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武夷肉桂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
武夷肉桂の茶葉

武夷肉桂(ぶいにっけい[1][2]、ウーイーロウグイ[3])は中華人民共和国武夷岩茶の一種[1]

栽培は100年以上昔から行われていたが、武夷肉桂の名前が広く知られるようになったのは1950年代に入ってからである[2]。それに伴い栽培場所も広がり、武夷岩茶の中では武夷水仙と並んで1位、2位を争うほどの栽培面積を持ち、人気も高い[1][2][3]

長く残るシナモン金木犀を合わせたような香りが特徴[1][2][3]

名称の由来

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名前の由来については、以下のような説がある。

  • シナモン(肉桂)の香りがすることから[3]
  • 古くは「肉桂」とは「金木犀」を指し、甘い花のような香りがするから[3]

出典

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  1. ^ a b c d 「武夷巌茶肉桂」『決定版お茶大図鑑』(改訂新版)主婦の友社、2012年、113頁。ISBN 978-4072854518 
  2. ^ a b c d 「武夷肉桂」『暮らしの図鑑 お茶の時間楽しむ工夫×世界のお茶100×基礎知識』翔泳社、2019年、190頁。ISBN 978-4798162294 
  3. ^ a b c d e 今間智子「武夷肉桂」『中国茶の教科書 :体にいい効能と茶葉の種類、飲み方、すべてがわかる』誠文堂新光社、2012年、69頁。ISBN 978-4416812839