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水野肇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水野 肇(みずの はじめ、1927年12月9日 -2019年5月)は、日本のジャーナリスト、医事評論家大阪府出身。

来歴

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父は作曲家声楽家で元岡山大学教育学部長の水野康孝[1]1948年大阪外国語大学ロシア語学科卒業後、山陽新聞入社。社会部デスク時代に企画連載「ガンを追って」で日本新聞協会賞を受賞。その後独立して医事問題の評論家となり、老人保健福祉審議会、医道審議会等の委員を歴任。

著作

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  • 世界の病院 欧米の医療とその周辺 (ぺりかん社(ぺりかん新書) 1963年)
  • 狂った細胞 (新潮社(ポケット・ライブラリ) 1963年)
  • 日本の医療 その病根をたずねて (医学書院(看護教養新書) 1964年)
  • 人間改造の医学 医学の最前線からのレポート (講談社(ブルーバックス) 1965年)
  • 暮しのなかの医学 医者・くすり・環境 (ダイヤモンド社 1965年)
  • 若きエリートの悲劇 仕事に殉じた男たちの記録 (光文社(カッパ・ビジネス) 1965年)
  • 患者学入門 医者のかかり方・病院の選び方 (主婦と生活社 1966年)
  • 農薬亡国論 一億人の人体実験 (講談社(ブルーバックス) 1966年)
  • 現代健康論 文明病への挑戦 (日本経済新聞社(日経新書) 1967年)
  • 日本の医療は狂っている (三一書房(三一新書) 1967年)
  • 健康エリートへの道 ストレス時代からの脱出 (秋田書店(サンデー新書) 1967年)
  • 交通事故の医学 (日本経済新聞社(日経新書) 1968年)
  • ユニークな病院 医療のひずみをきりひらく人々 (毎日新聞社 1968年)
  • 心臓移植 生と死の間 (日本経済新聞社 1968年)
  • 医学部 日本の医師づくり (三省堂(三省堂新書) 1969年)
  • ママの健康プラン 家庭の保健教室 (読売新聞社(健康シリーズ) 1970年)
  • 脳教育 (潮出版社(潮新書) 1970年)
  • 人間にとって医学とは何か (日本放送出版協会 1971年)
  • ミドルはみんなノイローゼ (日本経済新聞社 1971年)
  • 医療不信時代 日本の医療制度を考える (社会保険出版社 1971年)
  • 脱半健康時代 (経済往来社 1972年)
  • 医学を考える 対談集 (潮新書 1972年)
  • 病める現代 (時事通信社 1972年)
  • 子供の健康プラン (時事通信社(生活と健康シリーズ) 1972年)
  • 医療に強くなる本 ギリギリ必要な医療の知識 (社会保険法規研究会 1973年)
  • 医学と人間 (時事通信社 1974年)
  • 名門病院 ズバリ頼れる (ホーチキ商事出版部(英知出版) 1974年)
  • 健康に強くなる法 快適な毎日を実現しよう (日新報道 1974年)
  • 世界に誇る一流病院 1-2 (ホーチキ商事出版部 1975年)
  • 健康学入門 (グラフ社(マイライフシリーズ) 1975年)
  • 医学と健康 対談集 (新評論 1976年)
  • 現代医療の危機 “医の世界"の探訪から (日本経済新聞社 1976年)
  • 上手に年とる法 老化は病気ではない (婦人生活社(男の家庭新書) 1976年)
  • 健康のメカニズム (東京書籍(東書選書) 1977年)
  • 頭を使う人に 忙しさが生む《からだ不安》を克服する法 (プレジデント社 1977年9月)
  • 都会で生きぬく健康法 (鎌倉書房 1977年6月)
  • ガンの征服される日 (鎌倉書房 1978年4月)
  • 医者と患者のあいだ (三省堂選書 1978年6月)
  • 夫と妻のための老年学 (正続) (中央公論社(中央公論新社) 1978年 のち文庫)
  • 夫と妻のための育児学 (中央公論社 1979年3月 のち文庫)
  • 酒の人間学 (立風書房 1979年5月)
  • 働きざかりのからだ学 (文化出版局 1979年6月)
  • 健康づくりの内と外 (経済往来社 1979年7月)
  • しなやかに生きる中年学 (新潮社 1979年8月)
  • 日本人のからだは変わった 80年代を生きる健康読本 (講談社 1980年1月)
  • 悪魔の健康学 (文藝春秋 1980年6月)
  • 80年代の知的健康学 自分の健康を守る重大なノウハウ (太陽企画出版 1980年)
  • 親と子の脳教育 (聖教新聞社 1980(文化教養シリーズ)
  • 夫と妻のための老後設計 (中央公論社 1980年3月 のち文庫)
  • 脳を良くする育児学 (潮出版社 1980年6月)
  • 危機をのりきる中年学 (主婦の友社 1981年3月)
  • 水野肇の当世健康法対談 専門家が診断するそのウソとマコト (東洋経済新報社 1981年4月)
  • よい医者の見わけ方 医者・病院えらびのポイントはこれだ (日本経済通信社(NKTブックス) 1981年5月)
  • 仕事年齢を延ばせ 定年後もバリバリ働くための新しい医学 (マイヘルス社(ビタミン文庫) 1981年5月)
  • ビジネスマンの健康百科 体と心のベスト管理法 (PHP研究所 1981年11月)
  • 医学はどこまで進んだか 人間と医学 対談集 (中央文芸社 1981年11月)
  • ミドルのためのサバイバル健康戦略 若さを保つ13の秘訣 (PHP研究所 1981年7月)
  • 中年からの知的健康学 (潮出版社 1981年12月)
