池田潤 (財務官僚)
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池田 潤(いけだ じゅん、1959年9月2日 - )は、日本の財務官僚。財務省九州財務局長や、財務省東北財務局長等を務めた。
人物・経歴
[編集]東京都中央区出身[1]。1984年東京工業大学(のちの東京科学大学)大学院社会工学専攻修士課程修了、大蔵省入省。1989年国税庁大阪国税局豊岡税務署長。1996年近畿財務局理財部次長。2000年大臣官房企画官[2]。経済企画庁や国土交通省に出向。2001年金融庁監督局保険課審査室長。また2002年から滋賀大学助教授として教鞭をとった[3][4]。2004年財務省大臣官房企画官。2007年国土交通省北海道局予算課長。2009年財務省関東財務局東京事務所長。2010年財務省関東財務局総務部長。2011年財務省大臣官房会計課長。2012年財務省九州財務局長[2]。2013年預金保険機構検査部長。2014年国土交通省大臣官房審議官(北海道局担当)、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)、内閣官房アイヌ総合政策室長。2016年財務省近畿財務局金融安定監理官。同年海外需要開拓支援機構専務執行役員。2018年から財務省東北財務局長として[5][6]、地方創生などに取り組んだ[7]。2019年財務省大臣官房総合政策課経済政策分析官兼財務総合政策研究所特別研究官。2020年退官、あいおいニッセイ同和損害保険顧問[8]。2021年中部国際空港監査役[6]、中部国際空港旅客サービス監査役[9]、中部国際空港情報通信監査役[10]。
著作
[編集]- 池田潤「更新投資需要増加の下での我が国社会資本設備の方向性 (滋賀大学経済学部創立80周年記念論文集)」『彦根論叢』344・345、滋賀大学経済学会、2003年11月、185-203頁、CRID 1050282677716693760、hdl:10441/931、ISSN 0387-5989。
- 池田潤「預金保険制度の2つの機能について : 平時の機能と金融システム不安定時におけるセイフティネットとしての機能(滋賀大学大学院経済学研究科博士後期課程経済経営リスク専攻発足記念、リスク特集号)」『彦根論叢』第342巻、滋賀大学経済学会、2003年6月、95-109頁、CRID 1050001202770501760、hdl:10441/947、ISSN 0387-5989。
脚注
[編集]- ^ 東北財務局 「復興粘り強く」 池田局長が抱負 /宮城毎日新聞2018年8月10日
- ^ a b 経済社会の変化の中で地元中小企業の活躍の余地は増大 ~地域の特性・ニーズに応じた付加価値の高い商品・サービスの提供を~熊本同友会2012年11月号掲載
- ^ 「東北財務局長 池田潤氏 実情、東京に伝えたい」日本経済新聞2018/8/4付日本経済新聞
- ^ WEKO3 ページが見つかりません。 [リンク切れ]
- ^ 「東北財務局長に池田氏就任」2018/7/28付日本経済新聞
- ^ a b 中部国際空港有価証券報告書-第23期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
- ^ 「巻頭言:地方創生に向けた取組みを推進 財務省 東北財務局長 池田潤」岩手経済研究「巻頭言」
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和2年10月1日~同年12月31日分) 令和3年3月 26日 内閣官房 内閣人事局
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和3年7月1日~同年9月30日分) 令和3年 12月 21日 内閣官房 内閣人事局
- ^ 国家公務員法第106条の25第2項等の規定に基づく報告の概要内閣人事局
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