ワルイージが2023年発売のゲームに一切登場しなかったことに失望を表し、ワルイージは任天堂に忘れられていると述べた。また、[[ピーチ (ゲームキャラクター)|ピーチ]]を主役としたゲーム『[[プリンセスピーチ Showtime!]]』が発売されることに触れ、ワルイージもゲームの主役にふさわしいと考えた<ref name="Waluigi2022" />。ワルイージの声優を務める[[チャールズ・マーティネー]]は「ワルイージはもっと演じてみたい」と述べ、ワルイージが主役のゲームがあってもよいのではないかと答えた<ref name="denfami">{{Cite web |和書 |url=https://news.denfaminicogamer.jp/news/211025f |title=“マリオの声”を長年演じ、ギネスにも認定された海外声優が「今後も生涯マリオでいたい」とイベントで意欲を見せる。発言後にはファンからの質問にも回答 |website=[[電ファミニコゲーマー]] |author=dashimaru |date=2021-10-25 |access-date=2024-08-31}}</ref>。 |
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『[[エスクァイア]]』のドム・ネロは、ワルイージで『マリオテニス エース』をプレイすることがゲームにおける最高級の体験であるとして、ムーンウォーク、バックスイング、スピン、バラの花を投げる動作を「この上なく楽しませる」と評価した<ref name=":3">{{Cite web |last=Nero |first=Dom |date=2018-06-22 |title=Playing as Waluigi in 'Mario Tennis' Is Peak Gaming Bliss |url=https://www.esquire.com/lifestyle/a21087741/waluigi-mario-tennis-aces/ |access-date=2024-01-16 |website=[[エスクァイア|Esquire]] |language=en-US |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115204834/https://www.esquire.com/lifestyle/a21087741/waluigi-mario-tennis-aces/ |url-status=live}}</ref>。『Kotaku』のザック・ツヴィーツェンは『[[マリオストライカーズ バトルリーグ]]』においてワルイージが得点を決めた際に見せる、特徴的な威張った態度とバラの花を用いたポーズのアニメーションを高く評価した<ref>{{Cite web |last=Zwiezen |first=Zack |date=2022-05-27 |title=Waluigi Proves He's Still The King Of Swagger |url=https://kotaku.com/waluigi-mario-strikers-demo-switch-animations-gameplay-1848988842 |access-date=2024-01-17 |website=[[Kotaku]] |language=en |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115235155/https://kotaku.com/waluigi-mario-strikers-demo-switch-animations-gameplay-1848988842 |url-status=live}}</ref>。『{{仮リンク|TechRadar|en|TechRadar}}』のヘンリー・ストックデールは『マリオストライカーズ バトルリーグ』のビジュアルを称賛する中で、特にワルイージがバラの花を咥えながら打つ必殺技が「多くの任天堂ファンの夢」であると述べた<ref>{{Cite web |last=Stockdale |first=Henry |date=2022-06-08 |title=Mario Strikers: Battle League review |url=https://www.techradar.com/reviews/mario-strikers-battle-league |access-date=2024-01-26 |website=TechRadar |language=en |archive-date=2024-01-26 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240126172002/https://www.techradar.com/reviews/mario-strikers-battle-league |url-status=live}}</ref>。『VG247』のケルシー・レイナーは、『マリオカート』シリーズに登場するワルイージピンボールの急カーブや不快な音、ネオンといった特徴がまさにワルイージそのものを表していると述べた。レイナーは、本質的には無秩序なキャラクターであるワルイージが「自らのサディスティックな死の罠のレース」をプレイヤーに運転させるのは全く不思議ではないとして、このコースは「ワルイージが輝く時」であると評価した<ref name=":5">{{Cite web |last=Raynor |first=Kelsey |date=2022-11-14 |title=It's Mario Kart DS' 17th anniversary, and Waluigi Pinball is still one of the best tracks in the series |url=https://www.vg247.com/mario-kart-ds-anniversary-and-waluigi-pinball-still-the-best |access-date=2024-01-20 |website=VG247 |language=en |archive-date=2023-12-16 |archive-url=https://web.archive.org/web/20231216230722/https://www.vg247.com/mario-kart-ds-anniversary-and-waluigi-pinball-still-the-best |url-status=live}}</ref>。『マリオテニスGC』の開発者である[[高橋宏之]]は、個性のあるキャラクターの方が好きであると述べ、このゲームにおけるお気に入りのキャラクターとしてワルイージとワリオを挙げた<ref>{{Cite web |title=Camelot Talks Mario Power Tennis – GameCube Feature at IGN |date=2004-12-03 |url=http://cube.ign.com/articles/570/570491p2.html |url-status=live |archive-url=https://web.archive.org/web/20120403030158/http://cube.ign.com/articles/570/570491p2.html |archive-date=2012-04-03 |access-date=2010-06-12 |website=[[IGN]] |language=en}}</ref>。 |
