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渚橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渚橋(1967年)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岐阜県大野郡久々野町渚[1]
交差物件 飛騨川[1]
用途 道路橋
路線名 高山市道阿多粕渚線
管理者 高山市
開通 1967年昭和42年)[1]
座標 北緯35度59分23.6秒 東経137度16分29.1秒 / 北緯35.989889度 東経137.274750度 / 35.989889; 137.274750 (渚橋)
構造諸元
形式 桁橋
材料
全長 161.00 m
7.0 m
最大支間長 60.00 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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渚橋(1948年)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岐阜県大野郡久々野町渚[1]
交差物件 飛騨川[1]
路線名 岐阜県道1号岐阜富山線
竣工 1948年(昭和23年)3月[2]
構造諸元
形式 組立式トラス橋
最大支間長 35 m[2]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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渚橋(なぎさばし)は、岐阜県高山市久々野町渚で飛騨川を渡る高山市道阿多粕渚線の道路である[1]

概要

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1948年(昭和23年)に架橋された渚橋は、終戦直後の資材不足から、大日本帝国陸軍の在庫となったJKTトラス橋[注 1]を活用し、全国に十橋ほど架橋されたうちの1橋である[1]木橋から架け替えであった[1]

その後、国道41号の一次改築として、建設省により鋼2径間連続箱桁橋および鋼2径間連続鈑桁橋からなる新橋に架け替えられた[3]

その後、事前通行規制の回避や防災対策として本橋を含む区間をバイパスする事業化された国道41号阿多粕改良(小坂久々野バイパス)が2013年平成25年)11月2日に供用されたことに伴って2015年(平成27年)4月1日に高山市道阿多粕渚線に移管された[4][5]

脚注

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注釈

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  1. ^ 戦地における応急架橋用に開発された重構桁橋梁[2]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 紅林章央「ぎふ名橋ものがたり 渚橋」『中日新聞』中日新聞社、愛知、2020年12月1日、第28043号、19面、岐阜県版、全国書誌番号:00062088
  2. ^ a b c 進藤義郎、葛西章、今尚之、佐藤馨一「北海道の現存事例による重構桁 (JKT) 橋梁の特徴に関する研究」(PDF)『土木史研究』第22巻、土木学会、東京、2002年5月15日、247-256頁、doi:10.2208/journalhs1990.22.247ISSN 09167293全国書誌番号:000838092020年12月5日閲覧 
  3. ^ 建設省中部地方建設局高山国道工事事務所 1980.
  4. ^ 国道41号阿多粕改良(小坂久々野バイパス)”. 国土交通省中部地方整備局高山国道事務所. 2020年12月8日閲覧。
  5. ^ 4月1日より路線の名称と窓口が変わります。〜国道41号の一部区間〜” (PDF). 国土交通省中部地方整備局高山国道事務所・下呂市高山市 (2015年3月26日). 2020年12月8日閲覧。

参考文献

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  • 建設省中部地方建設局高山国道工事事務所『高山国道20年のあゆみ』建設省中部地方建設局高山国道工事事務所、1980年3月。