片岡永
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片岡 永 (かたおか えい、 1960年 - ) は、日本の小説家[1]。就農家[2]。新聞記者。農園オーナー。兵庫県出身[3]。
来歴
[編集]自衛官を経て、業界新聞社に就職[3]。仕事の傍ら雑誌『季刊午前』に作品を投稿[3]。
30代半の時、高木善之の講演を聞いたことをきっかけに農業を志す[2]。 実家は、兵庫県で300年続く老舗の呉服商で、親族にも農業関係の人物がいなかったため、独学で農業を学び綿密な計画を立て、42歳の時に17年勤めた業界新聞社を退社し就農した[3]。
2003年(平成15年)4月、福岡県宗像郡福間町上西郷(現・福岡県福津市上西郷地区[2])に移住して『永香自然農園』を開き、農薬や化学肥料を使わない自然農法での作物の栽培を実践、指導している[3]。
受賞歴
[編集]- 1996年(平成8年)、「抒情文芸20周年記念文学賞」小説部門(伊藤桂一選)で最優秀賞を受賞[3]
- 1998年(平成10年)、「長塚節文学賞」小説部門(海老沢泰久選)で優秀賞を受賞[3]
- 1999年(平成11年)、「福岡市民文芸」小説部門で文化芸術振興財団賞を受賞[3]
- 2000年(平成12年)、「織田作之助賞」で最終候補[1]
- 2005年(平成17年)、「毎日農業記録賞」で優秀賞を受賞[3]
- 2006年(平成18年)、「地上文学賞」で佳作[3]
- 2014年(平成26年)、「九州芸術祭文学賞」で福岡地区最優秀賞を受賞[3]