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=== 否定的な評価 === |
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『ニンテンドー・ワールド・レポート』のペドロ・ヘルナンデスは、ワルイージは「構造上、非常に基本的なキャラクター」であり、単にワリオが紫色のルイージに姿を変えただけであるとコメントした。ヘルナンデスは、ワリオには個性やストーリーがあるのに対して、ワルイージは脇役を埋めるための付属品に過ぎないと述べた。さらに、ワルイージは普遍的に敵意を向けられている一方、カルト的な人気を獲得しており、ゲーマーはワルイージに対して愛憎の入り交じった感情を築いていると指摘した<ref>{{Cite web |last=Hernandez |first=Pedro |title=Waluigi, We Hardly Knew Ye - Feature |url=http://www.nintendoworldreport.com/feature/28569/waluigi-we-hardly-knew-ye |access-date=2024-01-16 |website=Nintendo World Report |language=en |archive-date=2024-01-16 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240116215418/http://www.nintendoworldreport.com/feature/28569/waluigi-we-hardly-knew-ye |url-status=live}}</ref>。『{{仮リンク|GameDaily|en|GameDaily}}』のクリス・ブッファは、ワルイージを「ゲームの歴史の中で最も重要でないキャラクター」の1人に挙げた<ref>{{Cite web |last=Buffa, Chris |title=Characters We Wish We Could Kill (But Can't) |url=http://www.gamedaily.com/articles/galleries/characters-we-wish-we-could-kill-but-cant/?page=8&cp=2 |archive-url=https://web.archive.org/web/20090508073421/http://www.gamedaily.com/articles/galleries/characters-we-wish-we-could-kill-but-cant/?page=8&cp=2 |archive-date=2009-05-08 |access-date=2014-02-08 |website=GameDaily |publisher=AOL |language=en}}</ref>。『{{仮リンク|Cracked.com|en|Cracked.com}}』は、「最も鬱陶しいゲームキャラクター15選」の3位にワルイージをランクインさせた<ref>{{Cite web |url=https://www.cracked.com/article_15902_the-15-most-annoying-video-game-characters-from-otherwise-great-games.html |title=The 15 Most Annoying Video Game Characters (From Otherwise Great Games) |website=Cracked.com |language=en |last=Lovett |first=Tim |date=2008-02-19 |access-date=2024-09-11 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240803101015/https://www.cracked.com/article_15902_the-15-most-annoying-video-game-characters-from-otherwise-great-games.html |archive-date=2024-08-03 |url-status=live |url-status-date=2024-09-11}}</ref>。『Kotaku』のマイク・フェイヒーは『Cracked.com』の記述を引用し、ワルイージは個人的に最も鬱陶しいキャラクターであると言及した<ref>{{Cite web |url=https://kotaku.com/the-15-most-annoying-game-characters-358199 |title=The 15 Most Annoying Game Characters |website=[[Kotaku]] |language=en |last=Fahey |first=Mike |date=2008-02-19 |access-date=2024-09-09 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230511073720/https://kotaku.com/the-15-most-annoying-game-characters-358199 |archive-date=2023-05-11 |url-status=live |url-status-date=2024-09-09}}</ref>。『[[GamesRadar+]]』のブレット・エルストンは、『マリオテニス64』は素晴らしいゲームである一方で、ワルイージは「取るに足らない悪役」であると表現した<ref>{{Cite web |url=https://www.gamesradar.com/the-top-7-mario-spin-offs/3/ |title=The Top 7... Mario spin-offs |website=[[GamesRadar+]] |language=en |last=Elston |first=Brett |date=2007-11-12 |access-date=2024-09-12 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240821091545/https://www.gamesradar.com/the-top-7-mario-spin-offs/3/ |archive-date=2024-08-21 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。『{{仮リンク|ヴァイス (雑誌)|en|Vice (magazine)|label=ヴァイス}}』のマシュー・ゴールトは、ワルイージにはルイージを嫌っていること以外の特徴が存在しないと批判し、「怠惰で愚かでつまらない、企業のゴミキャラクター」と表現した。ゴールトはワルイージの性格描写が不十分であったために、ファンが何年もかけてワルイージの背景を独自に作り上げてきたと指摘した<ref name="gault">{{Cite web |last=Gault |first=Matthew |date=2018-06-15 |title=Counterpoint: Fuck Waluigi, He Doesn't Deserve to Be in the New 'Smash Bros.' |url=https://www.vice.com/en/article/gyknx7/counterpoint-fuck-waluigi-he-doesnt-deserve-to-be-in-the-new-smash-bros |access-date=2024-01-17 |website=[[ヴァイス (雑誌)|Vice]] |language=en |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115235254/https://www.vice.com/en/article/gyknx7/counterpoint-fuck-waluigi-he-doesnt-deserve-to-be-in-the-new-smash-bros |url-status=live}}</ref>。 |
