「江凱型フリゲート」の版間の差分
「ジェーン年鑑は中国の情報源に対して品質と信頼性で劣る」「ジェーン年鑑は百科事典に当たり(中略)独自研究扱いとする」「西側の関係者が外見から憶測に基ずいて書いてる場合は単なる憶測」、全て編集者の個人的見解であり、出典が付された記述を削除する根拠とはなりません。方針・ガイドラインをしっかりと勉強しましょう。 タグ: 差し戻し済み |
こちらは根拠をだしたのにそちらは根拠ゼロです、全てpandraさんの主観です、まず上記をこちらの主観とかたずけないでジェーン年鑑が図鑑では無いなら何にあたりますか?メーカーや何処かの国の公式発表ではないですよね?ましてや中国やロシアはジェーン年鑑に情報を公式に出していませんよね?まずそこを証明して下さい、ジェーン年鑑が中国の公式発表と同等の情報という証明をまず荒らさずににノートでお願いします、これ以上荒らすのは辞めて下さい。 タグ: 取り消し 差し戻し済み |
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== 来歴 == |
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中国海軍は、[[1990年代]]初頭よりフリゲートの小規模な近代化に着手した{{Sfn|香田|2015}}。まず[[江衛型フリゲート|053H2G型(江衛I型)]]が建造され |
中国海軍は、[[1990年代]]初頭よりフリゲートの小規模な近代化に着手した{{Sfn|香田|2015}}。まず[[江衛型フリゲート|053H2G型(江衛I型)]]が建造され053H3型(江衛II型)に移行した。 |
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しかしこの時期、中国海軍は[[外洋海軍|外洋進出]]を志向しており、同型の航洋性能では不足があった。このことから、 |
しかしこの時期、中国海軍は[[外洋海軍|外洋進出]]を志向しており、同型の航洋性能では不足があった。このことから、[[概念実証]]モデルとして054型(江凱I型)が建造されて、2005年から2006年にかけて就役した{{Sfn|海人社|2015}}。 |
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続いて053H3型(江衛II型)と054型(江凱I型)の運用実績を踏まえて、艦対空ミサイルを強化した054A型(江凱II型)が就役を開始した。同型は用兵側の満足度も高く、ワークホースとして大量に建造されている{{Sfn|香田|2015}}。 |
続いて053H3型(江衛II型)と054型(江凱I型)の運用実績を踏まえて、艦対空ミサイルを強化した054A型(江凱II型)が就役を開始した。同型は用兵側の満足度も高く、ワークホースとして大量に建造されている{{Sfn|香田|2015}}。 |
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== 装備 == |
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[[戦術情報処理装置]]としては、054型(江凱I型)では[[中国人民解放軍海軍のC4ISRシステム#ZKJ-4|ZKJ-4B/6]]が搭載された{{Sfn|Wertheim|2013|pp=119-121}}。これはフランスのトムソンCSF([[:en:Thomson-CSF|Thomson-CSF]])社(現 [[タレス・グループ|タレス社]])の[[TAVITAC|TAVITAC(旧称 Vega III)]]を元にしたとされており、中国海軍では[[旅大型駆逐艦#兵装近代化型(旅大III型; 051DT/G/GII型)|051G型(旅大III型)]]を皮切りに、[[1990年代]]に建造・改修された中国海軍の[[駆逐艦]]で標準的な装備となっていた{{Sfn|陸|2011}}。 |
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その後、量産型の054A型(江凱II型)では電子装備の改良強化が図られた{{Sfn|Wertheim|2013|pp=119-121}}。初期建造艦の一部には054型(江凱I型)と同系列のZKJ-4シリーズが搭載されたが、新世代の[[中国人民解放軍海軍のC4ISRシステム#ZKJ-5|ZKJ-5]]の実用化とともに、こちらが搭載されるようになった<ref name="sina2015">{{Cite web|author=[[新浪]]軍事|date=2015-06-11|url=http://mil.news.sina.com.cn/2015-06-11/1145832879.html|title=深度:中国国产指挥系统用于我航母 助其避成攻击目标|language=中国語 |accessdate=2016-12-29}}</ref>。これは |
