海外ウラン資源開発
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒105-0011 東京都港区芝公園二丁目6番15号 黒龍芝公園ビル3階 |
設立 | 1970年(昭和45年)5月15日 |
法人番号 | 9010401007007 |
事業内容 | 海外における核原料物質およびこれに関連する鉱物の調査、探鉱、開発ならびに生産物の購入および販売他 |
代表者 | 代表清算人浜井富生 |
資本金 | 66億円 |
発行済株式総数 | 1200万株 |
売上高 | 46億9300万円(2021年03月31日時点)[1] |
営業利益 | ▲17億4100万円(2021年03月31日時点)[1] |
経常利益 | ▲15億0700万円(2021年03月31日時点)[1] |
純利益 | ▲79億2100万円(2021年03月31日時点)[1] |
純資産 | 6300万円(2021年03月31日時点)[1] |
総資産 | 5億9800万円(2021年03月31日時点)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 東京電力11.18%、DOWAホールディングス8.49%、関西電力7.84%、中部電力6.53%、三菱マテリアル5.40%[2] |
外部リンク | http://www.ourd.co.jp/[リンク切れ] |
海外ウラン資源開発株式会社(かいがいうらんしげんかいはつ、英語名 " Overseas Uranium Resources Development Co., Ltd. " ; OURD)は、日本で消費される原子燃料をニジェールやカナダから開発輸入していた会社。 2021年(令和3年)9月30日株主総会の決議により解散した。
沿革
[編集]- 1970年 - 鉱山会社、電力会社等32社の出資により設立。フランス原子力庁(後にコジェマ社が継承)、ニジェール政府と共に、ニジェールのアクータ鉱床の探鉱開発に参加した。
- 1978年 - アクータ鉱山が生産を開始し、日本初の自主開発ウラン輸入を担った。
- 1991年 - カナダに全額出資の現地子会社 " OURD(Canada)Co., Ltd. " を設立、 動力炉・核燃料開発事業団からカナダ・ミッドウエスト鉱床の権利移転を受け、経営に参加。
- 1993年3月 - カナダ・マクリーンレイク鉱山経営に参加。
- 1999年6月 - マクリーンレイク鉱山が生産を開始。[3][4]
- 2021年9月30日 - 会社解散
批判
[編集]2002年に、" 9電力会社、核燃料メーカー、原発メーカーなどが出資して役員も派遣、役員は仕事をする訳でもなく名前だけで高給を取っている、これは核燃料代金として各電力会社が負担、即ち総括原価方式により、全部国民が支払っている家庭用電力料金に加算され、国民が電力料金で負担している "、との指摘がされた[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 海外ウラン資源開発株式会社 第51期決算公告
- ^ 会社プロフィール
- ^ 原子力百科事典ATOMICA日本のウラン探鉱の歴史 (16-03-04-02)
- ^ ミッドウエスト・マックリーンレイク両プロジェクト
- ^ 日本共産党吉井英勝オフィシャルホームページ「東電不正事件と日本の原子力行政の問題」 - 4ヵ月間の原発調査と国会論戦から、2002年12月25日