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=== インターネット・ミーム === |
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ワルイージの不遇な扱いは[[インターネット・ミーム]]になっており<ref name="denfami" />、多数の記事・動画・[[ファンアート]]が存在する<ref name="sr25" />。『[[AUTOMATON]]』編集長のAyuo Kawaseによると、ワルイージはワリオよりも悪事の規模が小さい小物として扱われたり、ゲームには数合わせで登場していると言及されたりすることが多いという。Kawaseは、ワルイージが単独で注目を集める機会は少なく、その不憫さや気の毒さ、愛らしさからファンを獲得していると述べた<ref name="automaton">{{Cite web |和書 |url=https://automaton-media.com/articles/newsjp/20180614-70163/ |title=『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のコアすぎるファンは、「スネークのケツ」や「ワルイージの不在」が気になる |website=[[AUTOMATON]] |author=Ayuo Kawase |date=2018-06-14 |access-date=2024-09-02 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240902131144/https://automaton-media.com/articles/newsjp/20180614-70163/ |archive-date=2024-09-02 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。『Kotaku』のベン・ ベルトリは、ワルイージは「ゲーム界で有数のアンチ・ヒーロー」であり、カルト的な人気を得ていると述べた<ref>{{Cite web |last=Bertoli |first=Ben |date=2018-05-17 |title=The Ups And Downs Of Mario Sports Games |url=https://www.kotaku.com.au/2018/05/the-ups-and-downs-of-mario-sports-games/ |url-status=live |archive-url=https://web.archive.org/web/20180613160801/https://www.kotaku.com.au/2018/05/the-ups-and-downs-of-mario-sports-games/ |archive-date=2018-06-13 |access-date=2018-06-13 |website=[[Kotaku]] |language=en}}</ref>。『{{仮リンク|ザ・リンガー (ウェブサイト)|en|The Ringer (website)|label=ザ・リンガー}}』のクレア・マクニアは、ワルイージは任天堂のカルト・ヒーローであり、インターネット上で人気があると表現した<ref name=":1">{{Cite web |last=McNear |first=Claire |date=2021-02-24 |title=Waluigi Is Nintendo's Cult Hero. Will He Ever Be Something More? |url=https://www.theringer.com/2021/2/24/22298128/waluigi-nintendo-cult-character |access-date=2024-01-16 |website=The Ringer |language=en |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115205048/https://www.theringer.com/2021/2/24/22298128/waluigi-nintendo-cult-character |url-status=live}}</ref>。『[[デイリー・ドット]]』のイライジャ・ワトソンは、インターネット・ミームとしてのワルイージの影響を2008年から紹介し、「ウェブ上の一部に愛されている」と表現した<ref name="Internetmeme">{{Cite web |last=Watson |first=Elijah |date=2017-07-22 |title=How Waluigi went from Mario Tennis character to all-time great meme |url=https://www.dailydot.com/unclick/waluigi-memes/ |access-date=2024-02-23 |website=[[デイリー・ドット|The Daily Dot]] |language=en-US |archive-url=https://web.archive.org/web/20240529085521/https://www.dailydot.com/unclick/waluigi-memes/ |archive-date=2024-05-29 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。『ゲーム・ラント』のスタン・ホーゲヴェークは「『マリオ』シリーズで、ワルイージほどミームとしての力を持ったキャラクターはいない。ワルイージは誇張された人柄と動きで、多くのファンを獲得している」と述べた<ref>{{Cite web |url=https://gamerant.com/nintendo-waluigi-mario-snub/ |title=Nintendo Needs to Capitalize on Waluigi's Popularity |website=Game Rant |language=en |last=Hogeweg |first=Stan |date=2021-12-22 |access-date=2024-08-31 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230920234707/https://gamerant.com/nintendo-waluigi-mario-snub/ |archive-date=2023-09-20 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。