渡邊賢司
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渡邊 賢司(わたなべ けんじ、1962年 - )は、 日本の材料工学者。国立研究開発法人物質・材料研究機構特命研究員[1]。
経歴
[編集]山梨県富士吉田市出身[2]。1985年静岡大学理学部卒業[3][4]。1990年北海道大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学[3][4]、沖電気工業入社[4][3]。同年理学博士[5]。1994年から旧・科学技術庁無機材質研究所(NIRIM)(現物質・材料研究機構)に所属[4][3]。物質・材料研究機構機能性材料研究拠点電気・電子機能分野電子セラミックスグループ主席研究員を経て、2023年物質・材料研究機構電子・光機能材料研究センター特命研究員、物質・材料研究機構電子・光機能材料研究センター光学材料分野半導体欠陥制御グループNIMS招聘研究員[6]。
専門は半導体物理工学で[3]、谷口尚と共同で、六方晶窒化ホウ素の高純度化技術の開発に取り組む[7]。2017年文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)。2022年クラリベイト引用栄誉賞受賞。2023年ジェームス・C・マックグラディ新材料賞[3]、市村学術賞貢献賞[8]、茨城県表彰特別功労賞表彰受賞[9]。日本物理学会、応用物理学会会員[3]。
脚注
[編集]- ^ 渡邊(A01)が2022年クラリベイト引用栄誉賞を受賞しました物質・材料研究機構
- ^ 世界的研究者の少年時代は山梨日日新聞2022年12月21日
- ^ a b c d e f g Kenji Watanabe National Institute for Materials Science
- ^ a b c d グラフェンデバイス用六方晶窒化ホウ素単結晶NIMS NOW 2014 January-February
- ^ Resonant phenomena of hyper-Raman scattering in TiO[2 crystal]
- ^ 渡邊 賢司 (WATANABE, Kenji) 0000-0003-3701-8119 電子・光機能材料研究センター 特命研究員 電子・光機能材料研究センター 光学材料分野 半導体欠陥制御グループ NIMS招聘研究員物質・材料研究機
- ^ 2022年の「クラリベイト引用栄誉賞」受賞者を発表Clarivate
- ^ 第55回概要
- ^ 茨城県「令和5年度茨城県表彰 特別功労賞表彰」を谷口尚フェロー、渡邊賢司 特命研究員の2名が受賞物質材料研究機構