コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

湘南シーサイドカントリー倶楽部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湘南シーサイドカントリー倶楽部
Shonan Seaside Country Club
湘南シーサイドカントリー倶楽部
湘南シーサイドカントリー俱楽部の空中写真。
2019年6月17日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
神奈川県茅ヶ崎市中島1567番地
座標: 北緯35度19分28.47秒 東経139度22分28.86秒 / 北緯35.3245750度 東経139.3746833度 / 35.3245750; 139.3746833
概要
開業 1967年昭和42年)9月24日
運営 メンバーシップコース
設計 平田 龍雄・小野 光一
運営者 湘南シーサイド開発株式会社
コース

OUT Course IN Course
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 577 1 4 409
2 5 439 2 4 341
3 4 285 3 4 307
4 4 427 4 3 117
5 3 182 5 5 548
6 4 392 6 5 438
7 3 135 7 3 191
8 5 556 8 3 185
9 3 168 9 5 474
36 3161 36 3010

その他
公式サイト 湘南シーサイドカントリー倶楽部
テンプレートを表示

湘南シーサイドカントリー倶楽部(しょうなんシーサイドカントリーくらぶ)は、神奈川県茅ヶ崎市中島に広がるゴルフ場である。

概要

[編集]

「湘南シーサイドカントリー倶楽部」は、1964年昭和39年)、神奈川県平塚市の平田龍雄が、神奈川県茅ヶ崎市中島でゴルフ練習場「湘南シーサイド練習場」を開業したことに始まる[1]。ゴルフ練習場は、国道134号線相模川に架かる湘南大橋の下に造られた[1]。昭和39年、アジア初の、1964年東京オリンピックが開催され、相模川河川敷砂利の乱堀が盛んに行われ、その跡は放置されていた[1]

平田龍雄は、相模川河川敷を買い上げ、18ホールのゴルフ場を開場することが夢だった[1]1967年(昭和42年)11月19日、コース設計は平田龍雄自身と小野光一の共同で行い、地元出身の河野謙三テープカットで「湘南シーサイドカントリー倶楽部」9ホールが仮開場した[1]1969年(昭和44年)7月25日、18ホールのゴルフ場が開場された[1]

1970年(昭和45年)、コースの10番、11番、12番ホール、クラブハウス、駐車場など、神奈川県から接収命令が出た、「下水道終末処理場用地」に決定された[1]。県との交渉、代替地の決定、コースの組み換え工事などが進められた[1]1984年(昭和59年)11月、県の「相模原流域下水道左岸処理場」の建設工事が完成した[1]1985年(昭和60年)2月1日、全ての問題を解決し、新しい1番、8番、9番ホール、クラブハウスがオープンした[1]

湘南シーサイドカントリー倶楽部は、相模川河口に立地するシーサイドコースで、松林がコースをセパレートし難易度も高い。コース面積は広くないが全体的にフラットなコースである[2][3]

所在地

[編集]

〒253-0073 神奈川県茅ヶ崎市中島1567番地

コース情報

[編集]
  • 開場日 - 1967年年9月24日
  • 設計者 - 平田 龍雄・小野 光一
  • 面積 - 660,000m2(約19.9万坪)
  • コースタイプ - シーサイドコース
  • コース - 6,171ヤード、18ホールズ、パー72、コースレート OUT69.6、IN68.9
  • グリーン - 2グリーン、コウライ、ベント(ペンクロス)
  • フェアウェイ - コーライ
  • ラフ - コーライ
  • ハザード - バンカー71、池が絡むホール8
  • プレースタイル - 乗用カート(5人乗り)リモコン式、キャディ付き
  • 練習場 - 105打席 250ヤード
  • 休場日 - 年中無休(1月1日、8月31日のみ休み)[2][3]

クラブ情報

[編集]
  • ハウス面積 - 6,140m2(1,857.3坪)
  • ハウス設計 - 株式会社 久米設計
  • ハウス施工 - 大成建設 株式会社

交通アクセス

[編集]

エピソード

[編集]
  • 昔、神奈川県平塚市にインドアゴルフ練習場があり、「湘南ゴルフ会」という集まりで「富士国際ゴルフ倶楽部」の300ヤードをパーシモンで1オンした者がいた、その男は平田龍雄だった[5]
  • 「湘南シーサイドカントリー倶楽部」の常連客の一人に、ユーモア作家の鹿島孝二がいた、彼は湘南ゴルフ族を湘南滑稽譚風に描いて、ゴルフ場の人気がさらに広まったという[5]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「湘南シーサイドカントリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月6日閲覧
  2. ^ a b 「湘南シーサイドカントリー倶楽部」、倶楽部情報、2020年6月28日閲覧
  3. ^ a b 「湘南シーサイドカントリー倶楽部」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2020年6月28日閲覧
  4. ^ 「湘南シーサイドカントリー倶楽部」、アクセス、2020年6月28日閲覧
  5. ^ a b 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「湘南シーサイドカントリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月6日

関連文献

[編集]
  • 『ゴルフ場ガイド 東版』2006-2007、「湘南シーサイドカントリー倶楽部(神奈川県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2020年6月28日
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「湘南シーサイドカントリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年6月28日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]