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比屋根安定

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比屋根安定

比屋根 安定(ひやね あんてい、1892年明治25年)10月3日 - 1970年昭和45年)7月10日)は、日本キリスト教神学者宗教学者東京都出身。

人物

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先祖は首里那覇市)出身。姓は琉球方言読みで「ひやごん」と読む。照屋寛範は幼馴染。ほとんど東京で暮らし、沖縄には時々帰省する程度だった。

1917年青山学院神学部卒。1921年に青山学院、1949年東京神学大学教授となる。姉崎正治の教えを受ける。訳書も多い。1965年キリスト教功労者を受賞[1]

1970年7月10日、老人性気管支喘息のため死去、享年77歳[2][3]

著書

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単著

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  • 『日本宗教史』三共出版社、1925年4月。NDLJP:971133 
  • 『世界宗教史』三共出版社、1926年5月。NDLJP:971190 
  • 『埃及宗教文化史』春秋社、1930年2月。 
  • 『希臘羅馬宗教思想史』春秋社、1931年3月。 
  • 『吉利支丹迫害史』東方書院〈日本宗教講座〉、1933年12月。 
  • 『東洋の使徒聖サヸエル伝 日本基督教史序説』日独書院〈基督教大学叢書 第1編〉、1934年6月。 
  • 『日本近世基督教人物史』基督教思想叢書刊行会、1935年10月。 
  • 『五餅二魚』日曜世界社、1935年12月。 
  • 『世界巡礼記』教文館、1937年3月。 
  • 『基督教の日本的展開』基督教思想叢書刊行会、1938年9月。 
  • 『日本宗教史要』日独書院〈基督教教程叢書 第22編〉、1939年11月。 
  • 『支那基督教史』生活社〈東亜叢書〉、1940年7月。 
  • 『宗教史』姉崎正治閲補、東洋経済新報社〈現代日本文明史 第16巻〉、1941年5月。 
  • 『明治以降の基督教伝道』大八洲出版〈大八洲史書〉、1947年3月。 
  • 『基督教入門』大日本雄弁会講談社、1947年11月。 
  • 『ウイリヤム・ジエイムズの宗教心理学』玄理社、1948年9月。 
  • 『聖ザビエル伝』朝日新聞社、1949年5月。 
  • 『日本プロテスタント九十年史』日本基督教団出版事業部〈基督教教程叢書 第3輯〉、1949年10月。 
  • 『日本基督教史』教文館、1949年12月。 
  • 『神仏の微笑』創元社、1950年11月。 
  • 『日本宗教史』教文館、1951年5月。 
  • 『キリスト教読本』池田書店〈今日の教養書選 第48〉、1952年。 
  • 『教界三十五人像』日本基督教団出版部、1959年11月。 
  • 『福音と異教地盤』日本基督教団出版部、1961年6月。 
  • 『諸宗教事典』聖文舎、1963年12月。 
  • 『日本の宗教地盤』聖文舎〈ともしびシリーズ 2〉、1969年1月。 
  • 『日本近世基督教人物史』大空社〈伝記叢書 106〉、1992年12月。ISBN 9784872364057 
  • 『基督教の日本的展開』大空社〈アジア学叢書 11〉、1996年9月。ISBN 9784756802507 
  • 『支那基督教史』大空社〈アジア学叢書 245〉、2011年9月。ISBN 9784283008175 

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  • 『吉利支丹物語 他三種』警醒社書店〈吉利支丹文庫 第1輯〉、1926年10月。 
  • 『南蛮寺興廃記 他二篇』警醒社書店〈吉利支丹文庫 第2輯〉、1926年12月。 
  • 『嶋原天草日記 他四篇』警醒社書店〈吉利支丹文庫 第3輯〉、1927年3月。 
  • 『原城紀事』 上篇、警醒社書店〈吉利支丹文庫 4輯〉、1927年9月。 
  • 『原城紀事』 下篇、警醒社書店〈吉利支丹文庫 5輯〉、1928年。 
  • 『日本基督教史要』日独書院〈基督教教程叢書 第6編〉、1932年8月。 
  • 『振興運動に際し全メソヂストに訴ふ』日本メソヂスト新聞社〈振興運動パンフレツト 第1輯〉、1932年10月。 
  • 『新・キリスト教辞典』誠信書房、1965年4月。 

翻訳

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評伝

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出典

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  1. ^ 日本キリスト教文化協会 顕彰者一覧※2022年10月23日閲覧
  2. ^ 「比屋根安定氏(ひやね・あんてい=元東京神学大学教授)」『読売新聞』1970年7月11日、9面。
  3. ^ 「比屋根安定氏(ひやね・あんてい=宗教史学者・東京神学大学名誉教授)」『朝日新聞』1970年7月11日、11面。

外部リンク

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