久米穣
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久米 穣(くめ みのる、1931年 - 2006年1月)は、日本の児童文学者、翻訳家、漫画原作者、脚本家。
人物
[編集]久米元一の子として神奈川県鎌倉市に生まれる。文化学院文科卒業。主として児童文学の創作、再話を行い、シャーロック・ホームズシリーズや「怪盗ルパン」シリーズの少年向け翻訳も手がけた。漫画原作も多い。2001年日本児童文芸家協会特別賞を受賞。
久米みのる名義での執筆も存在する。
著書
[編集]- 『マッハ三四郎』(講談社) 1960 - 1961
- 『競走自動車』(少年画報社、少年文庫) 1963
- 『きえる快速車』(曙出版) 1963
- 『戦うケネディ』(講談社、少年少女世界の名著) 1966
- 『スピードへの挑戦』(偕成社、少年少女世界のノンフィクション) 1968
- 『かえるの王さま』(偕成社、こども絵文庫) 1971
- 『アフリカ大陸横断』(集英社、ジュニア版世界の冒険) 1971
- 『へんしんバットのひみつ』(岩崎書店、あたらしいSF童話) 1985.4
- 『ベーブ=ルース』(講談社、少年少女伝記文学館) 1989.1
- 『ヘレン・ケラー』(小学館、新訂版オールカラー世界の伝記) 1993.5
翻訳・再話
[編集]- 『きのこ星たんけん』(The Wonderful Flight to the Mushroom Planet、カメロン(Eleanor Cameron)、講談社、現代児童名作全集2) 1957
- 『大平原の名犬』(バレンタイン(Robert Ballantyne)、偕成社、名作冒険全集13) 1957
- 『恐怖の月爆弾』(Peter and the Moon Bomb、モグリッジ(Stephen Mogridge)、講談社、少年少女世界科学冒険全集24) 1957
- 『百万ドル真珠事件』(ビガーズ(E. D. Biggers)、講談社、少年少女世界探偵小説全集14) 1958
- 『まほうのボール』(The Magic Ball from Mars、バイミラー(C. L. Bimiller)、講談社、現代児童名作全集11) 1958
- 『魔の透明犯人』(ガストン・ルルー、講談社、少年少女世界探偵小説全集23) 1959
- 『ふしぎの国のアリス』(ルイス・キャロル、偕成社) 1960
- 『慧星旅行』(Hector servadac、ベルヌ、偕成社、世界科学・探偵小説全集17) 1964
- 『彗星飛行』(Hector servadac、ベルヌ、偕成社) 1964
- 『鍵のない家』(The House Without a Key、ビガース、偕成社、世界推理・科学名作全集19) 1964
- 『冒険船長オズボーン / ヨット世界の海をゆく』(オズボーン(Dod Orsborne) / スローカム(Joshua Slocum)、偕成社、少年少女世界のノンフィクション15) 1966
- 『とうめい人間』(ウエルズ、偕成社、SF名作シリーズ4) 1967
- 『赤毛の悪魔』(フィルポッツ、ポプラ社、ジュニア世界ミステリー17) 1968
- 『謎の空中戦艦』(Maître du monde、ベルヌ、偕成社、ベルヌ名作全集5) 1968
- 『恐竜物語』(アンドリュース、講談社、世界の名作図書館49) 1968
- 『悲劇の少女アンネ』(シュナーベル(Ernst Schnabel)、偕成社、少年少女世界のノンフィクション23) 1968、のち『少女アンネ - その足跡』(偕成社文庫) 1978
- 『地球爆発』(ワイリー、バルマー、偕成社、SF名作シリーズ16) 1968
- 『宇宙っ子マーチン』(スロボトキン(Louis Slobodkin)、偕成社、世界のこどもエスエフ) 1969
- 『空とぶ怪じゅう』(At the Earth's Core、バローズ、偕成社、名作アニメート絵話17) 1969
- 『わたしは死にたくない』(アーノシー(Christine Arnothy)、偕成社、世界のこどもノンフィクション4) 1969
- 『ほら男爵の冒険』(ミュンヒハウゼン、集英社、少年少女世界の名作25) 1969
- 『宇宙船ビーグル号の航海』(ボークト、集英社、ジュニア版世界のSF10) 1969
- 『消えた大統領』(The President Vanishes、スタウト、偕成社、世界探偵名作シリーズ10) 1970
- 『野生のピッパと暮して 猛獣チータを育てた愛の物語』(アダムスン、偕成社、少年少女世界のノンフィクション29) 1971
