武蔵府中ル・シーニュ
武蔵府中ル・シーニュ MUSASHI FUCHU LE SIGNE | |
---|---|
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒〒183-0023 東京都府中市宮町一丁目100番地 |
座標 | 北緯35度40分18秒 東経139度28分47秒 / 北緯35.67167度 東経139.47972度座標: 北緯35度40分18秒 東経139度28分47秒 / 北緯35.67167度 東経139.47972度 |
開業日 | 2017年7月14日 |
施工者 | 清水・京王・横沢建設共同企業体 |
中核店舗 | 京王ストア府中店 |
営業時間 |
ショッピング 10:00 - 20:00 レストラン 11:00 - 23:00 クリニック 9:00 - 20:00 (一部店舗により異なる) |
最寄駅 | 府中駅 |
外部リンク |
lesigne |
武蔵府中ル・シーニュ(むさしふちゅう ル・シーニュ、Musashi Fuchu Le Signe)は、東京都府中市宮町一丁目100番地に所在する複合施設[1]。2017年7月14日開業[1]。府中駅南口市街地再開発事業計画により京王電鉄京王線府中駅前に建設された再開発ビルで、ショッピングセンターと府中市の公共施設「府中市市民活動センタープラッツ」「府中の森芸術劇場分館」が入居する[2][3]。
上層階部分には、野村不動産の分譲高層マンション「プラウド府中ステーションアリーナ」が建設された[4][5]。
概要
[編集]府中駅南口市街地再開発事業計画A地区(第一地区)に建設された。2011年に府中駅南口第一地区市街地再開発組合の設立が認可され、2014年4月に工事着工[6]。当初の計画では2016年度中の開業を予定していたが、2017年7月14日にグランドオープン[7][8] した。開業日にはまちびらきが行われ[7]、記念式典が開催された。
この再開発計画ではすでに、1996年にB地区(第二地区)に伊勢丹府中店(2019年9月30日閉店)と専門店街フォーリスが入居する「フォレストサイドビル」が竣工[6]。2005年にはC地区(第三地区)にくるるが竣工し開業していた[6][9]。
1974年3月に「府中駅南口再開発基本計画案」が策定されてから、実に43年にわたる府中駅南口再開発事業の総仕上げとして、再開発の目玉となる3つの商業施設の最後に建設されたものである[9]。2017年7月14日の武蔵府中ル・シーニュの開業をもって、府中駅南口市街地再開発事業計画は完了した[9]。
武蔵府中ル・シーニュの開業に伴い、府中駅南口にもペデストリアンデッキが整備され、武蔵府中ル・シーニュ、くるる、フォーリスの3つの商業施設が府中駅と直結された[10]。これにより、府中駅の駅ビル「京王府中ショッピングセンター」(現:ぷらりと京王府中)とも直結された。また、A地区では武蔵府中ル・シーニュの建設と並行して交通広場が整備され、駅前バスロータリーが新しくなった。
建築計画
[編集]武蔵府中ル・シーニュの、再開発計画段階での概要は以下のとおりであった。
- 参加組合員、特定業務代行者に野村不動産を選定した。
- 再開発ビルは地下4階、地上15階建。用途は、共同住宅(140戸)、商業施設、公共公益施設、自動車駐車場、公共駐輪場(約550台)を予定する。
- また隣接して、バスロータリーとタクシー乗り場を含む交通広場、公共駐輪場(約440台)を設置する。
- 当工事完成後に、バス乗り場(京王バス、ちゅうバス、空港連絡バス・高速バスなど)が変更となる[11]。
- 計画段階での再開発ビルのフロア構成は以下のとおり。
- 7階 - 15階:共同住宅
- 5階 - 6階:公共公益施設 - 府中市が保留床を取得し、市民活動サポートセンター(仮称)、 コミュニティセンター(仮称)、ホワイエ、総合情報センター(仮称)、小ホール(仮称)などの設置を計画。
- 地上4階:商業施設 - 「元気マルシェ」としてクリニック、ビューティー施設等。
- 地上3階:商業施設 - 「リビング&ジョイマルシェ」として生活雑貨、玩具等の販売。
- 地上2階:商業施設「ファッションマルシェ」、イベント広場を設置。
- 地上1階:商業施設 - 「けやきマルシェ」として集客的な面も考慮し、幅広い多彩な店舗や再開発前の街の面影を残した店舗配置を計画。
- 地下1階:商業施設 - 「グルメマルシェ」として食物販売。
- 地下1階(変則中二階):公共駐輪場
- 地下3階
- 音楽練習室 - 府中市が保留床を取得。
- 自動車駐車場 - B地区にある府中駅南口市営駐車場との接続を検討中。