『[[ワシントン・ポスト]]』のジーン・パークは、ワルイージがミームのネタとなったのは、ワルイージに背景となるものがほとんどなく、ファンは様々な形で表現することができたためであると説明した<ref name="washington">{{Cite web |last=Park |first=Gene |date=2018-06-12 |title=Waluigi was robbed and humiliated by Nintendo, and his fans are furious |url=https://www.washingtonpost.com/news/the-intersect/wp/2018/06/12/waluigi-was-robbed-and-humiliated-by-nintendo-and-his-fans-are-furious/ |url-status=live |archive-url=https://web.archive.org/web/20180613013334/https://www.washingtonpost.com/news/the-intersect/wp/2018/06/12/waluigi-was-robbed-and-humiliated-by-nintendo-and-his-fans-are-furious/ |archive-date=2018-06-13 |access-date=2018-06-13 |website=[[ワシントン・ポスト|The Washington Post]] |language=en}}</ref>。『[[スクリーン・ラント]]』のルーカス・デロイテルは、ワルイージの設定が過去に何度か変更されていることに言及し、「ワルイージは最小限しか定義されておらず、人々は彼に好きな特徴を何でも刷り込むことができるため、非常に人気がある」と評価した<ref name="sr25" />。『USGamer』のナディア・オックスフォードは、『スーパーマリオストライカーズ』における、失うものは何もないと知っているかのようなワルイージの卑劣な行動がファンに支持される理由であると分析した<ref>{{Cite web |url=https://www.usgamer.net/articles/how-waluigi-became-so-damned-popular-an-investigation |title=How Waluigi Became So Damned Popular: An Investigation |website=USGamer |language=en |last=Oxford |first=Nadia |date=2018-06-19 |access-date=2024-09-09 |archive-url=https://web.archive.org/web/20221112131712/https://www.usgamer.net/articles/how-waluigi-became-so-damned-popular-an-investigation |archive-date=2022-11-12 |url-status=dead}}</ref>。 |
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ワルイージが『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』でプレイアブルキャラクターとしては登場しないことが判明すると、ゲームメディアや[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]上では多くの人が否定的な反応を示し<ref name="washington" /><ref name="Harass" /><ref>{{Cite web |last=Radulovic |first=Petrana |date=2018-06-12 |title=Everyone's in Super Smash Bros. Ultimate... except Waluigi |url=https://www.polygon.com/e3/2018/6/12/17454820/everyones-in-super-smash-bros-ultimate-except-waluigi |url-status=live |archive-url=https://web.archive.org/web/20180613160847/https://www.polygon.com/e3/2018/6/12/17454820/everyones-in-super-smash-bros-ultimate-except-waluigi |archive-date=2018-06-13 |access-date=2018-06-13 |website=[[Polygon]] |language=en}}</ref>、多数のインターネット・ミームが生まれた<ref>{{Cite web |title=Waluigi Fans Lost It Because He Got Left Out of The New 'Super Smash Bros.' |last=Mufson |first=Beckett |date=2018-06-13 |url=https://www.vice.com/en_us/article/xwmkqd/waluigi-fans-lost-it-because-he-got-left-out-of-the-new-super-smash-bros-vgtrn/ |url-status=live |archive-url=https://web.archive.org/web/20181101015331/https://www.vice.com/en_us/article/xwmkqd/waluigi-fans-lost-it-because-he-got-left-out-of-the-new-super-smash-bros-vgtrn |archive-date=2018-11-01 |access-date=2018-10-31 |website=[[ヴァイス (雑誌)|Vice]] |language=en}}</ref>。『IGN』のジョー・スクレベルスは、ゲーム内でワルイージがプレイアブルキャラクターになっていないことは「ワルイージがプレイアブルであることを望む人々への侮辱」であると表現した<ref>{{Cite web |last=Skrebels |first=Joe |date=2018-06-12 |title=Super Smash Bros. Ultimate Feels Like a Museum For its Own Franchise |url=http://au.ign.com/articles/2018/06/12/e3-2018-super-smash-bros-ultimate-feels-like-a-museum-for-its-own-franchise |access-date=2018-06-13 |website=[[IGN]] |language=en |archive-url=https://web.archive.org/web/20180613160631/http://www.ign.com/articles/2018/06/12/e3-2018-super-smash-bros-ultimate-feels-like-a-museum-for-its-own-franchise |archive-date=2018-06-13 |url-status=dead |url-status-date=2024-09-02}}</ref>。