波多野毅
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波多野 毅(はたの つよし、1847年10月28日(弘化4年9月20日)[1] - 1917年(大正6年)10月7日[2][注 1])は、幕末の長州藩士。大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。位階勲等功級は正四位勲二等功三級[3]。妻は児玉半九郎の次女・ノブ[1]。
経歴
[編集]長州藩士[3]。奇兵隊に加わり、戊辰戦争では前原一誠に従い北越戦争に出兵した[3]。1871年(明治4年8月)陸軍歩兵少尉に任じ、佐賀の乱、西南戦争に従軍[3]。1887年(明治20年)9月、歩兵第5連隊長に補され、陸軍教導団次長、同団長を経て、1892年(明治25年)2月、大佐に進み、同年11月、陸軍士官学校長に就任した[4]。日清戦争が勃発すると、1894年(明治27年)9月、監軍部参謀長を兼ね、翌年8月、兼職を解かれた[4]。
1896年(明治29年)9月、歩兵第38連隊長に任じ、1897年(明治30年)9月、陸軍少将に進級と同時に歩兵第19旅団長に補され、1899年(明治32年)8月、一時休職するが、日露戦争の開戦により召集を受け1904年(明治37年)4月、留守第11師団長に任じた[4]。その後、1906年(明治39年)1月、陸軍中将に進級と同時に後備役編入となった[2][4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』28頁では明治40年9月27日没とあるが特旨叙位の時期から誤り。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。