その後、量産型の054A型(江凱II型)では電子装備の改良強化が図られた{{Sfn|Wertheim|2013|pp=119-121}}。初期建造艦の一部には054型(江凱I型)と同系列のZKJ-4シリーズが搭載されたが、新世代の[[中国人民解放軍海軍のC4ISRシステム#ZKJ-5|ZKJ-5]]の実用化とともに、こちらが搭載されるようになった<ref name="sina2015">{{Cite web|author=[[新浪]]軍事|date=2015-06-11|url=http://mil.news.sina.com.cn/2015-06-11/1145832879.html|title=深度:中国国产指挥系统用于我航母 助其避成攻击目标|language=中国語 |accessdate=2016-12-29}}</ref>。これは |
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054型(江凱I型)と054A型(江凱II型)の間の最大の差異は、対空戦システムにある。054型(江凱I型)では053H3型(江衛II型)をおおむね踏襲し、センサーとして[[360型レーダー|360型]]対空・対水上捜索レーダー、火力として[[HQ-7 (ミサイル)|HHQ-7]]個艦防空ミサイル・システムが配置されている。HHQ-7は、フランス製の[[クロタル (ミサイル)|クロタル]]・システムの[[山寨]]版と考えられており、カストールIIC CTMの山寨版である345型(MR35)レーダーによる射撃指揮を受ける{{Sfn|陸|2011}}。 |
054型(江凱I型)と054A型(江凱II型)の間の最大の差異は、対空戦システムにある。054型(江凱I型)では053H3型(江衛II型)をおおむね踏襲し、センサーとして[[360型レーダー|360型]]対空・対水上捜索レーダー、火力として[[HQ-7 (ミサイル)|HHQ-7]]個艦防空ミサイル・システムが配置されている。HHQ-7は、フランス製の[[クロタル (ミサイル)|クロタル]]・システムの[[山寨]]版と考えられており、カストールIIC CTMの山寨版である345型(MR35)レーダーによる射撃指揮を受ける{{Sfn|陸|2011}}。 |
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その後、15年にわたる053H3型と054型の運用実績を踏まえて、054A型(江凱II型)では新開発の[[ |
その後、15年にわたる053H3型と054型の運用実績を踏まえて、054A型(江凱II型)では新開発の[[:zh:%E7%BA%A2%E6%97%97-16%E4%B8%AD%E7%A8%8B%E9%98%B2%E7%A9%BA%E5%AF%BC%E5%BC%B9|HHQ-16]]艦対空ミサイル・システムが搭載された。その[[VLS]]は、形式名は[[:zh:舰载垂直发射系统#H/AKJ-16型垂發|H/AKJ-16]]とされる<ref>{{Citation|url=https://thediplomat.com/2020/12/hints-of-chinese-naval-ambitions-in-the-2020s/ |title=Hints of Chinese Naval Procurement Plans in the 2020s |newspaper=[[:en:The Diplomat|The Diplomat]]|date=2020-12-25 |first=Rick |last=Joe }}</ref>。[[火器管制レーダー]]としては、[[3K90]]と同様に3R90(フロント・ドーム)が使用される{{Sfn|Wertheim|2013|pp=119-121}}{{Sfn|Saunders|2017|pp=148-150}}。射程も延伸されており、これにより本型は、中国海軍初の僚艦防空フリゲートとされた{{Sfn|小原|2013}}。これにあわせて、レーダーも、より高性能な[[フレガート (レーダー)#フレガート-MAE|フレガートMAE]](あるいはその山寨版である382型)[[3次元レーダー]]に変更された{{Sfn|Saunders|2017|pp=148-150}}。 |
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また、江凱I型(054型)と江凱II型(054A型)のいずれにおいても、マックに似た構造を採用した後部マスト上には、低空警戒用の[[364型レーダー|364型]]レーダーが[[レドーム]]に収容されて搭載されている{{Sfn|海人社|2008}}{{Sfn|海人社|2013}}。 |
また、江凱I型(054型)と江凱II型(054A型)のいずれにおいても、マックに似た構造を採用した後部マスト上には、低空警戒用の[[364型レーダー|364型]]レーダーが[[レドーム]]に収容されて搭載されている{{Sfn|海人社|2008}}{{Sfn|海人社|2013}}。 |
2024年4月16日 (火) 07:27時点における版
江凱型フリゲート | |
---|---|
529 舟山(054A型) | |
基本情報 | |
艦種 | フリゲート |
運用者 |
中国人民解放軍海軍 パキスタン海軍[1] |
建造期間 |
2003年 - 2005年(054型) 2006年 - 現在(054A型) |
