父・宮脇俊三への旅
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父・宮脇俊三への旅 | ||
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著者 | 宮脇灯子 | |
発行日 | 平成18年12月30日 | |
発行元 | グラフ社 | |
ジャンル | 伝記 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 単行本 | |
ページ数 | 204 | |
コード | ISBN 4-7662-1022-0 | |
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『父・宮脇俊三への旅』(ちち・みやわきしゅんぞうへのたび)は、日本の作家であり、宮脇俊三の長女である[1]宮脇灯子の著作である。2006年にグラフ社から刊行された[1]。
本書は、宮脇灯子が娘という立場から宮脇俊三を書いた本である。
作品概要
[編集]本書は、紀行作家・宮脇俊三の娘である宮脇灯子が、父俊三についてのエピソードをまとめた伝記である。灯子が生まれた時から俊三の葬儀の様子までが描かれている[2]。
なお、娘である灯子目線で描かれているため、俊三の家での様子がほとんどである[2]。
装丁は柴田淳デザイン室が、装画は霜田あゆ美が手がけている[2]。
構成
[編集]以下は章である。
Ⅰ
[編集]- ある日、父が「作家」に
- 書斎の光景
- 遊び場がわりのパパの部屋
- 紀行作家は留守がち?
- 時刻表のような妻
- 旅の身支度
- 愛しの“川井玉三郎[注釈 1]”
- 娘たちへの絵葉書
- 旅の便りも作品のよう…
- 父の手土産
- 期待外れの家族旅行
- 想を練るのは布団の中で
- 紀行作家のミステリー小説
- 食事のわがまま
- 真夜中の音
- モーツァルトはひっそりと
- 隣人 北杜夫さん
Ⅱ
[編集]- わが家の放任主義
- 「灯子」ネーミング由来
- 夏の軽井沢風物詩
- 夢中で遊んだ父との日々
- 娘の手料理
- 「うちの娘は、よく働きます」
- 初めて私の一人旅
- “先輩”からのアドバイス
- 娘の原稿を読んで
- 厳しいプロの眼
- 行き場をなくした原稿
- 遅筆の血筋
- 父の勧めで巡りあった本
- 父と私の“江國さん[注釈 2]”
- 父の机まわり
Ⅲ
[編集]- 母と娘の後悔
- 魔法のスープ
- いたわりあう父と母
- 通夜の別れは志ん生で
- お墓参り
- 父とのお別れ
- 『父とのお別れ』は、『旅』2003年8月号臨時増刊「宮脇俊三の旅」より[3]
その他
[編集]- 私が選んだ父の本
- 父と私の小年表
- あとがき[2]