浦町 (青森市)
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浦町 | |
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北緯40度48分25.98秒 東経140度45分25.38秒 / 北緯40.8072167度 東経140.7570500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 青森市 |
人口 | |
• 合計 | 1,597人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
030-0842 |
市外局番 | 017[2] |
ナンバープレート | 青森 |
浦町(うらまち)は、青森市中心部からやや南よりの地域にある大字。かつては、青森市街地中心部を含んでいたが、住居表示実施により範囲は狭まった。
地理
[編集]大字浦町は、かつて、藩政時代の港町青森の南端から、大字浜田の手前までの広大な地域を占めていたが、現在、大字浦町として残っている部分は比較的狭い区域である。字 橋本が青森信号場の敷地内の限られた区域に、字 奥野が青い森鉄道線南側の、国道103号と青森県道27号青森浪岡線の間にある。
字 橋本は、北を中央、東を浦町字奥野、南を桂木、西を大野字北片岡に接する。
字 奥野については、北は青い森鉄道線をはさんで奥野、東は荒川(堤川)をはさんで筒井、南は大字浜田、西は国道103号をはさんで桂木・緑に接する。細い道路の多い住宅地であるが、西端は道路の向かい側の緑・青葉地区とともに小売店等が立ち並ぶ、観光通りの郊外型商業地の一角をなしている。
交通
[編集]域内に関係する道路は次の通り
- 国道103号 – 前述のとおり、沿道は商店が多い。
- 青森県道27号青森浪岡線 – 東端近くを通る。
かつては東北本線浦町駅が町内にあったが、線路の移設に伴い、1968年7月に廃止された。なお、その駅の跡地は、住居表示実施により、橋本、あるいは堤町となっている。
バス
[編集](国道103号)
- 青森市営バス
- 横内環状線
- 浜田環状線
- 学校教育センター線 など
- JRバス東北
- 横内線(八甲田大橋経由)
(青森県道27号青森浪岡線)
- JRバス東北
- 横内線(堤橋経由)
歴史
[編集]藩政時代から見える地名。津軽郡に属していた浦町村の領域であるが、一部は堤村・勝田村となっていた。小字には野脇・橋本・奥野が存在し、これらと同名の小字は堤・勝田両村にも存在した。ただし、堤村は1876(明治9)年頃、勝田はそれ以前に、浦町村に吸収されたとみられる。
- 1898年(明治22年) - 字 橋本・字 野脇が浦町村に属する。字 奥野は筒井村に属する。
- 1896年(明治30年) - 字 橋本・字 野脇が浦町村の合併により、青森町に属する。
- 1935年(昭和10年) - 字野脇の一部が松原町となる。
- 1936年(昭和11年) - 字橋本の一部が青森市横山町となる。
- 1955年(昭和30年) - 字 奥野は、筒井町(1957(昭和27)年に町制施行)の青森市への合併により、同市に属する。
- 1968年(昭和43年) - 青森市中部地区の住居表示実施により、字橋本・字野脇の各一部が本町一丁目・中央・橋本・堤町となる。
- 1970年(昭和45年) - 勝田地区の住居表示実施により、字野脇・字奥野の各一部が、中央四丁目・勝田・松原となる。
- 1991年(平成3年) - 奥野・幸畑地区の住居表示実施により、字奥野が奥野一~四丁目となる。
- 1996年(平成8年) - 青森市の奥野第一地区区画整理事業について、青森県知事から換地処分完了の公告が出されたのを受けて、町界・町名変更および地番整理が行われた。これに伴い、字奥野の一部が桂木・緑・青葉となった。
主な施設等
[編集]- 青森信号場 - 一部が字橋本・字奥野にかかる。
- 有料老人ホーム サニーライフ奥野
- おくのひがし公園
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店1985年) 「浦町」
脚注
[編集]- ^ 青森市 (2017年5月25日). “人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
外部リンク
[編集]奥野 | ||||
桂木・ 緑 | 筒井 | |||
(大字)浦町(字 奥野) | ||||
浜田 |