就役期間 |
2005年 - 現在(054型) 2008年 - 現在(054A型) |
建造数 |
2隻(054型) 40隻(054A型) |
前級 | 江衛II型(053H3型) |
準同型艦 | 054A型(江凱II型) |
次級 | 054B型 |
要目 | |
#諸元表を参照 |
江凱型フリゲート(じゃんかいがたフリゲート、英語: Jiangkai-class frigate)は、中国人民解放軍海軍のフリゲートの艦級に付与されたNATOコードネーム。中国人民解放軍海軍での名称は054型ミサイル・フリゲート(中: 054型导弹护卫舰)であり、概念実証モデルにあたる江凱I型(054型)と、その成果を反映した量産型である江凱II型(054A型)に分けられる[2][3]。なお日本の防衛省・自衛隊ではカタカナでジャンカイ級と表記している[4]。
概要
本型は、ステルス性を考慮した新設計の艦体に、西側諸国やロシアの技術を導入した兵装を搭載している。対空・対潜・対水上艦にバランスの取れた兵装を備えて汎用性が高い[1]。またそれらの武器とレーダーやソナーなどのセンサー類は、フランスの技術に基づく国産の戦術情報処理装置を中核として連結され、高度にシステム化されている。
その武装のレベルは従来の中国海軍のフリゲートと比較して極めて高く、特に江凱II型(054A型)は、中国海軍のフリゲートとしてははじめて艦隊防空能力を有するまでに至っている。また、1世代前の江衛型フリゲートと比べて1,000トン以上大型化しており、航洋性も大きく向上した。
来歴
中国海軍は、1990年代初頭よりフリゲートの小規模な近代化に着手した[5]。まず053H2G型(江衛I型)が建造され053H3型(江衛II型)に移行した。
しかしこの時期、中国海軍は外洋進出を志向しており、同型の航洋性能では不足があった。このことから、概念実証モデルとして054型(江凱I型)が建造されて、2005年から2006年にかけて就役した[6]。
続いて053H3型(江衛II型)と054型(江凱I型)の運用実績を踏まえて、艦対空ミサイルを強化した054A型(江凱II型)が就役を開始した。同型は用兵側の満足度も高く、ワークホースとして大量に建造されている[5]。
設計
054型シリーズ(江凱型)の設計は、輸出用として開発されたF-16U型フリゲートを発展させて行われた。これは2000年に公開されたもので、MEKO型フリゲートなどが既に制していた大型水上戦闘艦市場で競争力を確保するため、ステルス性の大幅導入など、それまでの中国製フリゲートの既成概念にとらわれない設計を行なっていた。結果としてF-16U型の輸出は失敗したが、その開発の経験からえられたものは大きかった[7]。この結果、本型は、中国海軍のフリゲートとして初のステルス艦となった[3]。
F-16U型は1,600トン級という比較的小型の艦であったが、上記の経緯より航洋性能の強化が要請されたことから、054型で3,800トン級と大型化した。また幅広の船型を採用しており、L/B比は、従来のフリゲートでは9.5〜9.2程度であったのに対し、054型では約8.8となった。船型は中央船楼型である。レーダー反射断面積(RCS)低減のため上部構造物外壁に傾斜を付すため、艦首から艦尾まで全通するナックル・ラインが設けられている。また艦首にはブルワークが付されている[8]。
CODAD(コンバインド・ディーゼル・アンド・ディーゼル)という主機方式は江衛型と同様だが、機種はフランス製のSEMT ピルスティク16PA6-V280-STC 高速V型16気筒ディーゼルエンジンに変更された。PA6シリーズは先行する江滬型フリゲートでも採用実績があったが[3]、本型ではフランス海軍のラファイエット級フリゲートと同構成となっており、主機の防振・防音に関する技術が導入されたといわれている。また上記のRCS低減策についても、ラファイエット級との類似性が指摘されている[8]。
装備
C4I
戦術情報処理装置としては、054型(江凱I型)ではZKJ-4B/6が搭載された[3]。これはフランスのトムソンCSF(Thomson-CSF)社(現 タレス社)のTAVITAC(旧称 Vega III)を元にしたとされており、中国海軍では051G型(旅大III型)を皮切りに、1990年代に建造・改修された中国海軍の駆逐艦で標準的な装備となっていた[9]。
その後、量産型の054A型(江凱II型)では電子装備の改良強化が図られた[3]。初期建造艦の一部には054型(江凱I型)と同系列のZKJ-4シリーズが搭載されたが、新世代のZKJ-5の実用化とともに、こちらが搭載されるようになった[10]。これは 052B型駆逐艦(旅洋I型)で装備化された中国第3世代の戦術情報処理装置であり、分散システム化が図られている[9]。
また戦術データ・リンク装置としては、やはり中国海軍で標準的なHN-900を搭載している。これはイタリアのIPN-10の山寨版とされている[9]。
対空戦
