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*自身への批判に対して、飯山あかり本人は、本人の開設するYouTube飯山あかりちゃんねるの「【ウソだったのか!】[[池上彰]]「[[ハマス]]はボランティア団体」のウソを暴くよ!」の回で、自分を批判する方々はイスラム学の学会の主流([[池内恵]]東京大学教授等)であるが「ハマスはテロ組織ではない」説を唱える人々であり、「ハマスはテロ組織である」という自分とは見解が対立する方々である。と発言している<ref>[https://www.youtube.com/live/8FUK8MKxe2Q?si=-FYD1JBpYNhVZq_w 飯山あかりちゃんねる]</ref>。
*自身への批判に対して、飯山あかり本人は、本人の開設するYouTube飯山あかりちゃんねるの「【ウソだったのか!】[[池上彰]]「[[ハマス]]はボランティア団体」のウソを暴くよ!」の回で、自分を批判する方々はイスラム学の学会の主流([[池内恵]]東京大学教授等)であるが「ハマスはテロ組織ではない」説を唱える人々であり、「ハマスはテロ組織である」という自分とは見解が対立する方々である。と発言している<ref>[https://www.youtube.com/live/8FUK8MKxe2Q?si=-FYD1JBpYNhVZq_w 飯山あかりちゃんねる]</ref>。

* 又、自身のnote「山内翔太の「飯山陽は反イスラム」というデマ」において「飯山陽以外のイスラム教の専門家は、イスラム教を絶賛するばかりです。飯山陽を消し去れば、イスラム教やイスラム教徒移民の問題を客観的に論じ、日本社会に及ぼす影響について警鐘を鳴らす人間はいなくなります。」と著述している<ref>{{Cite web |title=山内翔太の「飯山陽は反イスラム」というデマ|飯山陽 |url=https://note.com/iiyamaakari/n/n26d2d5ecbb13 |website=note(ノート) |date=2024-05-06 |access-date=2024-05-06 |language=ja}}</ref>。


== 著作 ==
== 著作 ==

2024年5月7日 (火) 03:00時点における版

飯山 陽
(いいやま あかり)
人物情報
生誕 (1976-02-07) 1976年2月7日(48歳)[1][2]
日本の旗 日本東京都
居住 日本の旗 日本
出身校 筑波大学附属高等学校
上智大学文学部史学科
東京大学大学院人文社会系修士課程
東京大学大学院人文社会系博士課程アジア文化研究専攻イスラム学専門分野単位取得満期退学[1]
学問
研究分野 イスラム思想[1]・イスラム現代情勢[3]
学位 博士 (文学)(東京大学)[4]
主要な作品イスラム教の論理』(2018年)
イスラム2.0』(2019年)
イスラム教再考』(2021年)
イスラームの論理と倫理』(2020年)[5]
公式サイト
www.iiyamaakari.com
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飯山陽
YouTube
チャンネル
活動期間 2011年10月2日 -
登録者数 23万人
総再生回数 4952万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年5月5日時点。
テンプレートを表示

飯山 陽(いいやま あかり、1976年昭和51年2月7日[3] - )は、日本のイスラム思想研究者、アラビア語通訳[1]YouTuber政治活動家麗澤大学国際問題研究センター客員教授[6][7][8]。専門はイスラム法学[9]イスラム教に関わる世界情勢の調査・分析など[3]

略歴

批判

  • 東京大学イスラム学研究室の松山洋平(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)は、飯山の著書のうち、特に『イスラム教の論理』について、「本書は、イスラム教徒──特に「過激派」──の思想・行動とイスラム教の本来的教義との連関 をイスラム法の論理に依拠して論じようとしている。このこと自体は、法学や神学への言及なしに「過激派」とイスラム教の教義の(無)関係性を説明しようと試みるその他の一般書と一線を画す、 極めて正当な方針と言える」と一定の評価を与える一方で、「イスラム法学の諸理論について基本的理解を欠いている」、「著者の(イスラム教以外の宗教を含む)宗教全般についての先入観と無理解...これが、本書がイスラム教の特殊性を無用に強調する背景にある」、「本書は全体にわたって種々の問題が散見される。そのため、イスラム法学の知識、 クルアーン解釈(tafsīr)の知識、昨今の「過激派」と「穏健派」の解釈の異同についての知識等を備えたうえで注意深く読まなければ、イスラム教についての誤った理解をもたらす可能性が高いと言わざるを得ない」と批判している[17]
  • 中田考も、「彼女は学界の総体から相手にされていない」とツイッターで発言している[18]
  • 自身への批判に対して、飯山あかり本人は、本人の開設するYouTube飯山あかりちゃんねるの「【ウソだったのか!】池上彰ハマスはボランティア団体」のウソを暴くよ!」の回で、自分を批判する方々はイスラム学の学会の主流(池内恵東京大学教授等)であるが「ハマスはテロ組織ではない」説を唱える人々であり、「ハマスはテロ組織である」という自分とは見解が対立する方々である。と発言している[19]

