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樽見弘紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
樽見 弘紀
(たるみ ひろのり)
誕生 (1959-01-31) 1959年1月31日(65歳)
福岡県
職業 政治学者
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 ニューヨーク大学公共経営大学院(Robert F. Wagner School,NYU)修士課程修了
最終学歴 立教大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得退学
活動期間 1999年 -
主題 政治学
行政学
公共政策学
非営利組織(NPO)論
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樽見 弘紀(たるみ ひろのり、1959年 - )は、日本政治学者。元放送作家北海学園大学名誉教授。

経歴

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福岡県出身。福岡県立修猷館高等学校卒業。立教大学経済学部卒業。放送作家を経て、1991年(平成3年)ニューヨーク大学公共経営大学院(Wagner School, NYU)修士課程修了。その後、立教大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得退学(指導教授は新藤宗幸)を経て、1999年(平成11年)4月より札幌の北海学園大学に勤務。同大学法学部の講師、助教授を経て2005年(平成17年)4月に教授。2011年(平成23年)4月より2014年(平成26年)3月まで同大学法学部学部長。2016年(平成28年)4月より2018年(平成30年)3月まで同大学開発研究所長。2017年(平成29年)4月より2020年(令和2年)3月まで同大学法学部学部長を再び務めた。2021年(令和3年)4月より北海学園大学名誉教授。同大学大学院法学研究科非常勤講師。北海道大学公共政策大学院非常勤講師。

2003年2004年University of Lethbridge(カナダ・アルバータ州)客員教授、2009年2010年Dominican College(米国ニューヨーク州)客員教授、2021年~2023年東洋物産社長[1]。他に、札幌大谷大学北海道武蔵女子短大千葉大学大学院の非常勤講師を長く務めた。

専門は政治学行政学公共政策学と非営利組織(NPO)論。日本NPO学会元会長。安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄理事。社会変革推進財団評議員。東洋物産株式会社取締役(非常勤)。

放送作家時代

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立教大学在学中から東京のNHKや民放各局で放送作家としてテレビ台本を書く。番組のジャンルはドラマ、クイズ、音楽、報道、情報と多分野に及んだ。

NHK

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TBS

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フジテレビ

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テレビ朝日

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エピソード

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  • HBCラジオ『ほっかいどう元気びと』にゲスト出演し、30歳を目前に放送作家を辞めて留学を決意した理由を「自分の中の引き出しが空っぽになりそうで」と答えた[2]

著書

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  • 『NPOデータブック』 (共著)有斐閣、1999年
  • 『アメリカに学ぶ市民が政治を動かす方法』 (共訳)日本評論社、2002年
  • 『市民の道具箱』 (共著)岩波書店、2002年
  • 『「企業の社会的責任論」の形成と展開』 (共著)ミネルヴァ書房、2006年
  • 『公共をめぐる攻防:市民的公共性を考える』 公人の友社、2006年
  • 『戦略的協働の本質:NPO,政府、企業の価値創造』 (共著)有斐閣、2011年
  • 『新・公共経営論:事例から学ぶ市民社会のカタチ』(服部篤子との共編著)ミネルヴァ書房、2020年

脚注

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外部リンク

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先代
向田直範
北海学園大学法学部長
第20代:2011年 - 2014年
次代
草間秀樹
先代
草間秀樹
北海学園大学法学部長
第22代:2017年 - 2020年
次代
若月秀和