この件に関するファンの反応は激化し、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのディレクターの[[桜井政博]]の[[Twitter]]には嫌がらせのリプライが多数寄せられた<ref name="Harass">{{Cite web |last=McFerran |first=Damien |date=2018-06-20 |title=Super Smash Bros. Fans Are Harassing Masahiro Sakurai Over Waluigi Snub |url=https://www.nintendolife.com/news/2018/06/super_smash_bros_fans_are_harassing_masahiro_sakurai_over_waluigi_snub |access-date=2024-01-17 |website=Nintendo Life |language=en-GB |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115205846/https://www.nintendolife.com/news/2018/06/super_smash_bros_fans_are_harassing_masahiro_sakurai_over_waluigi_snub |url-status=live}}</ref><ref name="demo">{{Cite web |和書 |url=https://automaton-media.com/articles/newsjp/20181030-78784/ |title=『スマブラ SPECIAL』へのワルイージ参戦を求める集団が“実際のゲームイベント”に出現しデモ活動。引き起こすのは、盛り上がりか恐怖か |website=[[AUTOMATON]] |last=Kawase |first=Ayuo |date=2018-10-30 |access-date=2024-09-09 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240909160644/https://automaton-media.com/articles/newsjp/20181030-78784/ |archive-date=2024-09-09 |url-status=live |url-status-date=2024-09-12}}</ref>。米国任天堂元社長の[[レジナルド・フィサメィ]]はワルイージの人気を認め、任天堂がワルイージを嫌っているためにプレイアブルキャラクターから除外しているという考えを否定した<ref>{{Cite web |last=Walker |first=Austin |date=2018-06-27 |title=Nintendo's Reggie Fils-Aimé on Accessibility, What's Next, and, Uh, Waluigi |url=https://www.vice.com/en/article/435z3m/nintendos-reggie-fils-aime-on-accessibility-whats-next-and-uh-waluigi |access-date=2024-01-16 |website=[[ヴァイス (雑誌)|Vice]] |language=en |archive-date=2024-01-16 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240116102156/https://www.vice.com/en/article/435z3m/nintendos-reggie-fils-aime-on-accessibility-whats-next-and-uh-waluigi |url-status=live}}</ref>。 |
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2009年4月、ウェブコミック『{{仮リンク|ブロール・イン・ザ・ファミリー|en|Brawl in the Family (webcomic)}}』にワルイージが登場し、エイプリルフール限定で『ワルイージ・イン・ザ・ファミリー』に改名した。ワルイージはウェブコミックに繰り返し登場するようになり、その結果「Too bad. Waluigi time.」というフレーズがインターネット・ミームになった<ref name="Internetmeme" />。ワルイージが『マリオカート7』に登場しないことが判明すると、インターネット上の一部コミュニティから抗議の声が上がった<ref name="automaton" />。 |
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== 商品 == |
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ワルイージはぬいぐるみ、衣服、食品のパッケージなどの公式による商品にも登場する<ref name="useless" /><ref>{{Cite web |last=Guitierrez |first=Luis Joshua |date=2023-01-30 |title=Waluigi Finally Gets The Spotlight With This Mario Frozen Pizza |url=https://www.gamespot.com/articles/waluigi-finally-gets-the-spotlight-with-this-mario-frozen-pizza/1100-6510993/ |access-date=2024-01-18 |website=[[GameSpot]] |language=en-US |archive-date=2024-01-18 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240118181006/https://www.gamespot.com/articles/waluigi-finally-gets-the-spotlight-with-this-mario-frozen-pizza/1100-6510993/ |url-status=live}}</ref>。ワルイージのイラストが描かれた紫色のNintendo Switchの無線コントローラーも存在する<ref>{{Cite web |last=Petite |first=Steven |title=This Waluigi Nintendo Switch Controller Is Pretty Ugly, But Maybe That's By Design |url=https://www.gamespot.com/articles/this-waluigi-nintendo-switch-controller-is-pretty-ugly-but-maybe-thats-by-design/1100-6490953/ |access-date=2024-01-18 |website=[[GameSpot]] |language=en-US |archive-date=2024-01-15 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240115210519/https://www.gamespot.com/articles/this-waluigi-nintendo-switch-controller-is-pretty-ugly-but-maybe-thats-by-design/1100-6490953/ |url-status=live}}</ref>。