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河井陽介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
河井 陽介
名前
カタカナ カワイ ヨウスケ
ラテン文字 KAWAI Yosuke
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1989-08-04) 1989年8月4日(35歳)
出身地 静岡県藤枝市
身長 166cm
体重 60kg
選手情報
在籍チーム カターレ富山
ポジション MF
背番号 24
利き足 右足
ユース
1996-2001
2002-2004
2005-2007
2008-2011
青島SSS
藤枝東FC
藤枝東高等学校
慶應義塾大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012-2021 清水エスパルス 241 (8)
2022-2023 ファジアーノ岡山 56 (1)
2024- カターレ富山
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

河井 陽介(かわい ようすけ、1989年8月4日 - )は、静岡県藤枝市出身のプロサッカー選手。ポジションはMF

妻は静岡朝日テレビ元アナウンサーの広瀬麻知子

来歴

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プロ入り前

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静岡県藤枝市出身。藤枝市立青島小学校1年の時に青島SSSでサッカーを始める。藤枝市立青島中学校時代は藤枝東FCに所属。高校は静岡の名門・静岡県立藤枝東高等学校に入学した。高校3年時に同期の村松大輔らとともに第86回全国高校サッカー選手権大会に出場、中心メンバーとして準優勝に貢献し、大会優秀選手にも選ばれた。しかし、決勝で大敗を喫した流通経済大学付属柏高等学校大前元紀との差を痛感した河井は「プロなんて考えなかった。まずは慶應に進学して、将来何をやるか考えようと思った」[1]と、慶應義塾大学法学部政治学科指定校推薦で進学した[2][3]

大学入学後は1年時からレギュラーとして試合に出場。入部当時関東大学サッカーリーグ2部の同大学ソッカー部を1年で1部に復帰させるなど同期の田中奏一黄大城日高慶太らとともに中心選手として活躍。在学中にはU-20日本代表に選出され、全日本大学選抜には2年連続で選出されるなど、大学サッカー界を代表する選手となった。

清水エスパルス

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2012年より、大学2年時から特別指定選手に登録されていた清水エスパルスに入団。リーグ開幕戦の名古屋グランパス戦でフル出場を果たすと、その後も先発出場を続け、リーグ戦32試合に出場した。主にインサイドハーフのポジションでの出場だったが、他のレギュラー選手の故障や出場停止時にはウイングボランチサイドバックなど、数多くのポジションで出場した。

2013年より、背番号を10に変更した。2013年は主に左サイドハーフや左サイドバックとして32試合に出場し、チーム1位のアシスト数8を記録した。

2014年デュッセルドルフからの復帰した大前との話し合いにより、背番号を再び17番に戻している。2014年は主に右サイドハーフや右サイドバックとして30試合に出場した。

2015年はサイドハーフやサイドバックとしても定位置をつかむことが出来ず、自己最少のリーグ戦13試合出場にとどまった。J2に降格した2016年はセンターハーフに戻りチーム最多タイの37試合に出場した[4]

2017年シーズンの開幕戦・神戸戦(アイスタ)で左アキレス腱断裂で全治6ヶ月の重傷を負い戦線離脱。シーズン終盤にチームに復帰した[4]

2018年シーズンは、センターハーフのポジションに固定され、竹内涼と(竹内が欠場した際は白崎凌兵と)コンビを組んだ。J1第3節・コンサドーレ札幌戦の後半22分、この試合3点目となる追加点を挙げた。河井のリーグ戦得点は、2016年3月6日のJ2第2節・V・ファーレン長崎戦、J1リーグでは、2014年4月26日のJ1第9節・ベガルタ仙台戦以来であった[5]

2019年シーズンは度重なるシステム変更やチームの成績不振に拠る監督の交代もあったなか、中心選手として出場を継続。5月にヘナト・アウグストがセンターハーフのポジションを掴んだ後はサイドハーフ、さらに7月末に北川航也SKラピード・ウィーンに移籍してからはトップ下としての出場機会もあった。

ファジアーノ岡山

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2022年シーズンより、ファジアーノ岡山へ完全移籍[6]

2023年シーズンをもって契約満了に伴い退団が発表された[7]

カターレ富山

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2024年シーズンより、カターレ富山へ完全移籍[8]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2012 清水 17 J1 32 0 9 0 1 0 42 0
2013 10 32 1 5 0 3 0 40 1
2014 17 30 1 5 0 2 0 37 1
2015 13 0 3 0 1 1 17 1
2016 J2 37 1 - 2 0 39 1
2017 J1 3 0 0 0 0 0 3 0
2018 32 3 0 0 2 1 34 4
2019 26 2 5 0 4 1 35 3
2020 12 0 1 0 - 13 0
2021 24 0 8 0 2 0 34 0
2022 岡山 27 J2 33 1 - 0 0 33 1
2023 23 0 - 1 0 24 0
2024 富山 24 J3
通算 日本 J1 204 7 36 0 15 3 255 10
日本 J2 93 2 - 2 0 95 2
日本 J3
総通算 275 9 36 0 17 3 328 12
  • 特別指定選手としての試合出場は無し
その他公式戦
出場歴

代表・選抜歴

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  • U-18日本代表候補
  • U-20日本代表
  • 全日本大学選抜(2010、2011)

脚注

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  1. ^ スポーツニッポン (2012年3月6日). “大前との差を感じた4年前…河井 慶大で磨いた「試合を読む力」”. 2012年3月22日閲覧。
  2. ^ 慶応義塾サッカー部 (2012年3月7日). “Pick up players vol.7 《1年生注目選手 河井・風間・田中・黄》”. 2012年3月22日閲覧。
  3. ^ 河井 陽介選手(慶応義塾大学)来季新加入内定記者発表会見”. 清水エスパルス公式WEBサイト. 2022年5月9日閲覧。
  4. ^ a b “左足けが克服 J1清水・MF河井、残留へ闘志”. 静岡新聞. (2017年11月16日). http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/spulse/topics/427341.html 2018年1月27日閲覧。 
  5. ^ 清水が5連敗中と“苦手”札幌に3発逆転勝利!!2連勝で暫定3位に浮上”. ゲキサカ (2018年3月10日). 2018年11月22日閲覧。
  6. ^ 河井陽介選手 完全移籍加入のお知らせ”. ファジアーノ岡山 (2021年12月27日). 2021年12月27日閲覧。
  7. ^ 契約満了選手のお知らせ | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA”. ファジアーノ岡山[Fagiano OKAYAMA]公式サイト. 2023年11月4日閲覧。
  8. ^ 河井 陽介選手 ファジアーノ岡山より完全移籍で加入のお知らせ”. カターレ富山公式ウェブサイト. 2023年12月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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