源大輝
基本情報 | |
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階級 | フェザー級 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1991年1月13日(33歳) |
出身地 | 大分県別府市 |
スタイル | オーソドックス[1] |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 25 |
勝ち | 17 |
KO勝ち | 13 |
敗け | 7 |
引き分け | 1 |
源 大輝(みなもと たいき、1991年1月13日[2] - )は、日本の元プロボクサー。大分県別府市出身。第63代日本フェザー級王者。ワタナベボクシングジム所属。
来歴
[編集]18歳で単身上京してワタナベボクシングジムに入門した[3]。
2011年1月27日、後楽園ホールで橋本雅功とスーパーバンタム級4回戦を戦い、1回0分45秒KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾り[4]、次の試合も1回KO勝ちを収めた[5]。
2011年6月6日、後楽園ホールで開催された「ザ・カンムリワシファイトvol.38」にて原有吉とスーパーバンタム級4回戦を戦い、3回1分19秒TKO勝ちを収めた[6]、同年8月2日、後楽園ホールで開催された「第68回東日本新人王予戦」にて在塚太一郎とスーパーバンタム級4回戦を戦い、4回3-0(39-36、38-36×2)の判定勝ちを収め[7]。
2011年9月28日、後楽園ホールで岩﨑悠輝とスーパーバンタム級4回戦を戦い、1回1分41秒KO負けを喫し[8]、初黒星となった。
2012年2月10日、後楽園ホールで若松竜太とスーパーバンタム級6回戦を戦い、3回2分32秒TKO勝ちを収めた[9]。
2012年6月22日、後楽園ホールで開催された「チャレンジスピリットシリーズ」にて篠原武大とスーパーバンタム級6回戦を戦い、4回2分59秒TKO勝ちを収め[10]、次の試合もTKO勝ちを収めて[11]、3試合連続でTKO勝ちを収めた。
2013年2月27日、川崎市とどろきアリーナで片桐秋彦とフェザー級8回戦を戦い、5回1分54秒TKO負けを喫し[12]、次の伊藤雅雪戦も判定負けを喫した[13]。
2013年12月7日、神戸サンボーホールでスーパーバンタム級8回戦を戦い、8回1分26秒KO勝ちを収め[14]、次の試合は6回TKO勝ちを収めた[15]。
2014年8月11日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ/DANGAN110」にて久永志則とスーパーバンタム級8回戦を戦い、8回0-3(76-77、75-77×2)の判定負けを喫した[16]。
そして半年ぶりの再起戦は8回TKO勝ちを収め[17]、2015年9月30日、後楽園ホールで王者小國以載と日本スーパーバンタム級タイトルマッチを行い、10回0-3(93-98、93-97×2)の判定負けを喫して日本王座獲得に失敗した[18]。
2016年3月17日、後楽園ホールで開催された「ファイティングビー16」にて玉川裕大と57.5キロ契約8回戦を戦い、5回0分36秒TKO勝ちを収め[19]、同年8月7日には天満橋エルシアターで開催された「第57回CHAMPION'S ROAD」にて加治木了太とフェザー級8回戦を戦い、8回3-0(79-74、78-74、78-75)の判定勝ちを収めた[20]。
2017年2月28日、後楽園ホールでエークサクダー・モークルンテープトンブリー(タイ)と58キロ契約8回戦を戦い、2回2分16秒TKO勝ちを収め[21]、同年10月21日、後楽園ホールで開催された「日本タイトル最強挑戦者決定戦」にて岩井大とフェザー級8回戦を戦い、8回3-0(78-75、77-75、77-76)の判定勝ちを収めて日本タイトルへの挑戦権を獲得した[22]。
2018年4月7日、後楽園ホールで開催された「第572回ダイナミックグローブ」にて日本王者大橋健典と日本フェザー級タイトルマッチを行い、7回1分12秒TKO勝ちを収めて日本王座獲得に成功した[23][24]。なおこの日は母親の一周忌だった[25]。翌月9日には東日本ボクシング協会の4月の月間MVPに選ばれた[26]
2018年8月9日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」にて日本ランク3位大坪タツヤと日本フェザー級タイトルマッチを行い、9回2分24秒TKO勝ちを収めて日本王座初防衛に成功した[27]
2019年5月1日、後楽園ホールで行われた「DANGAN223」で阿部麗也と対戦し、10回1-1(94-95、94-94×2)で引き分けとなるが2度目の防衛に成功した[28]。
2019年6月21日付けで、日本フェザー級王座を返上した[29]。