2016年にはワルイージの[[amiibo]]が発売された<ref>{{Cite web |last=Whitehead |first=Thomas |date=2016-06-14 |title=E3 2016: Nintendo Unveils Seven New Super Mario Series amiibo, Including Waluigi |url=https://www.nintendolife.com/news/2016/06/e3_2016_nintendo_unveils_seven_new_super_mario_series_amiibo_including_waluigi |access-date=2024-01-18 |website=Nintendo Life |language=en-GB |archive-date=2024-01-17 |archive-url=https://web.archive.org/web/20240117231855/https://www.nintendolife.com/news/2016/06/e3_2016_nintendo_unveils_seven_new_super_mario_series_amiibo_including_waluigi |url-status=live}}</ref>。 |
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== 脚注 == |
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== 関連項目 == |
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* {{仮リンク|ワルイージ効果|en|Waluigi effect}} - 人工知能における現象。名称はワルイージに由来する。 |
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{{Mario character}} |
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{{マリオカートシリーズの登場レーサー}} |
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[[Category:マリオシリーズのキャラクター]] |
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[[Category:インターネット・ミーム]] |
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[[no:Liste over figurer i Mario-serien#Waluigi]] |
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[[pl:Postacie ze świata Mario#Waluigi]] |
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[[sv:Lista över rollfigurer i Mario-serien#Waluigi]] |
2024年10月29日 (火) 10:05時点における版
ワルイージ | |
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マリオシリーズのキャラクター | |
初登場作品 | マリオテニス64 |
作者 | 青木文秀 |
声優 | チャールズ・マーティネー(2000年 – 2023年) ケビン・アフガニ(2024年 – ) |
ワルイージ(英: Waluigi)は、任天堂のコンピュータゲームである『マリオ』シリーズに登場するキャラクター。高身長で痩せており、紫色の衣服と、黄色の「Γ」が描かれた紫色の帽子を身に着けている。相棒であるワリオと共謀していたずらを行うことが多い。
ワルイージはワリオのテニスのパートナーとしてゲーム会社のキャメロットによって制作され、2000年のNINTENDO64のゲーム『マリオテニス64』で初登場した。『マリオ』シリーズのスポーツゲーム、『マリオパーティ』シリーズ、『マリオカート』シリーズの多くにプレイアブルキャラクターとして登場する。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなど、その他のゲームに登場することもある。
メディアからは長年にわたって賛否両論の評価を受けている。ワルイージに対する扱いはインターネット・ミームとなっており、多くのファンを獲得している。
デザインと設定
ワルイージは紫色のシャツ[1]、オーバーオール[2]、黄色の「Γ」(上下が反転したL)が描かれた紫色の帽子[3]、白色の手袋[4]、先端が尖った靴を身に着けている[1]。高身長で痩せた体型であり[5]、長い手足を活かしてスポーツで活躍することがある[6]。面長であり[7]、大きなピンク色の鼻[3]、尖った長い耳[8]、「L」の形の口髭[9]、尖った顎をもつ[1]。自己憐憫が強く[10]、ルイージを密かにライバル視している[9][11]。卑劣でずる賢いトラブルメーカーとして描かれることが多いが[5]、マリオとルイージの活躍を見て、2人に対抗できる力を得るために下積みを続けるという努力家な一面もある[6][7]。
ワルイージはワリオと共謀していたずらを行うことが多い[1]。ワリオとの関係は「良き相棒」であると明言されている[9]。アメリカでは当初、ワリオの弟と紹介されていたが[12]、それ以降の2人の関係は曖昧になっており[10][13]、キャメロット副社長の高橋秀五は「相棒だけど仲間じゃない、 助け合っていない間柄」であると答えている[9]。
制作
ワルイージはNINTENDO64のゲーム『マリオテニス64』の開発の際に、開発元のキャメロットによって制作された[9]。『マリオ』シリーズには非人間型のキャラクターが多いため、テニスを題材とした『マリオテニス64』に登場できるキャラクターは限られていた[14]。また、ダブルスではマリオとルイージのように対となるキャラクターでチームを分ける必要があったが、ワリオのパートナーとしてふさわしいキャラクターが存在しなかった[9]。当初、キャメロットは任天堂に新しいキャラクターの制作を依頼したが断られたため、ワリオと対となるような悪いルイージのキャラクターをキャメロット側で考案することになった[9]。「ワルイージ」という名前は、ルイージの名前と「悪い」を組み合わせたかばん語で、「悪いルイージ」を表している[2]。この名前は語呂の良さや意味、インパクトを考慮して、デザインが完成する前に決まった[9][11]。その他の案として、ワリオと同様にルイージから1文字を変えた「ワイージ」や[9]、アメリカ側のスタッフが提案した「ジェロージ」や「ジナニー」があった[11]。
キャラクターデザインはキャメロットのデザイナーである青木文秀が担当した[15][16]。『ヤッターマン』に登場するドロンボー一味のトンズラーとボヤッキーに着想を得て、背が低く太った体型のワリオと見た目や能力でバランスをとるため、背が高く痩せた体型になった[9]。衣服の色は、既存のキャラクターとの配色のバランスを考慮して紫色が選ばれた[9]。帽子のマークは変遷しており、当初は頭文字をとった「W」であったが、ワリオの帽子のマークと重複するため、WとLを重ねたマークに変更された[9]。その後、当時任天堂でキャラクターの監修を担当していた小田部羊一から、ワリオの「W」はマリオの頭文字「M」を反転させたものであるという助言を受け、最終的にルイージの頭文字「L」を反転させたマークにすることが決まった[9]。デザインの一部は小田部が手直ししたものの、最終的にキャメロットによるデザインがほぼそのまま採用された[9][11]。
