コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「グラントシロカブト」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
ボット
787,541 回編集
m Cewbot: ウィキ文法修正 2: <br/>タグの違反
13行目: 13行目:
|種=グラントシロカブト {{snamei||Dynastes grantii}}
|種=グラントシロカブト {{snamei||Dynastes grantii}}
|学名=''[[:w:Dynastes grantii|Dynastes grantii]]''<br />{{AUY|[[:en:George Henry Horn|G. H. Horn]]|1870}}
|学名=''[[:w:Dynastes grantii|Dynastes grantii]]''<br />{{AUY|[[:en:George Henry Horn|G. H. Horn]]|1870}}
| 英名 = [[w:white beetle|white beetle]]</br>southwestern Hercules beetle<ref>矢野宏二 編『世界の昆虫英名辞典 vol.2 M-Z』櫂歌書房、2018年5月12日初版第1刷、1034頁</ref>
| 英名 = [[w:white beetle|white beetle]]<br />southwestern Hercules beetle<ref>矢野宏二 編『世界の昆虫英名辞典 vol.2 M-Z』櫂歌書房、2018年5月12日初版第1刷、1034頁</ref>
<!--|status = LC-->
<!--|status = LC-->
}}
}}

2024年4月29日 (月) 00:02時点における版

グラントシロカブト
グラントシロカブト
グラントシロカブト
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
目 : コウチュウ目（鞘翅目） Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
科 : コガネムシ科 Scarabaeidae
亜科 : カブトムシ亜科 Dynastinae
族 : カブトムシ族 Dynastini
属 : オオカブト属 Dynastes
種 : グラントシロカブト Dynastes grantii
学名
Dynastes grantii
G. H. Horn, 1870
英名
white beetle
southwestern Hercules beetle[1]

グラントシロカブト Dynastes grantii G. H. Horn, 1870 は、コウチュウ目（鞘翅目）コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族のオオカブト属 Dynastes [注 1]に分類される昆虫の一種[3]。グラントオオカブト[4]とも呼称される。

アメリカ合衆国のアリゾナ州などとメキシコの一部に分布する[5]。北アメリカに分布するコガネムシ類としては最長である[3]。

分布

アメリカ合衆国西部のアリゾナ州を中心とした地域（アリゾナ州・ユタ州・コロラド州・ニューメキシコ州）、メキシコのチワワ州・ソノラ州に分布する[2]。タイプ産地はアリゾナ州のFort Grantで、同州の特産種とされていたが、後にユタ州・ニューメキシコ州でも新たに記録された[3]。アメリカ合衆国の分布域は国立公園となっていることも多く、同公園内は採集禁止区域が多い[5]。

名前の由来

学名の種小名である grantii は、タイプ産地であるFort Grantに由来するものである[3]。南北戦争で北軍総司令官として活躍し、後に第18代アメリカ合衆国大統領を務めたユリシーズ・グラントへの献名であるとする記述が多く見られるが、原記載にはユリシーズ・グラントに関する記述はまったくなく、この説は誤りとされている[3]。

形態

オスの成虫は最長で体長[注 2]（胸角を含む長さ）83 mm以上の個体が確認されている[5]。永井信二 (2006) によれば、体長はオスで35.0 - 85.0  mm、メスで32.0 - 51.0 mmである[3]。オスの最長個体は2023年時点のむし社の記録によれば、人工繁殖下で羽化した全長89.1 mmの個体である[7]。

体色は、背面全体が淡い鼠色あるいは茶色がかった乳白色で、カブトムシ類としては珍しいとされるが、時に茶色または黄色味を帯びる[3]。上翅には不規則な黒い紋があることが多いが、個体によってはほとんど紋を欠く[3]。北アメリカ原産のカブトムシの中では最大種であるが、同属で世界のカブトムシの最長種であるヘラクレスオオカブト D. hercules [注 3][2]や、同種と並ぶ巨大種であるネプチューンオオカブト D. neptunes [注 4][9]よりは遥かに小さく、日本に分布するカブトムシ Trypoxylus dichotomus よりも小型である[10]。後述するティティウスシロカブトとともに、Dynastes 属では最小の種ともされる[2]。一方で日本における人工飼育下では、野外ではめったに見られないような大型の成虫を比較的容易に羽化させられることから、石米享はグラントシロカブトやヒルスシロカブト（後述）について、自然界では成長を阻害される要因がある可能性を指摘している[11][12]。

ティティウスシロカブトと比較すると、雌雄ともに体はやや細長く、体色も灰白色であること、また上翅の黒斑も少ない傾向にある点が特徴である[2]。またオスの頭角と中央の胸角はティティウスシロカブトより細長く前方に突出するが、胸角基部の1対の突起は短い[2]。

