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水野次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水野 次郎(みずの じろう、1957年 - )は、日本の編集者教育者[1]明星中学校・高等学校副校長。

経歴

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愛知県で生まれる。慶應義塾大学文学部卒業後、福武書店(後のベネッセコーポレーション)に入社して、10年間にわたり幼児雑誌『こどもちゃれんじ』の初代編集長を務め[1]、「「しまじろう」の生みの親」として知られるようになる[2][3]。ベネッセでは、幼児通信教育部長[4]、大阪支社長[5][6]などを歴任した。

2003年にベネッセを退社して[1]伊東市でプチホテル経営に転じた[5][7]

2007年、第11回伊豆文学賞に応募した「海師(うみし)の子」が優秀賞に入賞した[1][8]

2008年千葉県教育委員会が行なった県立高校の民間人校長採用選考に応募し、全国から27人の応募があった中からただひとり採用された[5][4]。水野は教頭職などを経て[7]2009年4月1日付で千葉県立柏井高等学校校長となったが、これは千葉県としては2例目の民間人校長であり、また、当時最年少での校長就任であった[6]

2012年、小説『ツバサの自由研究〜磯笛の絆〜』を出版した[1][9]

2013年4月、松戸市立旭町中学校校長へ異動した[10]

2015年4月、千葉県立松戸国際高等学校校長へ異動し、2018年まで務めた。

2021年から2023年まで、開星中学校・高等学校島根県松江市)の校長を務めた。

2023年4月[11]から、明星中学校・高等学校 (東京都府中市)の副校長を務める。

脚注

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  1. ^ a b c d e ツバサの自由研究”. 出窓社. 2014年12月19日閲覧。
  2. ^ 演劇部のリハーサルにシマジロウ先生!”. 千葉県立松戸高等学校 (2013年8月30日). 2014年12月19日閲覧。
  3. ^ 看護部ブログYou&I 有相会総会~水野次郎氏基調講演の部~” (2014年1月30日). 2014年12月19日閲覧。
  4. ^ a b “県立高民間人校長にホテル経営者合格=千葉”. 読売新聞・東京朝刊・京葉: p. 31. (2008年10月2日) 
  5. ^ a b c “民間人校長候補、元教材編集長に 県教委/千葉県”. 朝日新聞・東京朝刊・千葉: p. 31. (2008年10月2日) 
  6. ^ a b “1万457人異動 柏井高に民間人校長 県教委/千葉県”. 朝日新聞・東京朝刊・千葉: p. 33. (2009年3月28日) 
  7. ^ a b “[教育ルネサンス]現場再訪(12)民間校長、改革は続く(連載)”. 読売新聞・東京朝刊: p. 16. (2009年1月24日) 
  8. ^ 第11回伊豆文学賞受賞作品決定”. 静岡県文化・観光部文化学術局文化政策課. 2014年12月19日閲覧。
  9. ^ “震災後の伊豆 舞台に小説 柏井高の民間人校長 出版=千葉”. 読売新聞・東京朝刊・京葉: p. 16. (2012年8月22日) 
  10. ^ 水野次郎. “校長室だより 千葉県立柏井高等学校長~松戸市立旭町中学校長が触れた、生徒や教員の活動風景や、私(水野次郎)自身の雑感をお伝えします。 プロフィール”. 水野次郎. 2014年12月19日閲覧。
  11. ^ 胸躍る初出勤~明星学苑での初日 - 「武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』~じろう副校長のつれづれだより」水野次郎公式ブログ(2023年4月2日)2023年11月7日閲覧。

外部リンク

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