- 『惑星からきた少年』(Down to Earth、パトリシア・ライトソン、あかね書房、少年少女世界SF文学全集5) 1971
- 『恐竜をもとめて』(アンドリュース、講談社、少年少女講談社文庫) 1972
- 『ふしぎ博士のふしぎな発明』(ド・フリース(Leonard de Vries)、講談社、少年少女講談社文庫) 1972
- 『黒ねこ』(E・A・ポー、朝日ソノラマ、少年少女世界恐怖小説) 1972
- 『ああ無情』(ユーゴー、金の星社、こども世界の名作) 1972
- 『野性のガラヤカ』(Gara-Yaka、バラディ(Desmond Varaday)、集英社、世界の動物名作25) 1972
- 『101匹わんちゃん大冒険』(ドディー・スミス(Dodie Smith)、講談社) 1972
- 『マルタの鷹』(ハメット、集英社、ジュニア版世界の推理) 1972
- 『宇宙戦争』(ウェルズ、集英社、母と子の名作文学42) 1973
- 『魔境アマゾン』(Amazon Adventure、ウイラード・プライス、集英社、ハルとロジャーの冒険大作戦1) 1973
- 『図鑑 世界の戦車』(アルミン・ハレ, カルロ=デマン、講談社、少年少女講談社文庫) 1974
- 『なぞの038事件』(There Was an Old Woman、エラリー・クイーン、あかね書房、推理・探偵傑作シリーズ20) 1974:『靴に棲む老婆』のジュブナイル
- 『チモレオンの世界りょこう』 全5巻(ジャック・ガラン、金の星社) 1974
- 『チモレオン ヨーロッパへ行く』
- 『チモレオン アフリカへ行く』
- 『チモレオン オセアニアへ行く』
- 『チモレオン アメリカへ行く』
- 『チモレオン アジアへ行く』
- 『人食い島横断』(Cannibal Adventure、ウイラード・プライス、集英社、ハルとロジャーの冒険大作戦12) 1974
- 『ジャミーとアワジンのバレンランド脱出作戦』(ファーレイ・モウワット、評論社) 1974
- 『ロミオとジュリエット』(ラム、集英社、ジュニア版世界の文学2) 1974
- 『バイキング墓の宝』(ファーレイ・モワット、評論社、児童図書館・文学の部屋) 1976.2
- 『スポック博士のしつけ教育』(ベンジャミン・スポック、講談社) 1977.7
- 『フォックス・ホール - 真夜中にただひとり』(アイバン・サウスオール、評論社) 1977.9
- 『ゆかいなノディー』(エニッド=ブライトン、講談社) 1976 - 1977
- 『バグジー・マローン - ダウンタウン物語』(アラン・パーカー、評論社、児童図書館・文学の部屋) 1977.1
- 『深海の恐竜』(Undersea Fleet、フレデリック・ポール、ジャック・ウィリアムスン、角川文庫) 1978.2
- 『スキャリーおじさんのルック・ブック・シリーズ』(リチャード・スキャリー(Richard Scarry)、集英社) 1979.4
- 『トムくんの絵本』1 - 10(アラン=グレー、講談社) 1979
- 『こんにちはババールいっか』(ローラン・ド・ブリュノフ、講談社、講談社のピクチュアブック) 1979.7
- 『きれいないろってなあに』(アリス&マーチン=プロベンセン、講談社、講談社のピクチュアブック) 1979.9
- 『スポック博士の育児相談』(ベンジャミン・スポック、講談社) 1979.11
- 『バレエシューズ』(ストレットフィールド(Mary Noel Streatfeild)、偕成社、マスコットブックス) 1980.1
- 『スポック博士のしつけ教育 子供の幸せを願う父母に』(ベンジャミン・スポック、講談社、オレンジバックス) 1981.3
- 『アンネの日記 ドラマ』(アンネ=フランク、アルバート&フランセス=G.ハケット脚色、講談社) 1981.5
- 『ふしぎなくるまムクムク』(ジョン・シェリダン、金の星社) 1981
- 『ロビンソン=クルーソー』(デフォー、講談社、世界の名作) 1982.12
- 『トロン エレクトロ戦士トロンの冒険 コンピューター・ゲームSF』(ブリアン・デイリー、講談社) 1982.9
- 『風船をとばせ!』(Let the Balloon Go、アイバン・サウスオール、評論社、児童図書館・文学の部屋) 1982.9
- 『黒馬物語』(アンナ=スウエル、講談社、世界の名作) 1984.2
- 『ジェニーの幸せさがし』(エリザベス・マッキンタイアー(Elisabeth MacIntyre)、集英社文庫コバルトY.A.シリーズ) 1984.9
- 『ロマンス小説の書き方』(ヘレン・S・バーンハート、池田志都雄共訳、講談社) 1984.11
