コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

濂洞駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
濂洞駅
濂洞
リャンドン
Lien tung[1][注 1]
海浜 (3.7km)
地図
所在地 中華民国の旗 台湾 台北県瑞芳鎮濂洞里
(現・新北市瑞芳区
北緯25度7分18.7秒 東経121度51分56.8秒 / 北緯25.121861度 東経121.865778度 / 25.121861; 121.865778
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 不明
旧名 水南洞、水南
種別 廃駅
所属路線 深澳線廃線
キロ程 12.3 km(瑞芳起点)
電報略号 ㄌㄢ
駅構造 地上駅
ホーム 不明
開業年月日 (金瓜石線・旅客)1944年8月5日
(台鉄)1967年8月25日
廃止年月日 (金瓜石線)1962年8月25日
(台鉄)1986年7月12日
テンプレートを表示
濂洞駅
各種表記
繁体字 濂洞車站
簡体字 濂洞车站
拼音 Liándòng Chēzhàn
通用拼音 Liándòng Chējhàn
注音符号 ㄌㄧㄢˊ ㄉㄨㄥˋ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: リャンドン チャーヂャン
台湾語白話字 Liâm-tōng Chhia-thâu(車頭)
客家語白話字: Liam-thung Chhâ-theù(車頭)
日本語漢音読み れんどうえき
英文 Liandong Station
テンプレートを表示

濂洞駅(れんどうえき)はかつて台湾台北県瑞芳鎮(現・新北市瑞芳区)にあった台湾鉄路管理局深澳線廃駅)。

歴史

[編集]

金瓜石線

[編集]
  • 1936年 - 日本鉱業金瓜石線開通により水湳洞駅として開業[2]:頁29
  • 1944年8月5日 - 旅客営業開始[3]
  • 1962年8月25日 - 台湾金属鉱業公司による金瓜石線営業終了[4]:頁139

台鉄

[編集]
  • 1967年10月31日 - 「濂洞駅」として開業[2]:頁34
  • 1977年12月11日 - 北部浜海公路(台2線)建設に伴い営業休止[4]:頁143[5]
  • 1978年1月11日 - 海浜駅が営業を再開するも本駅は休止状態のままだった[5]
  • 1986年7月12日 - 廃止、海浜から当駅までの軌道撤去[4]:頁143[2]:頁34

幽霊駅

[編集]

本駅は営業休止から正式に廃止されるまでの期間が長く、1982年(民國71年)に無事故で表彰されたり[6]、実質廃止後の時刻表に濂洞駅の発車・到着時刻は記載されないものの、列車の運行区間が瑞芳~濂洞となっていることなどから[6]、台湾の鉄路迷の間で「幽霊駅(幽靈車站)」として話題となった[7]

利用状況

[編集]
年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1975 133,649 81,706 215,355 [1] 366 590
1976 145,940 57,967 203,907 [8] 399 557
1977 94,404 42,945 137,349 [9] 274 399
1978 資料なし
1979
1980 0 66 66 [10] 0 0
[注 2]1981 - 2 - [11] - 0
1982 0 33 33 [12] 0 0
1983 - - 0 [13] 0 0
1984 - - 0 [14] 0 0
1985 - - 0 [15] 0 0
1986 - - 0 [16] 0 0

駅周辺

[編集]
  • 金瓜石鉱山(後に廃止)
  • 九份渓

隣の駅

[編集]
台湾鉄路管理局
深澳線(廃線)
海浜駅 - 濂洞駅
台湾金銅公司
金瓜石線(水八線・廃線)
子寮駅 - 水南洞駅

出典

[編集]

註釈

[編集]
  1. ^ 現行方式(漢語拼音)はLiandong
  2. ^ 乗車人員の数値は隣の海浜駅と重複しているため除外

出典

[編集]
  1. ^ a b 交通部臺灣鐵路管理局 (1976年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國64年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 44–59.
  2. ^ a b c 鍾溫清 (2002年). 瑞芳鎮誌 (交通篇 ed.). 臺北縣瑞芳鎮公所. ISBN 9570107286 國家圖書館 臺灣記憶
  3. ^ 台湾総督府, ed. (1944年8月13日). "彙報(通運) 件名:私設專用鐵道ヲ營業鐵道ニ變更許可". 台湾総督府報 (第734号 ed.). 國史館臺灣文獻館. p. 58.
  4. ^ a b c 許梅貞, ed. (2001年12月). "18.基隆鐵道年表". 篳路開「基」―基隆鐵道之創建與發展. 基隆市文化中心. ISBN 957-01-0180-6 國家圖書館 臺灣記憶
  5. ^ a b 交通部臺灣鐵路管理局 (1983年6月). "營業里程及車站數=Operating Kilometers and Stations". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國71年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 16–17.
  6. ^ a b 洪致文 (1992年). 台灣鐵道傳奇. 時報文化出版. p. 91.
  7. ^ 洪致文 (2008年2月29日). "幽靈車站濂洞". 鐵道時光‧氣象時間(blog.xuite.net). xuite. 2022年2月2日閲覧
  8. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1977年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國65年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 26–41.
  9. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1978年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國66年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 46–61.
  10. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1981年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國69年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 70–87.
  11. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1982年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國70年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 68–81.
  12. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1983年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國71年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 62–75.
  13. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1994年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國82年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 50–61.
  14. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1995年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國83年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 58–69.
  15. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1986年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國74年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 66–77.
  16. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1987年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國75年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.

外部リンク

[編集]