津山直一
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津山 直一(つやま なおいち、1923年(大正12年)12月8日 - 2005年(平成17年)2月5日)は、日本の医学者である[1]。整形外科学を専門としていた[1][2]。
経歴・人物
[編集]兵庫県に生まれる[1]。1946年(昭和21年)9月に東京帝国大学医学部(現在の東京大学医学部)卒業後[1][2]、東京通信大学に非常勤講師として勤務した[2]。1954年(昭和29年)に東京医科歯科大学に助教授として勤務した後に[2]、イギリス及び西ドイツのミュンヘンに留学のため移住する[2]。その後帰国し、1958年(昭和33年)には古巣の東京大学医学部附属病院分院助教授として復帰した[2]。1960年(昭和35年)に医学博士の称号を獲得し[2]、同大学の助教授を経て教授に昇格する[2]。
1972年(昭和47年)に同大学病院の中央リハビリテーション部の部長に就任すると、正式に整形外科学の研究に専念する[2]。1984年(昭和59年)に東京大学を退職するが同年名誉教授となり[2]、国立障害者リハビリテーションセンターに勤務し[1][2]、訓練所及び病院長を歴任した[2]。翌1985年(昭和60年)には同センターの総長を務め[1][2]、理学療法士や作業療法士の資格制度の導入に携った[1][2]。1989年(平成元年)には日本リハビリテーション医学会の理事長(後に名誉総長)に就任し[1][1][2]、後に日本肢体不自由児協会及び日本心身障害児協会[1][2]、日本盲人職能開発センター等理事長を歴任し身体不自由者の支援に貢献した。
著書
[編集]- 『リハビリテーション医学』
- 『整形外科大事典』