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渋谷龍吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

渋谷 龍吉(しぶや りゅうきち、1907年5月-1995年)は、第二次世界大戦以前から活躍していた日本の広告写真商業写真系統の写真家。「渋谷竜吉」と記載されることもある。

経歴

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  • 山梨県生まれ。
  • 1922年、写真師・喜多川秀男(所沢・喜多川写真館)に写真を学ぶ
  • 1927年-30年、日本写真工業株式会社勤務(写真乳剤技師として)
  • 1931年、「写真の家」開設(京橋)
  • 1934年、シブヤスタジオ開設(日本橋)
  • 1936年、第一回朝日広告賞・特選一等(「レートクレーム」)
  • 1940年、渋谷龍吉創作美術写真展
  • 1954年、渋谷龍吉美術写真展(東京大丸)
  • 他、写真展多数
  • 1995年、東京にて没

関連する展覧会

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  • 日本の写真 : 内なるかたち・外なるかたち:第1部 渡来から1945年まで(東京都写真美術館、1996年)
    • 展示された作品は、cat. No. 51「朝の門出」(1930s、360mm×263mm、ゼラチン・シルバー・プリント、展覧会カタログ87ページに図版掲載)
  • 「日本の写真1930年代」展(神奈川県立近代美術館、1988年)
    • 展示された作品は、以下の4点(すべて展覧会カタログに図版が掲載されている。サイズの単位はcm)
      • cat. no. 148:原節子(1937年、37.3 x33.2、ゼラチン・シルバー・プリント)
      • cat. no. 149:巖本真理(c1938年、27.2x25.0、ゼラチン・シルバー・プリント)
      • cat. no. 150:味のもと(c1938年、24.5x30.4、ゼラチン・シルバー・プリント)
      • cat. no. 151:東京セロハン(c1940年、30.5x25.4、ゼラチン・シルバー・プリント)
  • アーティストの風貌 横浜市美術館収蔵作品展(横浜高島屋、1987年)
  • 大規模な回顧展は2012年現在開催されていない。

参考文献

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  • 日本写真家事典(執筆・監修=東京都写真美術館淡交社2000年)166ページ
    • 作品「愛のテレホン」(制作年不詳)の写真図版が掲載されている。
  • 日本の写真家・近代写真史を彩った人と伝記・作品集目録(東京都写真美術館・監修、編集・発行・日外アソシエーツ2005年)208ページ
  • 渋谷竜吉の仕事: 1938-1991(MPC事務局、1991年):250ページ程度の大部の本
  • 商業写真: 着想・表現・技術(渋谷龍吉・著、日本教学出版、1957年)
  • 上記3展覧会の展覧会図録