  • すこやかに生きる熟年学 (グラフ社 1981年10月)
  • 成人病の急所 そこが知りたい (主婦の友社 1982(健康新書)
  • スキンシップ革命 両脳人間学のすすめ (PHP研究所 1982年3月)
  • ヨーロッパの病院 (東京書籍 1982年8月)
  • ビジネスマンのための熟年学 知的ライフワークのすすめ (グロビュー社 1982年2月)
  • 医学的人間学へのアプローチ (中央公論社 1983年3月)
  • 日本の名医たち (新潮社 1983年12月)
  • 現代医学の視点 対談集成 (メヂカルフレンド社 1984年7月)
  • 毎日が爽快! 現役で生きる熟年健康学 (番町書房 1984年2月)
  • 夫と妻のための死生学 (中央公論社 1984年4月 のち文庫)
  • 水野肇の病院学 (日本評論社 1985年10月)
  • 出生のコントロール 男女生みわけから体外受精まで (日本経済新聞社 1985年2月)
  • 気になる人の健康データ・バンク バランスのいい生き方ができる本 (大和出版 1985年3月)
  • 夫と妻のための一病息災の健康学 (中央公論社 1985年4月)
  • ザ・医学部 その伝統と可能性 (ABC出版 1985年10月)
  • 私の医療ノート (人間と歴史社 1986年11月)
  • からだの常識・非常識 (日本実業出版社 1986年11月)
  • 一病息災の糖尿病学 (日本評論社 1986年7月)
  • 夫と妻のための人間を考える医学 (中央公論社 1986年9月)
  • 健康づくりの知恵袋 (日本評論社 1987年2月)
  • 武見太郎の功罪(編 日本評論社 1987年5月)
  • ストレス時代 (日本評論社 1987年7月)
  • 二〇〇一年の医療 (中央公論社 1987年8月)
  • おとしよりのユートピア 老人保健施設のゆくえ(編 新企画出版社 1987年6月)
  • グッドヘルス設計学 成人病と上手につきあう法 (パンリサーチインスティテュート 1988年2月)
  • 女のつよさ男のよわさ 性差の医学 (東京書籍 1988年8月)
  • 医者が患者に見放されるとき 人間的医療を考える (東京書籍 1988年10月)
  • スウェーデンの医療を考える (社会保険法規研究会 1988年10月)
  • 名医ここにあり 人間の顔をした医療を求めて (ネスコ 1989年2月)
  • 病気をだます熟年健康法 (読売新聞社 1989年9月)
  • 健康ってなんだ? 自分でできるこれからの健康づくり (社会保険法規研究会 1989年4月)
  • やっぱり半健康か (フォー・ユー 1989年11月)
  • インフォームド・コンセント 医療現場における説明と同意 (中公新書 1990年1月)
  • 昭和ヒトケタ男は長生きできない (読売新聞社 1990年11月)
  • 私の出会った名ドクター (読売新聞社 1991年9月)
  • 名医に聞く成人病 (中央公論社 1991年4月)
  • 脳死と臓器移植 日本人の選択 (紀伊国屋書店 1991年5月)
  • 医療ってなんだ? 1人1人を大切にするこれからの医療 (社会保険法規研究会 1992年5月)
  • エイズのなにが恐いのか (中央公論社 1992年7月 のち文庫)
  • 40歳からの新老年学 Q・O・L時代の生き方 (労働旬報社 1992年1月)
  • 水野肇の健康・医療・福祉の本音 (法研 1993年9月)
  • 薬よ、おごるなかれ (紀伊国屋書店 1994年1月)
  • いかに死ぬか (中央公論社 1994年7月)
  • がんの患者学 (ごま書房 1994年5月)
  • 医療バブルが日本を潰す 病魔に冒された長寿大国 (加藤寛共著 PHP研究所 1995年6月)
  • 現代医療の論点 水野肇の辛口コラム (法研 1996年8月)
  • 医療・保険・福祉改革のヒント 社会保障存続の条件 (中公新書 1997年8月)
  • 「対論」21世紀の社会保障 (日本評論社 1998年11月)
  • 日本医療のゆくえ (紀伊國屋書店 1999年5月)
  • 二十一世紀の日本の医療はどうなるか (バンガード社 1999年)
  • あなたが痴呆になるとき (厚生科学研究所 1999年10月)
  • 病まずに生きる死に方健康学 安らかな老いを生き抜くために (文化創作出版 1999年)
  • インフルエンザパンデミック 10年に1度あなたを襲う (厚生科学研究所 2000年12月)
  • 社会保障のグランド・デザイン (紀伊國屋書店 2000年7月)
  • クスリ社会を生きる エッセンシャル・ドラッグの時代 (中公論書 2000年11月)
  • 待ったなしの医療改革 庶民の目線でえがく (厚生科学研究所 2001年9月)
  • 酒は飲んでも飲まれるな ストレス社会を生きるアルコールと健康 (厚生科学研究所 2002年4月)
  • 老いかた上手 PPKの大往生をめざして (主婦の友社 2003年5月)
  • 誰も書かなかった日本医師会草思社 2003年8月 のちちくま文庫)
  • 水野肇が選んだ患者のための民間病院 (中央公論事業出版 2004年11月)
  • 誰も書かなかった厚生省 (草思社 2005年7月)
  • 医療はどこへ向かうのか 人間にとっての医学の意味を問い直す (草思社 2006年7月)
  • まなざしの介護 認知症をめぐって (厚生科学研究所 2006年10月)
  • 患者のための精神科病院 明日に向かう15病院の実践 (中央公論事業出版 2007年12月)
  • 医療は、どこで間違ったのか (リベルタス・クレオ 2008年7月)
  • 糖尿病と私(中央公論新社2011年9月)

出典

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  1. ^ 新撰 芸能人物事典 明治〜平成(日外アソシエーツ)『水野康孝』 - コトバンク