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没食子酸オクチル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
没食子酸オクチル
識別情報
CAS登録番号 1034-01-1 チェック
PubChem 61253
ChemSpider 55194 ×
EC番号 213-853-0
E番号 E311 (酸化防止剤およびpH調整剤)
ChEBI
ChEMBL CHEMBL277346 ×
特性
化学式 C15H22O5
モル質量 282.33 g mol−1
外観 白色固体[1]
融点

98-101 °C, 371-374 K, 208-214 °F

危険性
Rフレーズ R22-R43[1]
Sフレーズ S24-S37[1]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

没食子酸オクチル(もつしょくしさんオクチル、Octyl gallate)は、1-オクタノール没食子酸エステルである。食品添加物としてE番号311を持ち、抗酸化物質及び防腐剤として用いられる。

性質

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没食子酸オクチルは白色粉末で、特徴的な匂いを持つ。水に非常にはわずかに溶け、アルコールには溶ける。ラードへの溶解度は1.1%である。鉄の存在下では黒っぽくなる。

利用

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抗酸化物質として、石鹸、シャンプー、シェービングクリーム、ボディローション、デオドラントやマーガリン、ピーナッツバター等の化粧品、薬剤、食品等に用いられる。

ジブチルヒドロキシトルエンブチルヒドロキシアニソールとともに用いることで相乗効果を発揮する。

出典

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  1. ^ a b c Octyl gallate at chemicalland21.com