浅間哲平
浅間 哲平 | |
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職業 | 文学者 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
民族 | 大和民族 |
教育 |
博士(テクストとイメージの 歴史・記号学) (パリ第七大学・2013年) |
最終学歴 |
東京大学文学部卒業 東京大学大学院 人文社会系研究科 修士課程修了 ジュネーヴ大学文学部 専門研究課程修了 東京大学大学院 人文社会系研究科 博士課程満期退学 パリ第七大学大学院 文学人文学研究科 博士課程修了 |
活動期間 | 2012年 - |
主題 |
評論 論説 |
活動期間 | 2005年 - |
浅間 哲平(あさま てっぺい)は、日本の文学者(フランス文学・フランス文化)。博士(テクストとイメージの歴史・記号学)(パリ第七大学・2013年)。2022年現在、明治大学商学部専任講師[1]。
静岡県立大学国際関係学部講師・大学院国際関係学研究科講師、東京大学大学院特別研究員などを歴任。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]東京大学に進学[2][† 1]、文学部言語文化学科にて学んだ[2]。2001年(平成13年)3月、東京大学を卒業[2]。さらに東京大学大学院に進学し[2]、人文社会系研究科にて学んだ[2]。2004年(平成16年)3月、東京大学大学院修士課程を修了した[2]。その後、スイス連邦ジュネーヴ大学文学部にて学んだ[2]。また、2007年(平成19年)4月に日本学術振興会特別研究員に選任された[3]。同年9月、ジュネーヴ大学専門研究課程修了[2]。また、2010年(平成22年)9月、東京大学大学院博士課程満期退学[2]。
文学者として
[編集]2011年(平成23年)1月、母校・東京大学大学院特別研究員となった[3]。また、同年4月より、日本学術振興会特別研究員に選任された[3]。さらに、フランス共和国パリ第七大学大学院文学人文学研究科にて学んだ[2][† 2]。2013年(平成25年)5月、パリ第七大学大学院博士課程修了[2]に伴い、博士(テクストとイメージの歴史・記号学)の学位を取得[4]。
その後、静岡県立大学国際関係学部講師に就任[5]、主として国際言語文化学科の講義を担当[5]。また、静岡県立大学の大学院国際関係学研究科講師を兼務[5]、主として比較文化専攻の講義を担当した。
研究
[編集]専門は文学。特に、フランス文学[6]・フランス文化[6]の研究に従事した。具体的には、小説家のマルセル・プルーストに関する研究に取り組んだ[7]。また、19世紀のフランス文学においての蒐集家と[7]、その表象についての研究に取り組んだ[7]。さらに、ロマンティック・バレエについての研究や[7]、芸術におけるアマチュアリズムに関する研究も行った[7]。
また、研究成果を論文発表した[8][9][10]。田村毅・塩川徹也・西本晃二・鈴木雅生が編纂した『フランス文化事典』では[11]、フットボール[12]、ロマンティック・バレエ[12]、バレエ・リュス[12]、蒐集家の家などについて分担執筆した[12]。さらに、大木勲とともに、母校・ジュネーヴ大学名誉教授ロラン・ジェニーの論文の翻訳を手掛けた[13]。
日本フランス語フランス文学会[14]・日本プルースト研究会[14]、などに所属。
略歴
[編集]- 2001年 - 東京大学文学部卒業[2]。
- 2004年 - 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了[2]。
- 2007年 - 日本学術振興会特別研究員[3]。
- 2007年 - ジュネーヴ大学文学部専門研究課程修了[2]。
- 2010年 - 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学[2]。
- 2011年 - 東京大学大学院特別研究員[3]。
- 2011年 - 日本学術振興会特別研究員[3]。
- 2013年 - パリ第七大学大学院文学人文学研究科博士課程修了[2]。
著作
[編集]寄稿、分担執筆、等
[編集]- 田村毅ほか編『フランス文化事典』丸善、2012年。ISBN 9784621085226
主要な論文
[編集]- 浅間哲平稿「マルセル・プルーストにおける精神的な人相学――アルベルチーヌとアルジャンクールの肖像」『仏語仏文学研究』30号、東京大学仏語仏文学研究会、2005年、73-95頁。ISSN 09190473
- 浅間哲平稿「マルセル・プルーストにおける『小説』の誕生――《失われた時を求めて》における『変態』」『仏語仏文学研究』32号、東京大学仏語仏文学研究会、2006年、139-150頁。ISSN 09190473
- 浅間哲平稿「マルセル・プルーストにおける愛好家について」『仏語仏文学研究』36号、東京大学仏語仏文学研究会、2008年、119-130頁。ISSN 09190473
- 浅間哲平稿「プルーストとロベール・ド・モンテスキウ」『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』18巻、日本フランス語フランス文学会関東支部、2009年、111-123頁。ISSN 09194770
- 浅間哲平稿「プルーストの描くモネ愛好家――蒐集と巡礼」『仏語仏文学研究』38号、東京大学仏語仏文学研究会、2009年、43-57頁。ISSN 09190473
- 浅間哲平稿「プルーストとスノビスム――ヴィルパリジ公爵夫人の回想録についての考察」『仏語仏文学研究』40号、東京大学仏語仏文学研究会、2010年、59-73頁。ISSN 09190473
- 浅間哲平稿「プルーストにおける読書の問題――想起と忘却をめぐって」『仏語仏文学研究』49号、東京大学仏語仏文学研究会、2016年、377-392頁。ISSN 09190473
- 浅間哲平稿「ラスキンを書き直すプルースト――慈愛のイメージをめぐって」『国際関係・比較文化研究』15巻1号、静岡県立大学国際関係学部、2016年9月、1-33頁。ISSN 13481231
翻訳
[編集]- ローラン・ジェニー稿、浅間哲平・大木勲訳「写真がもたらす三つの時間」『駒澤大学外国語論集』20号、駒澤大学総合教育研究部外国語第1・第2部門、2016年3月、79-114頁。ISSN 18813461
脚注
[編集]註釈
[編集]出典
[編集]- ^ “教員データベース - 浅間 哲平 | 明治大学”. gyoseki1.mind.meiji.ac.jp. 2022年8月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 「学歴」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
- ^ a b c d e f 「主な経歴」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
- ^ 「学位」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
- ^ a b c 「教員情報詳細」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
- ^ a b 「専門分野」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
- ^ a b c d e 「主要研究テーマ」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
- ^ 浅間哲平「マルセル・プルーストにおける精神的な人相学――アルベルチーヌとアルジャンクールの肖像」『仏語仏文学研究』30号、東京大学仏語仏文学研究会、2005年、73-95頁。
- ^ 浅間哲平「マルセル・プルーストにおける『小説』の誕生――《失われた時を求めて》における『変態』」『仏語仏文学研究』32号、東京大学仏語仏文学研究会、2006年、139-150頁。
- ^ 浅間哲平「プルーストとロベール・ド・モンテスキウ」『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』18巻、日本フランス語フランス文学会関東支部、2009年、111-123頁。
- ^ 田村毅ほか編『フランス文化事典』丸善、2012年。
- ^ a b c d 「主要研究業績」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
- ^ ローラン・ジェニー稿、浅間哲平・大木勲訳「写真がもたらす三つの時間」『駒澤大学外国語論集』20号、駒澤大学総合教育研究部外国語第1・第2部門、2016年3月、79-114頁。
- ^ a b 「所属学会」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。