054型(江凱I型)と054A型(江凱II型)の間の最大の差異は、対空戦システムにある。054型(江凱I型)では053H3型(江衛II型)をおおむね踏襲し、センサーとして360型対空・対水上捜索レーダー、火力としてHHQ-7個艦防空ミサイル・システムが配置されている。HHQ-7は、フランス製のクロタル・システムの山寨版と考えられており、カストールIIC CTMの山寨版である345型(MR35)レーダーによる射撃指揮を受ける[9]。
その後、15年にわたる053H3型と054型の運用実績を踏まえて、054A型(江凱II型)では新開発のHHQ-16艦対空ミサイル・システムが搭載された。そのVLSは、形式名はH/AKJ-16とされる[11]。火器管制レーダーとしては、3K90と同様に3R90(フロント・ドーム)が使用される[3][2]。射程も延伸されており、これにより本型は、中国海軍初の僚艦防空フリゲートとされた[12]。これにあわせて、レーダーも、より高性能なフレガートMAE(あるいはその山寨版である382型)3次元レーダーに変更された[2]。
また、江凱I型(054型)と江凱II型(054A型)のいずれにおいても、マックに似た構造を採用した後部マスト上には、低空警戒用の364型レーダーがレドームに収容されて搭載されている[13][14]。
対潜戦
従来の中国海軍フリゲートは、対潜兵器として87式6連装対潜ロケット弾発射機を標準的に搭載してきた。本型ではこれに加えてB515 3連装短魚雷発射管を搭載しており、ここからYu-7短魚雷を発射することができる[3][2]。
ソナーとしては中周波数の探信儀を搭載する[3][2]。また054A型では、初期建造艦2隻は可変深度ソナー、それ以降は曳航ソナーを搭載しているともされており[2]、これはAN/SQR-19 TACTASSに相当するという説もある[15]。
対水上戦
対水上火力としては、江衛II型(053H3型)と同じくYJ-83(C-802)艦対艦ミサイルを4連装発射筒 2基に収容して搭載する。その射撃指揮には、054型では344型レーダーが用いられるが[16]、054A型ではロシア製のMR-331ミネラル(NATOコードネームはバンド・スタンド)を使用する[3][2]。
MR-331は、アクティブ・モードでは250km以内の50目標を同時に追尾、パッシブ・モードでは450kmまで探知可能とされており、大型のレドームに収容されて艦橋構造物上に搭載されている[9]。
砲熕兵器
江凱I型(054型)では、フランスのクルゾー・ロワール社製の100mmコンパクト砲をもとにした単装速射砲であるH/PJ-87 55口径100mm単装砲を主砲として1基搭載していた。射撃指揮装置としては、艦対艦ミサイル(SSM)と兼用で344型レーダーが用いられた[16]。
一方、量産型の江凱II型(054A型)では、これにかわって、新型の76mm単装速射砲が搭載された。これはロシア製のAK-176 60口径76.2mm単装砲の中国版であり、性能面では、西側で広く使われているオート・メラーラ 76 mm 砲におおむね匹敵する。射撃指揮装置としては、近接防空火器である730型CIWSで用いられるのと同機種のTR47Cレーダーが前部マスト基部に配置されている[17]。
またCIWSとしては、江衛型など1990年代の中国軍艦で広く採用されてきた37mmダルド・システムに代えて、30mm口径のガトリング砲によるシステムが採用されるようになっており、江凱I型(054型)ではAK-630[16]、江凱II型(054A型)ではさらに新型の1130型30mmCIWSを搭載している[17]。江凱II型(054A型)の730型CIWSは、従来の37mmダルド・システムで用いられてきた347G型(EFR-1)レーダーを発展させたTR47Cによる射撃指揮を受ける[13][18]。
-
60口径76mm単装砲
-
1130型CIWS
電子戦
本型の電子戦装置はニュートン・ベータ電波探知妨害装置の中国版を中核としている。これは、イタリアのエレトロニカ社のニュートン・シリーズの小型艦(250〜1,000トン)向けバージョンであり、ELT-211電波探知装置、ELT-318電波妨害装置(ノイズ・ジャミング用)、ELT-521電波妨害装置(欺瞞用)によって構成されている[18]。中国では、1985年に第723研究所(揚州船用電子儀器研究所)によってHZ-100として山寨化され[9]、中国海軍では053H2型 (江滬III型)などに搭載されていた。またこれに加えて、922-1型レーダー警報受信機も併載されている[3]。
なお、船体中部両舷に各1基が設置された726-4型18連装ロケット砲は、デコイの投射用にも用いられると考えられている[17]。
航空機
054型・054A型では、国産のZ-9C(またはロシア製のKa-28)哨戒ヘリコプターを1機搭載する[3]。しかしZ-9Cは搭載量・航続距離ともに限定的で、Ka-28は使い勝手が悪かったことから、より大型・高性能なZ-20の哨戒ヘリコプター化が模索されるようになり、2020年より運用試験に入った。これにあわせて、054AL型では船体を延長し、格納庫やヘリコプター甲板を拡張している[19]。
飛行甲板上には、フランスのDCN社が開発した着艦拘束装置が設置されている。これは、ハープーン・グリッド・システムと呼ばれるもので、蜂の巣上のステンレス板(「グリッド」)を飛行甲板中央に甲板と面一になるように埋め込み、ここにヘリコプター胴体下面に設置された伸縮式のハープーンをさしこんで、機体を拘束するという仕組みであり、フランス本国のほか、イギリスやドイツなど、アメリカ合衆国とカナダを除くNATO諸国で広く採用されている[注 1]。