ワルイージの声は初登場の『マリオテニス64』からチャールズ・マーティネーが担当した[17]。マーティネーは2023年に「マリオの親善大使」に就任したことに伴い降板した[18]。2024年発売の『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』からはケビン・アフガニがワルイージ役を引き継いだ[19]。
ゲームにおける扱い
ワルイージは2000年に初登場して以降、2022年まで毎年少なくとも1つのゲームに登場していたが、2023年にこの記録は途切れた[5]。ワルイージは『マリオ』シリーズの多くの作品に登場しているが、ワルイージを主役としたゲームは存在せず[20]、主要シリーズである『スーパーマリオ』シリーズや[21]、ワリオを主役とする『ワリオ』シリーズには一度も登場していない[22]。
プレイアブルキャラクター
ワルイージは『マリオテニス』シリーズ、『マリオゴルフ』シリーズ、『マリオストライカーズ』シリーズ、『マリオパーティ』シリーズ、『マリオカート』シリーズの多くにプレイアブルキャラクターとして登場している[23]。『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』(2005年)ではメインキャラクターの1人[24]、『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』(2008年)ではキャプテンの1人として登場する[25]。そのほか、スポーツゲームでは『マリオ&ソニック』シリーズの全作品[25]、『マリオバスケ 3on3』(2006年)[26]、『MARIO SPORTS MIX』(2010年)[27]、『マリオスポーツ スーパースターズ』(2017年)[28]にもプレイアブルキャラクターとして登場する。『ドクターマリオ ワールド』(2019年)では「ドクターワルイージ」の名前でドクターとして登場する[29]。
ワルイージはワリオのテニスのパートナーとして『マリオテニス64』(2000年)で初めて登場した[30]。その後の『マリオテニス』シリーズでもワリオのパートナーとして登場したが、『マリオテニスアドバンス』(2005年)ではワルイージが単独で登場した[31]。『マリオゴルフ ファミリーツアー』(2003年)は、悪役として登場したワルイージとワリオがクッパとのトラブルに巻き込まれる場面で始まり[32]、『マリオテニスGC』(2009年)は、テニスのトーナメントで敗北したワルイージとワリオがクッパと協力してマリオとルイージに復讐を企てる場面で始まる[33]。『マリオテニス エース』(2018年)のストーリーモードでは、ワルイージとワリオが持ち込んだラケットが重要な役割を果たす[34]。『マリオゴルフ スーパーラッシュ』(2021年)では、ワルイージはアドベンチャーモードにおける重要キャラクターとしても登場する[35]。
『マリオパーティ3』(2000年)のストーリーモードでは敵として現れる[13]。このゲームには、様々な仕掛けが設定されたマップ「ワルイージとう」が存在する[36]。『マリオカート ダブルダッシュ!!』(2003年)では自身の名前を冠した「ワルイージスタジアム」というコースが存在する[37]。『マリオカートDS』(2005年)には「ワルイージピンボール」というコースが存在し[38]、このコースはビジュアルやBGMの質により多くのファンに支持されている[39]。ワルイージは『マリオカート7』(2011年)にはプレイアブルキャラクターとして登場しなかったが[40]、『マリオカート8』(2014年)で再登場した[40]。
非プレイアブルキャラクター
ワルイージは『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにプレイアブルキャラクターとして登場したことはない[41]。『大乱闘スマッシュブラザーズX』(2008年)では、アイテム「アシストフィギュア」を使用した際に短時間現れるキャラクターとして初めて登場した[42]。2014年2月、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのディレクターの桜井政博は、ワルイージは『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』(2014年)でもアシストフィギュアとしては登場するものの、プレイアブルキャラクターとしては登場しないことを明らかにし、「頑張ったからといって戦いに勝てるとは限らない」と述べた[43]。ワルイージは『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(2018年)でも同様にプレイアブルキャラクターとしては登場しなかったが、E3ではアシストフィギュアを倒すという新要素の紹介の際にワルイージが倒される場面が公開された[44]。
『ゲームボーイギャラリー4』(2002年)では、ボクシングのミニゲームでルイージの対戦相手として登場する[45]。『Dance Dance Revolution with MARIO』(2005年)では悪役の1人として登場する[46]。
『ペーパーマリオRPG』(2004年)や『スーパーマリオ オデッセイ』(2017年)では、マリオがワルイージの衣装を着用することができる[47][48]。『スーパーマリオメーカー』(2015年)では、マリオがアイテムをとることでワルイージの姿に変身することができる[49]。『Minecraft: Wii U Edition』(2015年)では、DLC「スーパーマリオ マッシュアップパック」にワルイージのスキンが含まれている[50]。『ラビッツ』シリーズとのコラボ作品『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』(2017年)では、ワルイージをモデルにしたラビッツである「ブワルイージ」がワリオをモデルにした「ブワリオ」とともにボスとして登場する[51]。
評価
ワルイージは長年にわたって賛否両論の評価を受けている[52]。
肯定的な評価
『ニンテンドー・ライフ』のライアン・クラドックは、ワルイージのいない任天堂のスポーツゲームは想像できないと述べた[52]。『ナーディスト』のブレア・マーネルは「ワルイージとワリオは悪者だが、その悪さが派手であるため、とても面白い。だからこそ、彼ら自身のファンが生まれているのだ」と述べた[10]。『IGN』のマット・カサマッシナは、多くの人が知っているマスコットであり、任天堂のファンに愛されていると表現した[46]。『Kotaku』のイアン・ウォーカーはワルイージに敬意を表し、マリオ、ルイージ、ワリオがいずれも共感できる可能性があるキャラクターであるのに対して「ワルイージは真に救いようのない悪党であるという点ではっきり異なっている」と強調し、ワルイージの性格の一面は誰しも持ち合わせていると言及した[8]。また、ウォーカーは青紫色のNintendo Switchを宣伝する公式イラストでワルイージが見せたポーズが神秘的でセクシーであると評価した[53]。『ザ・メアリー・スー』のブリアナ・ローレンスは、ワルイージは「任天堂の究極のセックスシンボル」であり、神秘的で興味深い個性があると評価した[54]。S・T・ヨシはオルター・エゴの例としてワリオとワルイージを挙げた[55]。