- 地下4階:自動車駐車場
主な店舗・施設
[編集]- 地下3階:地下駐車場
- 地下2階:府中の森芸術劇場分館、地下駐車場
- 地下1階
- 1階
- 2階
- 3階
- 4階
- クリニックモール・調剤薬局、マッサージ・エステティックサロン
- 宮地楽器 MUSIC JOY(音楽教室)、ベネッセの英語教室 BE studio
- 5階 - 6階:府中市市民活動センタープラッツ、バルトホール
- 7階 - 15階:プラウド府中ステーションアリーナ(分譲マンション)
脚注
[編集]- ^ a b “施設概要”. 【公式】武蔵府中 LE SIGNE [ル・シーニュ]. 2020年6月21日閲覧。
- ^ “フロアガイド”. 【公式】武蔵府中 LE SIGNE [ル・シーニュ]. 2020年6月21日閲覧。
- ^ “府中駅南口に大型複合ビル「ル・シーニュ」 35年にわたる再開発が完了”. 調布経済新聞. みんなの経済新聞ネットワーク (2017年7月14日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ “府中駅南口第一地区第一種市街地再開発事業 「商・公・住」一体型の複合再開発プロジェクト 『プラウド府中ステーションアリーナ 竣工』(総戸数 138 戸)”. 野村不動産 (2017年7月25日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “ル・シーニュ、2017年7月14日開業-府中駅南口再開発”43年越し”完了へ | 都市商業研究所”. 都市商業研究所 (2017年5月14日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ a b c “府中市政の歴史年表-02”. ほっと府中. 2020年6月21日閲覧。
- ^ a b “商・公・医・住 一体型の複合施設「ル・シーニュ」誕生!!「まちびらき」は2017年7月14日(金)に決定!”. PR TIMES (2017年5月11日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “府中駅直結の複合施設「ル・シーニュ」誕生 - 街に馴染む新しい暮らしの中心”. マイナビニュース. 2017-07-12 (2017年7月12日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ a b c “東京府中駅前の商業施設「ル・シーニュ」が街を変える!! ~再開発事業と市街地商業活性化の行方は、エリアマネジメントが鍵~”. 日経メッセ JAPAN SHOP. 日本経済新聞社 (2018年3月2日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ “府中駅南口:再開発ビルがあすオープン /東京”. 毎日新聞 (2017年7月13日). 2020年6月21日閲覧。
- ^ 府中市 府中駅バス乗降場・タクシー乗場の変更 更新日:2017年2月1日
- ^ “トップページ”. 板前回転寿司たいせい. 株式会社台星商事. 2024年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月9日閲覧。
- ^ “【無人ATM】りそな銀行 府中駅前出張所”. りそなグループ. 2022年5月3日閲覧。
- ^ 「ミカヅキモモコ」運営会社が自己破産、競合店や新型コロナが影響 FASHIONSNAP.COM、株式会社レコオーランド、2021年02月08日
- ^ ミカヅキモモコ、2021年2月7日全店閉店-運営会社の三日月百子、新型コロナで倒産・破産申請へ 都市商業研究所、2021年2月8日]
- ^ ミカヅキモモコ、2021年3月1日から新会社の運営に-SHOICHIが一部店舗を引き継ぐ 都市商業研究所、2021年3月1日
- ^ “閉店のお知らせ”. HOKUO. 北欧トーキョー (2022年1月27日). 2022年2月12日閲覧。
関連項目
[編集]- 府中駅 (東京都)
- 府中駅南口市街地再開発事業計画
- ぷらりと京王府中(旧称:京王府中ショッピングセンター)
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ル・シーニュ (@lesigne_0714) - X(旧Twitter)
- 武蔵府中ル・シーニュ (musashifuchu.lesigne) - Facebook
- 府中市 市民活動センタープラッツ
- 府中の森芸術劇場分館 - 公益財団法人 府中文化振興財団