また、本型では飛行甲板と格納庫との間でヘリコプターを移送するため、ロシア系の機体移送装置を装備していると言われている。
諸元表
江凱I型(054型) | 江凱II型(054A型) | |
---|---|---|
建造期間 | 2003年 - 2005年 | 2006年 - 現在 |
就役期間 | 2005年 - 現在 | 2008年 - 現在 |
隻数 | 2隻 | 37隻 |
基準排水量 | 3,400 t | 3,450 t |
満載排水量 | 3,800 t | 4,050 t |
全長 | 132.0 m | 134.0 m |
全幅 | 15.0 m | |
吃水 | 5.0 m | |
機関 | CODAD方式 | |
SEMT ピルスティク16PA6 STC ディーゼルエンジン×4基 |
SEMT ピルスティク16PA6 V280 ディーゼルエンジン×4基 | |
スクリュープロペラ×2軸 | ||
出力 | 21,000馬力 | 28,200馬力 |
速力 | 最大27ノット/巡航18ノット | |
航続距離 | 3,800海里 (巡航時) | |
乗員 | 190人 | |
兵装 | 55口径100mm単装速射砲×1基 | 60口径76mm単装速射砲×1基 |
AK-630 30mmCIWS×4基 | 1130型30mmCIWS×2基 | |
HQ-7短SAM 8連装発射機×1基 (ミサイル16発) |
VLS×1基(32セル) (HQ-16 SAMないしCY-3 SUM) | |
YJ-83 SSM 4連装発射筒×2基 | ||
3連装短魚雷発射管×2基 | ||
艦載機 | Z-9C / Ka-28 哨戒ヘリコプター×1機 | |
C4I | ZKJ-4B/6戦術情報処理装置 | ZKJ-5戦術情報処理装置 |
HN-900戦術データ・リンク | ||
レーダー | 360型 対空・対水上用×1基 | 382型 3次元式×1基 |
364型 低空警戒用×1基 | ||
RM-1290 航海用×2基 | ||
ソナー | MG-335 艦首装備式 | |
- | H/SJG-206 曳航式 | |
FCS | 345型 短SAM用×1基 | MR-90 SAM用×4基 |
344型 SSM/主砲用×1基 | MR-331 SSM用×1基 | |
347G型 CIWS用×1基 | TR47C 主砲・CIWS用×3基 | |
電子戦 | HZ-100 電波探知妨害装置 | |
922-1型レーダー警報受信機 | ||
726-4型18連装ロケット砲×2基 |
比較
新型FFM | もがみ型 | 054A型 | C・ベルガミーニ級 | A・ゴルシコフ級 | 31型 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
船体 | 満載排水量 | 6,200 t | 5,500 t | 4,050 t | 5,950 t | 5,400 t | 5,700 t |
全長 | 142.0 m | 133.0 m | 134.0 m | 142.0 m | 135.0 m | 138.7m | |
全幅 | 17.4 m | 16.3 m | 15.0 m | 19.4 m | 16.0 m | 未公表 | |
主機 | 方式 | CODAG | CODAD | CODLAG | CODAG | CODAD | |
出力 | 不明 | 70,000 ps | 28,200 ps | 43,500 shp | 55,000 ps | 未公表 | |
速力 | 30 kt | 27 kt | 27 kt | 29-30 kt | 28 kt | ||
兵装 | 砲熕 | 62口径5インチ単装砲×1基 | 60口径76mm単装砲×1基 | 64口径127mm単装砲×1基[注 2] | 70口径130mm単装砲×1基 | 70口径57mm単装砲×1基 | |
62口径76mm単装砲×1基 | 70口径40mm機関砲×1基 | ||||||
不明 | 水上艦艇用機関銃架×2基 | 1130型CIWS×2基 | 80口径25mm単装機銃×2基 | パラシ CIWS×2基 | 7.62mm機関銃×8挺 | ||
ミサイル | Mk.41 VLS×32セル | Mk.41 VLS×16セル[注 3] (07式[20]) |
VLS×32セル (HQ-16 / CY-3) |
シルヴァーA50 VLS×16セル (アスター15/30) |
3K96 VLS×32セル (9M96E2-1/E、9M110) |
VLS×24セル (シーセプター) | |
SeaRAM 11連装発射機×1基 | |||||||
17式 4連装発射筒×2基 | YJ-83 4連装発射筒×2基 | テセオ 4連装発射筒×4基[注 4] | UKSK VLS×16セル (P-800、カリブルNK) |
Mk.41 VLS[注 5] (SLCM・SSM) | |||
水雷 | 324mm3連装短魚雷発射管×2基 | 4連装短魚雷発射管×2基 | ― | ||||
