水野信男
表示
人物情報 | |
---|---|
生誕 |
1937年7月9日 日本・岐阜県 |
出身校 | 東京藝術大学 |
学問 | |
研究分野 | 音楽学 |
研究機関 |
島根大学 兵庫教育大学 |
学位 | 文学博士 |
水野 信男(みずの のぶお、1937年(昭和12年)7月9日[1] - )は、日本の民族音楽研究者、兵庫教育大学名誉教授。
経歴
[編集]1937年、岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程を修了。
島根大学教育学部助教授となり、兵庫教育大学教授に就いた。国立民族学博物館教授を併任。2001年に兵庫教育大学を定年退官し、名誉教授となった。2003年、学位論文『ウンム・クルスーム:ウンマのなかの音』を大阪大学に提出して文学博士号を取得[2]。
受賞・栄典
[編集]著作
[編集]著書
[編集]- 『ユダヤ民族音楽史』六興出版 1980
- 『ユダヤ教の聖歌』エルサレム宗教文化研究所 エルサレム文庫 1986
- 『ユダヤ音楽の歴史と現代』アカデミア・ミュージック 1997
- 『地球音楽紀行 音の風景』音楽之友社 1998
- 『ユダヤ音楽の旅』ミルトス 2000
- 『音楽のアラベスク ウンム・クルスームの歌のかたち』世界思想社 2004
- 『風と音のかよう道 新・地球音楽紀行』音楽之友社 2005
- 『地球音楽出会い旅 日本各地の暮らしの歌から世界の諸民族の響きまで、時代を越えた音紀行』スタイルノート 2007
- 『地球音楽出会い旅 2 中東・北アフリカの音を聴く 民族音楽学者のフィールドノート』スタイルノート 2008
- 『地球音楽出会い旅 3 音の大地を歩く 民族音楽学者のフィールドノート』スタイルノート 2012
共著編
[編集]- 『山陰のわらべうた 中海周辺および隠岐・子どもの遊び歌資料集成』編、島根大学音楽ゼミナール 「山陰のわらべうた」刊行会 1981
- 『民族音楽叢書 4 儀礼と音楽 1(世界宗教・民族宗教編) 』責任編集 東京書籍 1990
- 『民族音楽学の課題と方法 音楽研究の未来をさぐる』編 世界思想社 2002
- 『諸民族の音楽を学ぶ人のために』櫻井哲男共編 世界思想社 2005
- 『アラブの音文化 グローバル・コミュニケーションへのいざない』西尾哲夫・堀内正樹共編 スタイルノート 2010
- 『中東世界の音楽文化〜うまれかわる伝統』(西尾哲夫共編・スタイルノート)2016
翻訳
[編集]- 『ツィーグラー 耳から学ぶピアノ教本のために』ベアタ・ツィーグラー著、長岡敏夫共訳、音楽之友社 1969
- 『ヘンデル/協奏曲』S.セイディ著、東芝EMI音楽出版 BBC・ミュージック・ガイド・シリーズ 1982
- 『名曲の旋律学 クラシック音楽の主題と組立て』ルードルフ・レティ著、岸本宏子共訳 音楽之友社 1995
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.524
- ^ CiNii(学位論文)
- ^ a b 『官報 令和6年本紙第1317号 9頁 叙位・叙勲』(プレスリリース)国立印刷局、2024年10月2日。
- ^ “平成29年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 18 (2017年4月). 2023年2月28日閲覧。
参考
[編集]- 水野信男/著「音の大地を歩く 民族音楽学者のフィールドノート」|セブンネットショッピング 2022年10月閲覧