コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

浅間塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浅間塚古墳

浅間塚古墳(2011年8月)
別名 浅間山古墳
所属 埼玉古墳群?
所在地 埼玉県行田市埼玉
位置 北緯36度7分23.6秒 東経139度28分46.6秒 / 北緯36.123222度 東経139.479611度 / 36.123222; 139.479611
形状 円墳
規模 直径58m、高さ8.7m
築造時期 7世紀前半
史跡 未指定
地図
浅間塚古墳の位置(埼玉県内)
浅間塚古墳
浅間塚古墳
埼玉県内の位置
地図
テンプレートを表示

浅間塚古墳(せんげんづかこふん)は、埼玉県行田市にある円墳である。埼玉古墳群のすぐ東にあるため、同古墳群の一部とされることもある。別名・浅間山古墳(せんげんやまこふん)。墳頂には延喜式式内社である前玉神社(さきたまじんじゃ)が鎮座している。

概要

[編集]

高さ8.7メートル、直径58メートルの円墳であり、市内の八幡山古墳白山神社古墳と並行する7世紀前半の築造と思われる。最近まで古墳なのか、それとも後世に築造されたなのか、議論されていたが、1997年(平成9年)と1998年(平成10年)の発掘調査で幅10メートルの周濠が確認され、古墳であることが明らかになっている[1]。変形が激しく、元々は『新編武蔵風土記稿[2]に記されている大きさから、前方後円墳であったという説もある。現地案内板では円墳説を採っている。出土品に関しては不明。

墳丘頂部に前玉神社が鎮座しているため、周りには歌碑などが多い。古墳のすぐ側には、消滅した若王子古墳の石室の天井石で造られた日露戦役記念碑が有る。

風景

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 現地案内板より(2011年7月閲覧)。
  2. ^ 新編武蔵風土記稿 埼玉村 浅間社.

参考文献

[編集]
  • 「埼玉村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ216埼玉郡ノ18、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764009/96 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]