牧野雅彦
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牧野 雅彦(まきの まさひこ、1955年11月27日[1]- )は、日本の政治学者、広島大学名誉教授。博士(法学)。専門は政治思想史。
神奈川県生まれ。神奈川県立横須賀高等学校を経て、1979年京都大学法学部卒業。1981年名古屋大学大学院法学研究科修士課程修了、1984年同博士課程単位取得満期退学。同年名古屋大学法学部助手、1988年講師、1993年助教授、同年広島大学法学部助教授、1995年教授。2001年広島大学大学院社会科学研究科教授(大学院部局化に伴う配置換え)。1993年「ウェーバーの政治理論」で名古屋大学博士(法学)。2020年、広島大学を定年退職、名誉教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『ウェーバーの政治理論』(日本評論社、1993年)
- 『政治思想への招待』(日本評論社、1999年)
- 『責任倫理の系譜学――ウェーバーにおける政治と学問』(日本評論社、2000年)
- 『共存のための技術――政治学入門』(日本評論社、2002年/新版・大学教育出版、2008年)
- 『はじめての政治学――子どもと語る政治とのつきあい方』(平凡社新書、2003年)
- 『歴史主義の再建――ウェーバーにおける歴史と社会科学』(日本評論社、2003年)
- 『マックス・ウェーバー入門』(平凡社新書、2006年)
- 『学者の職分――マックス・ウェーバー「職業としての学問」を読む』(慧文社、2006年)
- 『国家学の再建――イェリネクとウェーバー』(名古屋大学出版会、2008年)
- 『ヴェルサイユ条約――マックス・ウェーバーとドイツの講和』(中公新書、2009年)
- 『マックス・ウェーバーの社会学――「経済と社会」から読み解く』(ミネルヴァ書房、2011年)
- 『新書で名著をモノにする 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」』(光文社新書、2011年)
- 『ロカルノ条約――シュトレーゼマンとヨーロッパの再建』(中公叢書、2012年)
- 『精読 アレント「全体主義の起源」』(講談社選書メチエ、 2015年)
- 『危機の政治学――カール・シュミット入門』(講談社選書メチエ、2018年3月)
- 『アレント「革命について」を読む』(法政大学出版局、2018年8月)
- 『不戦条約―戦後日本の原点』(東京大学出版会、2020年)
- 『ハンナ・アレント―全体主義という悪夢』(今を生きる思想:講談社現代新書、2022年9月)
- 『精読 アレント「人間の条件」』(講談社選書メチエ、2023年3月)
- 『権力について――ハンナ・アレントと「政治の文法」』(中公選書、2023年11月)
訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002年
外部リンク
[編集]牧野 雅彦(大学院社会科学研究科) 広島大学研究者総覧