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清水杜氏彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清水 杜氏彦しみず としひこ
誕生 1985年????
日本の旗 日本群馬県前橋市
職業 推理作家
言語 日本語
最終学歴 千葉大学大学院工学研究科
活動期間 2015年 -
ジャンル 推理小説
主な受賞歴 小説推理新人賞(2015年)
アガサ・クリスティー賞(2015年)
デビュー作 「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」(2015年)
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(しみず としひこ、1985年 -)は、日本推理作家群馬県前橋市出身[1]千葉県在住。千葉大学大学院工学研究科修了。

経歴

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2015年、「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」で第37回小説推理新人賞双葉社主催、選考委員:小池真理子真保裕一貫井徳郎)を受賞。同年、青春ミステリー「うそつき、うそつき」で第5回アガサ・クリスティー賞早川書房・早川清文学振興財団主催、選考委員:東直己北上次郎鴻巣友季子清水直樹)を受賞[2][3]。同作について、文芸評論家の池上冬樹は、「実によく細部まで緻密に作り込まれている。凝った構成の数々が最後のほうで、しっかり回収されており、青春・家族・恋愛小説としても輝きをもつのが見事」と評価している[4]

作品

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単行本

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  • 『うそつき、うそつき』(2015年11月、早川書房 / 2017年10月、ハヤカワ文庫JA
  • 『わすれて、わすれて』(2016年9月、早川書房)
  • 『少女モモのながい逃亡』(2020年11月、双葉社
  • 『予感(ある日、どこかのだれかから電話が)』(2022年6月、双葉社)

雑誌発表作品

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小説
  • 「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」(『小説推理』2015年8月号、双葉社
  • 「Eはどこに」(『小説推理』2015年12月号、双葉社)
  • 「おしゃれカフェ店長の悲劇」(『小説推理』2016年3月号、双葉社)
  • 「男女間におけるメッセージいろいろ」(『小説推理』2016年10月号、双葉社)
  • 「ハードラック、ハードラック」(『小説推理』2018年7月号、双葉社)
  • 「エリアD」(『ハヤカワミステリマガジン』2018年7月号、早川書房)
  • 「エリアQ」(『ハヤカワミステリマガジン』2018年9月号、早川書房)
  • 「エリア8」(『ハヤカワミステリマガジン』2019年3月号、早川書房)
  • 「養父と娘」(『小説推理』2019年9月号、双葉社)
  • 「少女モモのながい逃亡」(『小説推理』2020年7月号、8月号、双葉社)
  • 「エリア3」(『ハヤカワミステリマガジン』2021年5月号、早川書房)
  • 「真暗闇の殺人」(『小説推理』2021年11月号、双葉社)
  • 「エリア10」(『ハヤカワミステリマガジン』2022年11月号、早川書房)
  • 「広告小説A」(『小説推理』2023年2月号、双葉社)
  • 「瓶」(『小説推理』2023年12月号、双葉社)
エッセイ

脚注

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  1. ^ “清水さん(前橋出身)アガサ賞 早川書房、11月単行本化 ”. 上毛新聞ニュース. (2015年7月14日). オリジナルの2015年8月7日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/dNuzI 2022年8月22日閲覧。 
  2. ^ 第5回アガサ・クリスティー賞決定!”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房 (2015年7月13日). 2022年8月22日閲覧。
  3. ^ “第5回アガサ・クリスティー賞、清水杜氏彦『うそつき、うそつき』”. eBook USER (ITmedia). (2015年7月14日). https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1507/14/news037.html 2022年8月22日閲覧。 
  4. ^ 池上冬樹 (2015年12月6日). “うそつき、うそつき [著]清水杜氏彦”. BOOK.asahi.com. 朝日新聞社. 2016年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月22日閲覧。

関連項目

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