生態

産地は限定されるが[13]、原産地ではさほど珍しい種ではないという[14]。野生個体は夏の時期にあたる6月から10月ごろに発生すると思われる[13]。原産地のアリゾナ州では、成虫がトネリコの一緒であるVelvet Ashの樹液に集まることが報告されている[3]。また、夜間は灯火にも飛来する[4]。現地の研究者によれば、アリゾナ州では隔年で大発生するが、雨が極端に少ない時は必ずしもそうではないという[3]。

卵の期間が非常に長く[15]、飼育下では産卵から孵化までの期間は平均90日である[11]。飼育下における幼虫期間は、オスの大型個体では約15か月、中型および小型個体では約1年である[11]。Dynastes 属の幼虫はすべて蛹化前に横向きの蛹室を作る[16]。グラントシロカブトは Dynastes 属 の中では、ヘラクレスオオカブトやティティウスシロカブトと並んで成虫が羽化してから、成熟して繁殖可能になるまでの期間が短い部類に入るが、それらの種でも羽化から成熟までには約3か月間（初めての摂食行動から約1か月間）を要する[16]。

飼育下ではヘラクレスオオカブトとの雑種が誕生している[3]。

近縁種

オオツノカブト属 Dynastes はアメリカ合衆国の東部からブラジル南部にかけてのアメリカ大陸、またカリブ海諸国に8種12亜種が分布するが[8]、グラントシロカブトを含むティティウスシロカブト・ミヤシタシロカブト・ヒルスシロカブト・マヤシロカブトの5種、すなわちヘラクレスオオカブト D. helcures [17]、ネプチューンオオカブト D. neptunes 、サタンオオカブト D. satanas [9]の3種を除いた種たちは「シロカブト」という和名を有する。以下はそれらの種の解説である。

なおネプチューンオオカブトとサタンオオカブトの2種については、他の Dynastes 属の種たちとはオス成虫の脚の跗節形状が異なることから、それらとは別亜属 Theogenus Burmeister, 1847 とする学説があり、同説を採用した場合、ヘラクレスオオカブトやグラントシロカブト、そして以下の種はいずれも Dynastes 亜属として扱われる[18]。