著作

単著

  • 『イスラム教の論理』新潮社〈新潮新書 752〉、2018年2月20日。ISBN 978-4-10-610752-8 [注釈 1][注釈 2]
  • 『イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観』河出書房新社〈河出新書-013〉、2019年11月26日。ISBN 978-4-309-63114-1 
  • 『イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相』扶桑社〈扶桑社新書 370〉、2021年3月1日。ISBN 978-4-594-08736-4 [注釈 3]
  • 『エジプトの空の下 わたしが見た「ふたつの革命」』晶文社、2021年11月25日。ISBN 978-4-7949-7281-1 
  • 『中東問題再考』扶桑社〈扶桑社新書 427〉、2022年5月1日。ISBN 978-4-594-09062-3 [注釈 4]
  • 『愚か者! あっち系の懲りない面々』ワック〈WAC BUNKO B-382〉、2023年6月24日。ISBN 978-4-89831-882-9 
  • 『ハマス・パレスチナ・イスラエル-ーメディアが隠す事実』扶桑社〈扶桑社新書〉、2023年12月21日。ISBN 978-4-594-09677-9 

共著

博士論文

記事

出演

脚注

注釈

  1. ^ 政治学者苅部直は書評で、イスラム教の研究者の多くが「イスラーム」という呼称を使っているのに、本書の著者があえて「イスラム教」という言葉を使って論じていることを指摘し、「それは、イスラム教が特権的なすぐれた宗教であるかのように語る態度に対する、深い疑念の表われなのだろう」と述べた上で

    (前略)重大な問題は、研究者の独りよがりな発言の調子が、イスラム教そのものと堅く結びついている点である。唯一神をひたすらたたえるべき存在として人間をとらえ、イスラム法による統治を全世界に広めるべく戦うことを、絶対的な正義と見なす。それは「穏健」なイスラム教徒も、アルカイダや「イスラム国」のような過激派も、広く共有する思想にほかならない。

    と解説し、「こうした本書の指摘は、専門家の手になるものだけに、衝撃力をもっている」と評価した[20]
  2. ^ 名古屋外国語大学外国語学部講師(2018年当時)の松山洋平は『イスラム教の論理』の書評において、第一の問題点は「著者がイスラム法学の諸理論について正確な理解を欠いている」ことであり、第二の問題点は「著者の(イスラム教以外の宗教を含む)宗教全般についての先入観と無理解である。これが,本書がイスラム教の特殊性を無用に強調する背景にある」と指摘した。そして、結論として

    本書は全体にわたって種々の問題が散見される。そのため,イスラム法学の知識,クルアーン解釈(tafsīr)の知識,昨今の「過激派」と「穏健派」の解釈の異同についての知識等を備えたうえで注意深く読まなければ,イスラム教についての誤った理解をもたらす可能性が高いと言わざるを得ない。

    と批判した[21]
  3. ^ 社会学者橋爪大三郎は書評で、異論を封じることは「学問に必須の多様性が失われる」ことであり「それでは元も子もない」と述べた上で

     著者飯山氏は本当に勇気がある。ギョーカイ全体を敵に回している。さまざまな不都合を覚悟したろう。(中略)でもまず異論がのべられることが重要だ。

    と解説した[22]
  4. ^ 政治学者岩田温は書評で、イスラム国(IS)が台頭したときに日本で「腑に落ちる」論考がみつからず希望を失いかけた際に、「彗星すいせいごとく現れたのが本書著者の飯山陽氏だった」と紹介し、「本書では、日本で中東問題を論ずる専門家が厳しく批判される」と解説して、具体的な例としてイランでは「おしん」や日本のアニメが人気が高いことを理由にして「親日国」だと紹介されることが多いにもかかわらず、日本のタンカーが攻撃されたことを取り上げている。そして、書評の最後で