艦載機 | SH-60K×1機 | Z-9C / Ka-28×1機 | NFH90×1機 | Ka-27×1機 | AW159 / AW101×1機 | ||
同型艦数 | 12隻予定 | 6隻/12隻予定 (3隻艤装中、1隻建造中) |
35隻/50隻予定 (5隻艤装中) |
12隻予定[注 6] (2隻艤装中) |
2隻 / 15隻予定 (1隻艤装中、5隻建造中) |
10隻予定 (4隻建造中) |
同型艦
江凱I型(054型)
# | 艦名 | 造船所 | 進水 | 就役 | 配備先 |
---|---|---|---|---|---|
525 | 馬鞍山 (Ma'anshan) |
滬東中華造船 | 2003年 9月11日[2] |
2005年 2月18日[2] |
東海艦隊 |
526 | 温州 (Wenzhou) |
広州中船黄埔造船 | 2003年 11月30日[2] |
2005年 9月26日[2] |
江凱II型(054A型)
# | 艦名 | 造船所 | 進水 | 就役 | 配備先 |
---|---|---|---|---|---|
530 | 徐州 (Xuzhou) |
広州中船黄埔造船 | 2006年 9月30日[2] |
2008年 1月27日[2] |
東海艦隊 |
529 | 舟山 (Zhoushan) |
滬東中華造船 | 2006年 12月21日[2] |
2008年 1月3日[2] | |
570 | 黄山 (Huangshan) |
広州中船黄埔造船 | 2007年 3月18日[2] |
2008年 5月13日[2] |
南海艦隊 |
568 | 衡陽 (Hengyang) |
滬東中華造船 | 2007年 5月23日[2] |
2008年 6月30日[2] | |
571 | 運城 (Yuncheng) |
広州中船黄埔造船 | 2009年 2月8日[2] |
2010年 1月17日[2] | |
569 | 玉林 (Yulin) |
滬東中華造船 | 2009年 4月28日[2] |
2010年 2月1日[2] | |
548 | 益陽 (Yiyang) |
広州中船黄埔造船 | 2009年 11月17日[2] |
2010年 10月26日[2] |
東海艦隊 |
549 | 常州 (Changzhou) |
滬東中華造船 | 2010年 5月18日[2] |
2011年 5月30日[2] | |
538 | 煙台 (Yantai) |
広州中船黄埔造船 | 2010年 8月24日[2] |
2011年 7月30日[2] |
北海艦隊 |
546 | 塩城 (Yancheng) |
滬東中華造船 | 2011年 4月27日[2] |
2012年 6月5日[2] | |
572 | 衡水 (Hengshui) |
広州中船黄埔造船 | 2011年 5月21日[2] |
2012年 7月9日[2] |
南海艦隊 |
573 | 柳州 (Liuzhou) |
滬東中華造船 | 2011年 12月10日[2] |
2012年 11月22日[2] | |
547 | 臨沂 (Linyi) |
広州中船黄埔造船 | 2011年 12月13日[2] |
2012年 12月22日[2] |
北海艦隊 |
575 | 岳陽 (Yueyang) |
2012年 5月9日[2] |
2013年 5月3日[2] |
南海艦隊 | |
550 | 濰坊 (Weifang) |
滬東中華造船 | 2012年 7月9日[2] |
2013年 6月22日[2] |
北海艦隊 |
574 | 三亜 (Sanya) |
2012年 11月30日[2] |
2013年 12月13日[2] |
南海艦隊 | |
577 | 黄岡 (Huanggang) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2013年 4月28日[2] |
2015年 1月16日[2] |
東海艦隊 |
576 | 大慶 (Daqing) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2013年 10月8日[2] |
2015年 1月16日[2] |
北海艦隊 |
578 | 揚州 (Yangzhou) |
滬東中華造船 | 2013年 9月30日[2] |
2015年 9月21日[2] |
東海艦隊 |
579 | 邯鄲 (Handan) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2014年 7月28日[2] |
2015年 8月19日[2] |
北海艦隊 |
532 | 荊州 (Jingzhou) |
滬東中華造船 | 2015年 1月22日[2] |
2016年 1月5日[2] |
東海艦隊 |
531 | 湘潭 (Xiangtan) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2015年 3月20日[2] |
2016年 2月24日[2] | |
515 | 浜州 (Binzhou) |
滬東中華造船 | 2015年 12月13日[2] |
2016年 12月29日[2] | |
