沼田康司
基本情報 | |
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本名 | 沼田 康司 |
通称 | 和製ライツアウト |
階級 | スーパーウェルター級 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1984年5月11日(40歳) |
出身地 | 東京都台東区 |
スタイル | 右ボクサー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 31 |
勝ち | 22 |
KO勝ち | 17 |
敗け | 7 |
引き分け | 2 |
沼田 康司(ぬまた こうじ、1984年5月11日 - )は、日本の元プロボクサー。東京都台東区出身。第46代日本ウェルター級王者。第30代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者。トクホン真闘ボクシングジム所属。
来歴
[編集]物心がつく前に両親が離婚し、3歳の時に杉並区の児童養護施設へ預けられる。
幼少期はサッカーに熱中し、サッカーのスポーツ推薦で高校に進学するが、在学中にボクシングに転向。
2002年10月10日、高校3年生の時に判定勝利でプロデビュー。
2005年10月26日、第19回KSD杯争奪B級トーナメントウェルター級決勝には8戦無敗で臨んだが、小野寺洋介山に判定負けとなった。
2006年4月1日、復帰戦で中川大資と対戦し、0-2の判定負けで連敗。
2006年12月9日、第3回B:Tight!ウェルター級決勝で11連勝中の養田竜輔に3RKO勝ちし、優勝を果たした。
2008年4月20日、宮崎県体育館にて湯場忠志が持つ日本ウェルター級王座に挑戦。アウェイながら4RKO勝ちで同王座を獲得した[1]。
2008年9月9日、初防衛戦を山口裕司と行い、6RKO勝ちで防衛に成功。
2009年2月9日、2度目の防衛戦で日本同級2位の中川大資に0-3の判定負けを喫し、王座から陥落した。
2009年7月28日、ダン・ナサレノJr.(フィリピン)との再起戦。4RTKO負け。キャリア初のKO負けとなった[2]。
2010年2月23日、日本ウェルター級8位として日本ウェルター級8位10位の出田裕一とウェルター級ノンタイトル10回戦を行い、8RTKO勝利を収めて再起を果たした[3]。
2013年6月25日、後楽園ホールにてOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者のチャーリー太田と対戦し、9回2分40秒KO負けを喫し王座獲得に失敗、試合後に引退を表明した[4]。
2013年12月11日、引退を撤回した沼田は岡山翎洙とのスーパーウェルター級ノンタイトル8回戦に臨み、4回2分43秒KO勝ちを収め再起に成功した[5]。
2014年3月11日、チャーリー太田の王座返上に伴い下川原雄大とOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦を行ったが、1-1(115-113、113-115、114-114)の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗、試合後に引退を表明した[6]。
2014年6月28日、引退を撤回した沼田が同年8月18日に下川原と再戦することが発表された[7]。
2014年8月18日、下川原雄大とOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦を行い、10回30秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[8]。
2014年10月19日、沼田はJBCに引退届を提出し、OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座も返上した[9]。
戦績
[編集]- プロ - 31戦22勝(17KO)7敗2分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2002年10月10日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 高田孝太郎(古口) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2003年01月21日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 近藤清二(チャイナクイック渡辺) | 日本 | |
3 | 2003年07月18日 | ☆ | 1R | KO | 富樫友紀(オークラ) | 日本 | |
4 | 2004年01月26日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 関大典(高崎) | 日本 | |
5 | 2004年12月01日 | ☆ | 4R | KO | 大山剛士(野口) | 日本 | |
6 | 2005年03月01日 | ☆ | 3R | TKO | 新井雅人(18古河) | 日本 | |
7 | 2005年06月06日 | ☆ | 4R | KO | 寺田千洋(新日本タニカワ) | 日本 | |
8 | 2005年08月30日 | △ | 5R | 判定1-1 | 十二村喜久(赤城) | 日本 | |
9 | 2005年10月26日 | ★ | 6R | 判定0-3 | 小野寺洋介山(オサム) | 日本 | 2005年度B-tight!ウェルター級決勝 |
10 | 2006年04月01日 | ★ | 6R | 判定0-2 | 中川大資(帝拳) | 日本 | |
11 | 2006年08月19日 | ☆ | 4R | KO | 春山正太(ナカハマ) | 日本 | |