     他ならぬ「専門家」によって中東問題の事実が隠される。彼らが隠蔽いんぺいしようとするイスラム諸国の不都合な真実を伝えるのが本書である。本書を不快に感じる人々も存在するだろう。しかし、我々われわれは気づくべきだ。虚偽ではなく、真実からしか真の他者理解は生まれない。

    と解説した[23]

出典

  1. ^ a b c d e 著者プロフィール”. 新潮社. 2019年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月3日閲覧。
  2. ^ iiyamaakariの2020年2月7日のツイート2023年12月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 飯山陽 (2019年3月13日). “自己紹介”. Blogger. 2019年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月7日閲覧。
  4. ^ a b c 飯山陽 (2009年11月26日). “イスラームにおける「法の目的」 マスラハ概念の理論と実践”. 東京大学. 2019年2月3日閲覧。
  5. ^ エジプトの空の下――わたしが見た「ふたつの革命」”. 晶文社. 2021年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
  6. ^ 飯山陽”. FNNプライムオンライン. 2023年12月22日閲覧。
  7. ^ a b 2022年度 国際問題研究センター 構成員”. 麗澤大学 (2022年11月1日). 2023年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月15日閲覧。
  8. ^ a b 2023年度 国際問題研究センター 構成員”. 麗澤大学 (2023年4月1日). 2023年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月15日閲覧。
  9. ^ 飯山 2018b, p. 6
  10. ^ a b どこまでもイスラム世界 飯山陽プロフィール”. iiyamaakari.com (2019年3月13日). 2022年10月5日閲覧。
  11. ^ 過去の定例懇話会”. 日本学術振興会. 2023年12月22日閲覧。
  12. ^ 飯山陽 (2021年7月5日). “恐怖の「今ここ!」アプリとMySOS”. note. 2023年12月22日閲覧。
  13. ^ IiyamaAkariの2022年11月17日のツイート2023年12月22日閲覧。
  14. ^ 東京15区支部長(公認候補予定者)について”. 日本保守党. 2024年3月5日閲覧。
  15. ^ “日本保守党の飯山陽氏、落選に「力が及ばなかった。それだけのこと」 衆院東京15区補選  百田尚樹氏は決意”. 東京新聞. (2024年4月28日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/324143 2024年4月28日閲覧。 
  16. ^ “衆院補選「妨害」され不眠、耳鳴り… 日本保守党・飯山陽氏が病気療養で支部長退任「加療必要と診断」”. スポーツニッポン. (2024年5月2日). https://www.sponichi.co.jp/society/news/2024/05/02/kiji/20240502s00042000560000c.html 2024年5月3日閲覧。 
  17. ^ 松山, 洋平 (2018-09-30). “書評 飯山陽著『イスラム教の論理』”. オリエント 61 (1): 74-78. doi:10.5356/jorient.61.1_74_78. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jorient/61/1/61_74_78/_article/-char/ja/. 
  18. ^ 2023年10月29日午後7時0分
  19. ^ 飯山あかりちゃんねる
  20. ^ 苅部直 (2018年3月19日). “【書評】『イスラム教の論理』 飯山陽著(扶桑社新書)”. 読売新聞 オンライン (読売新聞). オリジナルの2019年7月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190703120812/https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/review/20180312-OYT8T50107/ 2021年9月12日閲覧。 
  21. ^ 松山洋平「書評 飯山陽著『イスラム教の論理』」『オリエント』第61巻第1号、日本オリエント学会、2018年9月30日、74-78頁、doi:10.5356/jorient.61.1_74_78 
  22. ^ 橋爪大三郎【短評】橋爪大三郎さん評/飯山陽(あかり)さん著『イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相』(扶桑社新書)」『毎日新聞』毎日新聞東京本社、2021年4月3日、朝刊。オリジナルの2021年4月3日時点におけるアーカイブ。2023年12月22日閲覧。
  23. ^ 岩田温 (2022年6月5日). “【書評】『中東問題再考』飯山陽著 「専門家」が隠すイスラム”. 産業経済新聞社. オリジナルの2021年4月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220608060506/https://www.sankei.com/article/20220605-4EH36R5EEFJ5DHDJY3TR7ARMHQ/ 2023年12月22日閲覧。 
  24. ^ 番組トップページから「出演者」をクリック
  25. ^ 再生リスト”. ニュースあさ8時!. 2023年6月21日閲覧。

関連項目

外部リンク