永井成男
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永井 成男(ながい しげお、1921年 - 2006年)は、日本の哲学者。東洋大学名誉教授。専攻は、科学哲学・分析哲学。
略歴
[編集]福島県生まれ。1944年東京医学歯学専門学校(現東京医科歯科大学)卒、1949年早稲田大学文学部哲学科卒。1957年同大学院(旧制)修了、千葉大学助教授、東洋大学短期大学教授、1992年定年、名誉教授。日本科学哲学会委員長。
著書
[編集]- 『分析哲学 言語分析の論理的基礎』弘文堂 1959
- 『現代論理学の基礎 推理と分析の論理』有信堂 1964
- 『科学と論理 現代論理学の意味』河出書房新社 1971
- 『分析哲学とは何か 世界観の形成のために』1973 紀伊国屋新書
- 『哲学的認識の論理』早稲田大学出版部 1974 双書現代の論理
- 『世界観の論理』早稲田大学出版部 1976 双書現代の論理
- 『認識と価値』早稲田大学出版部 1984
- 『現象主義と世界 認識・存在・価値』世界書院 1988 ぷろぱあ叢書
共編著
[編集]- 『科学哲学概論』黒崎宏共著 有信堂 1967
- 『講座現代哲学入門』全4巻 岩崎武雄、沢田允茂共編 有信堂 1968
- 『現代の哲学的論理学』斎藤晢郎共編著 東海大学出版会 1969
- 『基礎論理学』桑野耕三共著 早稲田大学出版部 1977
- 『現代論理学の方法』編 八千代出版 1981
- 『帰納的確率と様相の論理』大窪徳行共著 早稲田大学出版部 1986 双書現代の論理
- 『記号論 その論理と哲学』和田和行共著 北樹出版 1989
- 『哲学的論理学 基礎と研究』和田和行共著 北樹出版 1997
翻訳
[編集]- ルドルフ・カルナップ『意味と必然性 意味論と様相論理学の研究』共訳 紀伊国屋書店 1974
- ヤーッコ・ヒンティッカ『認識と信念 認識と信念の論理序説』内田種臣共訳 紀伊国屋書店 1975
- 『カルナップ哲学論集』内田種臣共編 内井惣七共訳 紀伊国屋書店 1977
参考文献
[編集]- 永井成男先生追悼号 論理哲学研究 2007
Web上の関連テキスト
[編集]- 永井成男「ラッセルから学ぶ」 『ラッセル協会会報』n.15(1970年5月)pp.5-6.
- 永井成男「(巻頭言)(ラッセル)理論と実践」 『ラッセル協会会報』n.20(1972年1月)pp.1-2. ]
- 永井成男「ラッセルの無限論と論理主義の立場」 『ラッセル協会会報』n.5(1966年7月)pp.8-11.
脚注
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