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永遠と瞬間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『永遠と瞬間』
武藤彩未スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
アイドル歌謡曲
NEWTRO-POP[1]
時間
レーベル A-Sketch / SHINKAI
プロデュース 本間昭光
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間16位(オリコン
  • 武藤彩未 アルバム 年表
    DNA1980 Vol.1
    DNA1980 Vol.2
    [注 1]
    2013年
    永遠と瞬間
    2014年
    ミュージックビデオ
    「宙」
    「永遠と瞬間」
    テンプレートを表示

    永遠と瞬間』(えいえんとしゅんかん)は、2014年4月23日に発売された日本アイドル歌手武藤彩未の1作目のスタジオ・アルバム。発売元はアミューズA-Sketchによる新レーベルSHINKAI。

    概要

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    さくら学院の元メンバーである武藤彩未のソロデビューアルバム。作品の世界観を重要視するためのアルバムデビューであるが、アイドルとしては異例である。

    武藤の音楽活動のテーマでもある「温故知新」を体感するべく、彼女が愛する1980年代歌謡曲のエッセンスを取り入れた新しい音楽を目指すものであり、新しさと懐かしさが混在しながら絶妙なバランスを保つ独自の世界観を表現したものとなっている。

    新しさと懐かしさが混在した世界は、このプロジェクトにおいては「NEWTRO-POP」と謳われている[1]

    アルバムタイトル「永遠と瞬間」は、「変化しすぎると大切なものが失われ、変わらないと古くなってしまうという」という、相反したバランスですべてのものが成立していることを表したものである。

    収録曲は、作詞を1980年代アイドル歌謡を多く手掛けた三浦徳子森雪之丞が、作曲をポルノグラフィティいきものがかりのプロデュースを手掛けた本間昭光が担当。また、アレンジを若手サウンドクリエーターのnishi-kenTHE 野党のメンバーの篤志、KAYが担当しており[4][5][6]、デビュー前に行われたソロライブでオリジナル曲をライブ毎に披露し、何度も改良を重ねて完成させている。

    アートワーク

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    カンヌ国際広告祭ヤングディレクターズ・アワードのグランプリを受賞し、世界で活躍する映像作家・関根光才が担当。「混沌とした時代に一人で新たなジャンルを切り開いていこうとする武藤彩未の登場を、この世界に舞い降りた一人の少女、現代のジャンヌダルクとして表現しました。」と語っている。スタイリングは、彼女がビジュアルモデルを務める伊勢丹のキャンペーン「花々祭」でもスタイリストを務めた長瀬哲朗が担当した[7][8]

    収録曲

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    セブンティーン盤、永遠盤、瞬間盤共通
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「宙」mavieTakeshi Asakawa・本間昭光篤志
    2.「時間というWonderland」森雪之丞本間昭光nishi-ken
    3.「彩りの夏」森雪之丞本間昭光nishi-ken
    4.「桜 ロマンス」三浦徳子本間昭光KAY
    5.「とうめいしょうじょ」三浦徳子本間昭光太田雅友
    6.「A.Y.M.」森雪之丞Takeshi Asakawa篤志
    7.「女神のサジェスチョン」三浦徳子本間昭光nishi-ken
    8.「永遠と瞬間」森雪之丞本間昭光KAY
    合計時間:
    セブンティーン盤(初回限定盤)のみ
    • CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「Seventeen」稲葉エミ本間昭光nishi-ken
    合計時間:
    #タイトル作詞作曲
    1.「Documentary of Ayami Muto」  
    2.「彩りの夏」(@渋谷O-EAST)  
    3.「女神のサジェスチョン」(@Shibuya-AX)  
    4.「A.Y.M.」(@赤坂BLITZ)  
    5.「宙」(Music Video)  

    封入特典

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    セブンティーン盤のみ
    • aymカード“01”
    永遠盤(通常盤)のみ
    • aymカード“02”(初回プレスのみ)
    瞬間盤(タワーレコード/HMV限定盤)のみ

