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湯浅利八

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯浅 利八
生誕 20世紀生
日本の旗 日本京都府京都市
職業 漫画家
挿絵画家
活動期間 1950年代
ジャンル 漫画
挿画
絵物語
代表作 『風雲講道館』
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湯浅 利八(ゆあさ りはち、生年不詳 - )は、日本漫画家挿絵画家である[1]。『風雲講道館』等の梶原一騎とのコラボレーション作品で知られる。

人物・来歴

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詳細な生年月日は不明であるが、1930年(昭和5年)前後の時期、京都府京都市に生まれる。吉田竜夫(1932年 - 1977年)、吉田健二(1935年 - )、九里一平(1940年 - )の三兄弟、辻なおき(1935年 - 1997年)、木村光久(1930年 - 1996年)らとは京都時代からの仲間である[2]。梶原一騎の作による『冒険王』での吉田竜夫の連載絵物語『少年プロレス王 鉄腕リキヤ』(1955年 - 1957年)は、当初、湯浅に同誌編集部が連載を打診したものであったが、湯浅は自身の多忙のため、編集部に吉田を紹介した、という証言がある[3]

1960年代以降の活動・作品歴については不明である[1]

作品

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国立国会図書館蔵書を中心としたおもな作品の一覧である[1]

  • 『チャンピオン』、『少年画報』新年号 - 12月号連載、少年画報社、1955年1月 - 同年12月 - 絵物語
  • 『少年拳闘王』、『野球少年』所収、芳文社、1955年 - 絵物語
  • 『恐怖の暗黒街』、伊勢駒鳥、『痛快ブック』2月号、芳文社、1955年2月 - 挿画
  • 『少年チャンピオン』、『冒険王』8月号(第7巻第8号)別冊付録、秋田書店、1955年8月1日発行 - 絵物語
  • 『ブラックタイガー』、作久米みのる、『痛快ブック』所収、芳文社、1950年代 - 絵物語
  • 『黒帯小天狗』、作梶原一騎、『ぼくら』臨時増刊号掲載、講談社、1956年 - 絵物語
  • 『ピストン八郎』、『おもしろブック』1月号、集英社、1956年1月発行 - 絵物語
  • 『鉄腕ニッポン』、『おもしろブック』新年増刊号、集英社、1956年1月1日発行 - 絵物語
  • 『竜虎二少年』、作梶原一騎、『おもしろブック』新年増刊号、集英社、1956年1月1日発行 - 絵物語
  • 『日本の虎』、作梶原一騎、『少年画報』新年号 - 12月号連載、少年画報社、1956年1月 - 同年12月 - 絵物語
  • 『風雲講道館 嵐の大菩薩峠編』、原作梶原一騎、『おもしろブック』2月号(第8巻第3号)別冊付録、集英社、1956年2月1日発行 - 画
  • 『風雲講道館』、原作梶原一騎、『おもしろブック』2月号(第8巻第3号) - 7月号(第8巻第8号)連載、集英社、1956年2月1日 - 同年7月1日 - 画
  • 『猛牛対空手王の決闘』、作梶原一騎、『少年画報』1月号掲載、少年画報社、1957年1月 - 絵物語
  • 『柔道ニッポン』、高森朝雄(梶原一騎)、『痛快ブック』4月号、芳文社、1957年4月 - 挿画
  • 『ふしぎだ・はてな? 4年 上』、監修石島渉、編著腰山太刀男、理科・社会科学習文庫、高橋書店、1959年 - 画
  • 『ふしぎだ・はてな? 5年 上』、監修石島渉、編著腰山太刀男、理科・社会科学習文庫、高橋書店、1959年 - 画
  • 『ふしぎだ・はてな? 4年 下』、監修石島渉、編著腰山太刀男、理科・社会科学習文庫、高橋書店、1959年 - 画
  • 『ふしぎだ・はてな? 3年 下』、監修石島渉、編著腰山太刀男、理科・社会科学習文庫、高橋書店、1959年 - 画

脚注

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  1. ^ a b c 湯浅, 利八国立国会図書館、2012年11月5日閲覧。
  2. ^ 竹内、p.4.
  3. ^ 斎藤、p.147.

参考文献

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関連事項

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外部リンク

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