ティティウスシロカブト Dynastes tityus (Linnaeus, 1767) [2]
ティティウスシロカブトのメス
アメリカ合衆国東部に広く分布し、テキサス州・フロリダ州・アラバマ州・メリーランド州などで記録されている[2]。その分布域は南はフロリダ半島から、西はテキサス州やオクラホマ州、北はシンシナティ（オハイオ州）やニューヨーク（ニューヨーク州）付近まで広がる[19]。
ティティウスオオカブト[20]とも呼ばれる。種小名 tityus はギリシア神話の巨人の一人で、ガイアの子であるティテュオス Tityos に由来する[21]。またアドリア海東海岸にあった古代の地方 Illyria を流れる川 Tityus に由来するという説もある[19]。
Dynastes 属としては最小の種で[19][2]、オス成虫の体長は34.0 - 60.0 mm[19]ないし37 - 74 mm[2]、もしくは最長で75 mm以上である[22]。オスの最長個体は、人工繁殖下では全長69.5 mmが記録されている[7]。
雌雄ともに体色は灰白色や明るい黄土色で、上翅には変異に富む黒紋がある[2]。体型は丸っこく[22]、オスの頭角は短い[2]。また中央の胸角は太短く、先端で弱く二又に分かれ、その基部付近には斜め前方を向いた1対の棘状の突起がある[注 5][2]。グラントシロカブトに比べ、雌雄ともに体はやや幅広く、黄色みの強い個体が多いこと、またオスの胸角基部の突起もグラントシロカブトより長いことが特徴である[2]。
自然界では、幼虫はサクラやハリエンジュまたはニセアカシア、カシ類・ヤナギ類の朽木、およびカシ類などの堅い樹の洞内で朽ちた植物質をそれぞれ摂食しているという報告がある[19]。またカシやクルミ、マツなどの朽木や堆肥などに生息するという文献もある[13]。卵から成虫までの期間は2年とされる[13]。
成虫は6月から9月にかけて出現し[13]、トネリコ類の樹液に集まる例が観察されているほか、時に果樹園に侵入して熟したモモの果肉を食害することも報告されている[19]。現地では普通種とされており、またオス成虫は独特の鋭くて強い臭気を持ち、その臭いは風の影響で1マイル離れた場所でも人間が感じることができることもあるという[19]。飼育下では卵から成虫になるまでの期間は約2年で、卵が産卵されてから孵化するまでの期間は約1か月である[24]。
角は短く大人しそうに見えるが、好戦的な面もある[22]。
英語名は unicorn beetle で、一角獣に似ることに由来する[25]。
ヒルスシロカブト Dynastes hyllus Chevrolat, 1843 [8]
ヒルスシロカブト
メキシコに分布する[26]。原名亜種 D. h. hyllus はメキシコのベラクルス州・プエブラ州東部・オアハカ州・チャパス州に分布する[8]。ヒルスオオカブト[27][28]とも呼ばれる。種小名 hyllus は、ヘラクレスとその妻ディアネラとの息子ヒルスに由来する[29]。
アメリカ合衆国の西部にはグラントシロカブト、同国東部にはティティウスシロカブト、そしてメキシコにはヒルスシロカブトと、3種は互いに棲み分けており、それぞれ代置種のような関係にあると考えられている[8]。
「シロカブト」と呼ばれる種々の中では最大級の種で[26]、オス成虫の体長は42.0 - 90.0 mm（2006年時点）とされ[29]、最長で97 mm以上になる[26]。オスの最長個体は、人工繁殖下では全長98.2 mmが記録されている[7]。またメス成虫の体長は52.0 - 61.0 mmになる[29]。ただし野外で採集される個体は体長55 - 60 mmが多く、70 mm超の個体は少ない一方、飼育下では80 mm以上の個体を容易に羽化させられることから、石米享は本種を含む北アメリカからメキシコに生息するカブトムシについて、現地では本来の成長が阻害される要因がある可能性を指摘している[12]。
体色は光沢のある明るい黄褐色で[26]、ティティウスシロカブトを大型化させたような種である[29][8]。オスの場合、頭角・胸角とも長く前方に伸び、大型個体の場合は胸角が頭角より長くなる場合もある。また大型個体ほど頭角背面の突起が板状になる傾向がある[8]。
自然界では標高1,000 - 1,600 m付近に生息しているが、標高2,000 m以上の高地やかなり低いところからも得られている[29]。出現時期は個体群によって地域差があるが、平均すると成虫は5月から11月に出現し、主に7月から10月にかけて活動するとされている[29]。
原名亜種と後述のモロンシロカブトのほか、イダルゴ州とユカタン州からそれぞれ未記載亜種と思われる個体が採取されており、前者はオスの頭角上方の板状になった突起の先端がノコギリ状になる特徴があり、後者はその突起が亜種の中で最も前後に長く、前方と後方で尖るという特徴がある[8]。体長は前者で57 - 84 mm、後者で53 - 87 mmになると考えられている[8]。
亜種 ssp. moroni Nagai, 2005 [8]
モロンシロカブト[30][8]、もしくはモロンオオカブト[28]と呼称される。メキシコ・ベラクルス州南部の独立した山塊である Santa Martha 山脈から記録されたヒルスシロカブトの亜種で[8]、亜種名はメキシコのコガネムシ研究家である Miguel Ángel Morón-Ríos への献名である[28]。またタイプ産地の Santa Martha は、Morón によって記録されたヘラクレスオオカブトの最も北に分布する亜種 D. helcures tuxtlaensis Morón, 1993 と同じ産地でもある[28]。
オス成虫の体長は53.0 - 84.5 mm[30]ないし53 - 96 mm[8]、メス成虫は体長55.0 - 60.4 mmになる[30]。同亜種のオスの最長個体は、人工繁殖下では全長105.1 mmが記録されている[7]。
オスの頭部と前胸背板は黒く、ヘラクレスオオカブトの小型個体のようであるとも、ヒルスシロカブトとヘラクレスオオカブトの中間のような形状とも形容される[8]。メスは頭部や前胸背板だけでなく、個体差はあるが上翅の前半部まで黒化する個体が多く、より後方まで黒っぽくなる個体もいる[8]。このように体の大半が黒化する特徴は、他のシロカブト類のメスには見られない特徴である[31]。
ミヤシタシロカブト Dynastes miyashitai Yamaya, 2004 [2]
メキシコのシナロア州・ドゥランゴ州・ハリスコ州・モレロス州・プエブラ州・オアハカ州で記録されている[2]。名前はホロタイプ標本の提供者である標本商の宮下哲夫に由来する[32]。
オス成虫の体長は41.0 - 76.0 mm[32]ないし42 - 95 mmになる[2]。メス成虫の体長は48.0 - 52.0 mmになる[32]。
ヒルスシロカブトに酷似しており、マヤシロカブトとともにヒルスシロカブトの亜種もしくはそれ以下の分類ランクとする説もあるが、オスの胸角がやや細いこと、また腹面や尾節板の毛が長くて密になること、頭楯やオスの交尾器の形状が異なることなどの違いがある[2]。色はグラントシロカブトのほうに似ている。
マヤシロカブト Dynastes maya Hardy, 2003[8]
ヒルスシロカブトの分布域よりさらに南方となるメキシコのチャパス州[注 6]、グアテマラ、ホンジュラスに分布する[8]。マヤオオカブト[20]とも呼ばれる。種小名 maya は、かつて中央アメリカに栄えた古代文明および、それらを築いた民族 Maya に由来する[33]。
オス成虫の体長は54.0 - 83.5 mm[33]ないし54 - 94 mmで[8]、メス成虫の体長は54.0 - 59.0 mm[33]。オスの最長個体は、人工繁殖下では全長104.2 mmが記録されている[7]。
ヒルスシロカブトに酷似するが、同種と比較すると前胸背板はより黒化する傾向にあり[8]、ヘラクレスオオカブトのようであるとも評される[34]。頭角はやや短く頭角先端付近の上方にある突起は台形状[8]、もしくは斧の刃状と形容される[34]。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ Dynastini 族を「オオカブト族」、Dynastes 属を「オオツノカブト属」と呼称する場合もある[2]。
  2. ^ この記事で述べる「体長」とは、頭角もしくは胸角（日本のカブトムシの場合は頭角）から上翅端までの長さを指す[6]。
  3. ^ 同種のオス成虫は最大で体長170 mm以上になる[8]。
  4. ^ 同種のオスの最大個体は体長165 mmに達する[9]。
  5. ^ この突起はヘラクレスオオカブトの胸角の基部寄りから下に向かって生えている1対の三角形の突起や[23]、ネプチューンオオカブトの短い1対の胸角[9]に相当する部位である。
  6. ^ チャパス州にはヒルスシロカブトとマヤシロカブトの両種が分布することになる[8]。

