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ぼんちくん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ぼんちくん』は、主に都城盆地宮崎県都城市三股町鹿児島県曽於市)を中心にスーパーマーケットなどで無料配布されている月刊漫画誌。また、同作品の主人公「諸方 ぼんち(もろかた ぼんち)」(都城市のPRキャラクター兼PR部長)のことを指して「ぼんちくん」とも呼称する。

昭和40 - 50年代(1965年 - 1984年)の都城盆地を舞台[1]に、日常風景を諸県弁を駆使して描く短編読み切り作品[2]である。

漫画誌概要

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みやこのジョー(本名:今村幸一、1954年生まれ[3])の作。1999年9月に創刊、2003年12月に第50号[2]、2016年6月に第200号[4]を迎えた。

B5判、全16ページ[3]。出版費用は広告料を元手としている[2]。発行部数は創刊号が100部[3]、2002年時点では2000部[3]、2003年時点では2500部[2]、2016年時点では1600部[4]。主に都城盆地圏域(都城市、三股町、曽於市)のスーパーマーケットや金融機関、病院など約150か所(2003年時点)で配布されている[2][4]

キャラクター概要

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諸方 ぼんち(もろかた ぼんち)は『ぼんちくん』の主人公。いがくり頭の小学2年生[5]。誕生日は6月10日[6]

2004年1月19日に都城市で78人目の「ウエルネス都城特派大使」(2013年以降は「みやこんじょ大使」)に任命されたが[5]、この時点では自主的なPR活動が主だった[1]。2014年5月に都城市のキャラクターとして本格活用を開始し[1]、2015年1月には都城市の公式PR部長に就任した[7]

脚注

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  1. ^ a b c 野村真子「ぼんちくん 都城の顔に 大使10年 本格デビュー」『南日本新聞』2014年5月8日16面。
  2. ^ a b c d e 「今村さん無料配布 方言漫画「ぼんちくん」50号 「ふるさとの良さ 今後もPRを 労ねぎらい読者が激励」『南日本新聞』2003年12月11日朝刊21面。
  3. ^ a b c d 「サンデーこの人 方言漫画家「ぼんちくん」が好評」『南日本新聞』2002年5月19日朝刊27面。
  4. ^ a b c 野村真子「郷土描く漫画200号 宮崎・三股の今村さん「ぼんちくん」 日々の生活を方言で」『南日本新聞』2016年6月12日22面。
  5. ^ a b 「古里の良さほのぼの伝えて 方言漫画の主人公「ぼんちくん」大使に」『南日本新聞』2004年1月22日朝刊22面。
  6. ^ 井上梢「ゆるキャラらんど:ぼんちくん 宮崎県都城市」『毎日小学生新聞』2017年11月23日。
  7. ^ 「「ぼんちくん」部長に『南日本新聞』2015年1月7日15面。

関連項目

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外部リンク

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