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準相対的内部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

数学の一分野である位相空間論において、あるベクトル空間の部分集合の準相対的内部(じゅんそうたいてきないぶ、: quasi-relative interior)とは、内部の概念を精錬したものである。具体的に、ベクトル空間であるなら、 の代数的内部は

で定義される。ここで 錐包閉包を表す[1]

ノルム線型空間で、有限次元凸集合であるなら、 となる。ここで 相対的内部である[2]

関連項目

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参考文献

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  1. ^ Zălinescu, C. (2002). Convex analysis in general vector spaces. River Edge, NJ: World Scientific Publishing  Co., Inc. pp. 2–3. ISBN 981-238-067-1. MR1921556 
  2. ^ Borwein, J.M.; Lewis, A.S. (1992). “Partially finite convex programming, Part I: Quasi relative interiors and duality theory” (pdf). Mathematical Programming 57: 15–48. doi:10.1007/bf01581072. http://legacy.orie.cornell.edu/~aslewis/publications/92-partially-I.pdf October 19, 2011閲覧。.