- 『ひとときのヒーロー』(The Once in a While Hero、C・アドラー(Carole S. Adler)、金の星社、文学の扉) 1985.9
- 『サーカスは夜の森で』(ヴィヴィアン・アルコック(Vivien Alcock)、あかね書房、あかね世界の文学シリーズ) 1986.12
- 『ちょきんのすきなぞうさん』(W・ブリッジス(William Bridges)、ポプラ社、ポプラ社の世界どうわの本) 1986.4
- 『にじの森のモーケーとポーキー』(フナイ・マモル、岩崎書店、あたらしい世界の童話) 1986.10
- 『木箱にのった漂流』(アラン・ベイリー(Allan Baillie)、文研出版、文研じゅべにーる) 1986.9
- 『おしゃまな少女の夢みるデート』(H・デービーズ(Hunter Davies)、ポプラ社、ポプラ社文庫) 1987.3
- 『カリフォルニア少年探偵団 - 金庫館の秘密』(ロバート・アーサー(Robert Arthur)、偕成社、スーパーブックス) 1987.7
- 『おしゃまな少女の人生相談』(H・デービーズ、ポプラ社、ポプラ社文庫) 1987.8
- 『カリフォルニア少年探偵団 - もえる目の秘密』(ロバート・アーサー、偕成社、スーパーブックス) 1987.9
- 『トーマスはトラの先生さ』(ロバート・フローマン(Robert Froman)、岩崎書店、あたらしい世界の童話) 1987.11
- 『カリフォルニア少年探偵団 - ちぢむ家の秘密』(W・アーデン(William Arden)、偕成社、スーパーブックス) 1987.6
- 『おしゃまな少女のバレリーナ』(H・デービーズ、ポプラ社文庫) 1988.1
- 『テディ・ベアものがたり 大統領の名前をもらった子ぐまの話』(The First Teddy Bear、ヘレン・ケイ(Helen Kay)、偕成社、わたしのノンフィクション) 1988.10
- 『おさげの少女はすてきなバレリーナ』(S・ハンプシャー(Susan Hampshire)、ポプラ社、ポプラ社文庫) 1988.11
- 『トニーが消えた日』(On My Honor、マリアン・D・バウアー(Marion Dane Bauer)、佑学社) 1989.10
- 『知られたらどうしよう?』(What If They Knew、P・ハーミス(Patricia Hermes)、文研出版、文研じゅべにーる) 1989.4
- 『ディック・トレイシー』(A・L・シンガー(A. L. Singer)、講談社、講談社X文庫) 1990.11
- 『カタログ注文できた弟』(ジョイス・マクドナルド(Joyce McDonald)、文研出版、文研じゅべにーる) 1991.6
- 『ぼくたちの宝島』(C・アドラー、金の星社、新・文学の扉) 1991.11
- 『愛犬ボタンはぼくの耳 聴導犬ものがたり』(リンダ・イェトマン(Linda Yeatman)、偕成社) 1991.10
- 『ヒロシマから帰った兄』(Rain of Fire、マリアン・D・バウアー、佑学社) 1992.7
- 『壁のむこうの街』(ha-I bi-Rehov ha-tsiporim、ウリ・オルレブ(Uri Orlev)、偕成社) 1993.3
- 『愛と悲しみの12歳』(I Should Have Listened to Moon、エリザベス・ダイヤーク(Elisabeth Dyjak)、文研出版、文研じゅべにーる) 1994.9
- 『三銃士』(アレクサンドル・デュマ、集英社、子どものための世界文学の森) 1995.3
- 『ねこのパーキンスのおみやげ 目の不自由な子とねこの話』(リンダ・イェトマン、偕成社) 1996.5
- 『クジラの歌がきこえる』(Where the Whales Sing、ビクター・ケラハー(Victor Kelleher)、金の星社、ときめき文学館) 1996.12
- 『魔法の贈りもの 砂の上の小さな恋』(C・アドラー、金の星社、ときめき文学館) 1998.12
- 『運命のオーディション』(スーザン・シュリーブ(Susan Richards Shreve)、文研出版、文研じゅべにーる) 1999.3
- 『テディベアの夜に』(The Cuckoo Sister、ヴィヴィアン・アルコック、金の星社) 2000.12
- 『スープ』(Soup、ロバート・ニュートン・ペック、金の星社、スープ・シリーズ) 2001.12
- 『スープを会長に! 恋の選挙戦』(ロバート・ニュートン・ペック、金の星社、スープ・シリーズ) 2002.9
- 『犬ぞりの少年』(Stone Fox、ジョン・レイノルズ・ガーディナー(John Reynolds Gardiner)、文研出版) 2004.9
