牧野三雄
| 牧野三雄 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 北海道 |
| 生年月日 | 1945年9月30日（79歳） |
| 騎手情報 | |
| 所属団体 | 日本中央競馬会 |
| 所属厩舎 |
東京・中村広（1966年 - 1971年） 栗東・大根田裕也（1971年 - 1974年） 栗東・小野留嘉（1974年 - 1975年） 栗東・荻野光男（1975年 - 1985年） |
| 初免許年 | 1966年3月6日 |
| 免許区分 | 平地 |
| 騎手引退日 | 1985年7月28日 |
| 重賞勝利 | 6勝 |
| 通算勝利 | 1917戦173勝 |
牧野 三雄（まきの みつお、1945年9月30日 - ）は、北海道出身の元騎手・元調教助手。
経歴
[編集]関東所属時
[編集]1966年3月に東京・中村広厩舎からデビューし、厩舎の同期には伊藤栄がいた。
同6日の東京第6競走アラブ四歳特別・スリーヒカリ（14頭中9着）で初騎乗を果たし、3戦連続2着を経て、26日の中山第7競走5歳以上80万下・スガホマレで初勝利を挙げる[1]。
11月にはカブトヤマ記念・オンワードヒルで重賞初勝利[2]、12月の中山では同3日に初の1日2勝[2]、10日・11日には初の2日連続勝利[2]を記録し、1年目の1966年から2桁で20勝台の22勝[3]をマーク。師匠の中村は同年に46勝[4]を挙げたが、46勝中19勝は牧野の騎乗[5]であった。
2年目の1967年にはオンワードヒルで中山記念を5頭中4番人気ながらヒシマサヒデを抑えてレコード勝ち[6]、第1回スプリンターズステークスも制する[7]など、前年に続いて自己最多の22勝[3]をマーク。
3年目の1968年にはオンワードヒルで金杯（東）でヒシマサヒデをアタマ差抑えて勝利し[8]、アメリカジョッキークラブカップでカブトシロー・スピードシンボリを抑えて3着[9]、東京新聞杯では61kgでレコード勝ちして重賞5勝目[6]、目黒記念（春）では3着[6]に入った。
オンワードヒル以外では、ソロナフエアでスプリンターズステークス3着[10]、スガトモユキで七夕賞3着[11]に入ったが、初の1桁台となる8勝[3]に終わる。
1969年は4勝[3]に終わったが、1970年には3年ぶりの2桁となる15勝[3]と盛り返す。
栗東移籍後
[編集]1971年には栗東・大根田裕也厩舎に移籍し、7月17日の小倉第11競走4歳以上オープン・ウチュウオーで移籍後初勝利[12]を挙げ、同馬では10月10日の阪神第8競走4歳以上オープンではトウメイを抑えて勝利[13]。
1972年からは1桁台[3]に落ち着くが、1974年には小野留嘉厩舎、1975年には荻野光男厩舎と移籍し、1977年には6年ぶりの2桁となる12勝[3]をマーク。
10勝[3]を挙げた1978年にはロイヤルナイトで京都大賞典でリュウキコウ・ハシコトブキに次ぐと同時にエリモジョージ・ホクトボーイの天皇賞馬2頭とアタマ差の接戦を演じて5着[14]、福島記念3着[15]、阪神大賞典では12頭中12番人気ながら同年の菊花賞ワンツーのキャプテンナムラ・インターグシケンに次ぐと同時に秋の天皇賞馬テンメイを抑えて5着[16]に入った。
1979年にはロイヤルナイトで京都記念（春）をキャプテンナムラ・リードスワロー・ホクトボーイ・エリモジョージを抑えての3着[17]とし、3年連続で自身最後の2桁となる12勝[3]をマーク。
1980年にはロイヤルナイトで日経新春杯をヤマニンバリメラ・ハシコトブキ・テルテンリュウを抑えての5着[18]とし、春の小倉ではスワンステークスを楠孝志から乗り替わったシャークテイムで3着[19]とし、小倉大賞典ではグリーンダッシュで12年ぶりで自身最後の重賞勝利[20]を挙げる。
1985年2月2日の京都第7競走4歳新馬・ウインオーザが最後の勝利[21]となり、同年7月28日の札幌第6競走4歳以上400万下・マリンパレード（12頭中2着）を最後に引退[22]。
引退後
[編集]引退後は調教助手を務め、ヤエノムテキ、アサカディフィートに調教をつけた[23]。
騎手成績
[編集]| 通算成績 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 出走回数 | 勝率 | 連対率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平地 | 173 | 162 | 172 | 1410 | 1917 | .090 | .175 |
- 主な騎乗馬
- オンワードヒル（1966年カブトヤマ記念、1967年中山記念・スプリンターズステークス、1968年金杯 (東)・東京新聞杯）
- グリーンダッシュ（1980年小倉大賞典）
脚注
[編集]- ^ “牧野三雄の近走成績”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b c “抽出［通算 1着レース］｜牧野三雄の騎手成績｜競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “牧野三雄の年度別成績”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “中村広の年度別成績”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “抽出［］｜中村広の調教師成績｜競馬デーnetkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b c “オンワードヒル (Onward Hill)”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “レース名［スプリンターズステークス］のレース検索結果｜競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “金盃｜1968年1月3日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “アメリカジョッキーク｜1968年1月21日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “スプリンターズステー｜1968年5月3日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “七夕賞｜1968年7月28日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “抽出［通算 1着レース］｜牧野三雄の騎手成績｜競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “抽出［通算 1着レース］｜牧野三雄の騎手成績｜競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “京都大賞典｜1978年10月15日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “ロイヤルナイト”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “阪神大賞典｜1978年12月24日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “京都記念｜1979年2月18日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “日経新春杯｜1980年1月20日”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “シャークテイム (Shark Tehm)”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “抽出［通算 1着レース］｜牧野三雄の騎手成績｜競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “抽出［］｜牧野三雄の騎手成績｜競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ “牧野三雄の近走成績”. netkeiba.com. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b “株式会社GIプロジェクト”. www.g1-pro.jp. 2024年9月29日閲覧。