536 | 許昌 (Xuchang) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2016年 5月30日[2] |
2017年 6月23日[21][22] |
南海艦隊[21][22] |
539 | 蕪湖 (Wuhu) |
滬東中華造船 | 2016年 6月8日[2] |
2017年 6月29日[23][22] |
北海艦隊[23][22] |
599 | 安陽 (Anyang) |
2017年 3月28日 |
2018年 4月12日 |
東海艦隊 | |
598 | 日照 (Rizhao) |
中船黄埔文沖船舶[24] (長洲廠区) |
2017年 4月1日[24] |
2018年 1月12日[25] |
北海艦隊[25] |
500 | 咸寧 (Xianning) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2017年 9月22日 |
2018年 8月28日 |
南海艦隊 |
601 | 南通 (Nantong) |
滬東中華造船 | 2017年 12月16日 |
2018年 12月23日 |
東海艦隊 |
542 | 棗荘 (Zaozhuang) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2018年 6月30日 |
2019年 2月22日[26] |
北海艦隊[26] |
522 | 資陽 (ziyang) |
2021年 7月12日 |
2022年 5月27日 |
東海艦隊 | |
523 | 紅河 (Honghe) |
滬東中華造船 | 2021年 8月1日 |
2022年 12月 | |
540 | 西昌 (Xichang) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2021年 11月 |
2022年 12月 |
南海艦隊 |
537 | 宜興 (Yixing) |
滬東中華造船 | 2021年 12月23日 |
2023年 1月 |
東海艦隊 |
551 | 巴彦淖尔 (Bayannur) |
中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2022年 12月 |
南海艦隊 | |
534 | 宝鶏 (Baoji) |
2022年 4月24日 |
東海艦隊 | ||
552 | 宜賓 (Yibin) |
2022年 5月13日 |
南海艦隊 | ||
516 | 九江(Jiujiang) | 2022年 8月11日 |
東海艦隊 | ||
517 | 淮北(Huaibei) | 滬東中華造船 | 2022年 8月25日 |
||
513 | 淮安(Huai'an) | 中船黄埔文沖船舶 (長洲廠区) |
2022年 11月 |
輸出型
パキスタン海軍に4隻が納入予定。建造は上海の滬東中華造船が担当し、1隻の価格は3億4,800万ドルとされる。
2017年12月に2隻の054AP型フリゲートを契約。さらに2018年6月に2隻の追加契約が行われた。船体や機関は054A型を踏襲しているが、兵装やレーダーの一部が変更されており、この導入によりパキスタン海軍は対空能力を大幅に強化できるとされている。 2021年1月時点で2隻が進水、年中に1番艦が引き渡される予定である。
登場作品
漫画
アニメ
- 『ルパン三世 グッバイ・パートナー』
- 艦名不明の江凱II型2隻が登場。上海沖の施設に収蔵されていたタイムクリスタルを強奪したルパン三世一味に対し、VLSから対潜ミサイルによる飽和攻撃を行うが、あらかじめルパン一味が施設の天然ガスパイプに仕掛けていた爆弾を起爆させ、その爆発によりミサイルが誘爆した事で大波が発生。二隻とも操舵不能になり衝突・沈没した。
小説
- 『天空の富嶽』
- 江凱I型の「馬鞍山」が登場。空母「天安」(旧「ヴァリャーグ」)を護衛するも、F-1の80式空対艦誘導弾が1発艦橋に被弾したことで半身不随の状態となり、「天安」や他の護衛艦艇共々F/A-18E改のレーザー誘導爆弾[注 7]で撃沈する。
ゲーム
- 『Modern Warships』
- プレイヤーが操作できる艦艇として「江凱」が登場。
脚注
注釈
出典
- ^ a b 「中国、インドに圧力強化/パキスタンに戦闘機売却 東西から揺さぶり狙う」『日本経済新聞』朝刊2022年3月24日(国際面)2022年5月14日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg Saunders 2017, pp. 148–150.
- ^ a b c d e f g h i j k Wertheim 2013, pp. 119–121.
- ^ 12/23[公表]中国海軍艦艇の動向について 防衛省統合幕僚監部(2015年12月23日)2022年5月14日閲覧
- ^ a b 香田 2015.
- ^ 海人社 2015.
- ^ 中华网 (2007年7月6日). “台湾看054护卫舰:设计功力大进下的缺陷(1)” (中国語). 2009年3月23日閲覧。
- ^ a b 海人社 2005.
- ^ a b c d e f 陸 2011.