2019年11月9日、後楽園ホールで日本スーパーフェザー級王座挑戦者決定戦として、元WBOアジアパシフィック同級王者で、日本同級2位の渡邉卓也と対戦するも、8回0-3で判定負けを喫し、挑戦権を獲得することは出来なかった[30]。
2020年10月8日、後楽園ホールで日本スーパーフェザー級4位の中川兼玄と対戦し、8回0-3(73-79、74-78×2)で判定負けを喫し、連敗となった[31]。
2022年7月20日、後楽園ホールで元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志とヘッドギアなしの2分3ラウンドの引退スパーリングを行い現役を引退した[32]。
人物
[編集]獲得タイトル
[編集]- 第63代日本フェザー級王座(防衛2=返上)
戦績
[編集]- プロ - 25戦17勝7敗1分(13KO)
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2011年1月27日 | ☆ | 1R 0:45 | KO | 橋本雅功(東拳) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2011年4月15日 | ☆ | 1R 0:42 | KO | 三輪広志(元気) | 日本 | |
3 | 2011年6月6日 | ☆ | 3R 1:19 | TKO | 原有吉(白井・具志堅スポーツ) | 日本 | |
4 | 2011年8月2日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 在塚太一郎(伴流) | 日本 | |
5 | 2011年9月28日 | ★ | 1R 1:41 | KO | 岩﨑悠輝(新開) | 日本 | |
6 | 2012年2月10日 | ☆ | 3R 2:32 | KO | 若松竜太(勝又) | 日本 | |
7 | 2012年6月22日 | ☆ | 4R 2:59 | TKO | 篠原武大 (全日本パブリック) | 日本 | |
8 | 2012年12月18日 | ☆ | 6R 0:26 | TKO | 鈴木鹿平(E&Jカシアス) | 日本 | |
9 | 2013年2月27日 | ★ | 5R 1:54 | TKO | 片桐秋彦(川崎新田) | 日本 | |
10 | 2013年7月19日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 伊藤雅雪(伴流) | 日本 | |
11 | 2013年12月7日 | ☆ | 8R 1:26 | KO | 菊地永太(真正) | 日本 | |
12 | 2014年4月9日 | ☆ | 6R 0:40 | TKO | 高野誠三(真正) | 日本 | |
13 | 2014年8月11日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 久永志則(角海老宝石) | 日本 | |
14 | 2015年2月18日 | ☆ | 8R 1:02 | TKO | 堀池雄大(帝拳) | 日本 | |
15 | 2015年9月30日 | ★ | 10R | 判定0-3 | 小國以載(角海老宝石) | 日本 | 日本スーパーバンタム級タイトルマッチ |
16 | 2016年3月17日 | ☆ | 5R 0:36 | TKO | 玉川裕大(渡嘉敷) | 日本 | |
17 | 2016年8月7日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 加治木了太(大鵬) | 日本 | |
18 | 2017年2月28日 | ☆ | 2R 2:16 | TKO | エークサクダー・モークルンテープトンブリー | タイ | |
19 | 2017年10月21日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 岩井大(三迫) | 日本 | A級トーナメント決勝戦 |
20 | 2018年4月7日 | ☆ | 7R 1:12 | TKO | 大橋健典(角海老宝石) | 日本 | 日本フェザー級タイトルマッチ |
21 | 2018年8月9日 | ☆ | 9R 2:24 | TKO | 大坪タツヤ(T&T) | 日本 | 日本王座防衛1 |
22 | 2019年5月1日 | △ | 10R | 判定1-1 | 阿部麗也(KG大和) | 日本 | 日本王座防衛2 |
23 | 2019年10月30日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 渡邉卓也(青木) | 日本 | 日本スーパーフェザー級王座挑戦者決定戦 |
24 | 2020年10月8日 | ★ | 8R | 判定0-3 | 中川兼玄(三迫) | 日本 | |
25 | 2021年12月2日 | ☆ | 8R | 判定2-1 | 草野 慎悟(三迫) | 日本 | |
テンプレート |
脚注
