正翁寺
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本堂 | |
所在地 | 〒247-0009神奈川県横浜市栄区鍛冶ヶ谷2-9-10 |
位置 |
北緯35度22分06.8秒 東経139度33分27.7秒 / 北緯35.368556度 東経139.557694度 |
山号 | 本郷山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 虚空蔵菩薩 |
創建年 | 1564年(永禄7年) |
開山 | 聖月但公(しょうげつたんこう) |
開基 | 大谷加右衛門 |
中興年 | 1601年(慶長6年)または1615年(元和元年) |
中興 | 韓嶺良雄(かんれいりょうゆう) |
正式名 | 本郷山正翁寺 |
公式サイト | 曹洞宗本郷山正翁寺 |
法人番号 | 8020005001199 |
正翁寺(しょうおうじ)は神奈川県横浜市栄区鍛冶ケ谷にある曹洞宗の寺院。山号は本郷山。
概要
[編集]創建年は不明だが、もとは真言宗の證菩提寺(栄区上郷町1864)の塔頭の1つで、現在正翁寺の本尊となっている虚空蔵菩薩を安置していた堂宇であり、室町時代後期(16世紀中頃)の1564年(永禄7年)に地元の大谷加右衛門により再興されたと伝わる[1][2]。その後衰退するが、1615年(元和元年)に中興されたという[1]。
寺伝によれば、前身を「正翁庵」といい、16世紀中頃に地元の大谷氏を開基者、聖月但公(しょうげつたんこう)を開山僧として開かれ、その後1601年(慶長6年)に大中寺(栃木県栃木市)の10世と、天嶽院(神奈川県藤沢市)の3世を兼務する韓嶺良雄(かんれいりょうゆう)によって寺格を昇格され、正翁寺を称したという[3]。
境内には多くの石仏・石塔がある。また、寺自体とは無関係だが、この地(㹨川流域)は㹨川流域横穴墓群とよばれる古代横穴墓遺跡の密集地で[4][5]、正翁寺境内裏にも正翁寺墓地裏横穴墓群(8基)があるが、現在は寺側が安全上の問題から横穴を隠し、詳しい場所は不明だという[6]。
関連項目
[編集]参考資料
[編集]- 栄の歴史編集委員会『栄の歴史』栄区地域振興課 2013年(平成25年)3月
- 埋蔵文化財センター(横浜市)『埋文よこはま31号(㹨川流域の横穴墓群)』2015年(平成27年)3月20日発行
脚注
[編集]- ^ a b 栄の歴史編集委員会(2013年)86ページ
- ^ “わが町自慢”. 横浜市栄区 (2019年1月25日). 2022年5月9日閲覧。
- ^ “正翁寺の沿革”. 曹洞宗本郷山正翁寺. 2022年5月9日閲覧。
- ^ 埋蔵文化財センター(横浜市)『埋文よこはま31』(2015年)1~2ページ
- ^ “栄区横穴墓探訪記(1)”. 公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “栄区横穴墓探訪記(その2)”. 公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター. 2022年5月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 梶ヶ谷正翁寺の石仏・石塔(1)
- 正翁寺の石仏・石塔(2)地域と信仰 - 横浜市民メディア連絡会(YCMC)公式チャンネル※動画タイトルは「鍛冶ヶ谷」の誤字。