アガサ・クリスティ
[編集]- 『恐怖の四巨人』(クリスチー、講談社、少年少女世界探偵小説全集3) 1957
- 『血ぬられた花嫁』(A・クリスティ、ポプラ社、ポプラ社文庫、怪奇・推理シリーズ) 1988.3
- 「血ぬられた花嫁」「屋根裏の足音」「翼のまねき」「最後の降霊会」「のろいの大釘」
- 『赤い水着の殺人鬼』(A・クリスティ、ポプラ社、ポプラ社文庫、怪奇・推理シリーズ) 1988.7
- 「赤い水着の殺人鬼」「月光の魔女」「呪いの墓」「まぼろしの貴婦人」「夜歩く人形」
- 『灰色猫の謎』(The Strange Case of Sir Arthur Carmichael、アガサ・クリスティ、ポプラ社、ポプラ社文庫、クリスティ怪奇館1) 1987.5
- 「灰色猫の謎」「闇夜の呼び声」「幽霊のS.O.S」「青いつぼの秘密」
モーリス・ルブラン
[編集]- 『怪盗ルパン』(モーリス・ルブラン、講談社、世界の名作19) 1965
- 『ルパン対名探偵』(モーリス・ルブラン、偕成社、怪盗ルパン選集9) 1969
- 『水晶の眼』(モーリス・ルブラン、偕成社、怪盗ルパン選集4) 1969
- 『死神屋敷』(モーリス・ルブラン、偕成社、怪盗ルパン選集8) 1970
- 『怪盗ルパン 二十一の宝石』(ルブラン、講談社、名作選怪盗ルパン7) 1972、のち青い鳥文庫
- 『奇怪な古城』(ルブラン、講談社、名作選怪盗ルパン8) 1973
- 『地底の皇帝』(ルブラン、講談社、名作選怪盗ルパン10) 1973、のち青い鳥文庫
- 『怪盗ルパン 真犯人を追え!』(モーリス・ルブラン、講談社、青い鳥文庫) 1995.2
- 『怪盗ルパン 奇岩城』(モーリス・ルブラン、講談社、青い鳥文庫) 1997.9
- 『怪盗ルパン 赤い絹のスカーフ』(モーリス・ルブラン、講談社、青い鳥文庫) 1999.10
アーサー・コナン・ドイル
[編集]- 『踊る人形の秘密』(ドイル、偕成社、名探偵ホームズ17) 1967
- 『まぼろしの王妃』(ドイル、偕成社、名探偵ホームズ20) 1967
- 『恐竜の世界』(コナン・ドイル、岩崎書店、エスエフ世界の名作13) 1967
- 『ボスコム谷の怪事件』(ドイル、講談社、名作選名探偵ホームズ7) 1972
- 『四本指の技師』(ドイル、講談社、名作選名探偵ホームズ8) 1972
- 『恐怖の谷』(ドイル、集英社、名探偵シャーロック・ホームズ7) 1973
- 『黄色い顔』(ドイル、集英社、名探偵シャーロック・ホームズ9) 1973
- 『怪盗ホームズ』(ドイル、集英社、名探偵シャーロック・ホームズ10) 1973
- 『人形文字の秘密』(ドイル、集英社、名探偵シャーロック・ホームズ11) 1973
- 『古城の怪宝』(コナン・ドイル、小学館、名探偵ホームズ全集4) 1973
- 『ねらわれた男』(コナン・ドイル、小学館、名探偵ホームズ全集10) 1973
- 『消えた名選手』(コナン・ドイル、小学館、名探偵ホームズ全集14) 1973
- 『ぶな屋敷の怪事件』(コナン・ドイル、フレーベル館、ミステリー劇場) 1996.12
- 『六つのナポレオン』(コナン・ドイル、フレーベル館、ミステリー劇場) 1997.3
- 『ロスト・ワールド』(コナン・ドイル、岩崎書店、冒険ファンタジー名作選1) 2003.10
ヘーゼル・タウンスン
[編集]- 『ねらわれた王女』(ヘーゼル・タウンスン(Hasel Townson)、フレーベル館、レニーとジェイク) 1985.11
- 『スクールジャック事件』(ヘーゼル・タウンスン、フレーベル館、レニーとジェイク) 1986.1
- 『おばあちゃんをさがせ!』(ヘーゼル・タウンスン、フレーベル館、レニーとジェイク) 1986.2
- 『ゆうれいきっさてん』(ヘーゼル・タウンスン、フレーベル館、レニーとジェイク) 1986.3
漫画原作
[編集]- 『タップタップのぼうけん』(作画:藤子不二雄)
- 『きえる快速車』(作画:藤子不二雄)
- 『ロケットけんちゃん(小学2年生版のみ)』(作画:藤子不二雄)
- 『少年社長』(作画:笹川ひろし)
- 『少年スピード王』(作画:九里一平)
- 『ゼロバイ』(作画:山崎まさる)
- 『東京Zマン』(作画:桑田次郎)
- 『マッハ三四郎』(作画:九里一平)
- 『ミサイルマン マミー』(作画:一峰大二)
- 『名犬タンタン』(作画:藤子不二雄)
- 『ロケット五郎』(作画:藤子不二雄)
- 『ロボット長島』(作画:貝塚ひろし)
脚注
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参考文献
[編集]- 著書掲載略歴