瀧羽麻子
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瀧羽 麻子(たきわ あさこ、1981年 - )は、日本の小説家。兵庫県芦屋市生まれ。神戸女学院中学部・高等学部[1]、京都大学経済学部卒業[2]。
2007年『うさぎパン』でデビュー。現在は、東京都在住で、会社勤めの傍ら執筆活動をしている。
受賞歴
- 2006年『まゆちゃん』で「きらら」携帯メール小説大賞グランプリ06受賞。
- 2007年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。
- 2019年『たまねぎとはちみつ』で第66回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。
作品
- うさぎパン(2007年8月 メディアファクトリー / 2011年2月 幻冬舎文庫)
- 株式会社ネバーラ北関東支社(2008年2月 メディアファクトリー / 2011年6月 幻冬舎文庫)
- 白雪堂(2009年7月 角川書店)
- 【改題】白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋(2013年1月 角川文庫)
- はれのち、ブーケ(2010年11月 実業之日本社 / 2012年12月 実業之日本社文庫)
- オキシベタルムの庭(2012年10月 朝日新聞出版)
- いろは匂へど(2014年4月 幻冬舎 / 2017年2月 幻冬舎文庫)
- ぱりぱり(2014年7月 実業之日本社 / 2017年6月 実業之日本社文庫)
- 収録作品:ぱりぱり / うたう迷子 / 雨が降ったら / うぐいす / ふたりのルール / クローバー
- サンティアゴの東 渋谷の西(2015年2月 講談社)
- 収録作品:サンティアゴの雪 / 津軽のリュウニー / 上海の仏蘭西料理店 / 瀬戸内海の魔女 / アントワープの迷子 / 渋谷で待つ
- ふたり姉妹(2015年5月 祥伝社 / 2018年1月 祥伝社文庫)
- 花嫁の花(2015年8月 朝日文庫)
- 失恋天国(2015年9月 徳間書店 / 2018年6月 徳間文庫)
- ハローサヨコ、きみの技術に敬服するよ(2016年5月 集英社文庫)
- 松ノ内家の居候(2017年3月 中央公論新社)
- 乗りかかった船(2017年9月 光文社 / 2020年11月 光文社文庫)
- たまねぎとはちみつ(2018年11月 偕成社)
- うちのレシピ(2019年2月 新潮社 / 2021年10月 新潮文庫)
- 虹にすわる(2019年8月 幻冬舎)
- 女神のサラダ(2020年3月 光文社)
- あなたのご希望の条件は(2020年9月 祥伝社 / 2023年2月 祥伝社文庫)
- 博士の長靴(2022年3月 ポプラ社)
- 東家の四兄弟(2023年10月 祥伝社)
左京区シリーズ
- 左京区七夕通東入ル(2009年7月 小学館 / 2012年4月 小学館文庫)
- 左京区恋月橋渡ル[3](2012年4月 小学館 / 2015年2月 小学館文庫)
- 左京区桃栗坂上ル(2017年7月 小学館 / 2021年8月 小学館文庫)
オルゴール店シリーズ
- ありえないほどうるさいオルゴール店(2018年5月 幻冬舎 / 2021年2月 幻冬舎文庫)
- もどかしいほど静かなオルゴール店(2021年7月 幻冬舎)
アンソロジーその他
「」内が瀧羽麻子の作品
- あのころの、(2012年4月 実業之日本社文庫)「ぱりぱり」
- 恋の聖地-そこは最後の恋に出会う場所。-(2013年6月 新潮文庫)「トキちゃん-阿蘇山本堂西巌殿寺奥之院-」
- てのひらの恋-けれど、いちばん大切なあの人との記憶。-(2014年1月 角川文庫)「おやすみ」
- ひとなつの。-真夏に読みたい五つの物語- (2014年7月 角川文庫)「真夏の動物園」
- 5分間の物語(タイムストーリー)(2015年2月 偕成社)「ひまわり」《児童書》
- 黒い結婚 白い結婚(2017年3月 講談社)「シュークリーム」
雑誌掲載短編
- シュークリーム(講談社『小説現代』2016年6月号)
出演
- 笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ「都もはんなりおこしやす」(2012年5月31日)
- 京bizS「8MIN.」(2012年8月10日)竹内弘一にインタビューされる
脚注
- ^ “神戸女学院という異次元のシチュエーション…辛酸なめ子<34> : マナビレンジャー 合格への道 : 中学受験サポート : 教育・受験・就活”. 読売新聞オンライン (2020年9月30日). 2020年11月6日閲覧。
- ^ 京都大学. “[小説家 瀧羽 麻子 | 創立125周年に寄せて]”. 京都大学 創立125周年記念事業特設サイト. 2024年1月17日閲覧。
- ^ 左京区七夕通東入ルの姉妹編