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漫画天国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
漫画天国
ジャンル 漫画雑誌漫画劇画
読者対象 青年・成人
刊行頻度 週刊誌月刊誌
発売国 日本の旗 日本
言語 日本の旗 日本語
定価 200円(1984年、第1期)[1]
330円(2003年、第2期)
出版社 芸文社
刊行期間 1960年8月(第1巻第1号) - 1985年8月(第26巻第8号)
特記事項 GTコミック
1985年9月(第26巻第9号) - 1986年5月(第27巻第5号)
漫画天国(第2期)
2003年6月7日 - 同年12月6日
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漫画天国』(まんがてんごく)は、かつて存在した日本の漫画雑誌である[2]。編集・発行芸文社[2]1960年創刊、1985年9月誌名変更[2][3]、『GTコミック』(ジーティーコミック)となるも、1985年8月休刊[4]1964年9月には、月刊誌別冊漫画天国』(べっさつまんがてんごく)を創刊している[3]2003年6月7日には、倉科遼プロデュースのもと月刊誌『漫画天国』を新たに創刊、復刊したが同年内に休刊した(第2期)[5][6]

略歴

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  • 1960年昭和35年) - 8月、 週刊誌として創刊する(第1巻第1号)[2][3][7]。時期は不明であるがのちに月刊化した[2]
  • 1964年(昭和39年) - 9月、 月刊誌別冊漫画天国』を創刊する[3]
  • 1985年(昭和60年) - 8月、第26巻第8号通巻592号をもって『漫画天国』を終了[2]、同年9月から『GTコミック』と誌名を変更、同月号を「第26巻第9号」とする[4]
  • 1986年(昭和61年) - 5月、第27巻第5号をもって休刊する[4]
  • 2003年平成15年) - 6月7日、倉科遼プロデュースのもと月刊誌『漫画天国』を新たに創刊、7月号を発行する(第2期)[5]も、同年12月6日発売の第7号(1月号)をもって休刊した[6]

概要

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双葉社が同時期に創刊した『漫画ストーリー』(1962年 - 1974年、のちの『週刊パワァコミック』)とともに、漫画専門誌というよりも、漫画を柱としてヌードグラビアや記事を掲載した雑誌であり、「低俗週刊誌」と呼ばれ、1980年代以降の成人向け漫画、エロ漫画雑誌(成人向け漫画雑誌)に影響を与えたとされる[8]

笠間しろうらが本誌の連載でデビューしている。

おもな掲載作品

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漫画天国増刊

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第1期において、作家の傑作集を『漫画天国増刊』として随時発行した。下記はおもな増刊号である。

  • 凡天太郎傑作集『猪の鹿お蝶』、凡天太郎、1970年発行
  • 都島京弥傑作集『傷だらけの野獣』、都島京弥、1970年4月15日発行
  • 月宮美兎・北竜一郎傑作選『餓狼伝謀殺の刻限・女体風の狼藉』、月宮美兎北竜一郎、1970年7月10日発行
  • 『戦国烈士伝』、左馬一平、1970年8月10日発行
  • 木村仁傑作集『カサノバ情史』、木村仁、1970年9月30日発行
  • 『長編劇画カスタム 北竜一郎書下ろし剣豪特集』、北竜一郎、1970年10月30日発行
  • 月宮美兎傑作集『鬼哭の斬法』、月宮美兎、1971年1月25日発行
  • 猿の惑星』、黒田みのる、1971年6月7日発行
  • 『凶状仁義』、いばら美喜、1971年7月20日発行
  • 『新・千一夜物語』、木村仁、1971年9月17日発行
  • 『堕靡泥の星誘拐密戯編』、佐藤まさあき、1977年9月23日発行
  • 『雪子恋情』、山崎亨、1977年11月18日発行
  • 『バージン戦争吉原編』、辰巳ヨシヒロ、1978年発行

第2期

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2003年平成15年)6月7日倉科遼プロデュースのもと新創刊した月刊誌『漫画天国』の掲載作品は下記の通り[5][6]

漫画
グラビア

脚注

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  1. ^ 日本雑誌総覧1984、p.89.
  2. ^ a b c d e f 漫画天国国立国会図書館、2012年10月27日閲覧。
  3. ^ a b c d 雑誌 五十音順北海道立図書館、2012年10月27日閲覧。
  4. ^ a b c GTコミック国立国会図書館、2012年10月27日閲覧。
  5. ^ a b c 漫画天国今月号の目次芸文社インターネットアーカイブ、2007年8月1日付キャッシュ、2012年10月27日閲覧。
  6. ^ a b c 漫画天国今月号の目次 7、芸文社、インターネット・アーカイブ、2004年2月25日付キャッシュ、2012年10月27日閲覧。
  7. ^ 須山、p.204.
  8. ^ 夏目・竹内、p.49.

参考文献

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関連事項

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外部リンク

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