『ゲーム・インフォーマー』のダン・ライカートは、ワルイージはワリオよりも見た目や声、走る際の脚の動きが面白いと評価し、ワルイージを主役としたゲームがあるべきであると述べた[56]。『Kotaku』のザック・ツヴィーツェンは、ワルイージが2023年発売のゲームに一切登場しなかったことに失望を表し、ワルイージは任天堂に忘れられていると述べた。また、ピーチを主役としたゲーム『プリンセスピーチ Showtime!』が発売されることに触れ、ワルイージもゲームの主役にふさわしいと考えた[5]。ワルイージの声優を務めるチャールズ・マーティネーは「ワルイージはもっと演じてみたい」と述べ、ワルイージが主役のゲームがあってもよいのではないかと答えた[57]。
『エスクァイア』のドム・ネロは、ワルイージで『マリオテニス エース』をプレイすることがゲームにおける最高級の体験であるとして、ムーンウォーク、バックスイング、スピン、バラの花を投げる動作を「この上なく楽しませる」と評価した[58]。『Kotaku』のザック・ツヴィーツェンは『マリオストライカーズ バトルリーグ』においてワルイージが得点を決めた際に見せる、特徴的な威張った態度とバラの花を用いたポーズのアニメーションを高く評価した[59]。『TechRadar』のヘンリー・ストックデールは『マリオストライカーズ バトルリーグ』のビジュアルを称賛する中で、特にワルイージがバラの花を咥えながら打つ必殺技が「多くの任天堂ファンの夢」であると述べた[60]。『VG247』のケルシー・レイナーは、『マリオカート』シリーズに登場するワルイージピンボールの急カーブや不快な音、ネオンといった特徴がまさにワルイージそのものを表していると述べた。レイナーは、本質的には無秩序なキャラクターであるワルイージが「自らのサディスティックな死の罠のレース」をプレイヤーに運転させるのは全く不思議ではないとして、このコースは「ワルイージが輝く時」であると評価した[38]。『マリオテニスGC』の開発者である高橋宏之は、個性のあるキャラクターの方が好きであると述べ、このゲームにおけるお気に入りのキャラクターとしてワルイージとワリオを挙げた[61]。
否定的な評価
『ニンテンドー・ワールド・レポート』のペドロ・ヘルナンデスは、ワルイージは「構造上、非常に基本的なキャラクター」であり、単にワリオが紫色のルイージに姿を変えただけであるとコメントした。ヘルナンデスは、ワリオには個性やストーリーがあるのに対して、ワルイージは脇役を埋めるための付属品に過ぎないと述べた。さらに、ワルイージは普遍的に敵意を向けられている一方、カルト的な人気を獲得しており、ゲーマーはワルイージに対して愛憎の入り交じった感情を築いていると指摘した[62]。『GameDaily』のクリス・ブッファは、ワルイージを「ゲームの歴史の中で最も重要でないキャラクター」の1人に挙げた[63]。『Cracked.com』は、「最も鬱陶しいゲームキャラクター15選」の3位にワルイージをランクインさせた[64]。『Kotaku』のマイク・フェイヒーは『Cracked.com』の記述を引用し、ワルイージは個人的に最も鬱陶しいキャラクターであると言及した[65]。『GamesRadar+』のブレット・エルストンは、『マリオテニス64』は素晴らしいゲームである一方で、ワルイージは「取るに足らない悪役」であると表現した[66]。『ヴァイス』のマシュー・ゴールトは、ワルイージにはルイージを嫌っていること以外の特徴が存在しないと批判し、「怠惰で愚かでつまらない、企業のゴミキャラクター」と表現した。ゴールトはワルイージの性格描写が不十分であったために、ファンが何年もかけてワルイージの背景を独自に作り上げてきたと指摘した[15]。
インターネット・ミーム
ワルイージの不遇な扱いはインターネット・ミームになっており[57]、多数の記事・動画・ファンアートが存在する[13]。『AUTOMATON』編集長のAyuo Kawaseによると、ワルイージはワリオよりも悪事の規模が小さい小物として扱われたり、ゲームには数合わせで登場していると言及されたりすることが多いという。Kawaseは、ワルイージが単独で注目を集める機会は少なく、その不憫さや気の毒さ、愛らしさからファンを獲得していると述べた[41]。『Kotaku』のベン・ ベルトリは、ワルイージは「ゲーム界で有数のアンチ・ヒーロー」であり、カルト的な人気を得ていると述べた[67]。『ザ・リンガー』のクレア・マクニアは、ワルイージは任天堂のカルト・ヒーローであり、インターネット上で人気があると表現した[3]。『デイリー・ドット』のイライジャ・ワトソンは、インターネット・ミームとしてのワルイージの影響を2008年から紹介し、「ウェブ上の一部に愛されている」と表現した[68]。『ゲーム・ラント』のスタン・ホーゲヴェークは「『マリオ』シリーズで、ワルイージほどミームとしての力を持ったキャラクターはいない。ワルイージは誇張された人柄と動きで、多くのファンを獲得している」と述べた[69]。『ワシントン・ポスト』のジーン・パークは、ワルイージがミームのネタとなったのは、ワルイージに背景となるものがほとんどなく、ファンは様々な形で表現することができたためであると説明した[70]。『スクリーン・ラント』のルーカス・デロイテルは、ワルイージの設定が過去に何度か変更されていることに言及し、「ワルイージは最小限しか定義されておらず、人々は彼に好きな特徴を何でも刷り込むことができるため、非常に人気がある」と評価した[13]。『USGamer』のナディア・オックスフォードは、『スーパーマリオストライカーズ』における、失うものは何もないと知っているかのようなワルイージの卑劣な行動がファンに支持される理由であると分析した[71]。
ワルイージが『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でプレイアブルキャラクターとしては登場しないことが判明すると、ゲームメディアやSNS上では多くの人が否定的な反応を示し[70][72][73]、多数のインターネット・ミームが生まれた[74]。『IGN』のジョー・スクレベルスは、ゲーム内でワルイージがプレイアブルキャラクターになっていないことは「ワルイージがプレイアブルであることを望む人々への侮辱」であると表現した[75]。この件に関するファンの反応は激化し、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのディレクターの桜井政博のTwitterには嫌がらせのリプライが多数寄せられた[72][76]。米国任天堂元社長のレジナルド・フィサメィはワルイージの人気を認め、任天堂がワルイージを嫌っているためにプレイアブルキャラクターから除外しているという考えを否定した[77]。
2009年4月、ウェブコミック『ブロール・イン・ザ・ファミリー』にワルイージが登場し、エイプリルフール限定で『ワルイージ・イン・ザ・ファミリー』に改名した。ワルイージはウェブコミックに繰り返し登場するようになり、その結果「Too bad. Waluigi time.」というフレーズがインターネット・ミームになった[68]。ワルイージが『マリオカート7』に登場しないことが判明すると、インターネット上の一部コミュニティから抗議の声が上がった[41]。
商品
ワルイージはぬいぐるみ、衣服、食品のパッケージなどの公式による商品にも登場する[4][78]。ワルイージのイラストが描かれた紫色のNintendo Switchの無線コントローラーも存在する[79]。2016年にはワルイージのamiiboが発売された[80]。
脚注
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関連項目
- ワルイージ効果 - 人工知能における現象。名称はワルイージに由来する。