    チェーン特典

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    TOWER RECORDS
    • AYAMIDIA デビュー記念Special “TOWER RECORDS ver.”
    HMV
    • AYAMIDIA デビュー記念Special “HMV ver.”
    ASMART
    • ポストカード

    解説

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    セブンティーン盤、永遠盤、瞬間盤共通
    1. 時間というWonderland
    2. 彩りの夏
    3. 桜 ロマンス
    4. とうめいしょうじょ
    5. A.Y.M.
    セブンティーン盤のみ
    1. Seventeen

    ミュージックビデオ

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    アルバムのリード曲。ジャケットアートワークと同様、ディレクションを関根光才が担当しており、アルバムジャケットと同コンセプトで製作されている[10]
    永遠と瞬間
    アルバムの表題曲のリリックビデオ。武藤のシルエット映像とタイポグラフィを用いた歌詞映像を組み合わせた作品となっている[11]

    脚注

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    注釈

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    1. ^ ライブ会場、ネット限定のみ発売。
    2. ^ ソロプロジェクト発表前の2012年・春から2013年12月29日赤坂BLITZでのソロデビュー発表までを追ったドキュメンタリーライブ映像が収録されている。
    3. ^ 16歳の時に撮影した貴重な未公開写真や昨年のライブ写真を含めた 17種類のビジュアルが楽しめるaymカードが封入されている。

    出典

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    1. ^ a b “INTERVIEW武藤彩未 『永遠と瞬間』”. Mikiki. (2014年5月8日). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/934 2014年5月27日閲覧。 
    2. ^ 南波一海「NEW DISCS 今月の推薦盤 武藤彩未 永遠と瞬間」『CDジャーナル』2014年5月号、音楽出版社、2014年4月20日、76頁。 
    3. ^ 出嶌 孝次「NEW OPUS JAPAN 武藤彩未 永遠と瞬間」『タワーレコード』2014年5月号(№366)、タワーレコード、2014年4月23日、89頁。 
    4. ^ “グループアイドル全盛へのカウンター? 話題のソロアイドル、武藤彩未がアルバムデビュー”. リアルサウンド. (2014年2月10日). https://realsound.jp/2014/02/post-295.html 2014年5月27日閲覧。 
    5. ^ “武藤彩未、4・23異例のアルバムデビュー アミューズ×A-Sketch新レーベル第1弾”. ORICON STYLE. (2014年2月11日). https://www.oricon.co.jp/news/2033944/full/ 2014年5月27日閲覧。 
    6. ^ “注目の新譜 : 武藤彩未「永遠と瞬間」 元さくら学院の「生徒会長」がソロデビュー!”. MANTANWEB. (2014年4月24日). https://mantan-web.jp/article/20140424dog00m200038000c.html 2014年5月27日閲覧。 
    7. ^ “武藤彩未、トレイラー映像で“現代のジャンヌダルク”に”. ナタリー. (2014年3月3日). https://natalie.mu/music/news/111119 2014年5月27日閲覧。 
    8. ^ “注目の次世代アイドル・武藤彩未のMusic VideoがGyaO!にて先行解禁!リリース記念イベントも開催決定!”. MUSIC LOUNGE. (2014年3月18日). https://web.archive.org/web/20140714144948/http://www.music-lounge.jp/v2/articl/news/detail/?articl=2014/03/18-15:40:00_c62021d0e29672893af76d83e52022ab 2014年5月27日閲覧。 
    9. ^ “武藤彩未が17種類の衣装を着こなし! 『セブンティーンアイス』イベントレポート”. ORICON STYLE. (2014年5月7日). http://www.oricon.co.jp/trend/pickup/20067/ 2014年5月27日閲覧。 
    10. ^ “武藤彩未「宙」PVフル尺公開&レコ発イベント各地で展開”. ナタリー. (2014年3月13日). https://natalie.mu/music/news/112295 2014年5月27日閲覧。 
    11. ^ “武藤彩未、サマーライブを開催&「永遠と瞬間」PV公開”. ナタリー. (2014年5月15日). https://natalie.mu/music/news/116515 2014年5月27日閲覧。 

    外部リンク

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