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*岡山県高等学校教育研究会社会科部会歴史分科会/編 『新版 岡山県の歴史散歩』 山川出版社 1991年 150ページ |
*岡山県高等学校教育研究会社会科部会歴史分科会/編 『新版 岡山県の歴史散歩』 山川出版社 1991年 150ページ |
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*現地説明板 |
*現地説明板 |
2024年5月11日 (土) 23:52時点における版
吉備寺 | |
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所在地 | 岡山県倉敷市真備町箭田3652-1 |
位置 | 北緯34度37分46.9秒 東経133度41分4.5秒 / 北緯34.629694度 東経133.684583度座標: 北緯34度37分46.9秒 東経133度41分4.5秒 / 北緯34.629694度 東経133.684583度 |
山号 | 鏡林山 |
宗派 | 真言宗御室派 |
本尊 | 薬師如来(秘仏) |
創建年 | 飛鳥時代 |
開基 | 不明 |
別称 | 吉備様 |
札所等 | 吉備四国八十八箇所56番 |
文化財 | 瓦3点(重要文化財) |
法人番号 | 2260005003986 |
吉備寺(きびじ)は、岡山県倉敷市真備町にある真言宗御室派の寺院。山号は鏡林山。本尊は薬師如来で行基作と伝えられ、秘仏となっている。
概要
この地には飛鳥時代に箭田廃寺(やたはいじ)が存在し、鬼瓦(後述)や礎石が出土している。吉備寺は箭田廃寺の跡に建てられており、礎石は現在、庭石に利用されている。この地の古代豪族・下道氏の一族で奈良時代の大臣・吉備真備を輩出した吉備氏の氏寺である。この寺院の南西に真備の祖父の墓と伝えられている場所があり、吉備様と呼ばれている。このため、江戸時代初期までは真蔵寺という名であったが、元禄年間(1688年 - 1704年)のはじめに当時の岡田藩主・伊東長貞により吉備寺に改められた[1]。なお、現在の本堂等は江戸時代の建造である。
脳病に効験があるといわれる「へちま封じ」と呼ばれる祈祷が行われる。また、受験シーズンには奈良時代きっての文化人であった真備にあやかり、入学や就職の祈願で賑わう。
寺の周辺には真備が遣唐使として派遣されたことにちなみ、「まきび公園」や「まきび記念館」といった中国風の施設が設けられている。
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境内と山門
文化財
- 重要文化財(国指定)
- 蓮華文鬼瓦・四葉蓮華文鐙瓦(しようれんげもん あぶみがわら)・花枝文宇瓦(かしもん のきがわら)
- 当寺より出土。奈良時代の製作。現在は岡山県立博物館に寄託されている。
アクセス
公共交通機関
自動車
脚注
- ^ “井原沿線空の旅 − 各駅編 吉備真備駅 ◆吉備寺(倉敷市真備町箭田)”. デジタル岡山大百科. 岡山県立図書館. 2024年4月9日閲覧。
参考文献
- 岡山県高等学校教育研究会社会科部会歴史分科会/編 『新版 岡山県の歴史散歩』 山川出版社 1991年 150ページ
- 現地説明板