出典

  1. ^ 矢野宏二 編『世界の昆虫英名辞典 vol.2 M-Z』櫂歌書房、2018年5月12日初版第1刷、1034頁
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 清水輝彦 2015, p. 98.
  3. ^ a b c d e f g h i j k 永井信二 2006, p. 8.
  4. ^ a b 学研 2018, p. 120.
  5. ^ a b c 岡村茂 2023, p. 16.
  6. ^ 岡村茂 2023, p. 2.
  7. ^ a b c d e （編集者）藤田宏（編集スタッフ）藤田宏・小林信之・谷角素彦・矢崎克己・飯島和彦・中村裕之（編）「世界のフタマタクワガタ大特集!! > カブトレコード個体（2023年度版）」『BE・KUWA』第87号、むし社、2023年4月18日、113頁、ISSN 0388-418X・国立国会図書館書誌ID:000004340722・全国書誌番号:01004593。  - No.87（2023年春号）。『月刊むし』2023年6月増刊号。
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 清水輝彦 2015, p. 99.
  9. ^ a b c d 清水輝彦 2015, p. 102.
  10. ^ 海野和男 2006, pp. 118–119.
  11. ^ a b c 石米享 2006, p. 56.
  12. ^ a b 石米享 2006, p. 54.
  13. ^ a b c d e 海野和男 2006, p. 121.
  14. ^ 海野和男 2006, p. 119.
  15. ^ 石米享 2006, p. 51.
  16. ^ a b 石米享 2006, p. 53.
  17. ^ 清水輝彦 2015, pp. 99–102.
  18. ^ 永井信二 2006, p. 5.
  19. ^ a b c d e f g 永井信二 2006, p. 10.
  20. ^ a b 学研 2018, p. 121.
  21. ^ 平嶋義宏『生物学名辞典』東京大学出版会、2007年7月20日初版、194頁「第3章 接尾辞 > 3-180 （ギ）-tēs. 行為者を示す．男性名詞． > 02 Dynastes オオカブトムシ属（甲虫）．（ギ）dynastēs 君主,支配者.」
  22. ^ a b c 岡村茂 2023, p. 29.
  23. ^ 清水輝彦 2015, p. 100.
  24. ^ 石米享 2006, pp. 55–56.
  25. ^ 矢野宏二 編『世界の昆虫英名辞典 vol.2 M-Z』櫂歌書房、2018年5月12日初版第1刷、1148頁
  26. ^ a b c d 岡村茂 2023, p. 21.
  27. ^ 山屋茂人 2004, p. 4.
  28. ^ a b c d 永井信二 2005, p. 31.
  29. ^ a b c d e f 永井信二 2006, p. 12.
  30. ^ a b c 永井信二 2006, p. 14.
  31. ^ 永井信二 2006, p. 15.
  32. ^ a b c 永井信二 2006, p. 16.
  33. ^ a b c 永井信二 2006, p. 18.
  34. ^ a b 岡村茂 2023, p. 33.

参考文献

「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=グラントシロカブト&oldid=100179687」から取得