12 | 2006年10月21日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 清田広大(協栄) | 日本 | 2006年度B-tight!ウェルター級決勝 |
13 | 2006年12月09日 | ☆ | 3R | KO | 養田竜輔(帝拳) | 日本 | |
14 | 2007年03月05日 | ☆ | 8R | 判定2-1 | ルイス・オカモト(相模原ヨネクラ) | 日本 | |
15 | 2007年06月19日 | ☆ | 8R | TKO | 十二村喜久(赤城) | 日本 | |
16 | 2007年12月04日 | ☆ | 5R | TKO | 上石剛(コーエイ工業小田原) | 日本 | |
17 | 2008年04月20日 | ☆ | 4R 2:13 | KO | 湯場忠志(都城レオS) | 日本 | 日本ウェルター級タイトルマッチ |
18 | 2008年09月09日 | ☆ | 6R 2:11 | KO | 山口裕司(JBスポーツ) | 日本 | 日本ウェルター級王座防衛① |
19 | 2009年02月09日 | ★ | 10R | 判定0-3 | 中川大資(帝拳) | 日本 | 日本ウェルター級王座陥落 |
20 | 2009年07月28日 | ★ | 4R 1:58 | TKO | ダン・ナサレノ | フィリピン | |
21 | 2010年02月23日 | ☆ | 8R 1:41 | TKO | 出田裕一(ヨネクラ) | 日本 | |
22 | 2010年09月22日 | ★ | 10R | 判定0-3 | 加藤壮次郎(協栄) | 日本 | 日本ウェルター級王座決定戦 |
23 | 2011年06月07日 | ★ | 6R | 棄権 | 塩谷智行(レパード玉熊) | 日本 | |
24 | 2012年06月19日 | ☆ | 1R | KO | ワンピチット・オーブンチャイ | タイ | |
25 | 2012年10月01日 | ☆ | 1R 2:56 | KO | 氏家福太郎(新日本木村) | 日本 | |
26 | 2012年12月17日 | ☆ | 7R 2:40 | TKO | 田島秀哲(西遠) | 日本 | |
27 | 2013年03月19日 | ☆ | 2R 2:52 | TKO | 中堀剛(本多) | 日本 | |
28 | 2013年06月25日 | ★ | 9R 2:40 | KO | チャーリー太田(八王子中屋) | アメリカ合衆国 | OPBF東洋太平洋ウェルター級王座決定戦 |
29 | 2013年12月11日 | ☆ | 4R 2:43 | KO | 岡山翎洙(グリーンツダ) | 日本 | |
30 | 2014年03月11日 | △ | 12R | 判定1-1 | 下川原雄大(角海老宝石) | 日本 | OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦 |
31 | 2014年08月18日 | ☆ | 10R 0:30 | TKO | 下川原雄大(角海老宝石) | 日本 | OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]- 第46代日本ウェルター級王座(防衛1)
- 第30代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座(防衛0=返上)
脚注
[編集]- ^ 敵地で湯場倒す殊勲! 沼田新王者だ 日本ウェルター級戦 「月刊ボクシングワールド」オフィシャルサイト 2008年4月20日閲覧
- ^ 沼田無念……復帰戦で負傷TKO負け ボクシングニュース「Box-on!」 2009年7月28日
- ^ 沼田TKO勝ち 方波見は荒井に判定負け ボクシングニュース「Box-on!」 2010年2月24日閲覧
- ^ チャーリーが沼田をKO V8達成 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年6月25日
- ^ 沼田が再起に成功、岡山を4回KO Boxing News(ボクシングニュース) 2013年12月11日
- ^ 沼田と下川原はドロー、OPBF・S・ウェルター級決定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年3月11日
- ^ 沼田と下川原が再戦、8.18後楽園ホール Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月28日
- ^ 沼田康司が新王者に、下川原雄大に10回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2014年8月18日
- ^ OPBF王者の沼田康司が引退 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月28日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Talk is Cheap 戦士と語る By 新田渉世/その37 トクホン真闘ジム 沼田康司選手 2006年2月
- 沼田康司の戦績 - BoxRec
- 沼田康司 - 自身のブログ
- 沼田康司 (@eVJpQpEQs5B3BjC) - X(旧Twitter)
- 沼田康司 (@kouji.numata) - Instagram
前王者 湯場忠志 |
第46代日本ウェルター級王者 2008年4月20日 - 2009年2月9日 |
次王者 中川大資 |
空位 前タイトル保持者 チャーリー太田 |
第30代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者 2014年8月18日 - 2014年10月19日(返上) |
空位 次タイトル獲得者 デニス・ローレンテ |