[編集]- ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】フェザー級 (57.15 kg以下) BOXINGアンテナ
- ^ DANGAN77 Dangan
- ^ 源大輝が母の1周忌に涙の王座奪取! 「母ちゃん! ベルト取ったよ!」 スポーツ報知 2018年4月7日
- ^ 2011年1月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 2011年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ ボクシング試合結果 ボクシング・ジーン
- ^ ボクシング試合結果 ボクシング・ジーン
- ^ 2011年9月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ ボクシング試合結果 ボクシング・ジーン
- ^ 6.22 今日の後楽園ホール ボクシング・ジーンのブログ(2012年6月22日)
- ^ 12.18 今日の後楽園ホール ボクシング・ジーンのブログ(2012年12月18日)
- ^ 2.27 今日のとどろきアリーナ ボクシング・ジーンのブログ(2013年2月27日)
- ^ 試合結果 7月19日 伴流ボクシングジム(2013年7月20日)
- ^ 2013年12月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 2014年度試合結果 真正ボクシングジム
- ^ 日本8位の源大輝を小差判定で下し、久永志則が再起に成功 角海老宝石ボクシングジム(2014年8月11日)
- ^ 源、8回TKO勝ち! ワタナベボクシングジム(2015年2月19日)
- ^ 小國以載が2度目の防衛成功、日本S・バンタム級 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月30日
- ^ IBF10位の近藤明広、無敗の山口祥吾に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2016年3月17日
- ^ アムナット五輪初戦突破、源大輝ランカー対決制す Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月8日
- ^ 京口紘人がOPBF王座獲得、デビューから6連続KO Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月28日
- ^ 鈴木悠介、源大輝らが日本タイトル挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月21日
- ^ 源大輝が日本Fe級新王者 母の命日にベルト奪取 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年4月7日
- ^ 源が7RTKOで日本フェザー級王者に! ボクシングタイムス 2018年4月8日
- ^ 源大輝「母ちゃんの命日に…」日本フェザー級新王者 日刊スポーツ 2018年4月7日
- ^ 日本Fe級新王者の源大輝が月間MVP 敢闘賞は小浦翼 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年5月9日
- ^ 源大輝が9回TKO勝ち ダウン挽回で日本Fe級初防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年8月9日
- ^ 源大輝が2度ダウン奪ってドロー防衛 日本フェザー級戦 阿部麗也は戴冠ならず Boxing News(ボクシングニュース)2019年5月1日
- ^ 源大輝が日本王座返上/BOX サンケイスポーツ.com 2019年6月21日
- ^ 渡邉卓也が元王者振り切る 日本SFe級挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2019年11月9日
- ^ 勅使河原弘晶が圧勝 OPBF・S・バンタム級V4 世界ランク3位「進化した姿を見せられた」 Boxing News(ボクシングニュース)2020年10月8日
- ^ “内山高志氏がリング復帰 源大輝の引退スパーリングの相手を務める”. サンスポ (2022年7月20日). 2022年8月6日閲覧。
- ^ 源大輝 7回TKO勝ちし新王者 母の命日に勝ち「約束を守れたのでひと安心しています」 スポーツニッポン 2018年4月7日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 源大輝 - ワタナベボクシングジム
- 源大輝 (@0113Minamoto) - X(旧Twitter)
- 源大輝 facebook
- 源大輝の戦績 - BoxRec
前王者 大橋健典 |
第63代日本フェザー級王者 2018年4月7日 -2019年6月21日(返上) |
空位 次タイトル獲得者 佐川遼 |