- ^ 新浪軍事 (2015年6月11日). “深度:中国国产指挥系统用于我航母 助其避成攻击目标” (中国語). 2016年12月29日閲覧。
- ^ Joe, Rick (2020-12-25), “Hints of Chinese Naval Procurement Plans in the 2020s”, The Diplomat
- ^ 小原 2013.
- ^ a b 海人社 2008.
- ^ 海人社 2013.
- ^ 矢野 2015.
- ^ a b c SinoDefence.com (2009年2月24日). “Type 054 (Jiangkai-I Class) Missile Frigate” (英語). 2009年3月23日閲覧。
- ^ a b c SinoDefence.com (2009年3月7日). “Type 054A (Jiangkai-II Class) Missile Frigate” (英語). 2009年3月23日閲覧。
- ^ a b Friedman 2006.
- ^ 陸 2021.
- ^ “見えてきた「もがみ型護衛艦の“次”」=売る気満々!? 海自新型FFMの“ファミリー構想”とは?”. 乗りものニュース (2023年11月22日). 2023年12月4日閲覧。
- ^ a b Andrew Tate (2017年6月26日). “Another Jiangkai II-class frigate enters service with the Chinese navy”. Jane's 360. IHS Markit. 2018年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月28日閲覧。
- ^ a b c d 艦船知識雑誌社 2018.
- ^ a b Andrew Tate (2017年6月30日). “Chinese navy commissions 25th Jiangkai II-class frigate”. Jane's 360. IHS Markit. 2017年7月1日閲覧。
- ^ a b Andrew Tate (2017年4月3日). “China commissions another corvette, launches more frigates”. Jane's 360. IHS Markit. 2017年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月4日閲覧。
- ^ a b Gabriel Dominguez (2018年1月15日). “PLAN inducts Type 054A frigate into North Sea Fleet”. Jane's 360. IHS Markit. 2018年1月16日閲覧。
- ^ a b Andrew Tate (2019年3月5日). “Type 052D destroyer and Type 054A frigate enter service with PLAN”. Jane's 360. IHS Markit. 2019年3月6日閲覧。
参考文献
- 梅野和夫『世界の艦載兵器 砲熕兵器篇』光人社、2007年。ISBN 978-4769813590。
- 海人社 編「054型フリゲイト(特集・中国海軍 その現況と将来)」『世界の艦船』第647号、海人社、84-85頁、2005年9月。 NAID 40006794994。
- 海人社 編「水上戦闘艦(特集・中国海軍の新型艦艇)」『世界の艦船』第686号、海人社、88-93頁、2008年2月。 NAID 40015771005。
- 海人社 編「現代軍艦のウェポン・システム」『世界の艦船』第695号、海人社、21-37頁、2008年9月。 NAID 40016164596。
- 海人社 編「現代の中国軍艦」『世界の艦船』第774号、海人社、21-51頁、2013年3月。
- 海人社 編「写真特集 今日の中国軍艦」『世界の艦船』第816号、海人社、38-41頁、2015年5月。 NAID 40020406561。
- 艦船知識雑誌社 編「2017年中国海軍装備発展回顧」『艦船知識』第461号、艦船知識雑誌社、62-73頁、2018年2月。ISSN 1000-7148。
- 香田洋二「艦隊防空能力(特集 中国海軍 2015)」『世界の艦船』第816号、海人社、88-91頁、2015年5月。 NAID 40020406573。
- 小原凡司「空母/水上艦部隊の現況と今後」『世界の艦船』第774号、海人社、80-85頁、2013年3月。 NAID 40019570960。
- 多田智彦「世界の艦載兵器」『世界の艦船』第811号、海人社、2015年1月。 NAID 40020297435。
- 多田智彦「現代の艦載兵器」『世界の艦船』第986号、海人社、2022年12月。CRID 1520012777807199616。
- 矢野一樹「対潜能力(特集 中国海軍 2015)」『世界の艦船』第816号、海人社、92-95頁、2015年5月。 NAID 40020406575。
- 陸易「中国軍艦のコンバット・システム」『世界の艦船』第748号、海人社、94-97頁、2011年10月。 NAID 40018965309。
- 陸易「054A改型(30FFMとそのライバルたち)」『世界の艦船』第941号、海人社、100-103頁、2021年2月。
- Friedman, Norman (2006), The Naval Institute guide to world naval weapon systems, Naval Institute Press, ISBN 9781557502629
- Saunders, Stephen (2017), Jane's Fighting Ships 2017-2018, IHS Markit, ISBN 978-0710632319
- Wertheim, Eric (2013), The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World (16th ed.), Naval Institute Press, ISBN 978-1591149545
外部リンク
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- The Type 054/054A Frigate Series - China SignPost