浜松市動物園
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浜松市動物園 | |
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施設情報 | |
専門分野 | 総合 |
所有者 | 浜松市 |
開園 |
旧所在地:1950年(昭和25年)11月1日 現所在地:1983年(昭和58年)4月2日 |
所在地 |
〒431-1209 静岡県浜松市中央区舘山寺町199 |
位置 | 北緯34度45分53秒 東経137度37分50秒 / 北緯34.76472度 東経137.63056度座標: 北緯34度45分53秒 東経137度37分50秒 / 北緯34.76472度 東経137.63056度 |
浜松市動物園(はままつしどうぶつえん)は、静岡県浜松市中央区舘山寺町にある市営動物園。浜松市フラワーパークの北隣で、両者を合わせて舘山寺総合公園(かんざんじそうごうこうえん)を形成する。
概要
[編集]隣接する浜松市フラワーパークとは園内通路同士で繋がっており、「共通券」を購入することで両園を自由に巡ることができる。
霊長類の展示は、国内の動物園としては最大級で、日本の動物園ではここでしか飼育していないニシゴリラやゴールデンライオンタマリンなど、67種970匹(2014年(平成26年)6月現在)[1]は日本モンキーセンターに次ぐ規模である。その他にも、ミニ・サファリ形式の大放牧場や動物ふれあい広場・こんちゅう館など、教育施設としても立派な動物園である。猛獣は、ライオンやトラを始め、クロヒョウ、ユキヒョウ、ジャガー、オオカミがおり,地方都市の動物園としては充実しているとされる。2013年(平成25年)度の年間入場者数は32万人。2009年(平成21年)度の45万人から減少傾向となっているのは、レジャーの多様化、少子化、市街地から遠く子供だけで行きにくいことが原因とされている[1]。
沿革
[編集]- 1950年(昭和25年)11月1日 - 「浜松こども博覧会」が現在の浜松城公園(中央区)で開かれ、閉会後の跡地に浜松市動物園が開園[2][3]。
- 1982年(昭和57年)
- 4月 - アドベンチャーワールド(和歌山県)からニシローランドゴリラのオス・メス各1頭が来園[4]。
- 10月31日 - 移転準備のためこの日をもって一旦閉園。
- 1983年(昭和58年)4月2日 - 中央区にある浜松市フラワーパークの北隣の現在地に移転開園。面積は123,000平方メートルと旧所在地の約6倍に拡張した。
- 1994年(平成6年)12月 - ゴールデンライオンタマリンの飼育が始まる。ブラジル政府より雄雌2匹を借用した[1]。
- 2004年(平成16年)3月10日 - ユニバーサルデザインに基づいた整備工事を完了[2]。
- 2008年(平成20年)4月4日 - ニシローランドゴリラのメスのダイコ(推定31歳)が病死。肺腫瘍と推定される[5]。
- 2022年(令和4年)9月15日 - メスのアジアゾウのハマコが亡くなる[6]。動物園が浜松城公園にあった1972年(昭和47年)3月頃に子どものゾウとして動物園に来園した[6]。来園に関する詳細な資料が残っておらず出生地や出生日など詳細は不明だが、推定年齢は51歳だった[6]。
アクセス
[編集]- 遠鉄バス30舘山寺線「動物園」バス停下車
ギャラリー
[編集]-
トラ
-
ライオン
脚注
[編集]- ^ a b c 2014年6月20日付 中日新聞東海本社版16面 浜松遠州版
- ^ a b “浜松市メールマガジン【3月26日号】(アーカイブ)” (2004年3月26日). 2008年4月9日閲覧。
- ^ 同時期に小田原城址公園(神奈川県小田原市)でも「小田原こども文化博覧会」が開かれ、跡地が小田原動物園となっている。
- ^ “浜松市/浜松市動物園/飼育動物一覧/ゴリラ(ニシローランドゴリラ)”. 2008年4月9日閲覧。
- ^ “中日新聞:浜松市動物園で人気者の 雌ゴリラ「ダイコ」病死:静岡(CHUNICHI Web)” (2008年4月8日). 2008年4月9日閲覧。
- ^ a b c “ゾウの「ハマコ」天国へ 浜松市動物園の人気者 献花台設置へ”. 静岡新聞. 2022年9月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 浜松市動物園公式HP - 浜松市
- NPO法人浜松市動物園協会 - 動物園を応援することを目的としたNPO法人。