樫沢利博
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樫沢 利博(かしざわ としひろ、1948年9月5日 - )は、日本の銀行家、実業家。元三菱東京UFJ銀行常務取締役、兼松会長。長崎県出身。
経歴・人物
[編集]1948年、長崎県長崎市生まれ[1]。長崎市立長崎中学校、長崎県立長崎東高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業[1][2]。新聞記者志望であったが、1972年東京銀行(現:三菱UFJ銀行)に入行した[1]。入行後、ニューヨークやロンドンなど海外で勤務[1]。後に本店勤務となり、1996年の三菱銀行との統合時には東京銀行側の事務局長を務めた[1]。2001年執行役員、2003年常務執行役員を経て、同年常務取締役に就任[1]。常務時代は不良債権処理等に取り組んだ[1]。三菱UFJ証券監査役などを経て、2010年兼松専務、2011年会長[2]。後に東銀リース監査役、綜通監査役を勤めた[1]。
略歴
[編集]- 1972年3月 - 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
- 1972年4月 - 東京銀行入行
- 1985年12月 - 同行ロンドン支店長代理
- 1993年10月 - 同行審査部次長兼審査役
- 2001年6月 - 同行執行役員
- 2003年5月 - 同行常務執行役員
- 2003年6月 - 東京三菱銀行常務取締役
- 2005年6月 - 同行常務取締役退任、三菱証券常勤監査役[3]
- 2010年4月 - 三菱UFJ証券常勤監査役退任[3]
- 2010年5月 - 兼松顧問、のちに専務[3]
- 2011年4月 - 同社会長
- 2014年6月 - 東銀リース監査役、綜通監査役