久国寺
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(歓喜の鐘から転送)
久国寺 | |
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所在地 | 愛知県名古屋市北区大杉三丁目2番27号 |
位置 | 北緯35度11分21.56秒 東経136度54分57.52秒 / 北緯35.1893222度 東経136.9159778度座標: 北緯35度11分21.56秒 東経136度54分57.52秒 / 北緯35.1893222度 東経136.9159778度 |
山号 | 天長山 |
宗旨 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
創建年 | 慶長年間(1596年 - 1615年) |
開基 | 長国守養 |
札所等 |
大名古屋十二支 恵当寺 子年本尊札所 尾張第三十三観音29番 東海百観音29番 名古屋百観音 94番 |
法人番号 | 3180005001493 |
久国寺(きゅうこくじ)は、愛知県名古屋市北区大杉三丁目にある曹洞宗の寺院。山号は天長山。岡本太郎作の梵鐘「歓喜の鐘」があることで知られる。
概要
[編集]慶長年間(1596年 - 1615年)に、松平家の菩提寺である法蔵寺から徳川家康の守護仏を貰い受けた長国守養が楠山久国寺を創建。1662年(寛文3年)には安祥長盛和尚が現在地に移設し、これをもって名古屋城の鬼門除けとした。山号の天長山とはこの時、本丸の天長峰の名を借り改めたものである。
境内には「歓喜の鐘」のほか、太平洋戦争の戦没者を慰霊するために建立された浅野祥雲作の護国観音像がある[1]。
霊場としては昭和30年頃には名古屋市観光協会の後援を受け、大名古屋十二支の恵当寺として子年の護り本尊である観世音菩薩の霊場になった。
歓喜の鐘
[編集]境内の一角には、芸術家の岡本太郎が1965年(昭和40年)に製作した梵鐘「歓喜の鐘」が設置されている。これは当時、住職が知人から岡本太郎を紹介してもらい製作を依頼したものである[2]。なお、この梵鐘には小型の試作品が5体製作されており、うち1体は岡本太郎記念館に設置されている。また、親交のあった石原慎太郎にも1体贈られている[3]。
交通アクセス
[編集]出典
[編集]- ^ “岡本太郎ゆかりの寺で祥雲作品ハッケン!”. - バカルト.com (2011年11月30日). 2013年8月29日閲覧。
- ^ “巨人たちの足跡(その1)〜岡本太郎の梵鐘”. - アイチカンジル LET'S GO! あいち アーカイブ. 2013年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月29日閲覧。
- ^ 荒俣宏監修 名古屋開府400年記念事業実行委員会『尾張名古屋大百科』105頁、ISBN 978-4-8356-1761-9