清水杜氏彦
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誕生 |
1985年??月??日 日本・群馬県前橋市 |
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職業 | 推理作家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 千葉大学大学院工学研究科 |
活動期間 | 2015年 - |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 |
小説推理新人賞(2015年) アガサ・クリスティー賞(2015年) |
デビュー作 | 「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」(2015年) |
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日本の推理作家。群馬県前橋市出身[1]。千葉県在住。千葉大学大学院工学研究科修了。
(しみず としひこ、1985年 -)は、経歴
[編集]2015年、「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」で第37回小説推理新人賞(双葉社主催、選考委員:小池真理子、真保裕一、貫井徳郎)を受賞。同年、青春ミステリー「うそつき、うそつき」で第5回アガサ・クリスティー賞(早川書房・早川清文学振興財団主催、選考委員:東直己、北上次郎、鴻巣友季子、清水直樹)を受賞[2][3]。同作について、文芸評論家の池上冬樹は、「実によく細部まで緻密に作り込まれている。凝った構成の数々が最後のほうで、しっかり回収されており、青春・家族・恋愛小説としても輝きをもつのが見事」と評価している[4]。
作品
[編集]単行本
[編集]- 『うそつき、うそつき』(2015年11月、早川書房 / 2017年10月、ハヤカワ文庫JA)
- 『わすれて、わすれて』(2016年9月、早川書房)
- 『少女モモのながい逃亡』(2020年11月、双葉社)
- 『予感(ある日、どこかのだれかから電話が)』(2022年6月、双葉社)
雑誌発表作品
[編集]- 小説
- 「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」(『小説推理』2015年8月号、双葉社)
- 「Eはどこに」(『小説推理』2015年12月号、双葉社)
- 「おしゃれカフェ店長の悲劇」(『小説推理』2016年3月号、双葉社)
- 「男女間におけるメッセージいろいろ」(『小説推理』2016年10月号、双葉社)
- 「ハードラック、ハードラック」(『小説推理』2018年7月号、双葉社)
- 「エリアD」(『ハヤカワミステリマガジン』2018年7月号、早川書房)
- 「エリアQ」(『ハヤカワミステリマガジン』2018年9月号、早川書房)
- 「エリア8」(『ハヤカワミステリマガジン』2019年3月号、早川書房)
- 「養父と娘」(『小説推理』2019年9月号、双葉社)
- 「少女モモのながい逃亡」(『小説推理』2020年7月号、8月号、双葉社)
- 「エリア3」(『ハヤカワミステリマガジン』2021年5月号、早川書房)
- 「真暗闇の殺人」(『小説推理』2021年11月号、双葉社)
- 「エリア10」(『ハヤカワミステリマガジン』2022年11月号、早川書房)
- 「広告小説A」(『小説推理』2023年2月号、双葉社)
- 「瓶」(『小説推理』2023年12月号、双葉社)
- エッセイ
- 「コタツという利器は僕みたいな人間をどんな感じに駄目にするか」(『別冊文藝春秋』322号(電子版6号)、2016年2月19日)
- 「ごまかせなかった男」(『月刊ジェイ・ノベル』2016年3月号、実業之日本社)
- 「特別料理」(『小説すばる』2016年3月号、集英社)
- 「忘れられない味」(『PONTOON』2016年6月号、幻冬舎)
脚注
[編集]- ^ “清水さん(前橋出身)アガサ賞 早川書房、11月単行本化 ”. 上毛新聞ニュース. (2015年7月14日). オリジナルの2015年8月7日時点におけるアーカイブ。 2022年8月22日閲覧。
- ^ “第5回アガサ・クリスティー賞決定!”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房 (2015年7月13日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “第5回アガサ・クリスティー賞、清水杜氏彦『うそつき、うそつき』”. eBook USER (ITmedia). (2015年7月14日) 2022年8月22日閲覧。
- ^ 池上冬樹 (2015年12月6日). “うそつき、うそつき [著]清水杜氏彦”. BOOK.asahi.com. 朝日新聞社. 2016年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月22日閲覧。