コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

北金沢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 青森県 > 青森市 > 北金沢
北金沢
北金沢の位置(青森県内)
北金沢
北金沢
町の位置
北緯40度49分8.55秒 東経140度43分55.46秒 / 北緯40.8190417度 東経140.7320722度 / 40.8190417; 140.7320722
日本の旗 日本
都道府県  青森県
市町村 青森市
地区 南地区
人口
2022年(令和4年)12月1日現在)[1]
 • 合計 3,565人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
030-8555[2]
市外局番 017[3]
ナンバープレート 青森
緯度・経度は北金沢公園の位置。

北金沢(きたかなざわ)は青森市の地名である。郵便番号は030-8555。

地理

[編集]

 青森市市街地のやや南寄りに位置する。北は古川、東は旭町、南は金沢、西は久須志・千冨町に接する。域内はほとんどすべてが住宅地であり、東西の幹線道路沿いは小さな商店街となっている。

歴史

[編集]

 北金沢の地名の由来は、かつての小字名である。

 現在の北金沢は、昭和初めまで東津軽郡大野村の大字大野字金沢に属していた[4]

 この地域は、青森市中心部に近いことから都市化が早くから進み、大正時代には一丁目全域と二丁目の東半分が住宅地となり、1932(昭和7)年には、大野字片岡の一部とともに、大野字金沢の一部が青森市に編入された。このころから小字名である「北金沢」という地名が見られるようになった。戦後、二丁目の西半分にはしばらく水田が残っていたが、1970年代前半までにはほぼ全域が住宅地化した。1973年の住居表示実施により、北金沢は現在の範囲となった。

沿革

[編集]
  • 1973(昭和48)年11月1日 - 青森市南部地区の住居表示整備事業が実施され、北金沢一・二丁目が置かれた。

町名の変遷

[編集]
実施後 実施年月日 実施前
北金沢一・二丁目 1973年11月1日 大野字北金沢、大野字長島の各一部

世帯数と人口

[編集]

2022年(令和4年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
北金沢一丁目 325世帯 887人
北金沢二丁目 178世帯 890人
合計 1340世帯 3565人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

町名 番地 小学校 中学校
北金沢一丁目 全部 青森市立古川小学校 青森市立甲田中学校
北金沢二丁目 一部 青森市立古川小学校 青森市立甲田中学校
北金沢二丁目 一部 青森市立甲田小学校 青森市立古川中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]

 町内北端付近を青い森鉄道線奥羽貨物支線[6]が通過するが、鉄道駅はない。

道路

[編集]

バス

[編集]

主な施設 

[編集]
  • 北金沢公園
  • 青森甲田こども園
  • あおもりみなみこども園

参考文献

[編集]
  • 角川日本地名大辞典 2 青森県(1985年 角川日本地名大辞典編纂委員会 編)北金沢の項

脚注

[編集]
  1. ^ a b 人口・世帯数等(住民基本台帳)”. 青森市 (2022年12月1日). 2022年12月20日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2023年1月20日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年9月20日閲覧。
  4. ^ 大野字金沢は広範囲に及び、現在の青森市立古川小学校周辺にまで達していた。但し、青い森鉄道線よりも北の部分の現在の地名は古川である。
  5. ^ 青森市立小学校及び中学校の就学に関する規則”. 青森市. 2023年1月15日閲覧。
  6. ^ 新青森駅青森信号場間にある奥羽本線の支線。青森駅で折り返すことなく、奥羽本線・津軽線と青い森鉄道線にある青森信号場を直接つなぐ線路である。